ふういん (状態変化)

ふういんとは、ポケモンの状態変化の一つ。

ふういんの効果

ふういん状態のポケモンが覚えている技を、相手の場にいるポケモンが使うことができなくなる。

ふういんの発生

自分に発生

• ふういん

ふういんの消滅

• 使ったポケモンがひんしになる
• 使ったポケモンが交代する

説明文

第七世代・第八世代・第九世代

ふういんした ポケモンが おぼえている わざを たいせん あいての ポケモンは だせなくなる。

ふういんした ポケモンが 覚えている 技を 対戦相手の ポケモンは 出せなくなる。

詳細な仕様

• トリプルバトルにおいては、隣り合っていないポケモンに対しても効果が及び、ふういん対象の技を使えなくなる。
• バトンタッチで引き継ぐことができない。
• ふういん状態のポケモンが覚えている技がものまね/スケッチ/へんしんやレベルアップによって変化した場合、ふういん状態によって使えなくなる技もそれに応じて変わる。
  • 同様に、ものまね/スケッチを別の技に置き換えた後なら、ものまね/スケッチが封印されて使えなくされたときでも置き換え後の技を使用できる。
  • ザシアン/ザマゼンタがアイアンヘッドをきょじゅうざん/きょじゅうだんに変えて場に出た場合、ザシアン/ザマゼンタがふういんを使用したときに相手が使えなくなる技や、相手のふういん状態でザシアン/ザマゼンタが使えなくなる技はきょじゅうざん/きょじゅうだんになる。
  • ふういん状態のポケモンが覚えている技のPPが尽きたり、状態変化などで選べなくなるだけでは、ふういん状態によって使えなくなる技に変動は無い。
• ふういん状態になったターンから、相手のポケモンが封じられた技を使おうとすると「<相手ポケモン名>は ふういんで <技名>が だせない!」というメッセージが行動が失敗するようになる。このときPPが消費されることもない。
• ふういん状態になった次のターンから、相手のポケモンは封じられた技を選択しようとすると「<ポケモン名>は ふういんで <技名>が だせない!」というメッセージが出て選択がキャンセルされ、技の選択画面に戻される。
  • 選択できる技が1つも無くなったポケモンの場合は、「たたかう」コマンドを押すとわるあがきを使用することになる。
• ふういん状態のポケモンがわるあがきしか出せなくなったきでも、相手のポケモンはわるあがきを使用できる。、
• 第四世代まで、封じられた技はねごとなど他のわざが出るわざでも選ばれなくなる。第五世代からは選ばれ、成功させることもできる。
• 封じられた技をさいはい/おどりこの効果で出すことはできない。
• 封じられた技でもよこどりで他のポケモンから奪ってきた場合は使用できる。
• 封じられた技でもZワザに変える場合は使用することができる。
• 封じられた技でもダイマックスしたポケモンは使用することができる。
  • 封じられた技もダイマックスわざに変えて使用することができる。
  • ダイマックスしているポケモンは、すべての技を封じられている状態で「たたかう」を押してもわるあがきは出ない。
  • ダイマックスしていないポケモンがすべての技を封じられている状態でダイマックスしようとした場合は、その前に「たたかう」を押した時点で行動選択が終了してわるあがきが出るため、ダイマックス自体ができない。
  • マックスレイドバトルにおいて、敵ダイマックスポケモンはふういん状態の影響を受けずに封じられた技を使用できる。
• ふういん状態のポケモンがダイマックスした場合は、封じる技はダイマックスわざのベースの技のまま変わらない。このときも相手はふういんの影響を受けずにダイマックスわざを使用することができる。

備考

• 第七世代以降のじょうきょう画面では、ふういん使用者やその味方を含めた場にいるポケモン全員にふういん状態の表記が付く。各ポケモンの説明文に差異は無いため、ふういん使用者が誰かや、ふういん状態で技が使用できなくなくなっているポケモンが誰かをこの画面から判別することはできない。ふういんを使用したポケモンが場からいなくなることで表記は消える。

関連項目

• 状態変化