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シンクロ
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このページではポケモンのとくせいのシンクロについて解説しています。スカーレット・バイオレットに登場するシステムについてはシンクロマシンを参照してください。
シンクロは、ポケモンのとくせいの一種。
効果
バトルでの効果
相手から受けた技でどく・まひ・やけど状態にされたとき、その状態にしてきた相手も同じ状態異常にする。
フィールドでの効果
このとくせいを持つポケモンが手持ちの先頭にいる場合、同じ性格の野生ポケモンが出現しやすくなる。シンクロを持つポケモンがひんし状態であっても効果がある (エメラルド~第八世代まで)。
エメラルド~第七世代
条件が満たされた場合、基本的に50%の確率で同じ性格になる。
- 第三世代から第五世代までの徘徊系ポケモンには効果がない(トルネロス、ボルトロス、ライコウなど)。
- エメラルドでは、草むら等によるランダムエンカウントでのみ効果があり、伝説のポケモン(シンボルエンカウント)には効果がない。
- ポケウォーカーおよびハイリンクの森で捕まえたポケモンには効果がない。
- オメガルビー・アルファサファイアでは、タマゴみはっけんグループのポケモンに限り、NPCから貰うポケモンにも効果がある。
- 第七世代
- タマゴみはっけんグループに限らず、NPCから貰うすべてのポケモンが100%の確率で同じ性格になる。
- 乱入バトルでは、手持ちの先頭にシンクロのポケモンがいるときに呼ばれた仲間ポケモンの性格が、50%の確率でバトルの最初に手持ちの先頭にいたポケモンの性格になる。そのためバトルの途中でシンクロのポケモンが先頭に移動した場合は、シンクロのポケモンの性格が対象になるわけではない。
- 16ばんどうろのエーテルベースでジガルデを生成する際にも効果がある。
第八世代
条件が満たされた場合、100%の確率で同じ性格になる。
- ソード・シールド
- マックスレイドバトルで出現するポケモンには効果が無い。ムゲンダイナ・レジギガスにも効果が無い。
- ザシアン・ザマゼンタ・伝説の巨人・バドレックスおよびブリザポス/レイスポスには効果が無い。
- NPCから貰うポケモンには効果が無い。
- 伝説の鳥ポケモン(ガラルのすがた)・伝説の三闘獣・ケルディオには効果がある。
- ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール
- 地下大洞窟では、ポケモンの隠れ家に入った瞬間にシンクロの発動判定がある。戦闘開始時ではない。
- ポケトレで出現するポケモンにも効果がある。Ver.1.3.0では、先頭がシンクロのポケモンなら連鎖中全てのポケモンに効果がある。
- 初期バージョンでは、シンクロのポケモンを先頭にして最初に出会ったポケモンにのみ効果がある。例えば、シンクロ以外のポケモンを先頭にしてポケトレ連鎖を始め、連鎖の途中でシンクロを先頭すれば、次に出会うポケモンの性格がシンクロで固定される。
- 伝説のポケモンなどの固定シンボルにも効果がある。谷間の発電所に出現するフワンテにも効果がある。
- エムリット・クレセリアなど徘徊系ポケモンは徘徊開始時に性格を含めたステータスが決まるが、戦闘開始時にシンクロのポケモンが先頭にいればその性格に変わる。ポケモンが逃げたときは徘徊開始時に決まった性格に戻るため、捕獲時の戦闘でシンクロを先頭にしていなければ意味はない。
- ソノオタウンで貰うミュウ・ジラーチ、ミズキから貰うイーブイにも効果がある。
- クロガネ炭鉱博物館で復元するカセキポケモンには効果が無い。
第九世代
同じ性格の野生ポケモンが出やすくなる効果は無くなった。
説明文
- 第三世代
- どく まひ やけどを あいてにうつす
- 第四世代・第五世代・第六世代
- どく まひ やけどを あいてに うつす。
- どく まひ やけどを 相手に うつす。
- ブラック2・ホワイト2 (ライブキャスターのチェレン)
- この とくせいの ポケモンは どく まひ やけどに されると あいても おなじに してしまうんだ あと…… てもちの せんとうに いると おなじ せいかくの ポケモンと であいやすくなる こうかもあるね
- この特性の ポケモンは どく まひ やけどに されると 相手も 同じに してしまうんだ あと…… 手持ちの 先頭に いると 同じ 性格の ポケモンと であいやすくなる 効果もあるね
- 第七世代・第八世代・第九世代
- じぶんが なってしまった どくや まひや やけどを あいてに うつす。
- 自分が なってしまった どくや まひや やけどを 相手に うつす。
所有ポケモン:そのポケモンの別のとくせい
特性1 | 特性2 | 隠れ特性 | |
---|---|---|---|
ケーシィ | シンクロ | せいしんりょく | マジックガード |
ユンゲラー | シンクロ | せいしんりょく | マジックガード |
フーディン | シンクロ | せいしんりょく | マジックガード |
ミュウ | シンクロ | - | - |
ネイティ | シンクロ | はやおき | マジックミラー |
ネイティオ | シンクロ | はやおき | マジックミラー |
エーフィ | シンクロ | - | マジックミラー |
ブラッキー | シンクロ | - | せいしんりょく |
ラルトス | シンクロ | トレース | テレパシー |
キルリア | シンクロ | トレース | テレパシー |
サーナイト | シンクロ | トレース | テレパシー |
ムンナ | よちむ | シンクロ | テレパシー |
ムシャーナ | よちむ | シンクロ | テレパシー |
リグレー | テレパシー | シンクロ | アナライズ |
オーベム | テレパシー | シンクロ | アナライズ |
イエッサン♂ | せいしんりょく | シンクロ | サイコメイカー |
イエッサン♀ | マイペース | シンクロ | サイコメイカー |
ベラカス | シンクロ | - | テレパシー |
こんなときに使おう
状態異常を跳ね返しても自分の状態異常が治るわけではない。ラムのみを持っていれば、相手を状態異常にした後自分だけが回復できる。跳ね返す状態異常にならない相手には効果が無い。第六世代以降はでんきタイプがまひ状態にならなくなり、状態異常を防ぐミストフィールドが登場したことなどからシンクロの発動機会は減っている。別の特性が優秀ならそちらが優先される。
エメラルドから第八世代までの育成においては、狙った性格のポケモンを探しているときなどに有効な特性になる。
特性の仕様
バトルでの効果
- ねむり・こおり状態にされたとしてもシンクロは発動しない。以下、シンクロのポケモンがねむり・こおり状態になったときは考慮しない。
- こんらん等の状態変化にされてもシンクロは発動しない。
- かえんだま/どくどくだまによって自らなったやけど/もうどく状態に対してシンクロは発動しない。
- 味方から状態異常にされたときは、その味方を状態異常にする。
- シンクロが発動しても、以下の要因があると相手を状態異常にすることはできない。
- シンクロのポケモンがラムのみなど状態異常を回復するきのみを持っているとき、シンクロの効果が発動してから消費する。
- 技の使用者が状態異常を回復するきのみを持っているとき、シンクロの効果で状態異常になると即座にきのみを消費する。シンクロのポケモンがきのみで状態異常を治すときでも、技の使用者が先にきのみを消費する。全体攻撃技を使用して2体以上のシンクロが発動する場合は、1体目のシンクロの効果できのみを消費した後、2体目のシンクロの効果を受けて状態異常になる。
- どくのトゲ・せいでんき・ほのおのからだ・ほうし・どくしゅ・うのミサイルにより受けた状態異常に対しても発動する。
- 相手のシンクロで状態異常にされたときでもシンクロは発動するが、その相手はすでに状態異常になっているため効果は無い。
- 技の使用者のみがわり状態を無視して状態異常にする。
- かたやぶりの効果がある技に対しても発動する。
- 特性りんぷんが使用した技の追加効果による状態異常も返せる。
- 状態異常ではなく、技自体の効果はシンクロで返される状態異常には影響しない。
第四世代まで
- もうどく状態にされたときは、相手はただのどく状態になる。
- どくびしを踏んでどく・もうどく状態にされてもシンクロは発動しない。ただし、相手を交代させる技によりシンクロのポケモンが引きずり出されてどくびしを踏んだ場合は、シンクロは発動する。
- シンクロの効果はしんぴのまもり状態を無視する。
- サイコシフトを受けて状態異常にされた場合、使用者の状態異常が回復してからシンクロが発動するため、サイコシフト使用者は再び状態異常になる。
- ふんえん・ほうでんなど、状態異常の追加効果がある全体攻撃技が使われたとき、その技でシンクロのポケモンが2番目に状態異常になったときはシンクロは発動しない。他にシンクロを持つポケモンがいた場合、そのシンクロで発動した状態異常を含めて4番目に状態異常になったシンクロの効果も発動しない。奇数番目に状態異常になったときは発動する。
- なお、第四世代での全体攻撃技は、味方を含めてすばやさが高いポケモン順にダメージと追加効果判定が行われる。すばやさが同じポケモン同士はランダムに決まる。
第五世代以降
- もうどく状態になったとき、相手ももうどく状態になる。
- どくびしを踏んでどく・もうどく状態にされてもシンクロは発動しない。相手を交代させる技によりシンクロのポケモンが引きずり出されてどくびしを踏んだ場合でも発動しない。
- シンクロが発動しても、相手がしんぴのまもり状態に守られているときは状態異常にできない。
- サイコシフトを受けて状態異常にされた場合、シンクロが発動してから使用者の状態異常が回復するため、完全に状態異常は移し替えられる。
- ふんえん・ほうでんなど、状態異常の追加効果がある全体攻撃技が使われたときでも、状態異常になる順番はシンクロの発動に影響しない。
フィールドでの効果
- シンクロの効果が発動してから捕獲するまでにシンクロのポケモンを控えに戻しても、戦闘中にシンクロの効果が消えることは無い。
- 以下のポケモンに対しては、フィールド上での効果が得られない。
- 第七世代のQRスキャンを入力することでハウオリシティで貰えるマギアナはふしぎなおくりものではないため、シンクロが適用される。
- ミントで能力補正を変更しても、シンクロの効果で出てくるポケモンの性格には影響しない。
備考
- 分類が「シンクロポケモン」のカラミンゴはこの特性は持たない。
- ポケットモンスター 金・銀のベータ版に同名のわざが存在した。
各言語版での名称
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