カバルドン
カバルドン Kabaldon | |
英語名 | Hippowdon |
---|---|
全国図鑑 | #450 |
ジョウト図鑑 | #— |
ホウエン図鑑 | #— |
シンオウ図鑑 | #123 |
新ジョウト図鑑 | #- |
イッシュ図鑑 | #- |
新イッシュ図鑑 | #- |
セントラルカロス図鑑 | #- |
コーストカロス図鑑 | #049 |
マウンテンカロス図鑑 | #- |
新ホウエン図鑑 | #- |
アローラ図鑑 | #- |
メレメレ図鑑 | #- |
アーカラ図鑑 | #- |
ウラウラ図鑑 | #- |
ポニ図鑑 | #- |
新アローラ図鑑 | #- |
新メレメレ図鑑 | #- |
新アーカラ図鑑 | #- |
新ウラウラ図鑑 | #- |
新ポニ図鑑 | #- |
ガラル図鑑 | #315 |
分類 | じゅうりょうポケモン |
タイプ | じめん |
たかさ | 2.0m |
おもさ | 300.0kg |
とくせい | すなおこし |
隠れ特性 | すなのちから |
図鑑の色 | 茶 |
タマゴグループ | りくじょう |
タマゴの歩数 | 30サイクル
|
獲得努力値 | ぼうぎょ+2 |
基礎経験値 |
|
最終経験値 | 1250000 |
性別 | 50% ♂ ・ 50% ♀ |
捕捉率 | 60 |
初期なつき度 | 70 |
外部サイトの図鑑 |
カバルドンとはぜんこくずかんのNo.450のポケモンのこと。初登場はポケットモンスター ダイヤモンド・パール。
目次
進化
ポケモンずかんの説明文
- ダイヤモンド、Y、アルファサファイア
- たいないに ためた すなを からだの あなから ふきあげて きょだいな たつまきを つくり こうげきする。
- (漢字) 体内に ためた 砂を 体の 穴から 噴き上げて 巨大な 竜巻を 作り 攻撃する。
- パール
- ちょっけい 2メートルの おおぐち。じどうしゃを ペシャンコに つぶしてしまう はかいりょくだ。
- プラチナ、ブラック・ホワイト、ブラック2・ホワイト2
- いがいと おこっりぽい ポケモンで くちを おおきく あけることで まわりに つよさを アピールする。
- (漢字) 意外と 怒りっぽい ポケモンで 口を 大きく 開けることで まわりに 強さを アピールする。
- ハートゴールド・ソウルシルバー、X、オメガルビー
- おおきく くちを あけて じぶんの つよさを アピール。 たいりょうの すなを まきあげて こうげきする。
- (漢字) 大きく 口を 開けて 自分の 強さを アピール。大量の 砂を 巻き上げて 攻撃する。
種族値
種族値 | 能力値の範囲(第三世代以降) | |||
---|---|---|---|---|
レベル50 | レベル100 | |||
HP | 108 | 168 - 215 | 326 - 420 | |
こうげき | 112 | 105 - 180 | 206 - 355 | |
ぼうぎょ | 118 | 110 - 187 | 216 - 368 | |
とくこう | 68 | 65 - 132 | 126 - 258 | |
とくぼう | 72 | 69 - 136 | 134 - 267 | |
すばやさ | 47 | 46 - 108 | 89 - 212 | |
合計 | 525 | |||
ダメージ倍率
ノーマル: | 100% | |
---|---|---|
かくとう: | 100% | |
ひこう: | 100% | |
どく: | 50% | |
じめん: | 100% | |
いわ: | 50% | |
むし: | 100% | |
ゴースト: | 100% | |
はがね: | 100% |
ほのお: | 100% | |
---|---|---|
みず: | 200% | |
くさ: | 200% | |
でんき: | 0% | |
エスパー: | 100% | |
こおり: | 200% | |
ドラゴン: | 100% | |
あく: | 100% | |
フェアリー: | 100% |
さかさバトル
おぼえるわざ
レベルアップわざ
第七世代 (その他の世代: 4-6) | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
SM/USUM | わざ | タイプ | 分類 | 威力 | 命中 | PP |
1 | こおりのキバ | こおり | 物理 | 65 | 95% | 15 |
1 | ほのおのキバ | ほのお | 物理 | 65 | 95% | 15 |
1 | かみなりのキバ | でんき | 物理 | 65 | 95% | 15 |
1 | たいあたり | ノーマル | 物理 | 40 | 100% | 35 |
1 | すなかけ | じめん | 変化 | — | 100% | 15 |
1 | かみつく | あく | 物理 | 60 | 100% | 25 |
1 | あくび | ノーマル | 変化 | — | —% | 10 |
7 | かみつく | あく | 物理 | 60 | 100% | 25 |
13 | あくび | ノーマル | 変化 | — | —% | 10 |
19 | とっしん | ノーマル | 物理 | 90 | 85% | 20 |
19 | あなをほる | じめん | 物理 | 80 | 100% | 10 |
25 | すなじごく | じめん | 物理 | 35 | 85% | 15 |
31 | かみくだく | あく | 物理 | 80 | 100% | 15 |
40 | じしん | じめん | 物理 | 100 | 100% | 10 |
50 | すてみタックル | ノーマル | 物理 | 120 | 100% | 15 |
60 | じわれ | じめん | 物理 | — | —% | 5 |
太字のわざはタイプ一致です。 |
わざ・ひでんマシンわざ
第七世代 (その他の世代: 4-6) | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
わざマシン | わざ | タイプ | 分類 | 威力 | 命中 | PP |
わざマシン05 | ほえる | ノーマル | 変化 | — | —% | 20 |
わざマシン06 | どくどく | どく | 変化 | — | 90% | 10 |
わざマシン10 | めざめるパワー | ノーマル | 特殊 | 60 | 100% | 15 |
わざマシン11 | にほんばれ | ほのお | 変化 | — | —% | 5 |
わざマシン15 | はかいこうせん | ノーマル | 特殊 | 150 | 90% | 5 |
わざマシン17 | まもる | ノーマル | 変化 | — | —% | 10 |
わざマシン21 | やつあたり | ノーマル | 物理 | — | 100% | 20 |
わざマシン26 | じしん | じめん | 物理 | 100 | 100% | 10 |
わざマシン27 | おんがえし | ノーマル | 物理 | — | 100% | 20 |
わざマシン32 | かげぶんしん | ノーマル | 変化 | — | —% | 15 |
わざマシン37 | すなあらし | いわ | 変化 | — | —% | 10 |
わざマシン39 | がんせきふうじ | いわ | 物理 | 60 | 95% | 15 |
わざマシン42 | からげんき | ノーマル | 物理 | 70 | 100% | 20 |
わざマシン44 | ねむる | エスパー | 変化 | — | —% | 10 |
わざマシン45 | メロメロ | ノーマル | 変化 | — | 100% | 15 |
わざマシン48 | りんしょう | ノーマル | 特殊 | 60 | 100% | 15 |
わざマシン68 | ギガインパクト | ノーマル | 物理 | 150 | 90% | 5 |
わざマシン71 | ストーンエッジ | いわ | 物理 | 100 | 80% | 5 |
わざマシン78 | じならし | じめん | 物理 | 60 | 100% | 20 |
わざマシン80 | いわなだれ | いわ | 物理 | 75 | 90% | 10 |
わざマシン87 | いばる | ノーマル | 変化 | — | 85% | 15 |
わざマシン88 | ねごと | ノーマル | 変化 | — | —% | 10 |
わざマシン90 | みがわり | ノーマル | 変化 | — | —% | 10 |
わざマシン100 | ないしょばなし | ノーマル | 変化 | — | —% | 20 |
太字のわざはタイプ一致です。 |
タマゴわざ
第七世代 (その他の世代: 4-6) | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
遺伝元 | わざ | タイプ | 分類 | 威力 | 命中 | PP |
[206][324][363][364][365][432] [650][651][652][674][675] |
のしかかり | ノーマル | 物理 | 85 | 100% | 15 |
[322][323][324][399][400] | のろい | ゴースト | 変化 | — | —% | 10 |
[335][461][501][502][503][626] | リベンジ | かくとう | 物理 | 60 | 100% | 10 |
[027][028][051][051A][449][450] [551][552][553] |
すなじごく | じめん | 物理 | 35 | 85% | 15 |
[287][289][390][391] | なまける | ノーマル | 変化 | — | —% | 10 |
[293][294][295] | ねごと | ノーマル | 変化 | — | —% | 10 |
[023][024][303][631][775] | はきだす | ノーマル | 特殊 | — | 100% | 10 |
[023][024][303][631][775] | たくわえる | ノーマル | 変化 | — | —% | 20 |
[023][024][303][631][775] | のみこむ | ノーマル | 変化 | — | —% | 10 |
[275] | ふきとばし | ノーマル | 変化 | — | —% | 20 |
太字のわざはタイプ一致です。 |
人から教えてもらえるわざ
第七世代 (その他の世代: 4-6) | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
わざ | タイプ | 分類 | 威力 | 命中 | PP | SM | USUM |
だいちのちから | じめん | 特殊 | 90 | 100% | 10 | - | ○ |
アイアンヘッド | はがね | 物理 | 80 | 100% | 15 | - | ○ |
アイアンテール | はがね | 物理 | 100 | 75% | 15 | - | ○ |
いびき | ノーマル | 特殊 | 50 | 100% | 15 | - | ○ |
ステルスロック | いわ | 変化 | — | —% | 20 | - | ○ |
じだんだ | じめん | 物理 | 75 | 100% | 10 | - | ○ |
ばかぢから | かくとう | 物理 | 120 | 100% | 5 | - | ○ |
みずのはどう | みず | 特殊 | 60 | 100% | 20 | - | ○ |
太字のわざはタイプ一致です。 |
入手方法
バージョン | 野生 | その他 | ||
---|---|---|---|---|
レベル | 場所 | レベル | 方法 | |
D・P | Lv.52~54 | 228ばんどうろ(草むら) | Lv.34 | ヒポポタスをレベルアップさせる。 |
Pt | Lv.50~51 | |||
HG・SS | × | 出現しない | ||
B・W | × | 出現しない | Lv.34 | ヒポポタスをレベルアップさせる。 |
B2・W2 | Lv.40~55 | リゾートデザート(砂漠【大量発生】) | ||
X・Y | × | 出現しない | Lv.34 | ヒポポタスをレベルアップさせる。 |
OR・AS | × | 出現しない | - | - |
S・M | × | 出現しない | - | - |
US・UM | Lv.60 | ウルトラスペースゼロ(黄) | - | - |
隠れ特性の入手方法
備考
- ♂・♀の違い:オスは体の色が茶色っぽい。メスは体の色が黒っぽい。
アニメにおけるカバルドン
マンガにおけるカバルドン
ポケモンカードにおけるカバルドン
- カバルドン (カードゲーム)を参照。
ポケモン不思議のダンジョンにおけるカバルドン
初登場 | 時の探検隊・闇の探検隊 |
---|---|
体の大きさ (探検隊) | ☆ |
体の大きさ (冒険団) | ☆☆☆ |
かしこさグループ | E |
進化 | もうしんかしない |
移動能力 | 通常 |
専用どうぐ | すなのベール |
出現するダンジョン
斜体のダンジョンでは仲間にできない。
- 探検隊
- 時・闇:やみのかこう、もりのたかだい、ゼロのしま ほくぶ
- 空:やみのかこう、もりのたかだい、ゼロのしま ほくぶ、うんめいのとう
- 冒険団
- 炎:かいきなやま
- 嵐:未登場
- 光:未登場
- マグナゲート
- 未登場
カバルドンの歴史
第四世代
当時からじしん、あくび、ほえる、ステルスロックという、現在でも通用する起点型として完成していた。すなおこしでゴウカザルのきあいのタスキを潰したり、味方のラムパルドやツボツボの特殊耐久を増強したりと、汎用性の高いポケモンとして役に立った。ポケモンリーグ2007全国大会決勝(小学生以下リーグ)優勝メンバーとして実績を残している。そのカバルドンはダブルバトルということもあって技構成はじしん、いわなだれ、こおりのキバ、まもるとなっており、性格はトリパの一員として相性の良いゆうかんが選ばれ、攻撃の努力値は全振りであった、と明らかになっている。このようにフラットルールが適用されない場合バンギラスに代わるポケモンとして砂パの機動役を任されることが多かったが、バンギラスが通常レギュレーション下で解禁されると下火になった。
実は登場当初のカバルドンの評価は非常に低かった。というのも、当初は砂パ自体が未開拓でありすなおこしも「ただスリップダメージを与えるだけ」「味方にもダメージが入るデメリット特性」と過小評価されていた。
第五世代
起点技としてじならしを獲得したが、ひこうやふゆうに無効化される不安定さ、カバルドンほどの鈍足では自身のサポートにならない点から、強化とは言い難い。みがわり持ちが蔓延する中、素早さ操作の追加効果をあてにしづらい場面も多く、自身に素早さで勝る耐久型であるズルズキンあたりにはほえるを搭載しておかないと簡単にハマってしまう恐れがあった。だが、この世代に入るとステルスロックやあくびなどの起点技の重要性が増したため、新登場したドリュウズのサポート役という新たな仕事を見出したことで一躍有名になり「カバドリュ」の名で一世を風靡した。通常環境下で使用可能な当時の天候特性持ちの中では最も素早さの種族値が低かった点でも、バンギラスとは差別化可能であった。キノガッサ対策としてラムのみを持たせてめざめるパワー(ひこう)を覚えさせた方も成立した。
ただ、BW終期には雨パの流行ですなおこしが無効化される機会が増えたり、かえんだま+こんじょう型ローブシンにあくびが無効化されたり、キノガッサ対策のねごとやラムのみがそのままあくび対策になってしまったりと、徹底的にメタを張られた感がある。
トリプルバトルではカバルドンのすなおこしで起点を作り、すなかきドリュウズを物理アタッカーに据え、こだわりメガネを持たせた特攻、素早さに努力値各252振りのサンダーを特殊アタッカーに据えた「カバドリサンダー」がカバルドン入りの主流構築の1つとなった。
一般論として第五世代のシングルバトルに「結論パ」は存在しないとされるが、人によってはカバルドン、ドリュウズ、ラティオス、ハッサム、キノガッサ、スイクンの6体によるパーティを「結論パ」として挙げる場合がある。
第六世代
この世代になるとすなおこしの仕様変更による弱体化から「カバドリュ」が解消されたが、代わりにカバルドンの豊富な起点手段を行使し、メガルカリオとカイリューを相性補完としつつこの2匹で積みサイクルを行い攻め切る「カバルカイリュー」が成立。XYリーグでは特にシングルバトルでも使用率ベスト30にまで入らなかったが、ORASリーグでメガバシャーモが一般解禁され、さらにボルトロスが第六世代のソフトのみでの通常プレイで入手できるようになったため、その両者を受けられる解答として活躍。同リーグシングルバトルでは概ね20位台を推移し、最高位はシーズン17の使用率15位。
PGLレーティングバトル統計データからは、少なくともORASリーグシングルバトルにおいては、技としてじしん、あくびがほぼ確定であり、残りはがんせきふうじ、ステルスロック、なまけるから2つ選ぶのが主流となった。同リーグでは性格はわんぱくが各シーズンにおいて概ね70%台の比率、持ち物はゴツゴツメットが概ね60%台から70%台の比率となっており、テンプレ化していた。
ORASリーグシーズン16で最終レート2208を記録したパーティに入っていたカバルドンは、ファイアローへの耐久調整破りとしてがんせきふうじではなくいわなだれを搭載されていた。
努力値に関してはクチートのメガシンカ獲得によっていじっぱりで素早さに努力値4振りのメガクチート程度は抜けるように意識しなければならなくなった。
第七世代
カプの登場、こだわりスカーフ型の蔓延、メガシンカの素早さ仕様変更などから同じじめんタイプとしてカバルドンから需要を吸い上げていたガブリアスが大幅に弱体化し、ガブリアスで先手を取れないならじめん枠は鈍足のカバルドンでもよいのではないかという事態になった。そのため、カバルドンの需要が第六世代よりも上昇し、SMリーグシーズン5以降は使用率10位台前半から半ばが定位置となった。同リーグではあくび+まもる型がそこそこ使われていた。
同リーグシーズン6などは8位を記録している。USUMで登場したアーゴヨンに有利を取れるのも追い風となり、USUMリーグでは使用率10位以内が定位置となった。ただ、HPと特防に努力値を割いた型のカバルドンを突破するための露骨なメタ的な崩しが増えたため、フィラのみやオボンのみで確定数ずらしをする必要性が第六世代よりも大きくなった。USUMリーグでのボーマンダはHPと特防に努力値を厚く振った耐久型が多いためこおりのキバがその解答としてそれまでより刺さるようになり、同リーグシングルバトルでカバルドンのこおりのキバ搭載率が3割台に達することが多くなった。
パーティ構築としては、前世代の「カバルカイリュー」が「カバルカミミッキュ」に代わり、単体としても一致技だけで殆どに等倍以上をとれるミミッキュがカイリューに取って代わった。SM期には「カバルカミミッキュ」が流行していたが、USUM期にはカバルドンで受けてボーマンダとギルガルドを積みエースにした「カバマンダガルド」が勢いを伸ばした。この「カバマンダガルド」は第六世代にも存在していたが、何しろボーマンダとギルガルドのどちらが物理型でどちらが特殊型かを見分けるのが難しい。後にシーズンが進んでもUSUMリーグシングルバトル最強のトリオとして名高く、第七世代の「結論パ」について論じられる場合は多くの者がメンバーとしてこの3匹の名前を挙げる。
因みにUSUMリーグシングルバトルはノーマル以外の単タイプがカバルドンを残して根こそぎ死滅した環境であり、技範囲、サイクル性能、汎用性が重視される環境の中、それだけカバルドンの起点性能と耐久が優れているということである。
第八世代
10まんばりき、ヘビーボンバーを獲得。だがしかし元々覚えている技で型が完成しているカバルドンにとってこれは強化とは言い難い。逆にフィラのみなどの混乱木の実の回復量が下方修正されてしまっている。ダイマックス技を用いれば、一手で攻撃しつつ天候を変える事など造作もなく、後出しで天候を奪うだけならサダイジャの登場もあって、すなおこし要員としては事実上弱体化していると言える。さらに、あくびはダイフェアリーの追加効果で防がれ、壁としてもダイマックスによる高火力で崩され、といったようにこの世代ではこれまでにない逆風が吹いている。
隠れ特性個体はそれまでPDW限定であったが、マックスレイドバトルで入手することが可能になった。さらにドリームボール個体もこの世代単体で作ることが可能になり、自分がマックスレイドバトルの主催者の場合、もしくはひとりで挑戦する場合ならボール1個で確定捕獲となるため、第七世代ではGTSで粘るしなかったドリームボールすなのちからヒポポタスの入手難易度はかなり下がった。
一般的な育成論
高いHP・こうげき・ぼうぎょを誇るポケモン。特性すなおこしを起動するために、砂パの初手として出陣することが多い。高速再生技なまけるを習得するので、対物理の耐久型としての育成がメジャーだが、物理アタッカーとして育成する者もいる。中には、特防特化して特殊アタッカーと対面しても出落ちを防ごうとする個体も見受けられる。
第五世代まではすなあらし状態であれば相手次第ではなまけるで回復しつづけるだけで勝てたが、第六世代以降はすなおこしの弱体化によって途中で交代を交える必要性が生まれた。のろいやたくわえるでさらに耐久を上げたり、あくびやほえるもしくはふきとばしと、ステルスロック、どくどくなどでじわじわHPを削っていくのも手。攻撃技としてはじしん、かみくだく、じわれ、ストーンエッジ、こおりのキバなどが候補。
特性のすなおこしと一撃必殺技であるじわれが使えるため、耐久系積みポケキラーとしての役割も持てる。しかしその反面、攻撃技が地震や地割れに頼りがちで、ラティオスやサザンドラを始めとする、地面技が無効のエースポケモンを無償降臨され易いので注意が必要。
もしとつげきチョッキ型にする場合、じしん、リベンジ、こおりのキバ、ストーンエッジ、といった技構成が考えられる。この場合、HPと攻撃に努力値を厚く割いて役割遂行速度を高めると良い。
関連項目
各言語版での名称と由来
言語 | 名前 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | カバルドン | カバ、don(スペイン語:首領) |
英語 | Hippowdon | hippopotamus(英語:カバ)、don(スペイン語:首領) |
ドイツ語 | Hippoterus | hippopotamus(英語:カバ) |
フランス語 | Hippodocus | hippopotamus(英語:カバ) |
韓国語 | 하마돈 | |
中国語(普通話・台湾国語) | 河马兽 | |
ポーランド語 | Hippowdon | 英語に同じ |