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あく

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あく(悪)は、タイプの一種。

概要

主に設定で凶悪、獰猛なポケモンが多く分類される。悪のイメージからか黒色のものが多い。第二世代より登場。どくタイプと同じく悪の組織の手持ちであることが多く、どくタイプがしたっぱに使われやすいのに対し、こちらは幹部クラスやボスクラスのトレーナーによく使われている。最近は御三家の最終進化系にこのタイプが付くことも増えており、ゲッコウガガオガエンは高い人気を誇る。

自身の技はエスパーのポケモンに有効である一方でエスパー技はこちらには効かない。まさしくエスパー対策に特化したタイプと言ってよい。弱点は3つだがいずれもどくで半減できるので、相互補完としては優秀な部類。

こうげきまたはとくこうの能力が高く、一方でぼうぎょとくぼうといった耐久面は低い。第四世代で既存の技の全てと新技のほとんどは物理技になり、特殊技あくのはどうと、第五世代で登場したナイトバーストバークアウトのみである。なお威力が80を超える技は第五世代になってようやく登場した(上記のナイトバースト)。現在でも攻撃タイプとしては地味で、安定して高い威力を出せる技は少ない。イカサマはたきおとすでトリッキーにダメージを出していくのが特徴である。

第七世代からいたずらごころを絡めた先制技を無効にできるという特権を得た。ほぼ全員がちょうはつを使えることも相まって補助タイプのポケモンに対しては強い。さらにはイカサマによって物理アタッカーに、バークアウトによって特殊アタッカーに対応していくことができ、相手の戦術に順応して捌いていくのが得意なタイプと言える。

リージョンフォームのポケモンがこのタイプを持つポケモンとして目立つ。これは、悪の組織のモブトレーナーが使う悪役キャラとしての役割を持たせるためとも考察されているが、一方で「ストーリーの都合で安易にあく複合としてデザインするのは如何なものか」という批判もある。

ポケモンカードゲームではタイプに分類される。

ポケモンとしてのあくタイプ

このタイプを持つポケモンについてはCategory:あくポケモンを参照。

あくのみ

相性

×
凡例   ×○ × ×△ ××
本編 / ノブナガ ×4.00 ×2.00 ×1.00 ×0.50 ×0.25 ×0.00
ダンジョン(救助隊) ×2.25 ×1.50 ×1.35 ×1.00 ×0.90 ×0.81 ×0.75 ×0.50 ×0.45 ×0.25
ダンジョン(探検隊) ×1.96 ×1.40 ×0.99 ×1.00 ×0.71 ×0.49 ×0.70 ×0.50 ×0.35 ×0.25

初出:第二世代

一覧

+ノーマル

相性

× ×△
凡例   ×○ × ×△ ××
本編 ×4.00 ×2.00 ×1.00 ×0.50 ×0.25 ×0.00

初出:第七世代

一覧

+ほのお

相性

×
凡例   ×○ × ×△ ××
本編 / ノブナガ ×4.00 ×2.00 ×1.00 ×0.50 ×0.25 ×0.00
ダンジョン(救助隊) ×2.25 ×1.50 ×1.35 ×1.00 ×0.90 ×0.81 ×0.75 ×0.50 ×0.45 ×0.25
ダンジョン(探検隊) ×1.96 ×1.40 ×0.99 ×1.00 ×0.71 ×0.49 ×0.70 ×0.50 ×0.35 ×0.25

初出:第二世代

一覧

+みず

相性

×
凡例   ×○ × ×△ ××
本編 / ノブナガ ×4.00 ×2.00 ×1.00 ×0.50 ×0.25 ×0.00
ダンジョン(救助隊) ×2.25 ×1.50 ×1.35 ×1.00 ×0.90 ×0.81 ×0.75 ×0.50 ×0.45 ×0.25
ダンジョン(探検隊) ×1.96 ×1.40 ×0.99 ×1.00 ×0.71 ×0.49 ×0.70 ×0.50 ×0.35 ×0.25

初出:第三世代

一覧

+でんき

相性

×
凡例   ×○ × ×△ ××
本編 ×4.00 ×2.00 ×1.00 ×0.50 ×0.25 ×0.00

初出:第八世代

一覧

+くさ

相性

×
凡例   ×○ × ×△ ××
本編 / ノブナガ ×4.00 ×2.00 ×1.00 ×0.50 ×0.25 ×0.00
ダンジョン(救助隊) ×2.25 ×1.50 ×1.35 ×1.00 ×0.90 ×0.81 ×0.75 ×0.50 ×0.45 ×0.25
ダンジョン(探検隊) ×1.96 ×1.40 ×0.99 ×1.00 ×0.71 ×0.49 ×0.70 ×0.50 ×0.35 ×0.25

初出:第三世代

一覧

+こおり

相性

×
凡例   ×○ × ×△ ××
本編 / ノブナガ ×4.00 ×2.00 ×1.00 ×0.50 ×0.25 ×0.00
ダンジョン(救助隊) ×2.25 ×1.50 ×1.35 ×1.00 ×0.90 ×0.81 ×0.75 ×0.50 ×0.45 ×0.25
ダンジョン(探検隊) ×1.96 ×1.40 ×0.99 ×1.00 ×0.71 ×0.49 ×0.70 ×0.50 ×0.35 ×0.25

初出:第二世代

一覧

+かくとう

相性

×○
凡例   ×○ × ×△ ××
本編 / ノブナガ ×4.00 ×2.00 ×1.00 ×0.50 ×0.25 ×0.00

初出:第五世代

一覧

+どく

相性

×○
凡例   ×○ × ×△ ××
本編 / ノブナガ ×4.00 ×2.00 ×1.00 ×0.50 ×0.25 ×0.00
ダンジョン(探検隊) ×1.96 ×1.40 ×0.99 ×1.00 ×0.71 ×0.49 ×0.70 ×0.50 ×0.35 ×0.25

初出:第四世代

一覧

+じめん

相性

× ×
凡例   ×○ × ×△ ××
本編 / ノブナガ ×4.00 ×2.00 ×1.00 ×0.50 ×0.25 ×0.00

初出:第五世代

一覧

+ひこう

相性

× ×
凡例   ×○ × ×△ ××
本編 / ノブナガ ×4.00 ×2.00 ×1.00 ×0.50 ×0.25 ×0.00
ダンジョン(救助隊) ×2.25 ×1.50 ×1.35 ×1.00 ×0.90 ×0.81 ×0.75 ×0.50 ×0.45 ×0.25
ダンジョン(探検隊) ×1.96 ×1.40 ×0.99 ×1.00 ×0.71 ×0.49 ×0.70 ×0.50 ×0.35 ×0.25

初出:第二世代

一覧

+エスパー

相性

×
凡例   ×○ × ×△ ××
本編 ×4.00 ×2.00 ×1.00 ×0.50 ×0.25 ×0.00

初出:第六世代

一覧

+いわ

相性

×
凡例   ×○ × ×△ ××
本編 / ノブナガ ×4.00 ×2.00 ×1.00 ×0.50 ×0.25 ×0.00
ダンジョン(救助隊) ×2.25 ×1.50 ×1.35 ×1.00 ×0.90 ×0.81 ×0.75 ×0.50 ×0.45 ×0.25
ダンジョン(探検隊) ×1.96 ×1.40 ×0.99 ×1.00 ×0.71 ×0.49 ×0.70 ×0.50 ×0.35 ×0.25

初出:第二世代

一覧

+ゴースト

相性

× ×○ ×
凡例   ×○ × ×△ ××
本編 / ノブナガ ×4.00 ×2.00 ×1.00 ×0.50 ×0.25 ×0.00
ダンジョン(救助隊) ×2.25 ×1.50 ×1.35 ×1.00 ×0.90 ×0.81 ×0.75 ×0.50 ×0.45 ×0.25
ダンジョン(探検隊) ×1.96 ×1.40 ×0.99 ×1.00 ×0.71 ×0.49 ×0.70 ×0.50 ×0.35 ×0.25

初出:第三世代

一覧

+ドラゴン

相性

×
凡例   ×○ × ×△ ××
本編 / ノブナガ ×4.00 ×2.00 ×1.00 ×0.50 ×0.25 ×0.00

初出:第五世代

一覧

+はがね

相性

第五世代まで

× ×△

第六世代以降

× ×△
凡例   ×○ × ×△ ××
本編 / ノブナガ ×4.00 ×2.00 ×1.00 ×0.50 ×0.25 ×0.00

初出:第五世代

一覧

+フェアリー

相性

× ×
凡例   ×○ × ×△ ××
本編 ×4.00 ×2.00 ×1.00 ×0.50 ×0.25 ×0.00

初出:第八世代

一覧

あくタイプの歴史

第二世代

第一世代の環境は絶対神のエスパータイプを筆頭に、タイプごとの優遇・冷遇がはっきりしていたため、これらを少しでも改善するために追加されたのがあくタイプとはがねタイプだった。あくタイプは、今まで事実上弱点なしだったエスパータイプに対し弱点を突け、逆にエスパー技は無効にするなど、まさにエスパーを弱体化させるために追加された要素として代表的な存在であった。また、第一世代で冷遇されていたかくとうむしを弱点とするため、それらへの救済の意味合いもあった。このように、新タイプを追加することで異常に優遇されていたエスパータイプを弱体化させ、逆に冷遇されていたかくとうタイプを強化させることでバランスを調整しているのだと考えられる。

第二世代の環境において、あくタイプで特に使われたポケモンは、ブラッキーヘルガーバンギラスの3匹。ブラッキーはブイズで珍しく耐久向けのステータスで当時の努力値の仕様と相性が良く、ヘルガーはエスパータイプおよびはがねタイプに対してとても強く、バンギラスはレベル55限定という制限にありあまるほどの強さを誇った。新タイプは2つとも、初登場から可もなく不可もなくとそれなりのポジションとなっていた。

第三世代

数多くのあくが追加されたが、どれも攻撃特攻を上回るなど特殊技であるあくとはアンチシナジー。主力あくウエポンを欠くポケモンも多く、特にRS期のシザリガーはあくの最高威力がめざめるパワーを考慮しなければ威力20のはたきおとす止まりであった。環境に影響を及ぼしたあく技はおきみやげ程度なものであった。

この世代ではレベル50戦がメインでありレベル51以上のポケモンがレベル50に補正される機能も実装されていなかったため、バンギラスが公式大会に出場不能となった。そうしたこともあって、この世代で活躍できたのはヘルガー程度なものであり、そのヘルガーすらもほのお枠としての性質が強かった。

第四世代

物理特殊の分離によって、多くのあくの物理アタッカーが救済された。さらに、先制攻撃技としてふいうちが追加されてエスパーゴーストには滅法強くなり、交代すればおいうち、居座って突っ張ればふいうち、といった具合に択を迫れるようになった。

新規勢もドラゴンメタとして強力なマニューラ弱点無しの耐久型であるミカルゲ、最大威力のふいうちが持ち味のドンカラスなど、粒揃いであった。

しかし何と言っても大きいのは、フラットバトルの導入によってバンギラスが使用可能になったことであろう。バンギラスはすなおこしの効果をうけて自身の特防を1.5倍強化し、生半可な特殊火力なら4倍弱点であっても受けることができた。

第五世代

イカサマの追加、ゾロアークサザンドラズルズキンキリキザンの登場が主な変化。サザンドラは高い特攻と広い技範囲、低くない素早さを活かしてこだわりスカーフアタッカーとして活躍。一方ゾロアークは実際の対戦では見せ合いがあるため、「使いこなせば強い」程度に落ち着いた。ズルズキンだっぴによる居座り耐久型として使ってよし、いかくサイクル型として使ってよしと、型の豊富さ、汎用性の高さで環境における活躍を果たした。キリキザンかくとう全盛の環境とあってシングルバトルでは立場がなかったが、ダブルバトルまけんきアタッカーとして活躍。

第六世代

フェアリータイプの登場、はがねに対するあくの技の相性仕様見直しが主な変化。フェアリーに弱点を突かれることも然ることながら、役割対象となっていたエスパーファイアローメガガルーラのパワーを受け切れないため環境から減少し、ひいてはあくの仕事も少なくなった。

この世代で活躍していたあくポケモンはゲッコウガ、、ギャラドス、サザンドラ(XY期)バンギラスORAS期)程度であり、そのうちゲッコウガへんげんじざいが主流、ギャラドスメガシンカ後限定であり、それを考えるとあくの活躍が乏しかったと言える。

第七世代

この世代の完全新規のあくはガオガエンアクジキングのみ。リージョンフォームとしてはアローララッタアローラペルシアンアローラベトベトンが追加された。

ふいうち威力仕様低下、カプミミッキュの登場などフェアリーの普及がきつく、SM期のシングルバトルではゲッコウガメガギャラドスバンギラスを除くあくタイプが使用率ベスト30に一切入選しない異常事態となった。上述のゲッコウガとメガギャラドスの性質から、あく枠を地で行っているのはバンギラスしかいない状況となった。

しかしシングルバトルでのあくの技範囲は評価されている。というのも、この世代の最強トリオと名高いカバルドンギルガルドボーマンダの3匹、通称「カバマンダガルド」をしても全員が等倍以上で受けることに甘んじるのがゴースト、あくなのである。そのうち前者はタイプ一致で打つとなるとギルガルドから一致で抜群を取られるジレンマを抱くことになるため、「カバマンダガルド」を相手に一致技の範囲を活かすなら後者が適任である。

ダブルバトルでは新入りのアローラベトベトン、アローラペルシアン、ガオガエンが中々強く、バンギラスも依然砂パの始動役としてトップメタを守っている。特にガオガエンはSM期にも使用率が高かったが、いかくを解禁されるとダブルバトル使用率1位を自身の特等席とした。これまでのあくタイプは火力に乏しくクレセリアギルガルドを倒しきれない悩みがあったが、アクZを用いることで高い瞬間火力を出せるようになった。

GSダブルではてんこがすめつぼうのひかりを流せるタイプとしての意味合いを持つようになった。エスパータイプの横行したこのルールにおいてあくタイプの通りはよく、ガオガエンはもちろんブラッキーバルジーナといった比較的マイナーなものも用いられた。イカサマにより伝説のポケモンの高いこうげきを逆に利用できるメリットが強力であった。

第八世代

前世代で猛威を振るったカプは存在しないことから、以前ほどあくタイプが生きられない状態では無くなっている。初のフェアリータイプとの複合であるオーロンゲは、現在環境トップであるドラパルトを止められるポケモンとして評価されている。

わざとしてのあくタイプ

このタイプを持つわざについてはCategory:あくわざを参照。

あくタイプを好むポケモントレーナー

備考

各言語版での名称

言語 名前
日本語 あく
ドイツ語 Unlicht
英語 Dark
スペイン語 ラテンアメリカ Oscuridad
スペイン Siniestro
フランス語 Ténèbres
イタリア語 Buio
韓国語 악 (Ak)
中国語(ゲーム) 簡体字 恶 (È)
繁体字 惡 (È)
中国語(その他) 大陸 恶 (È)
香港 惡 (Ok)
台湾 惡 (È)
チェコ語 Temný
デンマーク語 Mørke
Mørk
ギリシャ語 Σκοταδιού (Skotadiou)
フィンランド語 Pimeys
Pimeä
ヘブライ語 אופל (Offel)
ハンガリー語 Sötét
インドネシア語 Jahat
Kegelapan
マレーシア語 Gelap
オランダ語 Duister
Donker
ノルウェー語 Mørk
ポーランド語 Mroczny
ポルトガル語 ブラジル Sombrio
Noturno
Trevas
ポルトガル Escuridão
ルーマニア語 Întuneric
ロシア語 Темнота (Temnota)
スウェーデン語 Mörker
Mörk
タイ語 มืด (Muet)
ความมืด (Khwammuet)
トルコ語 Karanlık
ベトナム語 Bóng tối
タイプ
ノーマル - ほのお - みず - でんき - くさ - こおり - かくとう - どく - じめん
ひこう - エスパー - むし - いわ - ゴースト - ドラゴン - あく - はがね - フェアリー - ???