Pokémon GO
Pokémon GO | |
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ジャンル | ゲームアプリ |
プレイ可能人数 | 1人〜複数人 |
発売元 | 株式会社ポケモン/任天堂 |
開発元 | Niantic, Inc. |
発売/配信日 | |
日本 | 2016年7月22日 |
アメリカ | 2016年7月6日 |
イギリス | 2016年7月14日 |
ドイツ | 2016年7月13日 |
オーストラリア | 2016年7月6日 |
公式サイト | |
Pokémon GO (ポケモン ゴー) は、2016年7月に配信が開始されたiOS・Android向けアプリ。無料ダウンロード可のアイテム課金制のゲーム(いわゆる基本無料ゲーム)。
概要
一般的なメディアではポケモンGOと呼ばれることもある、「現実世界」と「仮想世界」の世界を融合させたいわゆるAR(拡張現実)系ゲーム。プレイヤーの位置情報に応じてポケモンが出現し、スマホの画面上でポケモンを捕まえたり、他のプレイヤーと戦わせたりすることができる。従来のゲームと異なり、通信先の国[注 1]や地域によって出現するポケモンが異なるなど、よりユーザの交流が深められるように設計されている。
ポケモンの出現場所、ポケストップやジムなどの施設などは、すべて現実世界のロケーションを元に決定されている。ポケモンは捕獲またはタマゴ孵化により入手可能。ポケモンを用いジムなどで対戦を行ったりすることができるなど様々な機能が搭載されている。ゲームには達成するとメダルがもらえるチャレンジ要素が存在し、衣服やアクセサリーなどの外見をカスタマイズできる機能とともに、プレイヤーのプロフィールを飾ることができる。なお、ポケコインなどいくつかのどうぐや機能はアプリ内課金で入手できる。
このゲームとメインシリーズの連動を予定している旨は2016年の稼働当初から発表されていた。当初はサン・ムーン、ウルトラサン・ウルトラムーンでの連動が検討されていたようだが結果的にお蔵入りとなり、2018年のポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイと直接の連動が行われるようになり、更に2020年にはPokémon HOMEを通じてメインシリーズとの連動が行われることになった。
また、「Pokémon GO Plus」と呼ばれるウェアラブルデバイスを使うと、スマートフォンの画面を見ずにポケモンの出現を確認したり、簡単な操作が行えるようになっている。
ゲームシステム
Pokémon GOでは、現実世界での地理に応じた600種以上の野生のポケモンが登場する。たとえば、みずポケモンは水場に出現しやすい。ポケモンに遭遇するとスマートフォンが振動し、ポケモンが逃げ出すまでモンスターボールを投げて捕獲に挑戦できる。さらに、プレイヤーは同種のポケモンを複数捕まえることで、そのうちの1匹を進化させるためのアメを入手でき、ポケモンを進化させることができる。
また、プレイヤーはタマゴを入手することがあり、これは本編と同様に一定の距離を移動すると孵化する。タマゴが孵化するための距離はタマゴの種類によって異なる。タマゴ、モンスターボール、およびその他のどうぐは「ポケストップ」と呼ばれる施設で入手できる。「ポケストップ」は現実世界の美術館、パブリックアート、名所旧跡などの位置に存在する。
Pokémon GOではトレーナー自身のレベル(トレーナーレベル)が存在する。トレーナーレベルはポケモンを捕まえることで上昇し、レベルが上がるほど様々な種類のポケモンを見つけることができる。また、ある一定のレベルに達すると、プレイヤーは3つのチームのうちひとつに所属することができる。チームについては下記参照。
現実世界に位置するジムは各3チームのうちどれかのコントロール下に置かれる。ジムをコントロール下に置いているチームに所属する各プレイヤーはそのジムに1匹ポケモンを預けることができる。もし、空いているジムを見つけた場合、自分のポケモンを預けることで、ジムを自分のチームのコントロール下に置くことができる。 他のチームのプレイヤーはジムでポケモンバトルに挑戦することができ、その結果によってジムを奪取できる。
プレイヤーの補助として、ウィロー博士が登場する。
登場するポケモン
チーム
プレイヤーがトレーナーレベル5に達すると、「チーム」に参加することができる。「チーム」は3つ存在する。
詳細は「チーム (GO)」を参照のこと。
ジム
「ジム (GO)」を参照のこと。
技
「Pokémon GOに登場する技一覧」も参照のこと。
Pokémon GOにおいては、技はノーマルアタックとスペシャルアタックの2つに分けられる。
ノーマルアタックは比較的短い間隔で連続して発動できる。スペシャルアタックは、ノーマルアタックを発動したり、相手から攻撃を受ける(ジムバトル・レイドバトルのみ)ことで溜まるゲージを消費して発動する溜め技である。
技の強さは、威力・エネルギー充填量(ノーマルアタック)・エネルギー消費量(スペシャルアタック)・発動に掛かる秒数(ジム・レイドバトル)・消化ターン数(トレーナーバトル)(と技のタイプ)を総合して勘案される。一秒ごとに与えられるダメージ量は、俗にDPS(Damage per Seconds、ダメージ毎秒の略)と呼ばれる。DPSは技一つ一つについても考えることができるほか、エネルギー充填量とエネルギー消費量の関係も考慮した総合的なDPSを考えることもできる。ただし、ゲーム上で視認できる技の要素は威力とエネルギー消費量(と技のタイプ)のみである。これらの要素は、サーバーアップデートにより、明示または非明示的に変更されることがある。変更されることで技の使い勝手、しいてはその技を覚えるポケモンそのものの評価が上下することになる。
ノーマルアタック・スペシャルアタックのどちらも(基本的に)攻撃技であり、本編におけるへんかわざに相当する技はほとんど存在しない。例外としてはねる・あくび・へんしんの3種が威力0の技(本編ではいずれも補助技である)として存在する。これら3種の技はいずれもノーマルアタックであり、発動することでスペシャルアタックの発動に必要なエネルギー(ゲージ)をためることができる。また、Pokémon GOのダメージ計算上、威力が0の技でも1ダメージは与えられる。
一部の技は、トレーナーバトルにおいて、自身や発動相手の攻撃能力値・防御能力値を一時的に変化させるランク補正能力を持っている。これは、本編における追加効果を再現したものである。
そのほか、倍率は異なるものの、タイプ相性やタイプ一致ボーナスが存在する点については本編と変わらない。
ショップ
ショップではリアルマネーを使ったポケコインの購入と、ポケコインやリアルマネーを使ったゲーム内アイテムの購入ができる。「ポケコイン」は、ゲーム内で使用される通貨であり、リアルマネーで購入するほか、ジムを防衛して獲得することもできる。
ショップで購入できるゲーム内アイテムは、日常的なプレイで際限なく手に入るもの(モンスターボールやげんきのかけらなど)、通常プレイでは入手数が限定されるもの(ふかそうちやしあわせタマゴなど)、ショップでしか購入できないもの(バッグアップグレード・ポケモンボックスアップグレード・チームへんこうメダリオンなど)までさまざまである。また、ショップでは複数のアイテムが入った「ボックス」と呼ばれるセットも期間限定で販売される。ボックスはポケコインで購入できるものとリアルマネーでしか購入できないものの2種類存在する。さらに、イベントに参加するのに必要なチケットもショップで販売されることがある。
詳細はポケコインの記事を参照。
着せ替え
プレイヤーの服装やポーズを変えることができる。ほとんどの着せ替えアイテムはポケコインと引き換えるが、イベント時などに無料で追加されることがある。 着せ替えアイテムの詳細は「Pokémon GO 着せ替え一覧」を参照のこと。
ポケモンの入手
Pokémon GOにおけるポケモンの入手法は、捕獲と孵化(と進化)に大別される。
捕獲
捕獲は、3種類のパターンでエンカウントしたポケモンに対してモンスターボールを当てることで入手する方法である。
- フィールド上のシンボルエンカウント(野生ポケモン)
- ポケモンリサーチをクリアしたりGOバトルリーグで勝利したりすることでもらえるリワード
- レイドバトルやロケット団員とのバトルで敵ポケモンを倒した時に突入するゲットチャレンジ
3つのパターン全てに共通して、本編におけるサファリゾーンに似た手続きで捕獲に挑戦する。捕獲に際してHPを削ったり、状態異常にする手法は取れない。捕獲率はポケモンの周りに表示されている環の色から大雑把に判断でき、緑・黄・赤の順番で捕まえやすい。ポケモンに示されたを上げる方法として、使うボールの種類をスーパーボールやハイパーボールに変更する、ズリのみ/金のズリのみを使う、ポケモンに表示された環が小さいときに環の内側にボールを投げるなど様々ある。詳細は「捕捉率 (GO)」の記事を参照。
リワードで出現したポケモン以外は、逃げることがある。
レイドバトル終了時以外で出現したポケモン以外の強化レベル(本編におけるレベルに相当)は、トレーナーレベルと関係がある。
フィールド上のシンボルエンカウントで出現するポケモンは、時間の経過ともに出現したり消滅したりする。一度捕まえるかポケモンから逃げられるとそのポケモンはフィールドから消えるが、時間が経過すると再びポケモンが出現する。フィールド上のシンボルエンカウントに出現しやすいポケモンは以下の要素によって変動する。
- 場所
- 地形ごとの全般的な特性
- 例えば、小川ではみずポケモンが出現しやすかったり、埋め立て地等の臨海部ではでんきタイプやはがねタイプが出やすく設定されている。
- 公園や自然保護区に設定されているポケモンの巣の情報
- 出現しやすい野生ポケモンが1種類設定されている
- 地形ごとの全般的な特性
- 現実の天気[1]
- ポケモンの種類
- 例えば、進化後のポケモンは進化前のポケモンと比べて出現率が低い
- イベント
ベイビィポケモン・伝説/準伝説ポケモン・その他ごく一部のポケモンは、フィールド上のシンボルエンカウントで出現することがない。また、特定の地域にしか出現しない地域限定ポケモンも存在する。
フィールド上のシンボルエンカウントで出現するポケモンは、近くにいるポケモンとして見ることができる。リスト内のポケモンはそのポケモンに近づいたかどうかによってリストを上下する。一度も手に入れたことのないポケモンについては、黒塗りで優先的に表示される。
おこうやルアーモジュールをつかうことで一定時間ポケモンをフィールド上に出現させられる。これらの手段で出現させたポケモンについては、近くにいるポケモンとして表示されない。
孵化
ポケストップのフォトディスクを回したりするとポケモンのタマゴがもらえることがある。このタマゴをふかそうちに入れて、指定された距離を歩くことによって、ポケモンが孵化する。孵化して手に入るポケモンについては、タマゴ入手時に決定される。何が生まれるかは孵化してみないとわからないが、歩かならなければならない距離に応じて孵化しうるポケモンの種類が決まっている。孵化しうるポケモンの種類は、比較的頻繁に変更される。
詳細はタマゴ (GO)およびPokémon GOのタマゴ一覧を参照。
ポケモンの育成
Pokémon GOでは、入手したポケモンを育てることができる。これを「強化」という。本編の経験値とは異なり、強化にはほしのすなとそのポケモンの系統のアメの両方を用いる。強化を行うにつれて、CP (Combat Power)が上昇し、ステータス画面上部のメーターが半円形に近づく。トレーナーレベルに応じて強化の上限が決まっており、上限まで強化するとメーターの半円形が完成する。各ステータスとその上昇についてはCombat Power、個体値 (GO)の各項を参照。
また、ポケモンの育成段階を「強化レベル」といい、強化レベルは通常99段階からなる。強化の上限がトレーナーレベルと連動すること、およびポケモンを入手した際の強化レベルが奇数番目の段階に限られることから、便宜上0.5刻みのレベル表記でLv. 1, 1.5, …, 49.5, 50とあらわす。Pokémon GOで「ポケモンのレベル」という場合、このように表記された強化レベルのことをさす。79段階目に相当するLv.40からさらに強化するためには通常のアメの代わりにアメXLが必要となる。相棒機能によってのみ、100, 101段階目に相当するLv. 50.5, 51に到達しうる。詳細は強化の記事を参照。
強化のほかにも、入手したポケモンを進化させることもできる。進化にはそのポケモンの系統のアメを用いる。進化に必要なアメの個数はポケモンごとに定められ、たとえばキャタピーはキャタピーのアメ12個でトランセルに進化する。詳細はアメを参照。
2018年12月13日には、スペシャルアタックを2種類習得する「開放」の機能が追加実装された。2つ目のスペシャルアタックを習得するにも、ほしのすなとそのポケモンの系統のアメの両方を用いる。
これら育成に必要なほしのすなやアメの入手は限定的で、ショップなどからは入手できず、地道なプレイで獲得する必要がある。詳細はほしのすな、アメの各項を参照。
デイリーボーナス
2016年11月6日より配信されたバージョン 0.45.0より、デイリーボーナスが実装され、その日最初に捕まえたポケモンおよび最初に訪れたポケストップでXPやほしのすなが多くもらえるようになった。また、7日間連続でこのボーナスを受け取ると、さらに多くのボーナスを手に入れることができる。
詳細はデイリーボーナスの記事を参照。
相棒ポケモン
2016年9月13日から配信されたバージョン0.37.0より、相棒としてポケモンを連れ歩けるようになった。相棒ポケモンを連れて一定距離歩くと、そのポケモンの進化系統のアメを1個手に入れることができる。この際の距離はポケモンの進化系統による。相棒ポケモンは左下のトレーナーアイコンの右側に表示されるほか、トレーナープロフィールに表示される。
2019年12月より新たに相棒と冒険機能が追加され、相棒ポケモンに設定しているポケモンはAR+機能で遊ぶことができるようになった。きのみかポフィンを与えることでポケモンがプレイヤーの後をついてくるようになる。相棒と一緒に歩いたりポケストップを回すことでハートが増えていき、相棒レベルが上昇する。相棒レベルが最高になるとがんばリボンをつけ、CPが強化される。
相棒ポケモンについての詳細は相棒ポケモン (GO)の記事を参照。
どうぐ
ポケストップ申請
「Niantic Wayfarer」に参加することでポケストップやジムの元になるWayspot候補のノミネートやレビューを行える。
詳細はNiantic Wayfarerの記事を参照。
リリース当初は、ポケストップおよびジムは事前に設定された位置[注 2]にのみ存在していた。そのため、プレイヤーが住んでいる場所によっては、これらが近くに存在せず、ゲームプレイの幅を狭める可能性があった。それでも野生のポケモンは出現するが、モンスターボールをポケストップで補給できないなら、ポケコインで購入しなければならず、さらにジムが近くに存在しない場合、ポケコインを現実の通貨で購入する必要がある問題があった。
経験値
プレイヤーはポケモンを捕獲したり進化させたりすることで経験値 (XPと略される) を得られ、経験値を溜めるとトレーナーレベルが上がる。トレーナーレベルに応じて出現するポケモンの強さが変化したり、使えるアイテムが増えたりする。
詳細はトレーナーレベルの記事を参照。
メダル
「Pokémon GOに登場するメダル一覧」を参照のこと。
天候
2017年12月9日のアップデートで追加された機能。現実の天候と連動してゲーム内の天候が変化する。天候ごとに対応したタイプが決められており、特定のタイプのポケモンの出現率が上昇したり、捕獲時にほしのすなを多めにもらえる、技の威力があがる、といった恩恵を得られる。これらを総称して天候ブースト、もしくは単にブーストと呼ぶ。
詳細はてんき (GO)の記事を参照。
ポケモンリサーチ
2018年3月31日のアップデートで実装された機能。ウィロー博士の研究の手伝いをすることでアイテムを受け取れる、特定のポケモンが捕獲できる、といった特典を受けることができる。リサーチには以下の4種があり、難易度やタスクの受け取り方に違いがある。
- フィールドリサーチ:ポケストップから受け取れる。同じポケストップからは同じタスクしか受け取れないが、日付が変わると別の内容のタスクが受け取れる。タスクは最大3個まで保管できるが、1日にこなせるタスクに上限はない。タスクを達成すると1日1個スタンプが受け取れ、7個集めると大発見が発生する。通常よりも良い道具が受け取れたり伝説のポケモンに出会えるようになる。イベント時には特別なタスクが追加されることがある。出現しづらいポケモンが出現したり、特定のポケモンのみが出現するイベントが行われることがある。
- スペシャルリサーチ:ウィロー博士から直接依頼が届く。タスクの難易度はフィールドリサーチよりも高いことが多い。タスクを達成するごとにストーリー(ウィロー博士との会話パート)が進行する。リイなど、ウィロー博士以外の人物から依頼されるスペシャルリサーチもまれにある。
- タイムチャレンジ:特定のイベントなどの期間にのみ挑戦できる。形式はスペシャルリサーチと似ているがウィロー博士との会話が入らない。
- コレクションチャレンジ:特定のイベントなどの期間にのみ挑戦できる。特定のポケモンを集める課題。
フレンド機能
2018年6月22日から追加された機能。フレンドに登録すると、ギフトを贈ったり、ポケモンを交換できたり、ジムバトルやレイドバトルでボーナスを受けることができる。フレンドの登録はトレーナーごとに設定されたフレンドコード入力して申請し、許可をもらうことで可能となる。
詳細はフレンドの記事を参照。
ポケモン交換
2018年6月22日に追加された機能。一定の条件下においてポケモンを交換することができる。交換には一定の数のほしのすなが必要。交換はフレンド登録してあり、仲良し度を友達以上にあげている相手とのみ可能。また、100m以内にいる人としか行えない。
詳細はフレンド#交換の記事を参照。
いつでも冒険モード
2018年11月2日から追加された機能。Pokémon GOを起動していない間も歩数をカウントし、相棒ポケモンのアメやタマゴの孵化に必要な歩数を計測できる機能。同時に週ごとに歩いた歩数に応じてリワードが獲得できるようになった。また、相棒ポケモンがアメを見つけたときやタマゴが孵化するときはプッシュ通知が表示される。
使用時はiOSの端末では Apple Health と、Androidの端末ではGoogle Fitと連動する。
詳細はいつでも冒険モードの記事を参照。
トレーナーバトル
2018年12月13日に追加された、Pokémon GOのプレイヤー同士が対戦する機能。QRコードを提示しての募集またはフレンドリストからの直接の申し込みによって、対戦することができる。対戦後には両プレイヤーとも1日3回まで報酬が得られる。また、チームリーダーたちとトレーニングをすることもでき、この場合にも1日1回まで報酬が得られる。
2020年1月30日にはオンラインでランダムにマッチした全世界のトレーナーとトレーナーバトルを行う大会である「GOバトルリーグ」が開始された。
詳細はトレーナーバトル (GO)およびGOバトルリーグの記事を参照。
GOロケット団
Pokémon GOの世界の悪の組織。2019年11月18日に初登場した。
詳細はGOロケット団の記事を参照。
イベント
コミュニティ・デイ
レイドアワー
シーズン
現実世界で季節が春、夏、秋、冬、と移り変わるのと連動し、Pokémon GOの世界でも3か月ごとに「シーズン」が移り変わる。2020年12月から実装された。
詳細はシーズンを参照。
配信までの経緯
2015年9月10日の Ingress Report では、クローズドベータを北半球の冬に実施し、パブリックリリースを2016年前半に予定していると発表された[2]。しかし、実際にはベータテストは2015年中には行われなかった[3][4]。
パブリックリリースに先立ち、抽選で選ばれた応募者によるフィールドテストが日本、オーストラリア、ニュージーランド、およびアメリカ合衆国で行われた。
- 日本
- 2016年3月29日から6月30日まで実施。アナウンスは2016年3月3日[5][6]
- オーストラリアおよびニュージーランド
- 2016年4月25日から6月30日まで実施。アナウンスは2016年4月7日[7]
- アメリカ合衆国
- 2016年5月25日から6月30日まで実施。アナウンスは2016年5月16日[8]
なお、Game Developers Conferenceでは2016年3月14日にこのゲームに関してNianticのCEOであるJohn Hankeによるセッションが予定されていたが、ベータテストと展開の準備のために中止となった[9]。
リリース
各地域ごとのPokémon GOのリリース日についてはPokémon GO/リリースの記事を参照。
Pokémon GO Plus
「Pokémon GO Plus」は、ゲームと連携したデバイスで、任天堂によって開発されている。Bluetoothを用いてスマートフォンと通信し、スマートフォン画面を見続けなくてもPokémon GOを遊ぶことができる。
詳細はPokémon GO Plusの記事を参照。
Niantic Campfire
「Niantic Campfire」または「Campfire」は、Nianticが配信するアプリ[10]。同アプリを利用することで、Nianticが配信する各ゲームのプレイヤーは、他プレイヤーとより活発に交流できる。Pokémon GOでは、同アプリを介して他のプレイヤーとレイド発生状況の共有、メッセージのやり取りが可能となることが予定されている[11]。
日本時間2022/07/01頃に配信開始。なお日本時間2022/09/10時点で同アプリは正式なサービス開始はしておらず、ほとんどのプレイヤーは利用できない。なお日本語圏のユーザーはPokémon GO Fest 2022 Seattleのチケット購入者はアプリ配信開始当初ごろから、Pokémon GO Fest 2022 Sapporoのチケット購入者は2022/07/29ごろから、[12]2022/07/30ごろまで[13]までその機能を正式リリースに先行して体験できていた。その後は他言語圏の一部プレイヤーが引き続き遊べる状態になっていたが、2022/09上旬ごろPokémon GO一部プレイヤー[14]と、そのプレイヤーから招待を受けたプレイヤーが遊べるようになった。
詳細はNiantic Campfireの記事を参照。
反響
Pokémon GOは現実世界に様々な社会現象を引き起こした。
詳細はPokémon GO/反響の記事を参照。
公式スポンサー
Pokémon GOは諸企業からスポンサードされている。それら企業は、ゲーム内においてどのように広告が行われるかにより以下のように大別されている (分類名はpokemongolive.com/ja/に基づく)。
- 公式スポンサー
- 企業の店舗や筐体がゲーム内にポケストップやジムとして出現する。
- 公式イベントスポンサー[注 3]
- ゲーム内で特定のイベントが開催される際、同企業のサービスを利用するトレーナーに何らかのメリットが発生する。
当Wikiでは両者をまとめて「公式スポンサー」と称する。 詳細はPokémon GOの公式スポンサーの記事を参照。
その他の団体・地域との提携
Pokémon GOは公式スポンサー以外にも、各種団体・地域と提携しそれらに関連したポケストップやジムを登場させている。
詳細はPokémon GOの公式スポンサー以外との提携の記事を参照。
システム要件
Pokémon GOのシステム要件は以下のとおりである。
- インターネット接続(3G または 4G(LTE),Wi-Fi)
- GPSサービス
- 以下のいずれかの条件を満たす端末[15]
推奨解像度は720x1080px。スマートフォンを基に設計されており、タブレット向けの特段の最適化はなされていない。(rooted端末はSuperSUでスーパーユーザーを無効化させれば可能。)
備考
- このゲームは日本語版のゲーム名にラテン文字の"Pokémon"が入る初めてのゲームである。
- Pokémon GO の音楽の一部は増田順一により作曲された。音楽はSE (sound effects) と同様にアプリ内の設定で切ることができる。
- Pokémon GOを名乗るマルウェアなどの悪意のあるソフトウェアが多数存在し問題になっている。インストールの際は十分な注意が必要となる。
関連項目
- Google Maps: Pokémon Challenge:2014年4月1日にGoogleが行ったエイプリルフール企画。
- ポケモンカードゲーム ソード&シールド 強化拡張パック Pokémon GO:このゲームをテーマとしたポケモンカードゲームの商品。
脚注
注釈
- ↑ このゲームの舞台の発想として日本・アメリカ・フランスが挙げられている。
- ↑ ポケストップやジムなどの施設配置はNianticのゲーム・Ingressのポータルに基づく
- ↑ pokemongolive.com内では、Pokémon GO Fest 2021でのみ用いられている。日本語版の他、韓国語版・タイ語版・中国語版でも「公式イベントスポンサー」に相当する語句があてられている。英語版などそれ以外の言語版では「Pokémon GO Fest 2021の公式スポンサー」といった呼称が用いられており若干表現が異なるものの、他の企業に対する「Pokémon GOの公式スポンサー」という呼称は区別した表現となっている点は同じ。
出典
- ↑ 正確には天気予報サイトの情報
- ↑ INGRESS REPORT - Begin New Journey - Raw Feed September 10 2015
- ↑ Pokémon GO - Pokemon.com (archived February 7, 2016)
- ↑ 『Pokémon GO』のベータテストについて |ポケットモンスターオフィシャルサイト
- ↑ Pokémon GO - Pokemon.com (archived March 3, 2016)
- ↑ Pokémon GO field testing will begin in Japan - Niantic, Inc.
- ↑ Pokémon GO field testing expands to Australia and New Zealand - Niantic, Inc.
- ↑ Pokémon GO field testing expands to the United States - Niantic, Inc.
- ↑ Pokémon Go GDC Presentation Canceled - www.GameInformer.com
- ↑ 『Campfire』のご紹介:Nianticのゲームが提供する、現実世界と繋がるソーシャル体験がさらに強化 - Niantic, Inc.
- ↑ ディベロッパーダイアリー:『Campfire』登場! - Pokémon GO
- ↑ 【話題】ポケモンGOとリンクするソーシャルアプリ「Niantic Campfire」を使ってみた! 主要な機能とメリット & デメリットは? - ロケットニュース24
- ↑ 【お知らせ】動画でご紹介したNiantic campfireですが、GOFest札幌参加者に向けての先行配信を延期するとNianticからご連絡をいただきました。さらなる機能改善を行なわれるそうです!!正式配信までの予習として動画をご覧いただけましたら幸いです。最新情報入りましたまた共有します🙇 - 北山由里 (Yuri Kitayama) (Twitter)
- ↑ Campfire - Nianticテクニカルサポートおよびヘルプセンター、2022/09/10付魚拓
- ↑ 公式は以下の端末において動作確認をしている。:Niantic サポート
外部リンク
- 『Pokémon GO』公式サイト
- Pokémon GO (Niantic, Inc.)
- 公式ウェブサイト(EN)
- Pokémon GO US.ver
- 公式フェイスブック(EN)
- 公式ツイッター(EN)
- 公式YouTubeチャンネル(EN)
- 公式Google+(EN)