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マジックコート (状態変化)
提供:ポケモンWiki
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マジックコートとは、ポケモンの状態変化の一つ。
マジックコートの効果
他のポケモンから受ける変化技を無効化し、その技を使用してきた相手に使い返す。
マジックコートの発生
自分に発生
マジックコートの消滅
発動条件により変わる。
詳細な仕様
- マジックコート状態で跳ね返した技は、再びマジックコート状態で跳ね返されることはない。
- 複数のポケモンを対象にした技を跳ね返す場合、マジックコート状態でないポケモンが技を受けた後、マジックコート状態の効果が発動して技を跳ね返す。
- 第五世代以降は設置技も跳ね返すことができる。1体のマジックコートにより、設置技の使用者側の場全体にトラップが跳ね返される。マジックコートの味方の場にもトラップは置かれない。
- 反射前、マジックコート状態のポケモンに対して技の命中判定は行われない。命中率の低い技でも反射は必ずできる。
- 自身がみがわり状態でもマジックコート状態ならば技を跳ね返す。
- すでにランクが最低なため効果がない技でもマジックコートで跳ね返すことができる。
- 反射後、技の命中判定はマジックコート状態のポケモンの命中率と跳ね返された相手の回避率により決まる。命中が低い技ほど、自分の命中ランク-相手の回避ランクが低いほど外れやすい。相手のみがわり状態に防がれる場合は失敗する。
- 特性ひらいしん/よびみず・ちゅうもくのまと状態により技が引き寄せられる効果はマジックコートより優先される。引き寄せられることにより、他のポケモンはマジックコートで技を跳ね返せない。
- マジックコートで跳ね返された技はひらいしん/よびみず・ちゅうもくのまと状態に引き寄せられる。
- 以下の特性・状態よりマジックコートが優先され、跳ね返すことができる。
- ちくでん/ちょすい/でんきエンジン/もらいび/そうしょく5,7-/ひらいしん(特攻上昇)/よびみず(特攻上昇)
- じゅうなん/みずのベール/どんかん/ふみん/マイペース/めんえき/やるき/リーフガード
- かいりきバサミ/クリアボディ/しろいけむり/はとむね/フラワーベール/メタルプロテクト
- きゅうばん/ぼうおん/ぼうじん/ミラクルスキン
- しんぴのまもり/しろいきり/エレキフィールド/ミストフィールド状態
- ぼうじんゴーグル/クリアチャーム/とくせいガード
- ほのおタイプに対するおにび、どくタイプに対するどくどくなど、タイプ固有の耐性による無効化
- すでに状態異常になっているポケモンに対する状態異常技
- すでに同じ状態変化になっているポケモンに対する状態変化技
- 野生ポケモン戦でレベルが高いポケモンに対するふきとばし/ほえる
- ダイマックスポケモンに対するアンコール/いちゃもん/かなしばり/ふきとばし/ほえる/なかまづくり
- テラスタルポケモンに対するまほうのこな/みずびたし
- 以下の特性・状態はマジックコートより優先される。これらで無効化される変化技は跳ね返す前に無効化される。
- じめんタイプに対するでんじはは、第六世代まで相性による無効化が優先され、跳ね返すことができない。第七世代以降はマジックコート状態が優先され、跳ね返すことができる。
- マックスレイドバトルのふしぎなバリアに対しては、技によってマジックコートより優先されるかが異なる。失敗時のメッセージの違いで判別できる。
- テラレイドバトルのテラスタルシールドに対しては、マジックコートよりシールドによる無効化が優先される。
- マジックコート状態のポケモンの特性は基本的に有効となる。逆に元の技の使用者の特性は考慮されなくなる。
- 発動する特性
- いたずらごころ: 跳ね返した技はあくタイプの相手に対しては無効となる(第七世代以降)。
- うるおいボイス: 跳ね返した音の技はみずタイプになる。この技はよびみずに引き寄せられる。
- スクリューおびれ/すじがねいり: 跳ねかえした技はちゅうもくのまとに引き寄せられない。
- すりぬけ: 跳ね返した技はみがわり状態を無視する(第六世代以降)。しろいきり/しんぴのまもり状態は無視できない。
- ふしょく: 跳ね返した技はどく/はがねタイプのポケモンもどく状態にできる。
- 発動しない特性
- 技の使用を制限する状態変化は無視して技を跳ね返すことができる。
- 音の技の効果を跳ね返した場合、マジックコート状態のポケモンが音の技を使用したことになる。
- マジックコート状態で跳ね返す技もそうでん/プラズマシャワー状態の効果ででんきタイプになる。
- マジックコート状態で跳ね返した技に対しておどりこは発動しない。
- マジックコート状態で跳ね返した技が失敗した場合、次のターンに使うじだんだの威力は2倍になる。
- マジックコート状態で技を跳ね返されたポケモンは、次のターンに使うじだんだの威力は2倍になる。跳ね返された技が失敗したかは関係しない。
- バトンタッチで引き継がれない。
対象技
以下の変化技を跳ね返せる。
技名 | 世代 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | |
あくび | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
あくまのキッス | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
あまいかおり | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
あまえる | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
あやしいひかり | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
アンコール | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
いちゃもん | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
いとをはく | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
いばる | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
いやなおと | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
うそなき | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
うたう | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
うらみ | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
えんまく | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
おだてる | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
おにび | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
かぎわける | × | × | ○ | ○ | ○ | - | - |
かなしばり | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
キノコのほうし | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
きんぞくおん | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
くさぶえ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | - |
くすぐる | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
クモのす | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | - |
くろいまなざし | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
こわいかお | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
さいみんじゅつ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
しっぽをふる | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
しびれごな | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
すなかけ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
スプーンまげ | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
ちょうおんぱ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ちょうはつ | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
てんしのキッス | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
でんじは | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
とおせんぼう | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
どくガス | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
どくどく | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
どくのこな | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
なきごえ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
にらみつける | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ねむりごな | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
フェザーダンス | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ふきとばし | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
フラッシュ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
へびにらみ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ほえる | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
まきびし | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
みやぶる | × | × | ○ | ○ | ○ | - | - |
メロメロ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
やどりぎのタネ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
わたほうし | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
いえき | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
かいふくふうじ | - | × | ○ | ○ | ○ | - | - |
きりばらい | - | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
さしおさえ | - | × | ○ | ○ | ○ | - | - |
ステルスロック | - | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ダークホール | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
どくびし | - | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
なやみのタネ | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ミラクルアイ | - | × | ○ | ○ | ○ | - | - |
ゆうわく | - | ○ | ○ | ○ | ○ | - | - |
いやしのはどう | - | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
シンプルビーム | - | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
テレキネシス | - | - | ○ | ○ | ○ | - | - |
なかまづくり | - | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
みずびたし | - | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
おたけび | - | - | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
かいでんぱ | - | - | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
すてゼリフ | - | - | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
つぶらなひとみ | - | - | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
ないしょばなし | - | - | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
なかよくする | - | - | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
ねばねばネット | - | - | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
ハロウィン | - | - | - | ○ | ○ | ○ | - |
ひっくりかえす | - | - | - | ○ | ○ | ○ | - |
ふんじん | - | - | - | ○ | ○ | - | - |
ベノムトラップ | - | - | - | ○ | ○ | ○ | - |
もりののろい | - | - | - | ○ | ○ | ○ | - |
じょうか | - | - | - | - | ○ | ○ | - |
スポットライト | - | - | - | - | ○ | - | - |
ちからをすいとる | - | - | - | - | ○ | ○ | ○ |
どくのいと | - | - | - | - | ○ | ○ | - |
なみだめ | - | - | - | - | ○ | ○ | ○ |
フラワーヒール | - | - | - | - | ○ | ○ | - |
タールショット | - | - | - | - | - | ○ | ○ |
ふしょくガス | - | - | - | - | - | ○ | ○ |
まほうのこな | - | - | - | - | - | ○ | ○ |
ハバネロエキス | - | - | - | - | - | - | ○ |
- 第五世代以降の野生ポケモン戦でふきとばし/ほえるを跳ね返す場合、マジックコート状態のポケモンを使用者としてレベル差による判定を行う。
- 第五世代いこうできりばらいを跳ね返す場合、マジックコート状態のポケモンを使用者として場の状態の解除判定を行う。
- 第七世代以降でも、ダークライ以外のポケモンがマジックコート状態で跳ね返すダークホールは成功する。
以下の変化技は跳ね返せない。
- 全体の場が対象の技・味方の場が対象の技
- 自身を対象とする変化技
- 他の味方が使用したねがいごとは、使用者が場にいたとしても跳ね返さない。
- 味方全員が対象の技
- 自分含む全員が対象の技
- 味方1体が対象の技
- 対象の状態を参照する技
- 対象と能力等を入れ替える技
- 行動に関する技
- 対象が特殊な技
- その他
備考
- スカーレット・バイオレットではマジックコートは使用できない技になったため、マジックミラーでしかこの状態は発生しない。そのため自身が持つ特性とマジックコート状態が競合することは無くなった。
- Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ以降では、内部データ上は物理技であるすくすくボンバーも反射可能な技として設定されているが、ピカブイではマジックコートと特性が無く、それ以外ではすくすくボンバーが使えない。