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バインド

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バインドとは、ポケモンの状態変化の一つ。

第六世代までは、しめつける状態と呼ばれていた。

バインドの効果

第一世代

  • 技が出せなくなる(交代は可能)。

第二世代以降

  • 交代逃げることができなくなる。
  • テレポートで戦闘を終わらせることができない。
    • 第八世代からはプレイヤーがテレポートを使用する場合はバインド状態でも交代することができるが、野生ポケモンがテレポートを使用する場合は失敗する。
  • ターン終了時にダメージを受ける。
  • バインド状態が解除されるターンでは、メッセージのみでダメージは受けない(第三世代以降)。
    • 第二世代まで、ダメージを受けるターン数は拘束されるターン数より1ターン多い。第三世代から、ダメージを受けるターン数と拘束されるターン数は同じ。

バインドの発生

相手に発生

相手全体に発生

該当する技

タイプ 威力 命中 PP 直接 分類 初出世代
しめつける ノーマル 15 85 20 物理 1
まきつく ノーマル 15 90 20 物理 1
からではさむ みず 35 85 15 物理 1
うずしお みず 35 85 15 × 特殊 2
ほのおのうず ほのお 35 85 15 × 特殊 1
すなじごく じめん 35 85 15 × 特殊 3
まとわりつく むし 20 100 20 特殊 6
トラバサミ くさ 35 90 15 物理 8
サンダープリズン でんき 80 90 15 × 特殊 8
マグマストーム ほのお 100 75 5 × 特殊 4

バインドの回復

説明文

第七世代第八世代
しめつけられて まいターン ダメージを うける。
しめつけられて 毎ターン ダメージを 受ける。

詳細な仕様

第一世代のみ

  • 相手がバインド状態になっている間は、バインド状態にするわざを使った側のポケモンは他のわざが使えなくなる。
    • バインド状態のポケモンがいる間にどちらかのポケモンが交代した場合、通常の交代と異なり、そのターンは交代しなかったポケモンもわざが使用できない(ポケモンスタジアム2のみ)。
  • バインド状態になるとはかいこうせんの反動が無くなる。
  • バインド状態になっているポケモンターンがバインド状態にしているポケモンのターンとみなされる(VC版含む後期版とVC版)。
    • よってこの場合、バインド状態になっているポケモンの状態異常状態変化によるダメージは発生しない。
  • バインド状態2ターン目かそれ以降に交代(その交代元のポケモンをAとする)し、交代と同時にねむりとなると、ねむりとなった側(以下B)にねむりのチェックが入らなくなることがある。その後も、Aに交代→Bに交代して「たたかう」を選ぶ、を繰り返している内に同様のターンスキップが起こることもあり、治ることもある(VC版第一世代)。
  • 継続ターン数が1ターン・2ターンになる確率はそれぞれ3/8、3ターン・4ターンになる確率はそれぞれ1/8。
  • 赤・緑ピカチュウではバインドの判定が異なるため、通信対戦で非同期が生じる場合がある。
  • ゴーストタイプのポケモンに効果が無いまきつくしめつけるを使ってもバインドできるバグがある。ただし、この二つでゴーストタイプをバインドにしてもダメージは与えられない。
    • ポケモンスタジアム2では修正され、効果が無い技ではバインドが発生しなくなった[1]

第二世代以降

  • すでにバインド状態になっているポケモンに対して、新たにバインド状態が発生することはない。
    • 使用した技により継続ダメージ発生時のアニメーションが異なることがあるが、いずれも発生状態はバインドで統一される。しめつけるほのおのうず等、アニメーションが異なる2種類の技であっても重複せず、継続ターンも伸びない。
  • ねばりのかぎづめを持つポケモンが使用した技でこの状態になった場合、第四世代のみ必ず5ターン継続する。第五世代以降では必ず7ターン継続する。
  • しめつけバンドを持つポケモンが使用した技でこの状態になった場合、毎ターン与えるダメージが増える。
  • ねばりのかぎづめ・しめつけバンドの効果は技が使用されたときに発動する。技が使用された後にこれらの道具を手に入れたり、失ったり、キョダイマックスわざの使用者が場からいなくなったりしても継続ターンやダメージに変化は無い。
  • 特性がマジックガードのポケモンは、ターン毎のダメージを受けない。
  • 特性がにげあしのポケモン、または持ち物けむりだまを持つポケモンは、バインド状態でもにげるテレポートで逃げることができる (交代を選ぶことはできない) 。バインド状態によるダメージは受ける。
  • きれいなぬけがらを持つポケモンは、バインド状態でも交代を選ぶことができる (にげる・テレポートで逃げることはできない) 。バインド状態によるダメージは受ける。
  • 第六世代以降、ゴーストタイプのポケモンはバインド状態でも交代・にげる・テレポートで逃げることができる。バインド状態によるダメージは受ける。
  • 使うと交代するわざ相手を交代させるわざレッドカードだっしゅつボタンだっしゅつパックにげごしききかいひによる交代は、バインド状態の影響を受けない。
  • バトンタッチで受け継がれない。
  • みがわりが成功することでバインド状態は解除される。
    • 多くの場合、みがわり状態でバインドにする効果も防ぐことができるが、特性すりぬけの攻撃でみがわり状態を無視された場合はバインド状態を防ぐことはできない。キョダイサジンキョダイヒャッカはみがわり状態に対してもバインドを発生させる。これらにより発生したバインドでも、みがわりを成功させるときには解除することができる。

備考

  • #バインドの回復のターン経過項に書かれた数は、第二世代以降では交代を制限されるターン数であり、第三世代以降ではバインドのダメージを受けるターン数でもある。技を使用されたターンからバインド状態が解除されるターンまでを状態変化が継続するターンとする場合、それぞれ1を足した数がバインドが継続するターンになる。

出典

関連項目