ホップ
ホップとは、ポケットモンスター ソード・シールドの登場人物。
人物
ダンデの弟。ハロンタウンでは主人公の家の隣に住んでいる。手持ちのウールーは旅に出る前から家の仕事を手伝っていた相棒。主人公とは友人かつライバル関係にあたる。主人公と共にポケモンを貰い、チャンピオンである兄を倒すことを目標にジムチャレンジの旅に出る。番号は189(飛躍の語呂合わせと考えられる)。
シナリオ中では旅の指南役としての性質が強く、殿堂入りまでのバトルでは、主人公が弱点を突いたときや急所に当てたときなどにコメントをする。9回目(まどろみのもりでの初戦)以降はこれらに関して何も言わなくなる。
ジムチャレンジでは途中まで主人公より先にジムを制覇するなど順調に勝ち進んでいくが、エンジンシティを出発するときのバトルでビートに完敗してからはスランプに陥る。スランプ中は試行錯誤を重ね、相棒だったウールーを外して手持ちが様変わりする事もあるが、強い兄に近づけるようにという気持ちから立ち直ってセミファイナルトーナメントまでたどり着く。立ち直った後は、進化したバイウールーを先発としたメンバーに戻る。
殿堂入り後のイベントを経るとポケモン研究者の道を志し、ソニアの助手としてブラッシータウンの研究所で勉強するようになる。セミファイナルトーナメント準優勝や、ザマゼンタSw/ザシアンShに認められた実力もあるため、ポケモントレーナとしてもガラル地方有数である。
レアリーグカードは、兄ダンデのデザインを真似したものになっている。サイン部分と背番号、外枠部分の色が若干違う以外はポーズから背景・ホロ加工の種類に至るまで全く同じデザイン。
ネズ・マリィ兄妹と仲が良い、マスターどうじょうの門下生の女性に好意を抱かれている、ガラルスタートーナメントではクララ、セイボリーにも気に入られる描写があるなど、何かと人の好感を掴む人物として描写されている。ビートとは初対面時からお互いに突っかかる言動が多いが、最終的にはジムリーダーになった強さと根性を認める発言もする。
手持ちポケモン
ポケモンの後ろのアルファベットについては、メッソンを選んだ場合を「M」、ヒバニーの場合を「H」、サルノリの場合を「S」で記す。ソードの場合を「Sw」、シールドの場合を「Sh」で記す。
御三家のポケモンの個体値(★)はHP・こうげき・ぼうぎょが15、とくこう・とくぼうが10、すばやさが20。
キルクスタウン以外で戦うバチンウニの個体値(☆)はすばやさが5、すばやさ以外が25。
それ以外のポケモンのポケモンの個体値は表に示す。
対策
ストーリー後半の7ばんどうろ以降ではカビゴンが常連になってくる。カビゴンは特防とHPが高く特殊技の通りが悪いため、物理技で攻めたいところ。
伝説のポケモン捕獲後はその伝説のポケモンを使用してくる。特にザシアン(けんのおう)は素早さと攻撃が高いので対策を練っておきたい。ザマゼンタ(たてのおう)も能力が高く、ふくつのたてとてっぺきで防御を上げてくるので特殊技で攻めるか、ザシアンのせいなるつるぎを使うと倒しやすい。
ガラルスタートーナメントでは御三家がキョダイマックスする。キョダイマックス技の威力が160と大きく、特性も貫通する点には気を付けたい。
アニメにおけるホップ
本編
ホップ | |
---|---|
英語名 | Hop |
出身地等 | ハロンタウン |
年齢 | 不明 |
職業 | ポケモントレーナー |
声優 | 吉永拓斗 |
新無印編第115話で初登場。ゴウと共にポケモンワールドチャンピオンシップスのマスターズトーナメントを観戦した。
所持ポケモン
薄明の翼
ホップ | |
---|---|
英語名 | Hop |
出身地等 | ハロンタウン |
年齢 | 不明 |
職業 | ポケモントレーナー |
声優 | 三瓶由布子 |
第1話の終盤で初登場。
第3話では主役として登場。
所持ポケモン
Pokémon Evolutions
ホップ | |
---|---|
英語名 | Hop |
出身地等 | ハロンタウン |
年齢 | 不明 |
職業 | ポケモントレーナー |
声優 | 入野自由 |
所持ポケモン
マンガにおけるホップ
ポケットモンスターSPECIALにおけるホップ
第15章で登場。
ゲーム本編とは異なりダンデから推薦状を受けていないが、剣創人の戦いぶりを見て、自分ではなく盾・シルドミリアが推薦された理由について納得はした模様。
ポケモンマスターズにおけるホップ
トレーナーとして登場する。ザマゼンタ (たてのおう)、ガラルのすがたのサンダーを使用するほか、バイウールーやアーマーガアをつれた対戦相手として登場する。
専用のアレンジBGM「戦闘!ホップ(ポケマスアレンジ)」が公開された。三瓶由布子がキャラクターボイスを担当した。
詳細はホップ (ポケモンマスターズ)を参照。
ポケモンカードゲームにおけるホップ
トレーナーのカード「ホップ」として登場する。また、「ガラルの仲間たち」にも描かれている。
ザシアンV (S1W)・ザマゼンタV (S1H)(いずれもVMAXクライマックスのキャラクタースーパーレア)にも描かれている。
グッズ
シリーズ名 | 発売日 | 概要 |
---|---|---|
ポケモン カスタムスタンプでチュウ! | 2020年3月19日 | 大川ぶくぶが描いたLINEスタンプ。ホップが含まれる。 |
缶バッジコレクション~ガラル編~ | 2020年9月26日 | 公式イラストを用いた缶バッジ。ウールーと共に描かれている。 |
デッキシールド さすがだぞ! | 2020年11月20日 | ポケモンカードゲームのデッキシールド。 |
タニタ歩数計 ポケモントレーナーホップの柄 | 2021年4月2日~5月2日(受注予約期間) | タニタとコラボレーションした商品。ガラル地方のポケモンと登場人物の柄が登場した。 |
ポケモンスケールワールド ガラル地方 ホップ&バイウールー | 2021年9月 | ポケモンスケールワールドシリーズ。バイウールーのフィギュアと共にホップのフィギュアが登場した。 |
ポケモンカードゲーム ラバープレイマットセット マサル&ユウリ | 2021年12月3日 | ポケモンカードのデッキシールドやラバープレイマットなどのセット。マサル、ユウリと共にホップが描かれている。 |
POKÉMON TRAINERS Off Shot! | 2021年12月11日 | 「ソード・シールド」に登場するトレーナーたちのオフショットが描かれたグッズ。 |
引用
ホップ/引用を参照。
備考
- シナリオ中では11回もホップと戦闘する機会がある。ここまで戦闘が多いのはシリーズでも類を見ない。
- ポケモンシリーズ恒例の、最初のポケモンを貰った直後のバトルはホップが相手であるが、この時のホップはダンデがくれる1匹に加えて元々持っているウールーの2匹を使用する。つまりソード・シールドは、最初のバトルが1対1ではない初めての本編シリーズとなる。
- ハロンタウンでの初戦、2ばんどうろでの2戦目では負けても目の前が真っ暗にはならずにストーリーが進む。3戦目以降は負けると目の前が真っ暗になり、勝てるまで進めなくなる。
- 1戦目と2戦目の勝敗により、2戦目終了時のセリフが4パターンに分かれる。
- 10戦目(まどろみのもりの2戦目)では負けてもまっくらにならないが、「(主人公)の 全力は こんなもん じゃないはずだぞ!」と言われ、勝てるまでストーリーが進まなくなる。
- 2ばんどうろでの2戦目の後、ブラッシータウンの駅に行くまでの間に「とっておきの1匹を仲間にした」と言うが、上記の手持ちを見ても分かる通り、2戦目と3戦目のメンバーは同じであり、この間に何を捕まえたのかは不明である。
- このときのセリフは、2戦目の後に主人公が捕獲したポケモンの数により、0匹、1匹、2匹以上のときの3パターンに分かれる。交換、ふしぎなおくりもの、Pokémon HOMEからの輸送で入手したポケモンなどは含めない。
- クリア後に挑める「チャンピオンカップ再戦」でもしばしば顔を見せるが、ダンデとホップの二人はジムリーダーや一般挑戦者より強く設定されている。
- 他のトレーナーは平均レベルが60前後であるのに対し、ダンデとホップのみ68~70ある。
- 他のトレーナーは手持ちのポケモンのタイプが設定されており、その相性で勝敗が決まる(そのためジムリーダーが一般トレーナーに負ける事もある)が、ダンデとホップの2人は相性を設定されていない。この2人がトーナメントの途中で当たった時はダンデが勝つようになっているが、それを除くと主人公以外に負ける事はない。
- ガラルスタートーナメントではホップ以外のジムリーダーなどはチャンピオンカップの時と比べてレベルが上がり強化されているが、ホップだけは強化されず、チャンピオンカップの時と同じレベルのポケモンを使用する。殿堂入り後にポケモン研究者の道を志し、ポケモンバトルよりも勉強を優先するようになったためと思われる。
各言語版での名称と由来
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外部リンク
関連項目
- ダンデ(兄)