ポケモンWikiでは記事の投稿、加筆、検証、修正等に参加、協力してくださる方を必要としています。方法や詳細はポケモンWikiに投稿するにはをご覧ください。
フリーフォール
提供:ポケモンWiki
ナビゲーションに移動検索に移動
フリーフォール | |
第五世代 | |
---|---|
ソード・シールドで使用不可 | |
BDSPで使用不可 | |
SVで使用不可 | |
タイプ | ひこう |
分類 | 物理 |
威力 | 60 |
命中率 | 100 |
PP | 10 |
範囲 | 1体選択 (遠隔) |
優先度 | 0 |
直接攻撃 | ○ |
効果 | |
1ターン目で相手を空に連れ去り、2ターン目に攻撃する。 連れ去っている間は使用者・対象ともにほとんどの技を受けない(そらをとぶ (状態変化)を参照)。 連れ去っている間、対象は動けず交代もできない。 ひこうタイプにはダメージがない。 | |
判定 | |
Zワザ威力 | 120 |
わざマシン | わざマシン58(第五世代~第七世代) |
アピールタイプ | たくましさ |
アピール (ORAS) | ♡♡♡ |
妨害 (ORAS) | |
アピール効果 (ORAS) | |
自分よりあとのポケモンのアピールでは、エキサイトの段階が変わらない。 |
フリーフォールは、ポケモンの技の一種。
説明文
たたかうわざ
- 第五世代・第六世代・第七世代
- 1ターンめで あいてを そらへ つれさり 2ターンめに おとして こうげきする。つれさられた あいては うごけない。
- (漢字) 1ターン目で 相手を 空へ 連れさり 2ターン目に 落として 攻撃する。連れさられた 相手は 動けない。
- 第八世代
- このわざは つかえません おもいだすことが できなくなりますが わざを わすれることを おすすめします
- (漢字) この技は 使えません 思い出すことが できなくなりますが 技を 忘れることを おすすめします
コンテストわざ
- 第六世代
- このアピールのあと かいじょうが しばらく もりあがらなくなる
- (漢字) このアピールの後 会場が しばらく 盛り上がらなくなる
使用ポケモン : 覚える方法
レベルアップ
ポケモン名 | ソフト | ||
---|---|---|---|
BW/B2W2 | XY/ORAS | SM/USUM | |
プテラ | 40 | 40 | 40 |
ワシボン | 50 | 50 | 50 |
ウォーグル | 50 | 50 | 50 |
ルチャブル | - | 55 | 55 |
わざマシン
ポケモン名 | 覚える世代 | ||
---|---|---|---|
5 | 6 | 7 | |
リザードン | ○ | ○ | ○ |
プテラ | ○ | ○ | ○ |
フリーザー | ○ | ○ | ○ |
サンダー | ○ | ○ | ○ |
ファイヤー | ○ | ○ | ○ |
カイリュー | ○ | ○ | ○ |
ミュウ | ○ | ○ | ○ |
エアームド | ○ | ○ | ○ |
ルギア | ○ | ○ | ○ |
ホウオウ | ○ | ○ | ○ |
ペリッパー | ○ | ○ | ○ |
レックウザ | ○ | ○ | ○ |
ワシボン | ○ | ○ | ○ |
ウォーグル | ○ | ○ | ○ |
トルネロス | ○ | ○ | ○ |
ボルトロス | ○ | ○ | ○ |
ルチャブル | - | ○ | ○ |
イベルタル | - | ○ | ○ |
クワガノン | - | - | ○ |
カプ・コケコ | - | - | ○ |
ルナアーラ | - | - | ○ |
アーゴヨン | - | - | ○USUM |
- 凡例
- 移:進化前のポケモンに技を覚えさせた後、該当世代に移送してから進化させることで覚える。
こんなときに使おう
相手の動きを1ターン封じるが、威力は60でドリルくちばしやブレイブバードよりも威力が低い。1ターン目で相手を空に連れ去っているときでもたべのこしの効果は起こり、どくややけどによるダメージも受け続ける。そのため、どくどくを使用する耐久型のポケモンならば相手の動きを封じてダメージを与えられるので採用の余地はある。
ダブルバトルやトリプルバトルでは、相手の動きを封じることで味方のサポートができる。
ポケモン不思議のダンジョンにおけるフリーフォール
ポケモンスクランブルSPにおけるフリーフォール
フリーフォール | |
---|---|
★★★ | |
タイプ | ひこう |
威力 | 46.66064 |
タメ時間 | 0.8秒 |
範囲 | ダッシュ |
ヒット数 | 1 |
弾数 | 1 |
急所 | 1.5% |
効果 | - |
ポケモン+ノブナガの野望におけるフリーフォール
フリーフォール | ||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
| |||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||||
|
ポケモンカードゲームにおけるフリーフォール
相手のにげるコストが大きいほどダメージが小さくなる攻撃ワザとして登場。
アニメにおけるフリーフォール
ポケモン | エフェクト | |
---|---|---|
使用者 | 初出話 | 備考 |
ウォーグル | 相手を掴み、空中に飛び上がる。 地面に急降下し、最後の一瞬自分は飛び去ることで相手を地面に叩きつける。 | |
ククイ博士 | SM編第142話 | わざの初出 |
技の仕様
- じゅうりょく状態では技を選択することができない。
- トリプルバトルでは、自分と隣り合っていないポケモンにも使うことができる。
- 命中判定は落下時にのみ行われる。対象を連れ去る行動は命中率/回避率に依らず必中する。
- ちゅうもくのまと状態の影響を受けずに対象を連れ去ることができる。
- 直接攻撃であるため、ダメージが入ったときは対象の直接攻撃を受けたときに発動する特性/持ち物が発動する。
- 対象を連れ去る動作に関しては一切の接触判定が無い。
- 重くて持ち上がらなかったときは、これらは発動しない。
- ひこうタイプに無効化されたときは、これらは発動しない(通常の直接攻撃技を無効化されたときと同様)。
- 第六世代からこれに関係するバグが存在する。詳しくは#さめはだバグ(レッドカードバグ)を参照。
- まもる状態により連れ去りを防ぐことはできる。
- 対象の特性ふしぎなまもりによりダメージを無効化される場合でも、連れ去ることはできる。通常、ヌケニンにフリーフォールは有効ではある。
- 使用者の特性はやてのつばさが発動している場合、2ターン共に優先度+1で繰り出すことができる。ただし、ファイアローはフリーフォールを覚えない。
- 1ターン姿を隠す溜め技の一種だが、パワフルハーブの発動対象にはならない。それ以外は他の溜め技と共通点は多い。溜め技の記事も参照。
技の流れ
- 1ターン目
- フリーフォールが選択されたターン、使用者は対象を空中に連れ去る(行動順は使用者のすばやさに準拠)。
- 対象は空中にいる間行動することができない。そのターンまだ行動していない場合でも技の使用はスキップされる。
- 空中にいる間は使用者・対象共に、他者のほとんどの技が当たらない(そらをとぶ (状態変化)状態も参照)。
- 天候/状態異常状態変化によるダメージ、たべのこしなどによる回復、ターンの終了時に発動する特性 (かそく/ムラっけなど) は全て発動する。
- かそくのポケモンが場に出てからまだ行動していない場合、かそくは発動しない。
- 2ターン目
- 技が使われた次のターン、空中にいる間でも対象は行動を選択できる。
- 使用者よりすばやさが遅ければこのターンに技を使うことができる。
- 優先度の高い技など、フリーフォールの攻撃より早く使おうとした技はキャンセルされ、このターンは行動できない。
- メガシンカをすることもできない。
- 連れ去られている間、対象が交代しようとしても「<対象>は フリーフォールで 自由に ならない!」とメッセージが出て交代できない。このとき控えのポケモンを見ることもできないなど、にげられない状態や特性かげふみによるものとは異なる。
- ストーリーでは、バッグもにげるも同様のメッセージが出て選べなくなる。ゴーストタイプ/にげあし/けむりだまの効果をしても逃げることができない。通信対戦で降参することはできる。
- 使用者はこのターン行動選択がスキップされる。これはそらをとぶなどの他の溜め技と同じである。
- 使用者の行動時に対象は落とされてダメージを受ける。
失敗条件
技を選択できても、連れ去ることに失敗する条件がいくつかある。
- 味方に使用したとき。
- 技の選択画面では味方にも使うことができるものの、実際には連れ去る前に必ず失敗してしまう。
- 対象がみがわり状態であるとき。
- 使用者の特性がすりぬけである場合でも失敗する。
- 対象が姿を隠しているとき。
- 使用者や対象がノーガードか、使用者がロックオン状態であってもこのときのフリーフォールは失敗する。
- 対象のおもさが200.0kg以上であるとき(第六世代以降)。
- 「<対象>は 重すぎて 持ち上げられない!」というメッセージが出る。
- 道具かるいし、特性ライトメタル/ヘヴィメタル、技ボディパージの効果を考慮する。
- 空中にいる間に対象のおもさが200.0kg以上に上昇した場合でも、技が中断されることは無い。
- おもさが200.0kg以上であるため持ち上げることができないポケモンは以下の通り。
空中にいる間について
- 以下のような場合はフリーフォールは中断され、対象はダメージを受けることなく即座にフリーフォールから解放される。行動順によってはそのターンにすぐ行動することもできる。
- 空中にいる間に対象のみがひんしになった場合、使用者は技を続行し地上には戻らない。
- 対象側はポケモンチェンジをすることになるが、使用者側はまだ交代できない。次のターンに使用者は地上に戻るが、ダメージを負わせる相手はいないため失敗する。
- ダブルバトル以上において、空中にポケモンがいるため技が1体にしか当たらない場合でも、全体攻撃技のダメージは0.75倍になる。
- 対象のありじごく/じりょく/かげふみは空中にいる間でも効果がある。
- 空中にいる間は使用者・対象共にほろびのうたは当たらない。しかし、すでにほろびのうた状態のカウントが始まっている場合は、両者カウントが進む。
- 連れ去られている間でもうちおとす/サウザンアローによるダメージは入ることは上述の通り。
- これらをフリーフォール使用者に使った場合でもフリーフォールは中断されない。フリーフォールで空中にいる間に地面にいないポケモンがこれらの技を受けてもうちおとす状態にならない。
- 対象がフリーフォールにより行動順を飛ばされた場合、行動をしたとは見なされない。具体的には以下のような特徴がある。
- ねむり/なまけ/こんらんターンを消費しない。
- みちづれ/おんねん/いかり/じゅうでん状態など、次の行動まで継続する状態は継続する。
- がまん状態は空中にいる間も継続する。ターンはカウントしない。
- こらえるの効果はターン終了で解除されためフリーフォールのダメージをこらえることはできない。フリーフォールで行動できなかったターンを挟んだ場合、こらえるの連続使用回数はリセットされ、次のターンのこらえるは確実に成功する。
- ロックオン/とぎすます状態はターン終了で解除されるため、空中にいる間に効果が切れる。
- 場に出て行動する前にフリーフォールで連れ去られた場合、ねこだまし/たたみがえし/であいがしらが失敗するようにはならない。一度も行動していないポケモンの特性かそくは発動しない。
- 次のターンのじだんだの威力は上がらない。
- 空中にいる間にフォルムチェンジの条件を満たした場合は空中でフォルムが変化し、地上に戻ってくると変化している。このときフォルムチェンジ特有の効果音やエフェクトは発生せずに、メッセージでのみフォルムチェンジが報告される。
- 空中にいる間に、対象が以下の技を使用した場合
- 溜め技を溜めている間に空中に連れ去られた場合、溜め技はキャンセルされ、空中で他の技を選択できる。
- 反動で動けなくなるターンに空中に連れ去られた場合、反動ターンは消費され次の技を選択できるようになる。
備考
- ディグダ/ダグトリオ/メガゲンガー/スナバァ/シロデスナに対するフリーフォールは有効である。これらのポケモンに効かない技はテレキネシスであるが、この仕様を混同されることがある。
- 第六世代までは、ひこうタイプ以外でこのわざを覚えるポケモンはミュウのみであったが、第七世代ではクワガノン/カプ・コケコ/ルナアーラ/アーゴヨンとひこうタイプでない使用者が増えた。
バグ
複雑な仕様を持つ技であり、フリーフォールに関連するいくつかのバグがある。第八世代で技自体が使用できなくなるまで修正されなかったバグもある。
じゅうりょくバグ
- 環境
- 第五世代
- 条件
- フリーフォールにより使用者と対象が空中にいる間、他のポケモンがじゅうりょくを使う。
- 概要
- 連れ去られた側のポケモンは技を出すことも交代することもできなくなる。(技を選択することはできるが何もせずにターンが終わる)
- 詳細
- 使用者は即座に地上に引き戻される点は正常に起きる。
- 行動不能になったポケモンにもう一度フリーフォールを使うとこの状況は解除される。
- ただし、じゅうりょく中にフリーフォールは使用できないため、2対1の状況が4ターンの間確約されることになる。
- 必然的にダブルバトルかトリプルバトルでしか起こりえない。
- ブラック・ホワイト/ブラック2・ホワイト2のWi-FiランダムマッチやWi-Fi大会、ブラック2・ホワイト2のPWTのカントーリーダーズトーナメントやジョウトリーダーズトーナメントなどにおいては初めての使用禁止技となった。
- ハードウェアが3DSに移って以降、このような重篤なバグに対しては修正パッチが配布されるようになった。
ころがるバグ
- 環境
- 第五世代~第七世代
- 条件
- ころがる/アイスボールを使用している間にフリーフォールを受ける。
- 概要
- 空中にいる間も含めて5ターン経つと、ころがる/アイスボールは終了して次の行動を選べるようになる。次に使用する攻撃技はころがる/アイスボールの威力補正を受ける。まるくなるの効果も受ける。
- 詳細
- ころがる#技の仕様も参照。
- 空中で行動できなくてもころがる・アイスボールは中断されない。
- 行動したターンを含めて5回攻撃するまでの間、使用する攻撃技にころがる/アイスボールの補正が乗ることになる。
- まるくなるの効果も受けることで、ころがる/アイスボールの後に使用する任意の攻撃技の威力を最大で32倍にして使用できる。
- 第七世代と第八世代のソード・シールド(Ver.1.2.1)では、ころがる/アイスボールをばけのかわ/アイスフェイスで防いだときに同様の現象が起こった。これは第八世代のソード・シールド(Ver.1.3.0)において修正されたが、同作にフリーフォールは登場していない。
へんしんバグ
- 環境
- 第五世代~第七世代
- 条件
- フリーフォールを使用し空中にいるポケモンに対して、かわりものまたはノーガードの効果があるへんしんなどで変身する。
- 概要
- 変身対象がフリーフォールの対象にしていたポケモン(以下Aとする)を空中に連れ去ったと同等の性質をいくつかコピーする。
- 詳細
- 以下のような現象が起きる。
- 変身対象がAに対してフリーフォールを使用している間に変身使用者が場から去った場合、Aのみ先に地上に戻る。Aはフリーフォール使用者が地面に戻るまでに行動順が来た場合も行動できる。フリーフォールのダメージは通常通り受ける。1回のフリーフォールの使用に対して「<A>は フリーフォールから 解放された!」というメッセージが2回流れることになる。
- フリーフォールを使用した敵に変身した場合、変身使用者がフリーフォールを使おうとしても、味方を対象にしたことになり失敗する。フリーフォールを使用した味方に変身した場合、変身使用者がフリーフォールを使うと、選択した対象を無視してAを連れ去る。
- 変身使用者は相手を交代させるわざを受けても交代しない。使うと交代するわざを使用しても交代しない(バトンタッチなどは失敗する)。だっしゅつボタン/レッドカードの効果が発動しない。
- 変身後にフリーフォールを受けたり使用したりするとこの現象は発生しなくなる。
さめはだバグ(レッドカードバグ)
- 対象の特性さめはだ/てつのトゲ・持ち物ゴツゴツメット/ジャポのみ・使用者の持ち物いのちのたまによるダメージで、フリーフォールの使用者のみがひんしになる。
- 対象の持ち物レッドカードの効果により、フリーフォールの使用者が控えと交代させられる。
- 概要
- このとき対象のポケモンのグラフィックが消える。
- 詳細
- 消えるのはグラフィックのみであり、他システムの動作に影響は全く無い。
- 技を使用することはできる。他のポケモンからの技も受ける。交代もできる。
- みがわりの生成や破壊・フォルムチェンジ・Zワザの使用などでもグラフィックは復活しない。
- 消えたポケモンを交代させた場合、ボールにしまう瞬間までグラフィックは無いが、後続のポケモンは正常通り表示される。消えたポケモンを再度場に出した場合は正常に表示される。
- 消えたポケモンをメガシンカさせた場合、メガシンカ直前までポケモンが消えたままだが、メガシンカと同時にグラフィックが復活する。
- 消えたポケモンが再びフリーフォールを使用されたときや、あるいは自身がフリーフォールやあなをほるなど1ターン隠れる技を使用したときは、次ターン現れると同時にグラフィックは復活する。
- 消えたポケモンがひんしになった場合、グラフィックは復活する。
- 通信対戦では戦闘アニメは強制的に見ることになるため、この現象は起きない。
- バトルビデオにおいてもこのバグは確認できる。これによる模擬戦機能でも同様に発生する。
- 実戦では正常に映し出されていたバトルであっても、バトルビデオで見るとグラフィックが消えたということも起こり得る。
- 第五世代では起こらない。
ニードルガードバグ
- 環境
- サン・ムーンver.1.1(ver.1.2で修正)
- 条件
- ニードルガードによるダメージでフリーフォールの使用者がひんしになる。
- 概要
- このときひんしになったポケモンは戻すことができず、技も選べず、場に残り続ける。
- 詳細
- シングルバトルで発生すると、フリーフォール使用者側からはバトルを終わらせることができなくなる。
- ダブルバトルで発生すると、上記じゅうりょくバグと反対で、フリーフォール使用者側が不利な1対2のバトルとなる。
- ver.1.2でフリーフォールはニードルガードの効果を受けなくなった。
- 第六世代ではフリーフォールに対してニードルガード・キングシールドの効果は発動するが、バグは発生しない。
各言語版での名称
|