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イリュージョン
提供: ポケモンWiki
イリュージョンは、ポケモンのとくせいの一種。
効果
- 手持ちの一番後ろのポケモンになりきって出てくる。攻撃を受けたりすると本来の姿に戻る。
- 化ける対象は、イリュージョンを持つポケモンが場に出る直前の時点で、手持ちの中でひんしでないポケモンのうち、一番後ろにいるポケモン。(ゲーム中の説明文だと「後ろ」としか書かれていないので紛らわしいが、1つ後ろではなく一番後ろ)
- 試合開始時にイリュージョンを持つポケモンを先発で出した場合、メンバー選出時に一番最後に選んだポケモンに化ける。
- バトルの途中でイリュージョンを持つポケモンを交代で場に出した場合、交代の直前にそのポケモンが最後尾以外にいた場合、最後尾にいるポケモンに化けて出てくる。
- イリュージョンを持つポケモンしか残っていない場合を含めて、そのポケモン自身が最後尾にいた場合、死に出しでも交換出しでもそのポケモンは何にも化けずにそのポケモンのまま出てくる。
コピーするもの
- 名前(フレンド対戦の場合は、ニックネームも)
- 性別
- 外見
- ボールから登場する際のエフェクトとしての重さ
- ゾロア、ゾロアークは軽い部類に入るので「トスン」としか音がしないが、重いポケモンに化ければ「ズシン」と言うし、浮いているポケモンに化ければ着地音がしない。
- 入っているボールの種類
- 色違いであるかないか
- ゾロア、ゾロアーク自身が色違いであるかどうかは関係しない。化けた先が色違いのポケモンであったなら、化けたゾロア、ゾロアークも色違いになる。
コピーできないもの
- 実際のステータス、タイプ
- 特性
- 重さを参照する技に対しての重さ
- 上記の通り登場時のエフェクトにおいては重さはコピーするが、くさむすびなどを食らう際はイリュージョン中であってもゾロア・ゾロアーク自身の重さが参照される。
- 持ち物の情報
- 覚えている技の情報
所有ポケモン:そのポケモンの別のとくせい
特性1 | 特性2 | 隠れ特性 | |
---|---|---|---|
ゾロア | イリュージョン | - | - |
ゾロアーク | イリュージョン | - | - |
こんなときに使おう
ゾロアおよびゾロアークの専用特性であるため、ゾロア・ゾロアーク自身の運用法と切っても切れない論になる。
- ゾロアークとタイプ上の弱点が異なるポケモンに化ける
- ゲンガーが代表例。ゲンガーはエスパーやあく・ゴーストが弱点だが、ゾロアークはこれらのタイプは無効または半減できる。逆にゾロアークはかくとうやむしが弱点だが、これらはゲンガーでは無効または1/4になるため、相手が読み違えた場合は大きなアドバンテージを得られ、しばしば全くの無傷で1ターンを稼げる。フワライドに化けて、素早さで油断させるのも面白い。こおりやはがねタイプにかえんほうしゃが刺されば、儲けものだろう。
- ゲンガーのように都合よく正反対になっていて完全な2択を迫ることができるポケモンでなくとも、かくとうタイプのポケモンに化けてエスパー技を誘えば無駄撃ちさせられるし、かくとう技読みでゴーストタイプを呼べばこちらのメインウェポンのナイトバーストが突き刺さる。ただし、これはフェアリータイプには何の効果ももたらさないので注意。
- カウンターの活用を補助する
- 「ゾロアークでなかった場合」のリスクが致命的なポケモンに化ける
基本的に、イリュージョンを持つゾロアークを運用する場合で、見せ合いで見せるだけではなく実際に選出するならば、先発で出すべきである。
- イリュージョンがばれた場合、化けた先のポケモンが控えにいる事が相手に知られてしまう訳だが、3vs3の対戦において2匹目でこれをやるとその時点で手持ちが全て相手にバレてしまい、「何を選出したかまだ不明な控え」が居なくなってしまうことになる。
- ターンが経過すればするほどすなあらしやステルスロックなどの状況になっている可能性が高く、きあいのタスキを持たせている場合どんどん出しにくくなる。
- ゾロアーク自体が「有利な相手に出して上から潰す」タイプではないため、後ろにゾロアークを残している状態で先発が何らかの事故で倒れてしまった場合、後出しではゾロアークでは対処できない可能性が高い。
以上のような理由から先発で出して運用される事が非常に多い。これらの事情を踏まえた上であえて2匹目で使うと言う手もあるが、基本的にただの奇襲でしかなく、裏をかける以外に2匹目でイリュージョンを使う特別なメリットは無い。
なおゾロアークを2匹目に選出している場合、「先発を引っ込めて3匹目のポケモンを出す→3匹目のポケモンを引っ込めてゾロアークを出す」と言う流れを踏めば、一度本物を見せた後で偽者を登場させる事ができる。この流れが上手く決まれば相手は殆どの場合において騙されると思って間違いないが、そもそも「本物と判明している」場合は既にダメージを受けている場合が多く、さいせいりょく持ちのポケモンでも無い限り、引っ込んだポケモンが無傷になって帰ってきた事でバレてしまうため、この流れを狙ってゾロアークを2匹目に置くのはかなり難しいと言える。
備考
- いえき、シンプルビーム、なやみのタネ、なかまづくり、ミイラで特性を書き換えられたり、ゾロアークがまねっこによりなりきりを使い自身の特性を変えたりしてイリュージョンを失うと、その時点でイリュージョンが解除される。
- トレースでコピーできない。イリュージョンを持つポケモンが相手の場にいる時にトレース持ちのポケモンを場に出した場合、何も起こらない。
- これにより、トレース持ちポケモンの側は場に出した時点で相手がイリュージョンである事を見破れる。
- ただし、トレース持ちポケモンはメガフーディン以外、全て他の特性も持っている為、「相手がトレース持ちでイリュージョンがバレた」のか「トレース持ちではなくまだバレていない」のか、イリュージョン持ちポケモンの側からは基本的に区別が付かない。
- スキルスワップで特性を入れ替えることができない。
- 天候やまきびし・ステルスロック、その他状態異常のダメージでは解除されない。あくまで相手の技によって直接ダメージを受けた場合にのみ解除される。
- イリュージョン中のポケモンに対してへんしんを使った場合、へんしんは失敗する。
- イリュージョン持ちのポケモンに対しては無条件で失敗すると言う事ではないので注意。イリュージョンが解けた後なら普通にへんしんできる。
- 相手のかわりものが発動しない。この為、かわりものメタモンとの対面になると一発で見破られてしまう。
- ただしこの場合メタモンはへんしんを使うこともできないため無防備になる。正体を見破られたところで相手は交代を迫られることになるので、交代読みを決めやすいという見方もできる。
- すなおこしやいかくなどの場に出た時にメッセージが表示される特性しか持っていないポケモンに化けた場合、そのメッセージが表示されないので、これまた1発で見破られる。場に出た時発動する特性を2つ持つバンギラスなどに化けるのは避けた方が良い。
- メガシンカしたポケモンにも化けることができる。その為には「先発をメガシンカさせた後に引っ込めて最後尾のポケモンを出す→最後尾のポケモンを引っ込めてゾロアークを出す」と言う流れを踏めばいい。上記の本物を見せた後に偽物を登場させる流れに近い。ただしその際、本物とゾロアークのHPの差があるとすぐに見破られてしまうため、残りHPに注意したい。
- 同様の手順でゲンシカイキしたポケモンにも化けることができる。しかし、ゲンシカイキした際に発動する特性(おわりのだいちとはじまりのうみ)が発動しないので、出した時点でゾロアークだとバレてしまう。
- 第七世代では、化けている間にZワザを発動したとき、イリュージョンが解かれる。これにより、相手から攻撃を受けなくても任意でイリュージョンを解くことができるようになった。
各言語版での名称
言語 | 名前 |
---|---|
日本語 | イリュージョン |
英語 | Illusion |
ドイツ語 | Trugbild |
フランス語 | Illusion |
イタリア語 | Illusione |
スペイン語 | Ilusión |
韓国語 | 일루전 |
中国語(普通話・台湾国語) | 幻觉 |
中国語(広東語) | 幻覺 |