ダイマックスアドベンチャー
ダイマックスアドベンチャーとは4人のトレーナーでダイマックスポケモンが生息しているといわれる巣穴を調査する遊び。ポケットモンスター ソード・シールド エキスパンションパスの冠の雪原で追加された。
概要
4人のトレーナーで協力してマックスレイドバトルに挑む。ただし手持ちのポケモンを使用することはできず、最初にポケモンをランダムに選出された3種類の中からレンタルし、そのポケモンを使用して進んでいく。
バトルに勝利するとそのポケモンを捕まえられる(必ず捕まえることができる)。左上にハートマークが4つ表示されており、1回ひんしになるごとに1つ減る。全てなくなると巣穴の外に弾き飛ばされてしまう。バトル終了後、HP・PP・状態異常は持ち越しとなる(状態変化は持ち越されない)。通常のレイドバトルと異なり、相手はふしぎなバリアを使用してこない。
マップは右スティックで上下にスクロールできる。枝分かれした道を一つずつ選んで進み、合計4戦することになる。各ポケモンのタイプのうちランダムに一つだけ表示されるが、伝説のポケモン以外は雲の切れ目からシルエットが見えて種類を判別できる。
道中捕まえたポケモンは、任意で手持ちのポケモンと交換することができる。その際に技・特性・能力値も見られる。1番奥に辿り着くと、伝説のポケモンが出現し、勝利すると捕まえることができる。負けた場合は、居場所を記録しておき、次回ダイマックスアドベンチャーを始めるときに再度挑める。居場所を記録しておけるのは3体まで。手に入る伝説のポケモンは各1体までで、2体目からは倒してもボールを投げることはできない。複数のポケモンを捕まえていた場合、持ち帰れるのは1体だけ。ダイマックスアドベンチャーでの捕獲は必ず成功するのでドリームボールなどの入手が難しいボールでも捕獲に失敗することはないが、持ち帰らなかったポケモンを捕まえたボールは戻ってこない。
道中にいる研究員に出会うと1度だけレンタルするポケモンを変えることができる。レンタルできるポケモンは完全ランダム。バックパッカーに出会うとポケモンに持たせることのできるどうぐを5つの中から1つ選び貰うことができる。どうぐを貰った後にポケモンを変えても貰ったもちものは引き継がれる。落ちているきのみは全員のHPを半分程度回復する。
通常のマックスレイドバトル同様に、ポケモンをダイマックスさせる権利はターンごと順番に各トレーナーを回り、1戦ごとに1人が1回だけダイマックスを行える。1戦が終わると、次の戦闘の最初のターンは前回最後にダイマックス権を得たトレーナーの次のトレーナーに権利が回る。
終了後は、達成条件に応じて、マックスこうせきを入手できる。
色違いの出現率はひかるおまもりなしで1/300、ひかるおまもりありで1/100となる。これは、伝説のポケモンでも変わらない。
エンドレスモードでは、巣穴の外に弾き飛ばされるまで続ける。捕まえたポケモンを持ち帰ることはできない。伝説のポケモンを倒すとハートマークの数が1つ増える。
マルチプレイでの特徴
誰がホストになるかはランダム。ホストが行き先を指定した場合、ゲストはそれが何なのかは分からない。ゲストにされたとしても、行き先を指定していれば必ず同じポケモンを行き先にしている人がホストになる。
道順を決めるとき、他のプレイヤーの選択は見えない。選択が分かれた場合は多数決となる。道中捕まえたポケモンを手持ちにする場合や研究員からポケモンをレンタルするときも、希望したプレイヤーから抽選で一人だけとなる。挑戦終了後、各自捕まえていたポケモンなら全員が任意に選んで持ち帰ることができる。
ゲストが行き先の巣穴を指定しなかった場合、ゲストのバージョンに関係なくホストのプレイで決定された伝説のポケモンが出現する。ホストのバージョンがゲストと違えば、本来ゲストのバージョンでは出現しない伝説のポケモンが出現しうる。この場合でも倒せば捕獲できることはもちろん、倒せなかったり捕獲を見送ったりした際に居場所の登録も可能。
ポケモン一覧
最初にレンタルできるポケモンおよび道中出現するポケモンは以下の中から選ばれる。
特別なポケモン一覧
5番目のわざは追い詰められたときのみ使用し、捕まえた後は覚えていない。巣穴を指定せずに出発したときはホストのソフトにより出現するポケモンが異なる。
報酬
内容 | 条件 | 個数 |
---|---|---|
巣穴を探索 | 勝利した巣穴の数 | 1個以上 |
奥まで到達 | 最深部をクリアする | 2個 |
すごいポケモン ボーナス | 伝説のポケモンを捕獲 | 3個 |
安全に探索 | 1度もひんしにならない | 2個 |
通信であそんだ | 「みんなで挑戦」を選ぶ | 2個 |
エンドレスモード ボーナス | エンドレスモードで遊ぶ |
備考
- 参加者の手持ちのポケモンでは洞窟内のガラル粒子に反応して暴走する可能性があるので、そのために粒子の影響を抑えられるポケモンを用意して貸し出している。
- ここに出現するポケモンの捕獲にジムバッジは必要なく、バッジ0個の状態でも伝説のポケモンを含む全てのポケモンを捕まえられる。
- 初めてワイルドエリアまで到達すればカンムリせつげんに移動してダイマックスアドベンチャーが行える(すべりだしせつげんのピオニーとのバトルに負けてもシナリオは進むので問題はない)。ここで捕まえたポケモンのおやは自分なので、レベルに関係なくお願いを聞いてくれる。
- 最初にレンタルするポケモンは自分で捕まえた訳ではないので、連れて帰ることはできない。何も捕まえずに途中で負けた場合、報酬のアイテムだけを持ち帰ることになる。
- ここでのマックスレイドバトルは、ワイルドエリアなどのものとは異なり、プレイする前には必ずレポートが書かれる。探検の途中でリセットすると、たとえNPCのサポートトレーナーとだけ組んでいても研究員から「他のトレーナーの迷惑になります」と注意される。2回までは注意されるだけだが、3回以上連続でリセットするとペナルティとしてマックスこうせきを支払わなければならなくなり、支払わない限りダイマックスアドベンチャーができなくなる。
- マックスこうせきが足りない場合、外の巣穴からマックスレイドバトルで回収するよう促される。
- 支払う個数は最初は3個だが、連続でリセットする度に1個ずつ増えていく(支払いの上限は10個)。負けても構わないので探検を最後まで進めればリセットの累積回数は0に戻る。
- 通常の姿のマタドガスとバリヤードの野生個体、アローラのすがたのポケモンの野生個体はここでしか出現しない。プレイヤーがおやになる通常の姿のバリヤードはタマゴでも入手可能だが、マタドガスはここでしか入手できない。
- シャクヤの話によると最初にマックスダイすあなから発見されたのはソルガレオSw/ルナアーラShであった。
各言語版での名称
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