ウインディ
ウインディ Windie | |
英語名 | Arcanine |
---|---|
全国図鑑 | #059 |
ジョウト図鑑 | #128 |
ホウエン図鑑 | #246 |
シンオウ図鑑 | #- |
新ジョウト図鑑 | #130 |
イッシュ図鑑 | #- |
新イッシュ図鑑 | #052 |
セントラルカロス図鑑 | #- |
コーストカロス図鑑 | #- |
マウンテンカロス図鑑 | #- |
新ホウエン図鑑 | #- |
アローラ図鑑 | #053 |
メレメレ図鑑 | #053 |
アーカラ図鑑 | #- |
ウラウラ図鑑 | #- |
ポニ図鑑 | #- |
新アローラ図鑑 | #065 |
新メレメレ図鑑 | #065 |
新アーカラ図鑑 | #- |
新ウラウラ図鑑 | #- |
新ポニ図鑑 | #- |
ガラル図鑑 | #071 |
分類 | でんせつポケモン |
タイプ | ほのお |
たかさ | 1.9m |
おもさ | 155.0kg |
とくせい | いかく もらいび |
隠れ特性 | せいぎのこころ |
図鑑の色 | 茶 |
タマゴグループ | りくじょう |
タマゴの歩数 | 20サイクル
|
獲得努力値 | こうげき+2 |
基礎経験値 |
|
最終経験値 | 1250000 |
性別 | 75% ♂ ・ 25% ♀ |
捕捉率 | 75 |
初期なつき度 | 70 |
外部サイトの図鑑 |
ウインディとはぜんこくずかんのNo.059のポケモンのこと。初登場はポケットモンスター 赤・緑。
目次
進化
ポケモンずかんの説明文
- 赤・緑、ファイアレッド
- ちゅうごくの いいつたえにある でんせつの ポケモン。ものすごい スピードで はしるという。
- 青、リーフグリーン、X、シールド
- むかしから おおくの ひとを とりこにした うつくしい ポケモン。とぶように かろやかに はしる。
- (漢字) 昔から 多くの 人を 虜にした 美しい ポケモン。飛ぶように 軽やかに 走る。
- ピカチュウ、ポケモンピンボール
- ちゅうごくで でんせつの ポケモン。かろやかに はしる そのすがたに とりこに される ものも おおい。
- 金、ハートゴールド
- りっぱな たてがみに みとれる ひとがいるほど どうどうとしている ちゅうごくの でんせつポケモン。
- 銀、ソウルシルバー、Y
- どうどうとした なきごえは いげんに あふれ きいたものは おもわず ひれふしてしまう。
- (漢字) 堂々とした 鳴き声は 威厳に あふれ 聞いたものは 思わず ひれ伏してしまう。
- クリスタル
- そうげんを かけぬける ようすは ひとびとの こころを とりこにしたと むかしの えまきに しるされていた。
- ルビー・サファイア・エメラルド、オメガルビー・アルファサファイア
- 10000キロの きょりを いっちゅうやで はしると いわれている かいそくの ポケモン。たいないで もえさかる ほのおが パワーとなる。
- (漢字) 10000キロの 距離を 一昼夜で 走ると いわれている 快速の ポケモン。体内で 燃えさかる 炎が パワーとなる。
- ダイヤモンド・パール・プラチナ、ブラック・ホワイト
- いふうどうどうとした すがたは ふるくから ひとびとの こころを とりこにしてきた。
- (漢字) 威風堂々とした 姿は 古くから 人々の 心を 虜にしてきた。
- ブラック2・ホワイト2
- いっちゅうやで 10000キロの きょりを かけぬける すがたは おおくの ひとを みりょうしてきた。
- (漢字) 一昼夜で 10000キロの 距離を 駆けぬける 姿は 多くの 人を 魅了してきた。
- サン
- とうようの ふるい いいつたえ にも とうじょうする。 いげんに あふれ たくましくも うつくしい ポケモン。
- (漢字) 東洋の 古い 言い伝え にも 登場する。威厳に あふれ たくましくも 美しい ポケモン。
- ムーン
- たいないで もえさかる ほのおを エネルギーに だいちを かける。おおくの でんせつが のこっている。
- (漢字) 体内で 燃え盛る 炎を エネルギーに 大地を 駆ける。多くの 伝説が 残っている。
- ウルトラサン
- おおむかしに とある ぶしょうと ともに たたかい くにを おさめた という でんせつが のこされている。
- (漢字) 大昔に とある 武将と ともに 戦い 国を 治めた という 伝説が 残されている。
- ウルトラムーン
- おおくの いいつたえが のこっており でんせつの ポケモンと よばれるが いがいと みつかる かずは おおい。
- (漢字) 多くの 言い伝えが 残っており 伝説の ポケモンと 呼ばれるが 意外と 見つかる 数は 多い。
- Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ
- とうようで でんせつの ポケモン。 かろやかに はしる そのすがたに とりこに される ものも おおい。
- (漢字) 東洋で 伝説の ポケモン。 軽やかに 走る その姿に 虜にされる 者も 多い。
種族値
第1世代
種族値 | ||
---|---|---|
HP | 90 | |
こうげき | 110 | |
ぼうぎょ | 80 | |
とくしゅ | 80 | |
すばやさ | 95 | |
合計 | 455 |
第2世代以降
種族値 | 能力値の範囲(第三世代以降) | |||
---|---|---|---|---|
レベル50 | レベル100 | |||
HP | 90 | 150 - 197 | 290 - 384 | |
こうげき | 110 | 103 - 178 | 202 - 350 | |
ぼうぎょ | 80 | 76 - 145 | 148 - 284 | |
とくこう | 100 | 94 - 167 | 184 - 328 | |
とくぼう | 80 | 76 - 145 | 148 - 284 | |
すばやさ | 95 | 90 - 161 | 175 - 317 | |
合計 | 555 | |||
ダメージ倍率
第1世代
ノーマル: | 100% | |
---|---|---|
かくとう: | 100% | |
ひこう: | 100% | |
どく: | 100% | |
じめん: | 200% | |
いわ: | 200% | |
むし: | 50% | |
ゴースト: | 100% |
ほのお: | 50% | |
---|---|---|
みず: | 200% | |
くさ: | 50% | |
でんき: | 100% | |
エスパー: | 100% | |
こおり: | 100% | |
ドラゴン: | 100% |
第2世代以降
ノーマル: | 100% | |
---|---|---|
かくとう: | 100% | |
ひこう: | 100% | |
どく: | 100% | |
じめん: | 200% | |
いわ: | 200% | |
むし: | 50% | |
ゴースト: | 100% | |
はがね: | 50% |
ほのお: | 50% | |
---|---|---|
みず: | 200% | |
くさ: | 50% | |
でんき: | 100% | |
エスパー: | 100% | |
こおり: | 50% | |
ドラゴン: | 100% | |
あく: | 100% | |
フェアリー: | 50% |
とくせいのもらいびでダメージ倍率が補正された場合
ノーマル: | 100% | |
---|---|---|
かくとう: | 100% | |
ひこう: | 100% | |
どく: | 100% | |
じめん: | 200% | |
いわ: | 200% | |
むし: | 50% | |
ゴースト: | 100% | |
はがね: | 50% |
ほのお: | 0% | |
---|---|---|
みず: | 200% | |
くさ: | 50% | |
でんき: | 100% | |
エスパー: | 100% | |
こおり: | 50% | |
ドラゴン: | 100% | |
あく: | 100% | |
フェアリー: | 50% |
さかさバトル
ノーマル: | 100% | |
---|---|---|
かくとう: | 100% | |
ひこう: | 100% | |
どく: | 100% | |
じめん: | 50% | |
いわ: | 50% | |
むし: | 200% | |
ゴースト: | 100% | |
はがね: | 200% |
ほのお: | 200% | |
---|---|---|
みず: | 50% | |
くさ: | 200% | |
でんき: | 100% | |
エスパー: | 100% | |
こおり: | 200% | |
ドラゴン: | 100% | |
あく: | 100% | |
フェアリー: | 200% |
とくせいもらいびでダメージ倍率が補正された場合
ノーマル: | 100% | |
---|---|---|
かくとう: | 100% | |
ひこう: | 100% | |
どく: | 100% | |
じめん: | 50% | |
いわ: | 50% | |
むし: | 200% | |
ゴースト: | 100% | |
はがね: | 200% |
ほのお: | 0% | |
---|---|---|
みず: | 50% | |
くさ: | 200% | |
でんき: | 100% | |
エスパー: | 100% | |
こおり: | 200% | |
ドラゴン: | 100% | |
あく: | 100% | |
フェアリー: | 200% |
おぼえるわざ
レベルアップわざ
第七世代 (その他の世代: 1-2, 3-6) | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
SM/USUM | わざ | タイプ | 分類 | 威力 | 命中 | PP |
1 | かみなりのキバ | でんき | 物理 | 65 | 95% | 15 |
1 | かみつく | あく | 物理 | 60 | 100% | 25 |
1 | ほえる | ノーマル | 変化 | — | —% | 20 |
1 | かぎわける | ノーマル | 変化 | — | —% | 40 |
1 | ほのおのキバ | ほのお | 物理 | 65 | 95% | 15 |
34 | しんそく | ノーマル | 物理 | 80 | 100% | 5 |
太字のわざはタイプ一致です。 |
わざ・ひでんマシンわざ
第七世代 (その他の世代: 1-2, 3-6) | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
わざマシン | わざ | タイプ | 分類 | 威力 | 命中 | PP |
わざマシン05 | ほえる | ノーマル | 変化 | — | —% | 20 |
わざマシン06 | どくどく | どく | 変化 | — | 90% | 10 |
わざマシン10 | めざめるパワー | ノーマル | 特殊 | 60 | 100% | 15 |
わざマシン11 | にほんばれ | ほのお | 変化 | — | —% | 5 |
わざマシン15 | はかいこうせん | ノーマル | 特殊 | 150 | 90% | 5 |
わざマシン17 | まもる | ノーマル | 変化 | — | —% | 10 |
わざマシン20 | しんぴのまもり | ノーマル | 変化 | — | —% | 25 |
わざマシン21 | やつあたり | ノーマル | 物理 | — | 100% | 20 |
わざマシン22 | ソーラービーム | くさ | 特殊 | 120 | 100% | 10 |
わざマシン27 | おんがえし | ノーマル | 物理 | — | 100% | 20 |
わざマシン32 | かげぶんしん | ノーマル | 変化 | — | —% | 15 |
わざマシン35 | かえんほうしゃ | ほのお | 特殊 | 90 | 100% | 15 |
わざマシン38 | だいもんじ | ほのお | 特殊 | 110 | 85% | 5 |
わざマシン40 | つばめがえし | ひこう | 物理 | 60 | —% | 20 |
わざマシン42 | からげんき | ノーマル | 物理 | 70 | 100% | 20 |
わざマシン43 | ニトロチャージ | ほのお | 物理 | 50 | 100% | 20 |
わざマシン44 | ねむる | エスパー | 変化 | — | —% | 10 |
わざマシン45 | メロメロ | ノーマル | 変化 | — | 100% | 15 |
わざマシン46 | どろぼう | あく | 物理 | 60 | 100% | 25 |
わざマシン48 | りんしょう | ノーマル | 特殊 | 60 | 100% | 15 |
わざマシン50 | オーバーヒート | ほのお | 特殊 | 130 | 90% | 5 |
わざマシン61 | おにび | ほのお | 変化 | — | 85% | 15 |
わざマシン68 | ギガインパクト | ノーマル | 物理 | 150 | 90% | 5 |
わざマシン78 | じならし | じめん | 物理 | 60 | 100% | 20 |
わざマシン87 | いばる | ノーマル | 変化 | — | 85% | 15 |
わざマシン88 | ねごと | ノーマル | 変化 | — | —% | 10 |
わざマシン90 | みがわり | ノーマル | 変化 | — | —% | 10 |
わざマシン93 | ワイルドボルト | でんき | 物理 | 90 | 100% | 15 |
わざマシン95 | バークアウト | あく | 特殊 | 55 | 95% | 15 |
わざマシン100 | ないしょばなし | ノーマル | 変化 | — | —% | 20 |
太字のわざはタイプ一致です。 |
タマゴわざ
人から教えてもらえるわざ
第七世代 (その他の世代: 2, 3-6) | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
わざ | タイプ | 分類 | 威力 | 命中 | PP | SM | USUM |
ほしがる | ノーマル | 物理 | 60 | 100% | 25 | - | ○ |
りゅうのはどう | ドラゴン | 特殊 | 85 | 100% | 10 | - | ○ |
ねっぷう | ほのお | 特殊 | 95 | 90% | 10 | - | ○ |
てだすけ | ノーマル | 変化 | — | —% | 20 | - | ○ |
アイアンヘッド | はがね | 物理 | 80 | 100% | 15 | - | ○ |
アイアンテール | はがね | 物理 | 100 | 75% | 15 | - | ○ |
とぎすます | ノーマル | 変化 | — | —% | 30 | - | ○ |
げきりん | ドラゴン | 物理 | 120 | 100% | 10 | - | ○ |
いびき | ノーマル | 特殊 | 50 | 100% | 15 | - | ○ |
太字のわざはタイプ一致です。 |
進化前でのみ覚えるわざ
わざ | 進化の系列 | 世代 |
---|---|---|
ひのこ | ガーディ | 1-7 |
にらみつける | ガーディ | 1-7 |
てだすけ | ガーディ | 3-7 |
かえんぐるま | ガーディ | 3-7 |
きしかいせい | ガーディ | 4-7 |
とっしん | ガーディ | 3-7 |
はじけるほのお | ガーディ | 5-7 |
こうそくいどう | ガーディ | 1-7 |
かたきうち | ガーディ | 5-7 |
かみくだく | ガーディ | 4-7 |
ねっぷう | ガーディ | 4-7 |
げきりん | ガーディ | 5-7 |
フレアドライブ | ガーディ | 4-7 |
Let's Go!
Lv | GPGE |
---|---|
1 | すてみタックル かみつく ほえる ひのこ にらみつける |
入手方法
バージョン | 野生 | その他 | ||
---|---|---|---|---|
レベル | 場所 | レベル | 方法 | |
赤・青・ピ | × | 出現しない | Lv.XX | ガーディにほのおのいしを使う。 |
緑 | - | - | ||
金・ク | × | 出現しない | Lv.XX | ガーディにほのおのいしを使う。 |
銀 | - | - | ||
R・S・E | × | 出現しない | - | - |
FR | Lv.XX | ガーディにほのおのいしを使う。 | ||
LG | - | - | ||
D・P・Pt | × | 出現しない | Lv.XX | ガーディにほのおのいしを使う。 |
HG | ||||
SS | - | - | ||
B・W | × | 出現しない | - | - |
B2・W2 | Lv.XX | ガーディにほのおのいしを使う。 | ||
X・Y | × | 出現しない | Lv.XX | ガーディにほのおのいしを使う。 |
OR・AS | ||||
S・M | × | 出現しない | Lv.XX | ガーディにほのおのいしを使う。 |
US・UM |
隠れ特性の入手方法
- BW
- PDW(ちいさな森): ガーディ
- B2W2
- PDW(ちいさな森): ガーディ
- XY
- フレンドサファリ(ほのお): ガーディ
- ORAS
- おくりびやま:ガーディ
- SM
- 2ばんどうろ:ガーディ
- USUM
- 2ばんどうろ:ガーディ
持っているアイテム
- ルビー・サファイア・エメラルド・ダイヤモンド・パール
- チーゴのみ (100%)
- ファイアレッド・リーフグリーン
- チーゴのみ (50%)
備考
- 勘違いや誤記されやすいが、ウィンディではなく、ウインディが正式な名称である。
- 進化前のガーディやフーディンなどにも言えるが、「ィ」の字を名前に使えない第一世代ではニックネームをつけると二度と名前を戻せないことに注意。
- 色違い : 黄色
- ダイヤモンド・パール・プラチナまでの環境ではGTSでの需要が非常に高いポケモンだった。チャンピオンロードでマイが使用し、高確率で図鑑に姿が載るにもかかわらず、ファイアレッドからパルパークでつれてくるかダブルスロットで出現させるかしないと手に入らないうえ、希少アイテムほのおのいしを使用するため、手に入れるのが困難なのが原因。御三家・伝説のポケモン・600族を除くと、ゴンベやイーブイ系と並ぶ需要を誇った。
- ハートゴールド・ソウルシルバー発売で、ハートゴールドで普通に野生で出現するようになったため、多少緩和された。
- 第五世代でも野生で出現せず、ポケシフターを使わないならば一部のトレーナーが使うのを見て図鑑に載せGTSで探すことになるが、こちらはポケモンドリームワールドでも出現するため、多少は入手手段が多い。
- 上記のような問題があったためかは不明であるが、ブラック2・ホワイト2ではイッシュ図鑑に掲載され、ガーディが野生でも出現するようになった。
- ウインディの主力わざともいえるフレアドライブはガーディの段階でしか覚えられないので注意。
- でんせつポケモンの名に恥じず、種族値合計555は伝説のポケモン、ウルトラビースト及び600族、メガシンカポケモン、なまけ、よわき等のマイナス効果の特性を持つポケモンを除くと一番高い。
- 分類が「でんせつポケモン」であったり図鑑の説明文からみるに世界観的には伝説のポケモンであるが、ゲームシステム面では伝説のポケモン扱いされない。伝説禁止の対戦ルールでも参加でき、タマゴを見つけることもできる。
- Let's Go! ピカチュウでは中盤で手に入る上に、連れ歩きで乗ると中々移動に便利。
- 一昼夜(24時間)で10000kmを走れるという設定だが、これは時速に換算すると417km。スピードも然ることながらスタミナは単純計算して500mしか走れないチーターの2万倍ということになる。現実のチーターと同じように1秒で4歩走るとしたら、1歩で29m進むことになる。体重155kgのウインディが実在の動物と同じようにエネルギーを体内の脂肪として蓄えているとしたら、24時間で10000km走って41kgの脂肪を消費する計算になる[1]。
- 赤・緑とピカチュウバージョンの図鑑テキストには「中国」という単語があるが、ピカチュウバージョンの図鑑テキストを元にしたLet's Go !ピカチュウでは「東洋」に変更されている。赤・緑のテキストを流用したファイアレッドではそのまま。
アニメにおけるウインディ
- シゲルのポケモン。→シゲルのウインディを参照。
- 進化前のガーディ同様、ジュンサーのポケモンとして用いられる。
- 無印編第76話では、セイジのポケモンとして登場。
- 無印編第190話では、ハルカ・ユタカのポケモンとして登場。
- AG編第139話では、野生の個体が登場。ハルカとシュウがゲットしようとした。
- AG編第153話では、ヒースのポケモンとして登場。
- DP編第168話では、マイのポケモンとして登場。
マンガにおけるウインディ
ポケットモンスターSPECIALにおけるウインディ
ポケモンカードにおけるウインディ
ウインディ (カードゲーム)を参照。
1番目のシリーズであるポケットモンスターカードゲームに登場したすべてのカードで名前が「ウィンディ」と誤植されていた。この誤植はポケモンカードGBおよびポケモンカードGB2 GR団参上!でも修正されなかった。
ウインディの歴史
第一世代
実質種族値は当時でも535と恵まれていたが、技が貧弱だったため、大会レベルでの活躍はなかった。攻略本「ポケットモンスターを極める本」でもスピア―やバタフリーと同じく底辺クラスの扱いをされた。一方でイエローカップでは当該フォーマット上では圧倒的な種族値とマシン技であるりゅうのいかりのおかげでトップメタと呼べる活躍を果たした。
第二世代
特攻が実質20アップして種族値合計が555に。にほんばれの追加とはがねタイプのメタとしてほのおタイプの需要が増加、特にエアームドに対する役割破壊として活路を見出せるようになった。更に当時は専用技であったしんそくを取得。
ニンテンドウカップ2000地区予選優勝・準優勝メンバーのいくつかにはウインディがエントリーされていた。
2017年頃のオフ会環境ではめざめるパワー(かくとう)やしんそくをのろいで強化して撃つポケモンとしての個性が出るようになった。この世代では実質、実用的な先制攻撃技を覚える唯一のポケモンと言え、しんそくはのろいのデメリットを回避できる上に、対面でアンコール持ちのフーディンを突破するのにも有用。
第三世代
特性としてもらいびといかくを獲得。少なくともポケモンリーグ2005中学生以上の部決勝大会ではエントリーが確認されなかったが、いかく、あまえる、オーバーヒートを活かし、メタグロスを倒す目的で大会ではよく使われていた。実際、当時の仕様ではおくびょうウインディが攻撃と特防に努力値を全振りして残りをHPに4振りしたいじっぱりメタグロスにオーバーヒートを当てると確定1発であった。そして当時はきあいのタスキもオッカのみなどの抜群ダメージ半減きのみも存在しなかった。
第四世代
メインウェポンとしてフレアドライブを獲得。きしかいせいをタマゴ技として覚えるようになり、かみくだくを自力習得できるようになった。技マシンでおにびを獲得したのも大きい。流石にゴウカザルを押しのけるほどではなかったが、フレアドライブの獲得によってアタッカーとしての性能は格段に増した。
ダブルバトルではいかく要員として需要が伸び、世代末期には露骨に特殊型ボーマンダのハイドロポンプで対策されるようにもなった。
第五世代
ニトロチャージ、インファイト、ワイルドボルト、じならし、げきりん等の有用なサブウェポンの大量追加により、第一世代の頃では考えられないほど技のバリエーションが増えた。しんそくの優先度強化も無視できない強化。ひでりキュウコンの解禁以降は晴パの需要も上昇したためウインディの需要も上向きになった。ブルンゲルやシャンデラといった、新たに登場した強力なポケモンに対してもかみくだくのおかげである程度有利に立ち回ることができた。
この世代では、性格をむじゃきややんちゃにした上で、こだわりスカーフを持たせてげきりん、しんそく、オーバーヒート、インファイトという技構成にした型が一定数使用された。
第六世代
おにびの命中率上昇と、優先度+2のしんそくにより環境を支配するファイアローに先制できること、新登場のフェアリータイプの技を半減で受けられることなどから、大幅に強化された。性能そのものは向上したが、メガリザードンやメガバシャーモ、ファイアロー、ヒードランと、ほのおタイプにライバルが極めて多く、この世代ではシングルバトルではメジャーどころになることはなかった。しかしダブルバトルやトリプルバトルでは種族値の高いいかく持ちであることからこの世代の後半にかけてよく使われた。X・Yリーグレート戦のダブルバトルではシーズン10からシーズン13まで使用率20位前後を推移し、シーズン16からシーズン17も同ランク帯に付けていた。同リーグトリプルバトルではシーズン9からシーズン15まで使用率ベスト30以内に入り続け、10位台前半から後半に名前が載るシーズンも少なくなかった。特にシーズン13は9位、シーズン14は5位と、トリプルバトルでは十分活躍していたと言える。トリプルバトルにおいてはオボンのみでフレアドライブのデメリットを軽減したりとつげきチョッキで特防を高めてごり押ししたりという持ち物のチョイスがあった。
第七世代
第六世代に引き続きカプやミミッキュなどフェアリータイプ優位な環境でありウインディにとっては好都合。ダブルバトルにおけるいかくとしんそくの優位性からか、SMリーグレート戦WCS2017ルール(ダブルバトル)ではシーズン2からシーズン6まで使用率が1位でトップメタにあった。また、タマゴわざで新技のもえつきるを獲得。ただ、USUMリーグWCS2018ルール(全国ダブル)ではいかく枠が充実しているため途端に使用率ベスト30とは縁がなくなった。さらにガオガエン (ポケモンバンク)が解禁されると、より一致技範囲が広い上にエスパーを流せることから、ほのおタイプのいかく持ちとしてのウインディの立場はガオガエンが奪った格好となった。
WCS2017(アローラ図鑑限定のダブルバトル)ジュニアディビジョン、シニアディビジョン優勝メンバーの1体となっている。
道具、特性無しの66シングルで行われるピカブイの環境では、ダブルバトルでサポーター寄りのウインディが活躍している。フレアドライブで攻めてよし、おにびで妨害してよし、てだすけで味方を強化してよしと、器用な立ち回り方ができる。
第八世代
内部データにガオガエンが確認されたため、この世代でもいかくガオガエンが解禁されるまでが活躍のチャンスということになった。
Pokémon HOME解禁前のダブルバトル環境では、単にシャンデラにほのお枠を、ギャラドスにいかく枠を取られていることから、いかく枠としては需要が比較的薄い。ほのお単タイプでありドラパルトに一致打点が無いのも大きい。それでも、エルフーンのふくろだたきでせいぎのこころを発動して攻撃を強化し、ダイマックスでHPを強化して全抜きを狙う「エルフウインディ」ではそこそこ使われている。
シナリオではエンジンシティ到達前にガーディを捕獲できる上に、ワイルドエリアのエンジンリバーサイド南西でほのおのいしを手に入れてすぐに進化させることが可能。しかも思い出し技でしんそく、フレアドライブ、じゃれつく、かみくだくを覚えるため技にも困らない。3番目のジムを攻略し終えた少し後あたりで進化と技思い出しが済んだ個体を入手できることを考えると、攻略要員としてはあまりにも破格のスペック。
一般的な育成論
こうげき・とくこうの種族値に優れ、ほかも平均以上、さらに特性いかくを持つなどステータス面に優れている。一方メインの攻撃技がほのおタイプでありサブウェポンにも優れないことから、意外と止められやすいなど弱点も少なくない。
物理技をメインにする場合はフレアドライブ・しんそく・インファイト・ワイルドボルト・かみくだくなどが候補となる。特にしんそくは高威力に加えて優先度が+2であり、生半可なポケモンでは止められなくなる。
特攻に努力値を振らずともそれなりの威力が出せるオーバーヒートが採用されることもある。特殊技をメインにする場合はオーバーヒート・だいもんじ・めざめるパワーのこおり・くさ・でんきなどが候補となる。晴れ状態ならソーラービームもよい。
補助技としてはおにびが優秀。交代で出てくるポケモンへの牽制はもちろん、相手が居座ってくればいかくと合わせて相手の物理攻撃力はがた落ちすることになる。交代されると無効になってしまうが、命中率に優れほのおタイプにも有効なあまえるを覚えさせてもよいだろう。特性やあさのひざしを利用し、耐久型に育成する方向もある。
バークアウトを取得できるため、特殊耐久にもさらに磨きがかかるようになった。この技は相手全体に当たるため、ダブルバトルでは特に採用される。
隠れ特性はせいぎのこころだが、いかくを持たないウインディの耐久では半減できるわけでもないあくタイプの技を何度も受けることは難しいため、基本的にダブルバトル以上でふくろだたきなどと組み合わせる前提になるが、非常に使いづらい。シングルバトルではいかく・もらいび、ダブルバトルでもいかくといった通常特性を捨ててまで採用する理由は乏しい。
第七世代ではタマゴわざで新技のもえつきるを取得した。連発することはできないが威力が高く、使用後はタイプが無くなるため、耐久型での採用が多い。
脚注
- ↑ 柳田理科雄『ポケモン空想科学読本①』(オーバーラップ、2016年2月25日第一刷)pp.78-83
各言語版での名称と由来
言語 | 名前 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | ウインディ | windy(英語:風のような) |
英語 | Arcanine | arcane(秘密の)、ardent(燃えている)、canine(イヌ科) |
ドイツ語 | Arkani | 英語に同じ |
フランス語 | Arcanin | ardent(燃えている)、canin(イヌ科) |
韓国語 | 윈디(Windi) | ウインディ |
中国語(普通話・台湾国語) | 風速狗/风速狗(Fēngsùgǒu) | 風のように速い、狗(犬) |
中国語(広東語) | 奉神犬 | 奉(尊ぶ)、神、犬 |