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進化

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進化(しんか)とは、特定の条件を満たすことによってポケモンの種類が変わる現象のこと。

概要

多くのポケモンは特定の条件を満たすと進化し、姿を変えることができる。ゲームシステム上は一度進化してしまうと元には戻れない。

進化の条件は様々で、レベルアップ時に起きることが多い。進化先が条件により異なるポケモンも複数いる。

レベルアップを伴う進化は進化キャンセルかわらずのいしで、その他の手段による進化もかわらずのいしで防止できることが多い。

通常、二度進化したポケモンは進化しない。第六世代よりメガシンカが登場したが、通常の進化とは別物とされる。

進化条件

進化させる条件は、大まかに分けてレベルアップ・進化専用の道具通信交換の3種類がある。

レベルアップが必要な進化

最も一般的な進化。一部のポケモンは特定の条件を満たした上でレベルアップしたときのみ進化が可能になる。特定の条件を満たしたレベルアップの場合、進化させるレベルは特に関係ない。第六世代以降ではレベルアップのみで進化するポケモンの場合、進化キャンセルなどを用いて進化可能レベルを超えれば、貰える経験値が4915/4096倍 (≒1.2倍) になるという利点がある。

レベルを下げる手段は存在しないので、この進化方法のポケモンのレベルを100にしてしまうと、第七世代以前ではそれ以上進化させることができなくなる。第八世代以降ではレベル100のポケモンにふしぎなアメを使うことで進化させることができる(ワッカネズミを除く)。

レベルアップ以外の条件なし
進化に必要な条件がレベルアップ以外に何もないケース。多くのポケモンがこれに該当する。
例:フシギダネ(Lv.16以上)→フシギソウ
なつき度
十分になつかせ(なつき度220以上)、レベルアップさせることで進化する。レベルに決まりは無く、一つ上げればすぐ進化する。時間帯が絡む場合もある。金・銀から登場。第八世代よりなつき度が廃止され、なつき度による進化はなかよし度による進化に変更された。
例:ゴルバットクロバット
例:スボミー(朝か昼)→ロゼリア
なかよし度
第七世代まではイーブイのみ該当。「なかよし」のパラメーターを2/5以上にし、フェアリータイプの技を覚えてレベルアップでニンフィアに進化。
第七世代までなつき度220以上のときのレベルアップで進化したポケモンは、第八世代ではなかよし度160以上のときのレベルアップで進化する。
場所
特定の場所でレベルアップさせることで進化する。ダイヤモンド・パールから登場。他のレベルアップによる進化条件を併せ持つイーブイの場合、この進化条件が一番優先される。第八世代以降ではこの進化条件の他に、しんかのいしによる進化もできるようになった。
例:イーブイ(こけむしたいわのある場所)→リーフィア
例:イーブイ(こおりでおおわれたいわのある場所)→グレイシア
例:レアコイル(とくしゅなじばのある場所)→ジバコイル
例:マケンカニ(ラナキラマウンテン)→ケケンカニ
わざ
特定のわざを覚えさせてレベルアップさせることで進化する。ダイヤモンド・パールから登場。レベルアップした際に特定のわざを覚えたときにも進化する。
例:エイパム(ダブルアタック)→エテボース
例:アママイコ(ふみつけ)→アマージョ
特定のわざを一定回数使用することで進化する種類もある。LEGENDS アルセウスから登場。スカーレット・バイオレットでは一定回数使用した後にレベルアップさせることで進化する種類が登場した。
例:オドシシ(バリアーラッシュ早業を20回使用)→アヤシシ
例:オコリザル(ふんどのこぶしを20回使用)→コノヨザル
バスラオ (しろすじのすがた) は、反動技により一定以上の反動ダメージを受けた後にレベルアップすると進化する。回復を挟んでもよいが、累計ダメージはひんしのまま戦闘が終わるとリセットされる。
バスラオ (しろすじのすがた) (累計294以上の反動ダメージ) →イダイトウ
どうぐ
特定の道具を持たせてレベルアップさせることで進化する。ダイヤモンド・パールから登場。時間帯が絡む場合もある。進化した場合、持っていた道具はなくなってしまう。
例:ピンプク(朝昼・まんまるいし)→ラッキー
例:グライガー(夜・するどいキバ)→グライオン
スカーレット・バイオレットでは特定の道具を持っている相手を一定回数倒してからレベルアップすることで進化する種類が登場した。
例:キリキザン(かしらのしるしを持っているキリキザンを3回以上倒してレベルアップ)→ドドゲザン
スカーレット・バイオレットでは特定の道具が一定数バッグに入っているときにレベルアップすることで進化する種類が登場した。進化した場合、その道具は全てなくなってしまう。コレクレーの進化はBボタンで進化キャンセルできないが、かわらずのいしを持たせて防止することはできる。
例:コレクレー(コレクレーのコインを999個持っているときにレベルアップ)→サーフゴー
時間帯
特定の時間帯にレベルアップすると進化する。他の要因が絡むことが多く、なつきやレベルが一定以上必要なポケモンもいる。金・銀から登場。時間帯の存在しない第一世代およびファイアレッド・リーフグリーンでは不可能。ポケモンXDでも不可能だが、エーフィとブラッキーについては代替として専用の道具が用意されている。
例:イーブイ(朝昼夕になつき度が220以上)→エーフィ
例:イーブイ(夜になつき度が220以上)→ブラッキー
例:チゴラス(朝昼夕にLv.39以上)→ガチゴラス
例:アマルス(夜にLv.39以上)→アマルルガ
例:コラッタ(アローラのすがた・夜にLv.39以上)→ラッタ(アローラのすがた)
例:カラカラ(元のすがた・アローラ地方で夜にLv.28以上)→ガラガラ(アローラのすがた)
性別
ダイヤモンド・パールから登場。性別によって進化しなかったり、分岐進化したりする。
例:ミツハニー(のみ・Lv.21以上)→ビークイン
例:ミノムッチ(のみ・Lv.20以上)→ガーメイル
例:ミノムッチ(のみ・Lv.20以上)→ミノマダム
例:ヤトウモリ(のみ・Lv.33以上)→エンニュート
コンディション
ヒンバスのみ該当。うつくしさが170以上のときに、レベルアップでミロカロスに進化。コンディションの概念がないブラック・ホワイトでは進化条件が変更されたが、コンディションが復活したオメガルビー・アルファサファイアでは元に戻っている。他の進化条件に付いては下記参照
3DS本体Switch本体
マーイーカのみ該当。Lv.30以上のときに3DSなどゲーム機本体を上下逆さにし、レベルアップでカラマネロに進化。
フィールドの状態
ヌメイルのみ該当。Lv.50以上のときにフィールドにが降っている状態でレベルアップでヌメルゴンに進化。戦闘中にあまごいあめふらしで雨にしても進化できない。
手持ちポケモン
特定のポケモンが手持ちにいる状態でレベルアップすると進化する。進化に一定以上のレベルが必要な場合もある。進化した際に条件となるポケモンがいなくなることはない。ダイヤモンド・パールから登場。
例:タマンタ(手持ちにテッポウオを入れる)→マンタイン
例:ヤンチャム(手持ちにあくタイプを入れる・Lv32以上)→ゴロンダ
せいかく
エレズンのみ該当。性格により進化先のフォルムが変わる。ミントの効果で進化先が変わることはない。
例:エレズン(がんばりや/ゆうかん/いじっぱり/やんちゃ/すなお/わんぱく/のうてんき/せっかち/ようき/むじゃき/うっかりや/なまいき/きまぐれ)がLv.30→ストリンダー(ハイなすがた)
例:エレズン(さみしがり/ずぶとい/のんき/おくびょう/まじめ/ひかえめ/おっとり/れいせい/てれや/おだやか/おとなしい/しんちょう)がLv.30→ストリンダー(ローなすがた)
通常の戦闘限定でのレベルアップ
ワッカネズミのみ該当。けいけんアメふしぎなアメによるレベルアップでは進化できず、通常の戦闘でLv.25以上になった時のみイッカネズミに進化できる。この時、戦闘に参加すれば進化の演出が発生するが、参加しなかった場合は進化の演出がなく、いつの間にかイッカネズミになっている。ふしぎなアメでは進化しない仕様のため、ワッカネズミのままLv.100にしてしまうと二度と進化できなくなる。
レッツゴー
レッツゴーで一定歩数以上歩いた後にレベルアップすると進化する。スカーレット・バイオレットから登場。詳細はレッツゴー#レッツゴーによる進化を参照。
例:パモット(レッツゴーで1000歩以上歩く)→パーモット
例:シガロコ(レッツゴーで1000歩以上歩く)→ベラカス
ユニオンサークル
ナミイルカのみ該当。他のプレイヤーとユニオンサークルにいる間、Lv.38以上にレベルアップするとイルカマンに進化する。
特殊な進化
特定の条件を満たすと1匹のポケモンから2匹のポケモンに分裂進化する。ルビー・サファイアから登場。詳しくは下記参照
例:ツチニン(Lv.20以上)→テッカニン
例:ツチニン(Lv.20以上・テッカニンに進化する際に、手持ちに空きがある状態でモンスターボールを1つ以上所持)→ヌケニン

進化専用の道具を使った進化

道具を持たせるのではなく、そのポケモンに直接使うことで進化する。第七世代までは語尾に「いし」と付く名前で、通称しんかのいしと呼ばれているが、第八世代では「いし」以外の道具も登場した。レベルや時間に関係なくいつでも進化させられるが、第七世代まではレベルアップで覚えるわざが極端に少なくなることが多いため注意が必要。第八世代では進化前にレベルアップで覚えるわざは道具で進化した後でもわざ思い出しで思い出せる。第九世代では進化すると覚える技が減るポケモンもいる (ムウマージなど)。

基本的に道具は消耗品なので、ショップで買えず入手できる数が限られている場合は進化させるポケモンを慎重に選ぶ必要がある。同じポケモンに同じ道具を使っても、バージョンによっては異なる姿に進化したり、性別やフォルムによっては道具が使えない場合もある。かわらずのいしで進化を防げるかは世代によって異なる (かわらずのいし#詳細な仕様を参照)。Bボタンによる進化キャンセルはできない。

例:ガーディ(ほのおのいし)→ウインディ
例:キルリア(のみ・めざめいし)→エルレイド
例:ユキワラシ(のみ・めざめいし)→ユキメノコ
例:ヤバチャ(がんさくフォルム・われたポット)→ポットデス(がんさくフォルム)
例:ヤバチャ(しんさくフォルム・かけたポット)→ポットデス(しんさくフォルム)

第九世代では、たいせつなものに含まれる進化の道具が登場した。そのため進化後も道具が消費されない。

例:ダクマ(あくのかけじく)→ウーラオス(いちげきのかた)
例:ダクマ(みずのかけじく)→ウーラオス(れんげきのかた)

通信交換を用いた進化

通信交換を行い、相手先に着いたときに進化する。他の条件と違って、ソフト単体では行えない。第二世代タイムカプセルで異なる世代のソフトと通信交換した場合でも進化する。自分の持っている進化前のポケモンを進化させて使いたい場合、再度交換することになる。進化キャンセルはできないが、ユンゲラーを除きかわらずのいしを持たせることで進化は防止できる。

例:ユンゲラーフーディン
例:ゴローンゴローニャ

特定のどうぐを持たせて交換に出さないと進化しない場合もある。進化させると、持っていた道具はなくなってしまう。

例:イワーク(メタルコート)→ハガネール
例:ポリゴン(アップグレード)→ポリゴン2

特定のポケモン同士の交換でないと進化しない場合もある。

例:チョボマキカブルモの組み合わせで通信交換するとそれぞれアギルダーシュバルゴに進化する(このことは、チョボマキおよびカブルモの図鑑テキストにも記されている)。片方がかわらずのいしを持っていると、もう片方も進化しない。

その他

レベルアップを必要としない特殊な条件による進化方法。第八世代から登場。

攻撃技により累計49以上のダメージを受けた状態でワイルドエリアさじんのくぼちにあるアーチの下に行くことで進化する。回復を挟んでもよいが、累計ダメージはひんしになるとリセットされる。
デスマス(ガラルのすがた)→デスバーン
1回の戦闘で相手の急所に3回以上当てることで進化する。
カモネギ(ガラルのすがた)→ネギガナイト
特定の道具を持たせて、特定の操作をすることで進化する。進化すると持っていた道具はなくなってしまう。
マホミル(いずれかのアメざいくを持たせた状態でLスティックでターン)→マホイップ
特定のものを調べることで進化する。
ダクマウーラオス(あくのとうの掛け軸の場合いちげきのかた、みずのとうの掛け軸の場合れんげきのかた)

分岐する進化

以下のポケモンは進化先が条件によって分岐する。

クサイハナ
使うしんかのいしによって進化先が決まる。
例:クサイハナ(リーフのいし)→ラフレシア
例:クサイハナ(たいようのいし)→キレイハナ
イーブイ
しんかのいしを使うと進化するほか、様々な条件を満たしてレベルアップで進化する。
ニョロゾ
みずのいしを使うとニョロボンに、おうじゃのしるしを持たせて通信交換させるとニョロトノに進化する。
ヤドン(元のすがた)
Lv.37以上でヤドランに進化できるが、おうじゃのしるしを持たせて通信交換するとヤドキングに進化する。
ヤドン(ガラルのすがた)
元のすがたとは異なりレベルアップや通信交換では進化せず、使うアイテムによって進化先が決まる。
例:ヤドン(ガラルのすがた・ガラナツブレス)→ヤドラン(ガラルのすがた)
例:ヤドン(ガラルのすがた・ガラナツリース)→ヤドキング(ガラルのすがた)
ノコッチ
暗号化定数によって進化先のフォルムが変わる。暗号化定数は通常ゲーム内ではわからないので、進化先を自分で決めることはできない。フォルムの違いによって能力に違いはないが、たかさおもさは異なる。
例:ノコッチ(ハイパードリルを覚えた状態でレベルアップ・99/100の確率)→ノココッチ(ふたふしフォルム)
例:ノコッチ(ハイパードリルを覚えた状態でレベルアップ・1/100の確率)→ノココッチ(みつふしフォルム)
バルキー
Lv.20以上のとき、レベルアップ時のこうげきぼうぎょステータスの大小関係によって進化先が変わる。
例:バルキー(こうげき>ぼうぎょ)→サワムラー
例:バルキー(こうげき<ぼうぎょ)→エビワラー
例:バルキー(こうげき=ぼうぎょ)→カポエラー
ケムッソ
暗号化定数によって進化先が決まり、Lv.7以上でカラサリスマユルドのどちらかに進化する。暗号化定数は通常ゲーム内ではわからないので、進化先を自分で決めることはできない。暗号化定数の上位16ビットを10で割ったときの余りによって決定される。
例:ケムッソ(余りが4以下)→カラサリス
例:ケムッソ(余りが5以上)→マユルド
キルリア
Lv.30以上でサーナイトに進化できるが、めざめいしを使った場合のみエルレイドにも進化する。
ユキワラシ
Lv.42以上でオニゴーリに進化できるが、にめざめいしを使った場合のみユキメノコにも進化する。
パールル
通信交換時の持ち物で進化先が決まる。下記以外の持ち物や、道具を持たせないで通信交換しても進化しない。
例:パールル(しんかいのキバ)→ハンテール
例:パールル(しんかいのウロコ)→サクラビス
ミノムッチ
性別によって進化先が決まり、Lv.20以上で♂はガーメイルに、♀はミノマダムに進化する。
ミノマダムのミノ(フォルム)は進化前のミノムッチのミノに準ずる。種族値や覚える技が違うためか、進化してしまうとミノを変更できなくなる。
ガーメイルの場合、見た目や種族値などはどのミノから進化させても基本的に変わらない。ただし、ポケモンバトルレボリューションではくさきのミノ以外のミノから進化させたガーメイルをストレージにコピーするとダメタマゴになってしまうバグがあるので、使用する場合はくさきのミノから進化させておく必要がある。
イワンコ
第七世代では進化させるバージョンによって進化先のフォルムが決まる。その個体を手に入れたバージョンではなく、実際にその個体を進化させるバージョンに準ずるため、逆のバージョンに通信交換で送った場合、交換先での姿に進化する。ルガルガンは両方の姿が野生で出現するので、ソフト単体で両方の個体を入手可能。
特性マイペースのイワンコはバージョンに関係なく、特定の時間帯に特定の姿にしか進化しない。厳密にはロトム図鑑がオレンジ色に光る場所(主に屋外)でレベルアップする必要がある。
例:イワンコ(朝・昼・夕方にLv.25以上SUS)→ルガルガン(まひるのすがた)
例:イワンコ(夜にLv.25以上MUM)→ルガルガン(まよなかのすがた)
例:イワンコ(夕方に特性マイペースの個体がLv.25以上USUM)→ルガルガン(たそがれのすがた)
第八世代以降ではバージョンによる進化先の分岐は無くなり、時間帯のみに影響するようになった。
コスモウム
イワンコと同様、進化させるバージョンによって進化先が決まる。その個体を手に入れたバージョンではなく、実際にその個体を進化させるバージョンに準ずるため、逆のバージョンに通信交換で送った場合、交換先での姿に進化する。
例えば、サン・ウルトラサンで出会ったコスモッグから進化したコスモウムは、そのままではソルガレオに進化するが、ムーン・ウルトラムーンに送ればルナアーラに進化させられる。これにより、サンとムーンを1つずつ持っていればコスモウム同士を互いに交換し合い、交換先で進化させてから送り返せば、シナリオで入手した個体を含め、親IDが自分のソルガレオとルナアーラを1体ずつ揃えることができる。
例:コスモウム (Lv.53以上SUSSwS)→ソルガレオ
例:コスモウム (Lv.53以上MUMShV)→ルナアーラ
イワンコとは違い、第八世代でも片方のバージョンでは片方の姿にしか進化しない。
カジッチュ
使うアイテムによって進化先が決まる。しんかのいしとは厳密には異なるが、使い方はしんかのいしと同じ。第八世代ではすっぱいりんごがソードで、あまーいりんごがシールドでしか入手できない(第九世代ではどちらのバージョンでも入手可能)。
例:カジッチュ(すっぱいりんご)→アップリュー
例:カジッチュ(あまーいりんご)→タルップル
例:カジッチュ(みついりりんご)→カミッチュ
ダクマ
第八世代では見せる掛け軸により進化先の姿が決まる。選ばなかった方の塔に入れなくなるので、1つのセーブデータではどちらか片方の姿しか入手できない。
第九世代では使うアイテムにより進化先の姿が決まる。ダクマがいるなら1つのセーブデータで両方のアイテムを入手できる。
ダクマにあくのとうのあくの掛け軸を見せる/あくのかけじくを使う →ウーラオス(いちげきのかた)
ダクマにみずのとうのみずの掛け軸を見せる/みずのかけじくを使う →ウーラオス(れんげきのかた)
ワッカネズミ
ノコッチと同様、暗号化定数によって進化先のフォルムが変わる。フォルムによって能力に違いはないが、おもさのみが異なる。
例:ワッカネズミ(通常の戦闘でLv.25以上になったとき・1/100の確率)→イッカネズミ (3びきかぞく)
例:ワッカネズミ(通常の戦闘でLv.25以上になったとき・99/100の確率)→イッカネズミ (4ひきかぞく)
カルボウ
カジッチュと同様、使うアイテムによって進化先が決まる。第九世代ではイワイノヨロイがスカーレットで、ノロイノヨロイがバイオレットでしか入手できない。アイテムさえあればバージョン違いの方にも進化させられる。
例:カルボウ(イワイノヨロイ)→グレンアルマ
例:カルボウ(ノロイノヨロイ)→ソウブレイズ

リージョンフォームによる進化先の分岐

一部のポケモンは元のすがたとリージョンフォームによって進化先が分岐したり、特定のリージョンフォームからでないと進化できないポケモンもいる。進化前にもリージョンフォームが存在するポケモンは、進化しても一貫してリージョンフォームのままだが、元のすがたからリージョンフォームに進化するポケモンも少なからずいる。

元のすがたからの進化で、アローラ地方とそれ以外の地方とで進化先の姿が変わる例

※ウルトラサン・ウルトラムーンにおけるウルトラスペースの各世界はアローラ地方ではないとみなされ、そこで進化させると元のすがたになる。

例:ピカチュウ(アローラ地方以外・かみなりのいし)→ライチュウ(元のすがた)
例:ピカチュウ(アローラ地方・かみなりのいし)→ライチュウ(アローラのすがた)
例:タマタマ(アローラ地方以外・リーフのいし)→ナッシー(元のすがた)
例:タマタマ(アローラ地方・リーフのいし)→ナッシー(アローラのすがた)
例:カラカラ(アローラ地方以外・Lv.28)→ガラガラ(元のすがた)
例:カラカラ(アローラ地方・夜にLv.28)→ガラガラ(アローラのすがた)
元のすがたからの進化で、ガラル地方とそれ以外の地方とで進化先の姿が変わる例

※アローラ地方と違い、ソフト内で元のすがたに進化できる措置は用意されていない。

例:ドガース(ガラル地方以外・Lv.35)→マタドガス(元のすがた)
例:ドガース(ガラル地方・Lv.35)→マタドガス(ガラルのすがた)
例:マネネ(ガラル地方以外・ものまねを覚えてレベルアップ)→バリヤード(元のすがた)
例:マネネ(ガラル地方・ものまねを覚えてレベルアップ)→バリヤード(ガラルのすがた)
元のすがたからの進化で、ヒスイ地方とそれ以外の地方とで進化先の姿が変わる例

※こちらもガラル地方と同様、ソフト内で元のすがたに進化できる措置は用意されていない。また、これらのポケモンはパルデア地方では必ず元のすがたに進化する為、スカーレット・バイオレットおやIDのヒスイのすがたの個体が欲しい場合は、該当する進化前ポケモンをPokémon LEGENDS アルセウスPokémon HOME経由で送り、そちらで進化させてから戻す必要がある。

例:マグマラシ(ヒスイ地方以外・Lv.36)→バクフーン(元のすがた)
例:マグマラシ(ヒスイ地方・Lv.36)→バクフーン(ヒスイのすがた)
例:フタチマル(ヒスイ地方以外・Lv.36)→ダイケンキ(元のすがた)
例:フタチマル(ヒスイ地方・Lv.36)→ダイケンキ(ヒスイのすがた)
例:チュリネ(ヒスイ地方以外・たいようのいし)→ドレディア(元のすがた)
例:チュリネ(ヒスイ地方・たいようのいし)→ドレディア(ヒスイのすがた)
例:ワシボン(ヒスイ地方以外・Lv.54)→ウォーグル(元のすがた)
例:ワシボン(ヒスイ地方・Lv.54)→ウォーグル(ヒスイのすがた)
例:ヌメラ(ヒスイ地方以外・Lv.40)→ヌメイル(元のすがた)
例:ヌメラ(ヒスイ地方・Lv.40)→ヌメイル(ヒスイのすがた)
例:カチコール(ヒスイ地方以外・Lv.37)→クレベース(元のすがた)
例:カチコール(ヒスイ地方・Lv.37)→クレベース(ヒスイのすがた)
例:フクスロー(ヒスイ地方以外・Lv.34)→ジュナイパー(元のすがた)
例:フクスロー(ヒスイ地方・Lv.36)→ジュナイパー(ヒスイのすがた)
元のすがたとリージョンフォームとで進化先の種族が変わる例
例:ニャース(元のすがた・Lv.28)→ペルシアン(元のすがた)
例:ニャース(アローラのすがた・なついている)→ペルシアン(アローラのすがた)
例:ニャース(ガラルのすがた・Lv.28)→ニャイキング
例:ウパー(元のすがた・Lv.20)→ヌオー
例:ウパー(パルデアのすがた・Lv.20)→ドオー
例:ニューラ(元のすがた・するどいツメを持たせて夜にレベルアップ / Pokémon LEGENDS アルセウスでは夜にするどいツメを使用)→マニューラ
例:ニューラ(ヒスイのすがた・するどいツメを持たせて朝・昼にレベルアップ / Pokémon LEGENDS アルセウスでは朝・昼・夕方にするどいツメを使用)→オオニューラ
例:デスマス(元のすがた・Lv.34)→デスカーン
例:デスマス(ガラルのすがた・49以上のダメージを受けた状態でワイルドエリアさじんのくぼちにある岩のゲートの下に行く)→デスバーン
元のすがたは進化できず、リージョンフォームのみ進化できる例
例:カモネギ(ガラルのすがた・1回の戦闘で3回急所に当てる)→ネギガナイト
例:バリヤード(ガラルのすがた・Lv.42)→バリコオル
例:ハリーセン(ヒスイのすがた・どくばりセンボン力業を20回使用)→ハリーマン
例:サニーゴ(ガラルのすがた・Lv.38)→サニゴーン
例:マッスグマ(ガラルのすがた・夜にLv.35)→タチフサグマ

進化先の分裂

ツチニンのみ該当。ツチニンはLv.20以上でテッカニンに進化するが、手持ちポケモンに空きが1つ以上あればヌケニンも同時に手に入る。手持ちに空きがない場合はヌケニンは手に入らない。また、このときのヌケニンのボールは第三世代では進化前のツチニンと同じボールに入り、バッグの道具も不要[1]だが、第四世代以降ではバッグモンスターボールを1つ以上所持している必要があり、1つ消費してそのボールにヌケニンが入る。モンスターボールを持ってなければ、スーパーボールなど他のボール持っていたとしてもヌケニンは手に入らない。ヌケニンのレベル個体値努力値性格・出会った場所などの情報は全て進化前のツチニンのものを引き継ぐ。

進化条件の変更・追加

特定のソフト限定の進化

一部のポケモンは、その進化形が初登場したバージョンでのみ進化でき、他の世代に送ると、送った先では進化手段がなくなってしまうポケモンもいる。例えばオドシシリングマは、LEGENDS アルセウス内でのみ進化可能であり、スカーレット・バイオレット単体では進化させられない。SVで捕まえたオドシシとリングマを進化させたい場合は、一度ポケモンホーム経由でLAに送り、そちらで進化させてから戻す必要がある。ただし、SVでのオドシシやリングマは、進化先が設定されているので、しんかのきせきの効果は得られる。また、ピカチュウカラカラなど、進化前が元のすがたのリージョンフォームにも基本的にそのバージョンでしか進化させられない。

進化による変化

進化によって以下のものが変化する。

Pokémon LEGENDS アルセウスにおける進化

ポケモンの進化の条件が満たされたときでも、自動的に進化が始まることはない。進化できるポケモンは手持ち画面でボールのマークが光っているので、手動で「進化」を押してから「そのまま見守る」を選択して進化させる。「進化」を押しても「キャンセル」を押せば進化は始まらない。このソフトでは一度進化が始まるとBボタンでキャンセルすることができない。

例:モクロー(Lv.17以上)→フクスロー

本来「特定条件下でレベルアップ」することで進化するポケモンも、レベルアップの必要は無い。

例:ゴルバット(とてもなかよしな状態)→クロバット
例:イーブイ(こけむしたいわの近くにいる)→リーフィア
例:レアコイル(天冠の山麓にいる)→ジバコイル
例:マネネ(ものまねを覚えている)→バリヤード
例:タマンタ(手持ちにテッポウオがいる)→マンタイン
例:バスラオ (しろすじのすがた) (累計294以上の反動ダメージを受ける) →イダイトウ

本作ではポケモンに持ち物を持たせるということができない。特定の道具を持たせることで進化するポケモンは、しんかのいし同様にその道具を使うことで進化が始まるようになっている。

例:ピンプク(日中にまんまるいしを使う)→ラッキー
例:グライガー(夜にするどいキバを使う)→グライオン

本作には時間帯だけでなく月齢の概念があり、特定の月齢の時に道具を使うことで進化するポケモンがいる。また、時間帯での進化は現実時間ではなく、ゲーム内での時間が進化条件になっている点に注意。

例:リングマ(満月の夜にピートブロックを使う)→ガチグマ

本作ではつながりのヒモという道具が登場し、通信交換で進化するポケモンはつながりのヒモを使うことでも進化できる (従来通り通信交換でも進化できる)。本来「特定の道具を持たせて通信交換」で進化するポケモンは、つながりのヒモではなくその特定の道具を使うことが進化条件になる。

例:ゴローン(つながりのヒモ)→ゴローニャ
例:ユンゲラー(つながりのヒモ)→フーディン
例:イワーク(メタルコート)→ハガネール

本作では早業・力業というシステムがあり、一部のポケモンは特定技の早業・力業を特定回数使うことが進化条件になっている。

例:オドシシ(バリアーラッシュの早業を20回使う)→アヤシシ
例:ハリーセン(ヒスイのすがた)(どくばりセンボンの力業を20回使う)→ハリーマン

本作には図鑑タスクというシステムがあるので、ポケモンの図鑑を完成させる前に進化させてしまうと完成が遅れることがある。御三家など、入手方法が限られるポケモンにおいて特に注意が必要となる。

図鑑タスクに「進化させた数」があるポケモンの場合、そのポケモンを進化させたときと、そのポケモンへと進化させたときのどちらもカウントされる。

例:エレキッドエレブーに進化させると、エレキッドとエレブーの図鑑の「進化させた数」にカウントされる。そのエレブーをさらにエレキブルに進化させると、エレブーの「進化させた数」にカウントされるが、エレキッドの「進化させた数」にはカウントされない。

本編以外における進化・方法

ポケモンカードゲーム
手札から進化カードを重ねることでできる。また、一部のトレーナーカード(退化スプレーなど)などの効果により、逆の「退化」を行うことができる。→ポケモンカードゲーム用語一覧#進化
ポケモンピンボールポケモンピンボール ルビー&サファイア
「EVOモード」でできる。必要条件を模したアイテムを3個手に入れ、真ん中の穴に入れることによって行う。
ポケモンスナップ
特定のポケモンのみ、こちらからアクションを起こすと進化する。コイルポケモンフードで3匹集めてくっ付ける、ベトベターイヤイヤボールを大量に当てる、など。
ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊
てんくうのとうクリア後、ナマズンのいけにあるひかりのどうくつでできる。アイテム・レベル以外の条件は、それを模したアイテムを使う必要がある。
ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊空の探検隊
しんぴのもりクリア後、ひかりのいずみでできる。ただし、主人公とパートナーはやみのかこうダークライを倒した後でないと進化できない。
ポケモン不思議のダンジョン すすめ! 炎の冒険団・いくぞ! 嵐の冒険団・めざせ! 光の冒険団マグナゲートと∞迷宮
救助隊・探検隊と違い、ダンジョン内でも進化条件を満たすと進化するかどうかの選択肢が出てくる。また、従来の不思議のダンジョンシリーズのシステムを継承しており、敵ポケモンは他のポケモンを倒すとその場で進化する。ただし、マグナゲートと∞迷宮の主人公とパートナーは、主人公がパラダイスに戻ってきてからでないと進化できない。
ポケットモンスター (アニメ)
レベルの概念やその他の進化条件が曖昧であり、なかなか進化しなかったり、突然進化したりすることがある。石などによる進化はともかくとして、進化するかしないかはポケモンの意志なのか、トレーナー次第なのか曖昧な描写しかなく、謎が多い。ポケモンによっては進化を拒んでも特にこれといって問題がないポケモン(サトシのフシギダネなど)や、逆に進化を抑えるのにかわらずのいしが必要なポケモン(ヒカリのポッチャマなど)がいたりもする。また、ゲームとは違い、進化して性格が変わるポケモンも多く、進化する前はトレーナーに従順だったのが、進化した途端に言うことを聞かなくなるポケモン(サトシのリザードなど)もいる。無印編第44話での描写によると、トレーナーにもレベルのような概念(ゲームで言うところのジムバッジに近い)があり、それが低いと進化して言うことを聞かなくなるらしい。また、ポケモンが別のポケモンになつくことによって進化する個体もいる(サトシのピカチュウなど)。
Pokémon GO
ポケモンごとに定められた一定個数のアメを用いることでポケモンを進化させることができる。詳細は進化表 (GO)の記事を参照。
ポケモンマスターズ EX
進化石のかけらや進化石のかたまりを使用して進化する。
Pokémon UNITE
一部のポケモンはユナイトバトルを進化前の姿でスタートし、レベルアップによって進化する。

備考

現実における進化との違い

チャールズ・ダーウィンが示した進化とは、以下の点などで大きく異なる。ゆえにポケモンにおける進化は成長や変態に近いといえる。

  • 進化するのに費やす時間が極端に短い。
  • 進化後のポケモンの子供が進化前のポケモンである。
  • そういう意味ではリージョンフォームのポケモンは、各地の特有の気候や生態系に適応するためにそのような姿になっていった旨が語られており、現実の進化に近いものがある。
    • 他にもパルデア地方にはパラドックスポケモンなるポケモンが存在し、これは元となるポケモンの太古の姿もしくは遥か未来の姿と作中でも言われている。これが正しいものであるならば、これも現実の進化とほぼ同様のものと言える。

各言語版での名称

言語 名前
日本語 しんか/進化
ドイツ語 Entwicklung
英語 Evolution
スペイン語 Evolución
フランス語 フランス Évolution
カナダ Développement
イタリア語 Evoluzione
韓国語 진화 (Jinhwa)
中国語
(第七世代以降の標準表記)
簡体字 进化 (Jìnhuà)
繁体字 進化 (Jìnhuà)
中国語
(主に第六世代以前の表記)
大陸 进化 (Jìnhuà)
香港 進化 (Jeunfa)
台湾 進化 (Jìnhuà)
チェコ語 Evoluce
Vývin
デンマーク語 Udvikling
ギリシャ語 Εξέλιξη (Exélixe)
フィンランド語 Evoluutio
Muodonmuutos
Kehitys
ヒンディー語 विकास (Vikaas)
ハンガリー語 Evolúció
インドネシア語 Evolusi
マレー語 Evolusi
ポーランド語 Ewolucja
Przemiana
Transformacja
Przekształcenie
ポルトガル語 Evolução
ロシア語 Эволюция (Evolyutsiya)
スウェーデン語 Utveckling
Förvandling
タイ語 พัฒนาร่าง (Phatnarang)
วิวัฒนาการ (Wiwatthanakan)
トルコ語 Evrim
ベトナム語 Tiến hóa

脚注

  1. 一部の攻略本には「モンスターボールが必要」と書かれていたが、これは攻略本の誤情報かゲーム内のミスかは不明。

関連項目