めざめるパワー
めざめるパワー | |
第二世代 | |
---|---|
タイプ | ノーマル |
分類 | 特殊 |
威力 | 不定(第五世代まで) →60(第六世代以降) |
命中率 | 100 |
PP | 15 |
範囲 | 1体選択 |
直接攻撃 | × |
効果 | |
使うポケモンの個体値によってタイプが変わる。(第五世代までは威力も変わる。) →めざめるパワー計算法参照 | |
判定 | |
わざマシン | わざマシン10(第二世代以降) |
パレス | たたかう |
アピールタイプ | かしこさ |
アピール (RSE) | ♡♡♡ |
妨害 (RSE) | |
アピール効果(RSE) | |
連続して使用してもペナルティを受けない。 | |
アピール(DP) | ♡ |
アピール効果(DP) | |
自分の評価が1番低いと、ハートが3つ追加される。 | |
アピール(ORAS) | ♡♡♡ |
妨害 (ORAS) | |
アピール効果(ORAS) | |
2回以上連続して使ってもペナルティを受けない。 |
めざめるパワーは、ポケモンの技の一種。
目次
説明文
たたかうわざ
- 第二世代:ポケモンによって てきに あたえる ダメージの りょうが へんかする
- ルビー・サファイア・エメラルド:ポケモンによって てきに あたえる ダメージの りょうが へんかする
- ファイアレッド・リーフグリーン:わざを つかった ポケモンに よって あいてに あたえる ダメージと わざの タイプが へんかする。
- 第四世代:おぼえる ポケモンの かくされた のうりょくで わざの タイプと いりょくが かわる。
- 第五世代:わざを つかった ポケモンに よって あいてに あたえる わざの タイプと いりょくが かわる。
- 第五世代(漢字):技を 使った ポケモンに よって 相手に 与える 技の タイプと 威力が 変わる。
- 第六世代・第七世代:わざを つかった ポケモンに よって わざの タイプが かわる。
- 第六世代・第七世代(漢字):技を 使った ポケモンに よって 技の タイプが 変わる。
コンテストわざ
- 第三世代:つづけて だしても しんさいんに あきられずに アピール できる
- 第四世代:じぶんの ポケモンの ひょうかが いちばん ひくいと +3される。
- 第六世代:つづけて だしても かんきゃくに あきられずに アピール できる
- 第六世代(漢字):続けて だしても 観客に 飽きられずに アピール できる
使用ポケモン:覚える方法
レベルアップ
ポケモン名 | ソフト | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
金銀ク | RSE/FRLG | DPt/HGSS | BW/B2W2 | XY/ORAS | SM/USUM | |
ヤドキング | × | × | 1 | 1 | 1 | 1 |
アンノーン | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 |
アサナン | - | 18RSE 17FRLG |
15 | 15 | 15XY 20ORAS |
20 |
チャーレム | - | 18RSE 17FRLG |
15 | 15 | 15XY 20ORAS |
20 |
ミノムッチ | - | - | 20 | 20 | 20 | 20 |
ミノマダム (全フォルム) |
- | - | 20 | 20 | 20 | 20 |
ガーメイル | - | - | 20 | 20 | 20 | 20 |
カラナクシ | - | - | 16 | 16 | 16 | 16 |
トリトドン | - | - | 16 | 16 | 16 | 16 |
ユニラン | - | - | - | 14 | 14 | 14 |
ダブラン | - | - | - | 14 | 14 | 14 |
ランクルス | - | - | - | 14 | 14 | 14 |
リグレー | - | - | - | 22 | 22 | 22 |
オーベム | - | - | - | 22 | 22 | 22 |
わざマシン
- わざマシンの使用できないポケモンとナマコブシ以外は、第二世代から第七世代までわざマシン10で覚えることができる。
こんなときに使おう
どのポケモンでもノーマルとフェアリー以外の任意のタイプである威力60程度の特殊技として使用でき、サブウェポンとしてはかなり汎用性が高い。ただ、後述の通り厳選難易度がかなり高く時間も手間もかかる。消去法的に採用するものであって他の技で代用できるならそれを使うに越したことはない。
メインウェポンの威力が90~100くらいとして、タイプ一致かつ等倍とすれば実質の威力は140程度となる。いっぽう、タイプ一致ではないのが基本となるめざめるパワーでは2倍弱点だと威力が120程度にしかならず、等倍メインウェポンを撃ったほうが強いということになる。そのため、「メインウェポンが等倍だが、めざめるパワーで4倍弱点を突ける相手」か「メインウェポンが全て半減以下にされるが、めざめるパワーで2倍弱点以上を突ける相手」の対策として使用する技であり、あらかじめ仮想敵を決めておき、そのポケモンの4倍弱点となるタイプにするとよい。
また、電気や草タイプのように、メインウェポンが止められやすく、かつサブウェポン不足のポケモンの場合は4倍弱点でなくても採用することが多い。他にも氷技がふぶきしかないフロストロトムのように、タイプ一致技が使いにくい等の理由でめざパを自身のタイプに合わせるケースもある(第二世代まではむしポケモンなど、比較的多くのポケモンにまともなメインウェポンが存在しなかったため、これに該当するケースは多かった)。
「RTA」方式によるタイムアタックにおいて、乱数調整を絡めて目的のタイプと威力のめざめるパワー個体を調達するチャートもある。
第五世代までの「1匹縛り」ではどうしても通常技で等倍範囲が確保できないチャートの場合、めざめるパワー(ドラゴン)が採用される場合がある。第六世代以降はフェアリーに無効にされるため、これは過去の理論となった。
厳選
第五世代まで
自分の望む威力(普通は最高の70)・タイプを持つポケモンを手に入れるまで何度も捕獲や孵化を繰り返さなければならない。そのポケモンの個体値も高いものが欲しいとなればその作業は困難を極める。
威力65以上を狙うなら特攻・特防・素早さの個体値を全て30・31(U・V)にすればよい。
ほのお、かくとう、エスパー、いわタイプにしたい場合、素早さの個体値が偶数でなければならない=最高値の31に出来ないので、素早さ1の差を争うラインにいるポケモンの場合、これらのタイプは選びたくても選べないということがある。ただしほのおタイプに関しては、それを最大の弱点とするナットレイを始めとした強力なポケモンが対戦で台頭していたため、素早さを犠牲にして採用されることも多かった。
同様に、ほのお、みず、くさ、かくとう、どく、ひこうタイプでは特攻を最大にできない、トリックルームのために素早さ個体値0にする場合は技の威力が64止まりになる、などと言う事もあるが、他のステータスは素早さと違ってたった1の差が明暗を分けるケースは多くないので、めざパ断念の理由にはならないことが多い。
こおりタイプに限っては、特攻・特防・素早さの3つが31になっていれば他のステータスの個体値がランダムでも3/8の確率で氷タイプになり、かつ威力も66以上が確定と、需要が高いタイプの中ではかなり厳選のハードルが低い。
ちなみに、全ての個体値が最大(俗に言う6V)だとタイプはあくで威力は70になり、逆に全ての個体値が最小(俗に言う逆6V)だとタイプはかくとうで威力は30になる。
第六世代
仕様変更により威力は60に固定された(タイプ決定方法は第五世代以前と同様)。威力は落ちたとはいえ、サブウェポンとしての採用はまだまだみられる。
厳選に関しては、30や31にしたい個体値を持つ親ポケモンを用意してあかいいとで遺伝させるという方法がとれるようになり、厳選難易度は大分下がった。 伝説のポケモンの厳選も威力計算をしなくてよくなったことや、個体値6つのうち3つが最大値になる「3V確定」となったことでより厳選は楽になった。ただ3Vの仕様上、めざパのタイプの出現率が大きく偏るようになった。特に格闘は3V以上と両立できないので出現しない。
第七世代
すごいとっくんによって後から個体値31相当の能力値にできるようになったため、以前はできなかっためざパ炎や岩などと素早さ最速の両立が可能になった。
それだけでなく、めざパのタイプさえ望みのものが出れば個体値は適当でも良い、という厳選が許容できるようになったため、伝説のポケモンなどの野生捕獲が前提になるポケモンを含め、厳選の難易度が大幅に下がった。
タイプ判定人
手持ちのポケモンがめざめるパワーを使ったときに何タイプになるかを判定してくれる人物がゲーム中に登場する。ただし、この技を覚えることが出来るポケモンしか教えてもらえないので、特にシビシラスについては注意が必要。
- プラチナでは、トバリゲームコーナーの景品交換所。
- ハートゴールド・ソウルシルバーでは、タマムシゲームコーナーの景品交換所。
- ブラック・ホワイトでは、フキヨセシティのポケモンセンター内。
- ブラック2・ホワイト2では、PWTのメモリアルガールの向かい側。
- X・Yでは、ヒャッコクシティの民家。
- オメガルビー・アルファサファイアでは、ヒワマキシティの民家。
- 第七世代では、オハナぼくじょうの預け所。
タイプを教えてもらえない第三世代では、カクレオンに当てると簡単。
ポケモンカードゲームにおけるめざめるパワー
特殊な効果を持たない攻撃ワザとして登場する。
ポケモンごとに異なる効果を持つワザとしても登場する。
ポケモン不思議のダンジョンにおけるめざめるパワー
PPは12。効果範囲は正面の敵。ダンジョンに入るたびにタイプと威力が変わる。めざめるパワーを複数覚えていてもすべて同じタイプ・威力になる。
アニメにおけるめざめるパワー
ポケモン | エフェクト | |
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使用者 | 初出話 | 備考 |
ブラッキー | ||
シゲル | 無印編第171話 | わざの初出 |
ヨーギラス | ||
サトシ | 無印編第258話 | |
クリス | BW編第88話 | |
アゲハント | ||
メグミ | AG編第13話 | |
ナマケロ | ||
センリ | AG編第70話 | |
アメモース | ||
シュウ | AG編第78話 | |
ルナトーン | ||
野生 | AG編第87話 | |
ヘラクロス | ||
サトル | AG編第107話 | |
ハッサム | ||
カエデ | AG編第129話 | |
グライガー | ||
マサムネ | AG編第130話 | |
ゴマゾウ | ||
サトシ | AG編第137話 | |
イシツブテ | ||
タケシ | DP編第15話 | |
フーディン | ||
ケンゴ | DP編第27話 | |
ミノムッチ | ||
モミ | DP編第30話 | |
カラナクシ | ||
ノゾミ | DP編第41話 | |
アンノーン | ||
野生 | DP編第60話 | |
リーシャン | ||
シズエ | DP編第70話 | |
マネネ | ||
コジロウ | DP編第70話 | ものまねで使用 |
ホエルコ | ||
ポケモンコーディネーター | DP編第78話 | |
ミミロップ | ||
パリス | DP編第86話 | |
コダック | ||
野生 | DP編第87話 | |
レジギガス | ||
野生 | DP編第129話 | |
マンムー | ||
ヒカリ | DP編第134話 | |
ガーディ | ||
ジュンサー | DP編第135話 | |
イーブイ | ||
ウララ | DP編第174話 | |
ウララ | DP編第174話 | |
ブースター | ||
ウララ | DP編第174話 | |
シャワーズ | ||
ウララ | DP編第174話 | |
エモンガ | ||
アイリス | BW編第24話 | |
ゴチム | ||
コハル | BW編第55話 | |
トルネロス けしんフォルム |
||
野生 | BW編第59話 | |
ツンベアー | ||
ラングレー | BW編第90話 | |
トルネロス れいじゅうフォルム |
||
野生 | BW編第97話 | |
ミルホッグ | ||
ミカエル | BW編第103話 | |
モロバレル | ||
コジロウ | BW編第109話 | |
コロモリ | ||
ムサシ | BW編第115話 | |
オノノクス | ||
ローダー | BW編第117話 | |
アリゲイツ | ||
ジュンサー | BW編第129話 | |
ニューラ | ||
野生 | ピカチュウとイーブイ☆フレンズ | |
アイアント | ||
野生 | 神速のゲノセクト ミュウツー覚醒 | |
ムウマージ | ||
野生 | BW編第135話 | |
キュウコン | ||
野生 | BW編第135話 | |
フォッコ | ||
セレナ | XY編第21話 | |
鏡像のセレナ | XY編第36話 | |
カラマネロ | ||
野生 | XY編第54話 | |
バネブー | ||
野生 | XY編第61話 | |
ブーピッグ | ||
野生 | XY編第61話 | |
ゴロンダ | ||
野生 | XY編第71話 | |
テールナー | ||
セレナ | XY編第82話 | |
フラージェス | ||
野生 | XY編第123話 | |
サイドン | ||
野生 | キミにきめた! | |
ゴローン | ||
野生 | キミにきめた! |
備考
- 威力は第二世代では最低で31、最高で70。第三世代から第五世代まで最低で30、最高で70。第六世代以降では60固定。
- ステータス画面の技一覧や技マシンの説明においてはノーマルタイプの技として表示されるが、ダメージの計算は実際のタイプのわざとして扱われる。
- 実際のタイプと使用者のタイプが同じであるときのみタイプ一致ボーナスが得られる。
- 特性がもらいび・ちょすい・ちくでん・でんきエンジン・へんしょくなどのポケモンに使用した場合も、ノーマルタイプのわざとしては扱われず、実際のタイプのわざとして扱われる。
- ひらいしん・よびみずによる対象変更の効果は、第四世代までタイプを問わず引き寄せられないが、第五世代以降は対象となるタイプのめざめるパワーが引き寄せられる。
- きけんよちによるタイプ弱点の技の感知の効果は、第五世代までタイプを問わず反応しないが、第六世代以降は対象となるタイプのめざめるパワーに反応する。
- ジュエルの効果は適用される。
- へんげんじざいのポケモンが使うと実際に出されるわざのタイプに変化した上で攻撃を行う。
- 特性がノーマルスキンのポケモンが使用した場合、第四世代のみ個体値に関係なくノーマルタイプの攻撃わざとして扱われる。第五世代以降はノーマルスキンの影響を受けない。
- そうでん状態のポケモンが使った場合、個体値に関係なくでんきタイプの攻撃わざとして扱われる。
- 実際にめざめるパワーがノーマルタイプのわざになることはあり得ない。
- わざのタイプを変える特性(スキン特性)やプラズマシャワー状態はめざめるパワーのタイプには影響しない。
- ねこのて・まねっこ・オウムがえし・さきどりで選ばれた場合、めざめるパワーを覚えているポケモンの個体値ではなく、これらの技を使用したポケモンの個体値で威力とタイプが決まる。
- へんしん状態のポケモンが使用した場合も、めざめるパワーはへんしんを使用したポケモンの個体値で威力とタイプが決まる。
- 威力が60以下である場合、テクニシャンの対象になり、威力が1.5倍になる。
- この技で適用されるZクリスタルはノーマルZ。個体値によるタイプ変化は一切関係が無く、威力120のウルトラダッシュアタックとなる。
第二世代・第三世代まで
- めざめるパワーのタイプによってダメージ計算に使うステータスが異なる。
- ほのおタイプのめざめるパワーでこおり状態のポケモンを攻撃してもこおり状態は治らない。
- 第二世代の場合、こうげきの個体値が威力に大きく影響する都合上、ほとんどのポケモンでは♂でしか最高威力で使えない。
- ポケモンスタジアム金銀では各ポケモンのHPの実数値が両プレイヤーに分かるように表示される仕様なので、理想値であるという前提ならば、そうして表示されたHPの実数値からめざめるパワーのタイプの候補を絞り込める。
- あく・こおり・はがね・むしタイプであれば最大値で使用可能。特にこおり・むしは相性面でも需要が高いためよく使われた。
- 意図的にHPを低く抑えることで偽装も可能だが、当然その分だけ耐久力が犠牲になるために汎用性は落ちる。
- エメラルドでは、おやが違うポケモンがめざめるパワーを使わせる命令を無視して別のわざを使った場合、そのわざのタイプがめざめるパワーのタイプとして処理されてしまう。
第四世代以降
- めざめるパワーのタイプに関係なく全て特殊技として扱われ、技を使う側の特攻と技を受ける側の特防が計算に使われる。
- カウンターで反撃できずミラーコートで反撃できる。
- ほのおタイプのめざめるパワーでこおり状態のポケモンを攻撃すると、こおり状態を治す。
各言語版での名称
言語 | 名前 |
---|---|
日本語 | めざめるパワー |
英語 | Hidden Power |
ドイツ語 | Kraftreserve |
フランス語 | Puissance Cachée |
イタリア語 | Introforza |
スペイン語 | Poder Oculto |
韓国語 | 잠재파워 |
中国語(普通話・台湾国語) | 觉醒力量 |
中国語(広東語) | 覺醒力量 |
ポーランド語 | Hidden Power |