ポケモンWikiでは記事の投稿、加筆、検証、修正等参加、協力してくださる方を必要としています。方法や詳細はポケモンWikiに投稿するにはをご覧ください。

提供:ポケモンWiki
ナビゲーションに移動検索に移動
暫定記事名:この項目の記事名「」は、一時的に翻訳元の記事名を使用している、仮称名であるなどの理由で、暫定的なものです。必要な場合はポケモンWiki・トーク:会議室で議論を行い、最適な記事名に移動を行ってください。

とは、バトルにおける場の状態の一種、およびその場を形成するわざの総称。わざとしては第一世代から存在するが、場の状態としては第二世代で導入された。

概要

味方の場がこの状態になると、特定の分類の技で受けるダメージが減少する効果がある。

プレイヤー間では、この状態を発生させることを「(壁を)張る」と呼ぶことがあるため、本項でもそのような意味で使用する。

一覧

状態名 軽減できる技 ダメージ倍率 発生させる主な技 導入世代
シングルバトル
ローテーションバトル
ダブルバトル
トリプルバトル
バトルロイヤル
マックスレイドバトル
テラレイドバトル
リフレクター 物理 1/2倍 約2/3倍 リフレクター 1
ひかりのかべ 特殊 1/2倍 約2/3倍 ひかりのかべ 1
オーロラベール 物理 特殊 1/2倍 約2/3倍 オーロラベール 7
  • 発動させたターンを含めて、5ターンの間持続する。
    • ひかりのねんどを持ったポケモンが発動させたときは、効果は8ターンに延長する。
    • 規定ターンが経過すると、ターンの終了時に効果が消えたことがメッセージで流れる。
  • 異なる種類の壁は両立して張ることができる。
    • リフレクターとひかりのかべは併用することで、物理技と特殊技の両方の技の威力を軽減できる。
    • リフレクターとオーロラベール、またはひかりのかべとオーロラベールを併用してもそれぞれ効果は重複せず、ダメージ倍率は1/2倍(または2/3倍)のままである。
  • すでに味方の場に張られている壁を新たに張る効果は発動しない。たとえばリフレクター状態で技のリフレクターを使っても失敗し、効果が延長されることもない。

詳細な仕様

  • 技を使用したポケモンの味方全体が効果対象になる (味方の場に発生する場の状態)。
  • 急所に当たった際のダメージは壁の効果を無視する。
  • ダメージ固定技によるダメージは減少しない。
  • 特性すりぬけのポケモンは、敵側の場の壁を無視したダメージを与える。壁を取り除くわけではない。
    • 特性すりぬけのポケモンが壁を解除する技を使ったときは、壁を無視することはなく解除できる。
    • 特性すりぬけのポケモンであっても、味方側のポケモンに与えるダメージや、他のポケモンから受けるダメージは、味方の場の壁の影響を受ける。
  • きりばらいが成功すると、対象の場の壁を取り除く。
  • かわらわりサイコファングレイジングブルの攻撃は、対象の場の壁を取り除いてからダメージを与える。そのためダメージ量に壁の影響は無い。
    • 技が命中しなかった場合や、まもる状態に防がれた場合は、壁の除去効果は発動しない。
  • キョダイフウゲキの攻撃は、成功してダメージを与えた後、対象の場の壁を取り除く。ダメージ量は壁の影響で減衰する。
  • コートチェンジにより、お互いの場の壁は入れ替わる。
    • このとき残りの持続ターンごと入れ替わる。ひかりのねんどにより伸びた効果もそのまま入れ替わる。
  • 特性バリアフリーのポケモンは、場に出たときに敵味方両方の場に張られている壁を取り除く。
    • 場にいるポケモンが、新たに特性バリアフリーを入手したときも特性の効果が発動し、両側の壁が取り除かれる。
  • 特殊技だが相手のぼうぎょを参照してダメージを与える技にサイコショックサイコブレイクしんぴのつるぎがあるが、これらは分類としては特殊技なのでひかりのかべでダメージが減る対象となり、リフレクターでは効果は無い。
  • 分類が変わる技の場合、最終的な分類によって効果対象になる壁が決まる。物理技になった場合はリフレクターでダメージが減り、ひかりのかべの効果は無い。
  • ワンダールーム状態には壁の効果を入れ替える効果は無い。ワンダールーム状態でも通常通りリフレクターで物理技のダメージが減り、ひかりのかべで特殊技のダメージが減る。
  • 壁を張る変化技よこどりの対象になる。
    • よこどりで技を盗まれた場合、ひかりのねんどはよこどり使用者が持っている場合のみ有効になり、技を奪われた側が持っていても効果は無い。
    • すでに壁が張られているため技が失敗するときもよこどりで奪われる対象になる。

世代ごとに異なる仕様

第一世代

  • 状態変化に分類され、使用者が交代すると効果は切れた。
  • リフレクター/ひかりのかべはそれぞれ攻撃側のこうげき/とくしゅが0.25倍、防御側のぼうぎょ/とくしゅが0.5倍になる。

第二世代

第三世代・第四世代

  • 以下のダメージ計算式において「各種ダメージ補正Ma」の位置に壁の補正がかかる。
ダメージ = int(int(int(レベル×2/5+2)×威力×A/D)/50×各種ダメージ補正Ma+2)×各種ダメージ補正Mb
  • 補正率はシングルバトルなら1/2、ダブルバトルなら2/3。
  • ダブルバトルでも、効果を受けているポケモンが1体しかいない場合はシングルと同じ補正を用いる。
  • かわらわりは相性で無効化されたときも壁を取り除く。
  • みらいにこうげき状態によるダメージには、予知行動時の壁の有無が影響する。

第五世代以降

  • 上記ダメージ計算式において「各種ダメージ補正Mb」の位置に壁の補正がかかる。
  • 補正率はシングルバトルなら2048/4096(=0.5)、ダブルバトル・トリプルバトルでは第五世代のみ2703/4096(≒0.66)、第六世代以降では2732/4096(≒0.67)。
  • ダブルバトル以上では、効果を受けているポケモンが1体しかいない場合であっても、シングルではなくダブル以上の補正を用いる。
  • かわらわり・サイコファング・レイジングブルが相性で無効化されたときは壁を取り除けない。
  • みらいにこうげき状態によるダメージには、ダメージ発生時の壁の有無が影響する。
    • ダメージの発生と壁の消滅が同じターンに起きる場合、みらいにこうげき状態のダメージ計算の後に壁が消滅する。
  • ふくろだたきのダメージも壁の影響で減少する。
  • 第七世代以降では、壁の「残りターン数/持続ターン数」を確認できる(ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパールは除く)。
    • ひかりのねんどの効果は、発生から5ターン以内だと壁を張った側のトレーナーからしか確認できない。もう片方のトレーナー側から見た持続ターン数は、発生から5ターン以内だと「5」だが、5ターンを超えると「8」に書き変わる。

備考

対戦

場の状態/対戦#対戦における壁を参照。

関連項目