アローラ地方
アローラ地方は、ポケットモンスター サン・ムーン・ウルトラサン・ウルトラムーンの舞台となる架空の地方。
概要
ハワイ諸島南東部がモチーフになっている[1]。カンタイシティのNPCが話すように、地方の名前は現地で挨拶に使われる言葉「アローラ」と同じ。
カントー地方やジョウト地方を旅したことのあるトレーナーが中心となって作ったカンタイシティや、ジョウト地方から来た人たちが作ったマリエ庭園があるなど、カントー・ジョウト地方との関係が深い。
観光地として発展した地域であり、特にウルトラサン・ウルトラムーンではビーチ文化が強調されている。
土地信仰、自然崇拝、ポケモン愛護精神が強い地域である。基本的には平和な地域であり、地域によっては警察が暇そうにしているほどであるが、しまめぐりとスカル団の関連性などから閉鎖性を思わせる描写もある。
Zワザで攻略しやすいようにする配慮なのか、シナリオで戦うトレーナーはポケモンを1匹しか持っていないことが多い。
カロス地方およびカントー地方からは遠く離れているとされる[2]。
世界
守り神
メレメレじま、アーカラじま、ウラウラじま、ポニじまの4つの島とエーテル財団が建設した人工島エーテルパラダイスからなる。4つの島にはそれぞれ「カプ」と呼ばれる守り神のポケモンがおり、島の人々から崇められている。カプたちは人間を1人、しまキングまたはしまクイーンとして任命し、彼らは島の首長となる。ただし、物語開始時点ではポニじまのみ首長がおらず、物語を進めていって最終的にハプウがしまクイーンに就任している。
島 | 守り神のポケモン | 首長 |
---|---|---|
メレメレじま | カプ・コケコ | ハラ |
アーカラじま | カプ・テテフ | ライチ |
ウラウラじま | カプ・ブルル | クチナシ |
ポニじま | カプ・レヒレ | 空席→ハプウ |
リージョンフォーム (アローラのすがた)
詳細はリージョンフォームを参照。
アローラ地方には、その独特な自然環境に適応したことによって既存のポケモンの姿の変化が見られる。これらはリージョンフォームと呼ばれ、特にアローラ地方で変化したものは「アローラのすがた」と呼ばれている。ナリヤ・オーキドなど、リージョンフォームについて研究する人物もいる。
各言語版での名称と由来
言語 | 名前 | 由来 | |
---|---|---|---|
日本語 | アローラ | ||
ドイツ語 | Alola | 日本語に同じ | |
英語 | Alola | 日本語に同じ | |
スペイン語 | Alola | 日本語に同じ | |
フランス語 | Alola | 日本語に同じ | |
イタリア語 | Alola | 日本語に同じ | |
韓国語 | 알로라 (Alola) | 日本語名の音写 | |
中国語(ゲーム) | 簡体字 | 阿罗拉 (Āluólā) | 日本語名の音写 |
繁体字 | 阿羅拉 (Āluólā) | ||
中国語(その他) | 大陸 | 阿罗拉 (Āluólā) | |
香港 | 阿羅拉 (Alòhlāai) | ||
台湾 | 阿羅拉 (Āluólā) | ||
ロシア語 | Алола (Alola) | 英語名の音写 | |
タイ語 | อโลลา (Alola) | 日本語名の音写 |