にげられない

にげられないとは、ポケモンの状態変化の一つ。

第六世代までは、くろいまなざし状態と呼ばれていた。

にげられない状態の効果

交代や逃げることができなくなる。

にげられない状態の発生

相手に発生

• くろいまなざし(第三世代以降)
• クモのす(第三世代以降)
• とおせんぼう
• ダークホールド(ポケモンXDのみ)
• アンカーショット
• かげぬい
• サウザンウェーブ
• たこがため
• くらいつく

相手全体に発生

• キョダイゲンエイ

自分に発生

• くらいつく
• はいすいのじん

にげられない状態の消滅

• 使ったポケモンがひんしになる
• 使ったポケモンが交代する
• 使ったポケモンをスナッチする(ポケモンXDのみ)
• 使われたポケモンが交代する

にげられない状態の予防

• ゴーストタイプのポケモン(第六世代以降)
  • キョダイゲンエイの効果によるにげられない状態は予防できない

説明文

第七世代・第八世代

にげたり こうたいすることが できない。

逃げたり 交代することが できない。

詳細な仕様

• 使うと交代するわざ、特性ききかいひ・にげごし、もちものだっしゅつボタン・だっしゅつパックの効果による交代はできる。
• 相手を交代させるわざ、もちものレッドカードの効果による交代はできる。
• バトンタッチで交代することはできるが、第七世代まで技を受けた側のにげられない状態は交代先に引き継がれる。第八世代では技を受けた側であっても、にげられない状態はバトンタッチで引き継がれない。
  • 第六世代・第七世代では、バトンタッチで引き継いだ先がゴーストタイプである場合、にげられない状態は消滅する。
  • 第四世代まで、にげられない状態になる技を使用したポケモンがバトンタッチをしても効果は引き継がれた。第五世代以降では引き継がれなくなった。
• 第七世代まではにげられない状態のポケモンが使うテレポートは失敗する。第八世代ではプレイヤー側がテレポートを使用したときはにげられない状態でも交代できるが、野生ポケモンが使用するテレポートは失敗する。
• 特性にげあしのポケモンやけむりだまを持つポケモンは、にげられない状態でもにげる・テレポートができる(交代はできない)。
• きれいなぬけがらを持つポケモンは、にげられない状態でも交代できる(にげる・テレポート^-7はできない)。
• 第六世代以降では、ゴーストタイプのポケモンはにげられない状態の効果を予防する。ただし、にげられない状態になった後にハロウィンやタイプが変わる特性などの効果でゴーストタイプになってもにげられない状態は解除されない。このときもゴーストタイプはにげられない状態の効果を無視して交代や逃げることができる。
  • キョダイゲンエイの効果を受けるとにげられない状態になるが、にげられない状態の効果は無視する。
• 第三世代以降では、技を使われたポケモンのみがわりで基本的ににげられない状態は予防することができる。しかし第六世代以降のすりぬけやキョダイゲンエイによりみがわりは無視されにげられない状態になる。技を使用した自分に発生するにげられない状態はみがわりで防ぐことはできない。
• ローテーションは制限できない。

備考

• この状態でなくともにげること、交代が選べない状況や、にげることに失敗することがある。その場合もメッセージとして「にげられない」「にげられなかった」と表示される。詳しくはにげる(特ににげる#逃走の成功率)・交代をそれぞれ参照。

関連項目

• 状態変化