みちづれ (状態変化)

みちづれとは、ポケモンの状態変化の一つ。

みちづれの効果

相手の攻撃技を受けてひんし状態になると、その技を使った相手もひんし状態にする。

みちづれの発生

自分に発生

• みちづれ

みちづれの回復

• 交代
• 次の行動順が来る
• 次の相手の行動が終わる（第二世代のみ）

説明文

第七世代・第八世代・第九世代

じぶんを ひんしにさせた あいてを みちづれにして ひんしにする。

自分を ひんしにさせた 相手を みちづれにして ひんしにする。

詳細な仕様

• 攻撃技以外によるダメージでひんしになってもみちづれ状態の効果は発動しない。
  • 状態異常/状態変化/場の状態などによるダメージでひんしになっても発動しない。
• みらいよち/はめつのねがいの効果でひんしになってもみちづれ状態の効果は発動しない。
• 味方の技でひんしになった場合は、攻撃者をひんしにしない。
• 攻撃者のみがわり状態を無視してひんしにできる。
• きあいのハチマキ/きあいのタスキ/がんじょう/マジックガードを無視して攻撃者をひんし状態にできる。
• トリプルバトルでは自分の対角にいる相手に対しても発動する。
• 攻撃者がダイマックスしているときはひんし状態にできない。
• 第五世代以降では、以下の攻撃に対してみちづれが発動した場合、攻撃技の効果の一部または全てが発動しない。
  • はたきおとす/どろぼう/ほしがる/ついばむ/むしくい/しぜんのめぐみの持ち物に作用する効果 : なげつけるの場合は使用者の持ち物は消費される。
  • こうそくスピン/キラースピン/プラズマフィスト/アイススピナー/合体技の場に作用する効果 : アイアンローラーによるフィールドを解除する効果の場合は発動する。
  • うたかたのアリア/サウザンアロー/サウザンウェーブによる状態異常/状態変化の発生や解除 : 元々防御側がひんし状態になれば発動しない効果なので、ダブルバトルなどでみちづれ使用者の他に技を受けたポケモンがいたときに起こり得る。
  • ぶきみなじゅもんによるPPの減少
• とんぼがえり/ボルトチェンジ/クイックターンを受けてひんしになった場合、技の効果で交代される前に攻撃者をひんし状態にする。
  • 第四世代のみ、とんぼがえりを使った側が次のポケモンを出した後、ターン終了時にみちづれを使った側が次に出すポケモンを選ぶ。第五世代からとんぼがえり等の効果は発動せず、次のポケモンは両者ともターンの終了時に選んで繰りだす。
• みちづれ状態は次に自身に行動順が来るまで維持される。自身が行動すると共に解除される。
  • 状態異常/状態変化/なまけにより行動できなかったときもみちづれ状態は解除される。
  • フリーフォールで行動順を飛ばされた場合、みちづれ状態は複数ターンに渡って継続される。
  • きあいパンチ/くちばしキャノン/トラップシェルの準備行動ではみちづれ状態は解除されない。これらの技の準備をしてから攻撃までにひんしにされると、相手をみちづれにする。
  • おどりこで他の技を出した場合もみちづれ状態は解除される。
  • さいはいを受けてみちづれが失敗したときも解除される。
  • バッグから道具を使ったときや、にげようとして失敗したときもみちづれ状態は解除される。
• 基本的に、この状態のポケモンが交代すると同時にみちづれ状態は解除される。交代時においうちを受けてひんしにされてもみちづれは発動しない。
  • ダイヤモンド・パールのみ、交代時においうちを受けるときでもみちづれ状態の効果が発動する。
• 基本的に、みちづれ状態のポケモンがメガシンカ/ダイマックス/テラスタルをしてもみちづれ状態は解除されない。
  • スカーレット・バイオレット (Ver. 1.1.0以前) では、みちづれ状態の時にテラスタルするとみちづれ状態が解除される不具合があった。これはVer. 1.2.0で修正された。

第四世代以前

• 第二世代のみ、先制してみちづれを使用した直後の相手の行動で倒されなかった場合も解除される。次のターンに自身が行動する前に相手の攻撃技を受けてひんしになっても発動しない。
• 第三世代のみ、みちづれ状態のポケモンが連続攻撃技を受けてひんしとなった場合、攻撃者はひんしにならない。

関連項目

• 状態変化
• おんねん (状態変化)