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みがわり (状態変化)
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みがわりとは、ポケモンの状態変化の一つ。
みがわりの効果
- 分身が消えるまで、本体の代わりに分身が他のポケモンからの技を受ける。分身が出ている間は、一部の技/特性/持ち物の効果を受けない。
- 分身が出る前になった状態異常/状態変化は基本的にそのまま残る。
- 分身のHPは攻撃技のダメージを受けると減り、これが残り0になると分身が消える。
- 分身が出ている間に使用する技みがわり/しっぽきりは失敗する。
みがわりを無視する攻撃
以下では上記条件によりみがわりを無視されたときを考慮外とし、みがわりにどのような耐性があるかをまとめる。
無効にするもの
- 相手が使用した、みがわり側に作用する攻撃技の追加効果(状態異常/ステータス低下/ひるみなど)。
- 相手の変化技によるランク変動/状態異常/状態変化。
- 一部変化技は無効化できない。みがわり状態に有効な変化技は下記を参照とする。
- その他、以下の要素は発動しない。
- 自分の本体がダメージを受けることを条件とするわざ/とくせい/もちもの
- 自分のカウンター/ミラーコート/がまん/メタルバースト/ほうふく(第二世代以降)
- 自分のきあいパンチの失敗判定(みがわりにダメージを受けても失敗しない)。
- 自分のトラップシェルの成功判定(みがわりでダメージを受けると成功しない)。
- 自分のくちばしキャノンのやけど効果。
- 自分のアイスフェイス/ばけのかわによる攻撃技のダメージの肩代わり
- 自分のいかりのつぼ5-/イリュージョン/うのミサイル/くだけるよろい/こぼれダネ/じきゅうりょく/じょうききかん/すなはき/せいぎのこころ/でんきにかえる/どくげしょう/ねつこうかん/のろわれボディ/びびり/ふうりょくでんき/へんしょく/みずがため/わたげ
- 自分の、直接攻撃に反応する特性 (カーリーヘアー/さめはだ/さまようたましい/せいでんき/てつのトゲ/どくのトゲ/とれないにおい/ぬめぬめ/ほうし/ほのおのからだ/ほろびのボディ/ミイラ/メロメロボディ/わるいてぐせ)
- ただしもふもふはみがわり状態でも直接攻撃のダメージを半減できる。
- 自分の弱点半減のきのみ/ナゾのみ/ジャポのみ/レンブのみ/アッキのみ/タラプのみ/きゅうこん/じゅうでんち/ゆきだま/ゴツゴツメット/ひかりごけ/じゃくてんほけん/だっしゅつボタン/レッドカード
- 自分のくっつきバリは相手にくっつく効果は発動しない。ダメージを受ける効果は発動する。
- 相手の特性あくしゅう/どくしゅ/どくのくさり/マジシャン
- 自分のいかり状態
- 相手のいかく/かわりもの/かんろなミツ
- 相手のフリーフォール
- 相手のいやしのはどう/フラワーヒール
- 味方のみかづきのいのり
- 相手のみずびたし/まほうのこな
- 相手のシンプルビーム/なかまづくり/うつしえ
- 相手のいたみわけ/パワーシェア/ガードシェア
- 相手のトリック/すりかえ
- 相手がミラーアーマーで跳ね返してきたランク低下効果
- 他のポケモンのわたげ (自分の攻撃に反応した場合も無効化する。特性すりぬけのポケモンの攻撃で発動したわたげも無効化する。)
- たこがため状態によるぼうぎょ/とくぼうランク低下
- 自分の本体がダメージを受けることを条件とするわざ/とくせい/もちもの
- 以下の効果は過去世代では無効だったことがある。
有効なもの
- 攻撃側のポケモンや、場に作用する攻撃技の追加効果/反動。
- 攻撃技で発動する効果の一部。ダメージ自体は防ぐことができる。
- みがわり使用者が使用者自身に使用する変化技の効果。
- かかっている状態異常の効果
- 多くの状態変化の効果。状態変化にする技自体は防げても、状態変化になった後にみがわり状態になると状態の効果を防げないことが多い。例外的に、たこがため状態はみがわりが出ていると効果が発動しない。
- プレゼント/かふんだんごによる回復効果。
- ダメージ効果は防げる。
- 自分のわざを無効化するとくせいによる効果。
- その他、以下のダメージ/状態異常/状態変化、ランク補正変動、特性変更は有効。
- 相手が持つ、直接攻撃に反応するわざ/とくせい/もちもの
- 相手のとびだすなかみ/うのミサイル
- 相手のおみとおし/きけんよち/ダウンロード5-/トレース/よちむ
- 味方のおもてなし/きみょうなくすり/きょうえん
- 相手のびんじょう/ものまねハーブ
- 相手のシンクロによる状態異常
- 相手ののろわれボディによるかなしばり
- 相手のレッドカードによる強制交代
- 自分のかえんのまもり/キングシールド/スレッドトラップ/トーチカ/ニードルガード/ブロッキングの付加効果
- 自分のどくどくだま/かえんだまによるもうどく/やけど
- 自分のねむるによるねむり
- 命令を無視して「ひるねをはじめた」場合のねむり
- 自分のフィラのみ/イアのみ/ウイのみ/バンジのみ/マゴのみが嫌いな味だったときのこんらん
- 自分のあばれる状態が終了したときのこんらん
- 自分のくらいつくによるお互いをにげられない状態にする効果
- 味方のうつしえによる特性の変更
- 以下の変化技はみがわりに対しても有効。
わざ | 世代 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | |
オウムがえし[1][2] | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | - |
かなしばり | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ふきとばし | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
へんしん | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × | × | × | × |
ほえる[3] | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ものまね | ○ | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
やどりぎのタネ | ○[4] | × | × | × | × | × | × | × | × |
アンコール | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
いばる | - | △[5] | × | × | × | × | × | × | × |
いやしのすず[3] | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
うらみ | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
クモのす | - | ○ | × | × | × | × | × | - | - |
くろいまなざし | - | ○ | × | × | × | × | × | × | × |
じこあんじ | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
スケッチ | - | × | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
テクスチャー2 [2] | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
のろい | - | × | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ほろびのうた[3] | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
みやぶる | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | - |
メロメロ [6] | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
アロマセラピー | - | - | ○ | ○ | ○ | △[7] | △[7] | △[7] | - |
いちゃもん | - | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
かぎわける | - | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | - |
くすぐる | - | - | ○ | × | × | × | × | × | × |
スキルスワップ | - | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ちょうはつ | - | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
てだすけ | - | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
なりきり | - | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
よこどり | - | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | - |
ガードスワップ | - | - | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
きりばらい | - | - | - | ○ | △[8] | △[8] | △[8] | △[8] | △[8] |
さきどり [9] | - | - | - | ○ | ○ | ○ | ○ | - | - |
つぼをつく | - | - | - | × | △[7] | △[7] | △[7] | △[7] | △[7] |
ハートスワップ | - | - | - | ○ | ○ | ○ | ○ | - | ○ |
パワースワップ | - | - | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ミラクルアイ | - | - | - | ○ | ○ | ○ | ○ | - | - |
おさきにどうぞ | - | - | - | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ギフトパス | - | - | - | - | × | ○ | ○ | - | - |
ミラータイプ | - | - | - | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
アロマミスト | - | - | - | - | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
じばそうさ | - | - | - | - | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
てをつなぐ | - | - | - | - | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
なかよくする | - | - | - | - | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
ふんじん | - | - | - | - | - | ○ | ○ | - | - |
アシストギア | - | - | - | - | - | - | ○ | ○ | - |
さいはい | - | - | - | - | - | - | ○ | ○ | ○ |
スピードスワップ | - | - | - | - | - | - | ○ | ○ | ○ |
いのちのしずく | - | - | - | - | - | - | - | ○ | ○ |
おちゃかい | - | - | - | - | - | - | - | ○ | ○ |
コーチング | - | - | - | - | - | - | - | ○ | ○ |
ジャングルヒール | - | - | - | - | - | - | - | ○ | ○ |
ドラゴンエール | - | - | - | - | - | - | - | - | ○ |
- 凡例
- ○: みがわりを無視して技の効果が発動する。
- ×: みがわりで防がれる。
- △: 状況により無視できることがある。
- -: 技が登場していない。または使用できない。
- ↑ オウムがえしは成功する。みがわりを無視するかはコピーした技による。
- ↑ 2.0 2.1 第四世代以前と第五世代以降では技の対象が異なる。
- ↑ 3.0 3.1 3.2 音のわざがみがわり状態を貫通する効果を持つ第六世代より前の世代でも有効。
- ↑ ポケモンスタジアム2では無効。
- ↑ こんらん状態は防ぐが、ランク上昇は防がない。
- ↑ あかいいとの効果によるメロメロ状態も同様。
- ↑ 7.0 7.1 7.2 7.3 7.4 7.5 7.6 7.7 自分のみがわりには有効。他者のみがわりには無効。
- ↑ 8.0 8.1 8.2 8.3 8.4 設置技/壁/しろいきりは解除するが、回避率は下げられない。
- ↑ さきどりは成功する。みがわりを無視できるかはコピーした技により決まる。
みがわりの発生
みがわりの消滅
詳細な仕様
- 生成されたときの分身のHPは使用者の最大HPの1/4 (小数点以下切り捨て) になる。
- 分身は現在の本体と同じタイプ/ステータス/ランク補正を持つ。
- がむしゃら/いかりのまえば/しぜんのいかり/カタストロフィのダメージ量は分身のHPではなく、ポケモン本体のHPを参照して計算される。
- HPが満タンのときに発動する特性 (がんじょう5-/テラスシェル/はやてのつばさ7-/ファントムガード/マルチスケイル) 、持ち物きあいのタスキは本体のHPが満タンであるときに発動する。分身のHPは関係しない。
- こらえる/みねうち/てかげん/がんじょう/きあいのタスキ/きあいのハチマキ/なかよし度によるHPが1残る効果は、本体へのダメージに対してのみ発動する。これらの効果で分身のHPが残ることはない。
- HPを回復する技や特性などの効果は全て本体に作用する。分身のHPを回復する手段は無い。
- 分身を生成した後にレベルアップ、ジガルデのスワームチェンジ、テラパゴスのフォルムチェンジなどにより最大HPが増えた場合でも、残った分身のHP量に変化はない。
- しっぽきりは使用時に最大HPの1/2 (小数点以下切り上げ) を消費するが、生成した分身のHPが使用者の最大HPの1/4 (小数点以下切り捨て) であることは変わらない。
- 分身はバトンタッチ/しっぽきりで引き継ぐことができる。
- 分身が残っているまま本体のHPが0になってひんしになる場合、分身は消滅する。
- 分身が引き継がれたときは、交代先のポケモンがひんしになるときに分身が消滅する。
- 本体が姿を隠している間は分身も姿を消し、ほとんどの技は当たらなくなる。本体が場に戻ると分身も復活する。姿を隠している間も当たる技を受けた場合は、分身が代わりに攻撃を受ける。
- 自分がマジックコート状態である場合は、みがわりによる無効化よりマジックコートによる反射が優先される。
- 相手がマジックコート状態であるとき、跳ね返ってきた変化技はみがわりで防ぐことができる。
- 分身がダメージを受けていれば、本体のHPが減っていなくても次のターンの相手のじだんだ/やけっぱちの威力は上がらない。
- 分身でダメージを防いだポケモンが使用するリベンジ/ゆきなだれの威力や、分身でダメージを防いだポケモンに対するダメおしの威力は上がらない。
- 一撃必殺技のダメージも分身で防ぐことができる。このとき、第二世代以前と第五世代以降では分身は必ず消滅する。
第一世代のみの仕様
- 一部の状態異常や状態変化を防ぐことはできない。(ポケモンスタジアム2以外)
- みがわり状態のポケモンをじばく・だいばくはつで攻撃してみがわりが破壊された場合、攻撃したポケモンはひんしにならない(ポケモンスタジアム2以外)
- みがわり状態のポケモンをはかいこうせんで攻撃してみがわりが破壊された場合、攻撃したポケモンは次のターン反動で動けなくならない(ポケモンスタジアム2以外)
- みがわり状態のポケモンをとっしん・じごくぐるま・すてみタックル・わるあがきで攻撃してみがわりが破壊された場合、攻撃したポケモンは反動ダメージを受けない[1]
- みがわり状態のポケモンがこんらんの自傷ダメージおよびとびげり・とびひざげりを外した時の反動ダメージを受ける場合、相手のみがわり人形が代わりにダメージを受ける。相手がみがわり状態でない場合はどのポケモンもダメージを受けない。
- みがわり状態のポケモンにはスピードスターが必ず命中する。(ポケモンスタジアム・ポケモンスタジアム2以外の日本版のみ)
第二世代のみの仕様
備考
- みがわり状態になると出てくる分身は「みがわり人形」とも呼ばれ、グッズ展開もされている。みがわり#グッズにおけるみがわりなどを参照。
- 第六世代から第八世代では、本体のポケモンのたかさにより分身の大きさが異なる。2.5m以上ならば大きめの、逆に0.5m以下ならば小さめのサイズをした分身となる。