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なまけ
提供:ポケモンWiki
ナビゲーションに移動検索に移動なまけは、ポケモンのとくせいの一種。
効果
2回に1回しか行動することができない。
説明文
- 第三世代
- こうげきが れんぞくで だせない
- 第四世代・第五世代・第六世代
- こうげきが れんぞくで だせない。
- 攻撃が 連続で だせない。
- 第七世代
- わざを だすと つぎの ターンは やすんでしまう。
- 技を 出すと つぎの ターンは 休んでしまう。
- 第八世代・第九世代
- わざを だすと つぎの ターンは やすんでしまう。
- 技を 出すと 次の ターンは 休んでしまう。
所有ポケモン:そのポケモンの別のとくせい
特性1 | 特性2 | 隠れ特性 | |
---|---|---|---|
ナマケロ | なまけ | - | - |
ケッキング | なまけ | - | - |
アイアント | むしのしらせ | はりきり | なまけ |
こんなときに使おう
デメリットしか無い特性の一つ。毎ターン行動できないハンデとなる特性である。ギガインパクトなどの反動で動けなくなる技のリスクは少なくなる。なまけて動けないターンでも行動や交代を選択できるが、反動で動けないターンでは行動や交代を選択できない点は注意する。ダブルバトルでは、パートナーがいえき、スキルスワップ、ミイラなどを使えばなまけを取り除くことができる。
なまけのポケモンとまもるなどを持つポケモンが対面した場合、まもるを持つポケモンは相手がなまけるターンを狙って一方的に行動することができる。アイアントならばなかまづくりにより相手をなまけにできるため、自身はだっしゅつボタンによりかげふみとまもるを持つポケモンに交代することで相手を封殺することができる。なかまづくりやかげふみが効かないポケモンも多いため対人戦ではマイナーな戦略だが、NPCは交代をあまりしてこないためバトルハウスなどの施設では安定した勝率が見込める。
なまけるターンはPPを消費しないため、所持技のPPが少ない伝説のポケモンに押しつけることでわるあがきするまで捕獲の試行回数を水増しできる。例えばORASのホウオウ・ルギア(いずれも所持技の合計PP20)が対象に上がる。自滅を先延ばしにするだけなので、しゅうかくとヒメリのみを渡す方法がより確実ではあるが、PPを回復されたくない強力な技やじこさいせいなどの回復技のPPを回復されるのが面倒なときは有効。
ポケモン不思議のダンジョンにおけるなまけ
特性の仕様
- この特性に対するシンプルビーム/なかまづくり/なやみのタネは無効。特性#バトルにおける特性の変化も参照。
- この特性に対するスキルスワップ/なりきり・特性トレース/ミイラ/さまようたましいは有効。いえき/コアパニッシャーによりとくせいなし状態にされる。かがくへんかガスにより無効化される。
- この特性が使用するスキルスワップ/なかまづくり/なりきりは有効。
- 溜め技を使った場合、次のターンになまけるので攻撃できない。パワフルハーブで溜めずに使用すれば攻撃できる。
- 第四世代まで、なまけるターンではきあいパンチの準備動作が起きない。第五世代以降はなまけるターンでもきあいパンチ/くちばしキャノン/トラップシェルの準備動作は発動するが、攻撃自体はなまけて不発する。
- 前のターンでなまけた場合、じだんだの威力は上昇する。
行動パターン
- 特性なまけのポケモンは0と1が切り替わる変数Xを持つ。X=0のときは行動するが、X=1のときは「<ポケモン>は なまけている」というメッセージが出て行動できない[1]。以下なまけのポケモンの行動パターンが変化することを「Xを消費する」と呼ぶ。
- 場に出す時点ではX=0に設定される。
- 通常、場に出た最初は行動でき、次のターンではなまけて動けなくなる。なまけて動けなかった次のターンでは行動する。
- なまけているメッセージが現れるタイミングはねむり・こおり判定の後、まひの痺れ・こんらん・ひるみ判定の前になる。
- 反動で動けないターンでもXを消費し、次のターンに行動できる。このときなまけの効果より反動が優先されるため、動けないターンに交代やアイテムの使用はできない。
第三世代・第四世代
- 第三世代ではポケモンチェンジ、死に出し、使うと交代するわざ、相手を交代させるわざにより場に出たときと、ターン終了時にどく等のダメージを受ける前にXを消費する。[2]
- 第四世代ではポケモンチェンジ、使うと交代するわざ、相手を交代させるわざにより場に出たときと、ターン終了時に死に出しでポケモンが出てくる前にXを消費する。
- なまけのポケモンが場に出たとき、
- 第三世代では状況により次の行動は変わる。
- 戦闘開始時に場に出た場合、最初は行動する。
- 交代した場合、技によって倒れたポケモンの代わりに場に出た場合、交代する技の効果で場に出た場合では、最初は行動する。
- どく等ターン終了時の効果で倒れたポケモンの代わりに場に出た場合、最初はなまける。
- 第四世代では最初は行動する。
- 第三世代では状況により次の行動は変わる。
- トレースのポケモンがなまけをコピーしたとき、
- 第三世代ではXの消費判定後にトレースが発動し、状況により次の行動は変わる。
- 戦闘開始時に場に出た場合、最初は行動する。
- 交代した場合、技によって倒れたポケモンの代わりに場に出た場合、交代する技の効果で場に出た場合では、最初はなまける。
- どく等ターン終了時の効果で倒れたポケモンの代わりに場に出た場合、最初は行動する。
- 第四世代では場に出てトレースを発動した後にXを消費し、最初は行動する。
- 第三世代ではXの消費判定後にトレースが発動し、状況により次の行動は変わる。
- 他の特性のポケモンがスキルスワップ/なりきり/へんしんによりなまけを得た場合、行動順に関係なく書き換わったターンは行動し、次のターンはなまける。
- 他の特性のポケモンが交代で出てくると同時にスキルスワップを受けてなまけになったときも同様。このとき書き換わったターンに行動順は来ないので、最初はなまける。
- なまけから他の特性に変わった場合、第三世代ではXの数値は維持される。第四世代以降ではXの数値はリセットされる。
- バッグからアイテムを使用したときや、にげるを選んだときもXを消費する。
第五世代以降
- ポケモンの行動順が来て、なまけの行動可否が判定された直後にXが消費される。
- ねむり・こおり状態で行動できない間、Xは消費されない。例えば、行動できたターンに先制で眠らされて行動できなかった場合、ねむりターンに関係なく起きたときに行動できる。なまけるターンに先制で眠らされて行動できなかった場合、ねむりターンに関係なく起きたときなまける。
- ねむり状態でねごと/いびきを選択した場合はこの限りでなく、Xを消費する。
- こおり状態で自分のこおりを溶かす技を選択した場合はこの限りでなく、Xを消費する。なまけて動けなかった場合こおりは治らない。
- 特性を変える技/特性により特性がなまけに書き換わった場合、基本的には行動順に関わらず書き換わったターンは行動し、次のターンになまける。
- 交代出しと同時に特性を書き換えられた場合、最初は行動し、次のターンになまける。
- かがくへんかガスが発動するとXはリセットされる。解除されるとそのターンからXの消費を始める。ガスが切れるターンになまけのポケモンが行動する場合、ガスが発動する前の行動や切れたターンの行動順に関わらず、解除されるターンは行動して次のターンなまける。なまけのポケモンが交代で出てきたターンにガスの効果が切れた場合は、最初の行動は動いて次のターンなまける。ガスの効果が切れることは「そのターンなまけの特性を手に入れた」ことと同一視できる。
- メガシンカ・ウルトラバースト・ダイマックスの後、行動の前に特性がなまけに書き換わった場合、そのポケモンは即座になまけて次のターンに動く。
- バッグからアイテムを使用したときや、にげるを選んだときはXを消費しない。
- トリプルバトルでの「MOVE」はXを消費しない。なまける代わりにMOVEすると次の行動時になまけることになる。
- マックスレイドバトルでなまけの敵ダイマックスポケモンが複数回行動をする場合、各行動ごとにXを消費する。3回行動する場合は行動→なまけ→行動として、次のターンはなまけ→行動→なまけとなる。
備考
- ポケモンコロシアムのバトル山100人抜きの10人目のブースではソーラービームだけを覚えたケッキングが出てくる。溜めてなまけるの繰り返しなので、こちらから天気を晴れにするか、特性を書き換えない限り確実に勝てる。
- ダイマックスポケモンに対してスキルスワップ/なかまづくりは無効であるため、ダイマックス直後に特性がなまけに変わったポケモンが即座になまける現象を確認するには一手間がいる。
- 通常特性ではナマケロとケッキングだけが持つ特性。隠れ特性も含めるとアイアントも持つ。
各言語版での名称
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脚注
- ↑ Pokémon Diamond Version, Pearl Version, and Platinum Version - Abilities - the ultimate POKéMON CENTER
- ↑ 特性 詳細解説 - 翔のページ