ローズ
ローズはポケットモンスター ソード・シールドに登場する人物。
ゲームにおけるローズ
ガラルポケモンリーグの委員長。ジムチャレンジにダイマックスを導入し、ガラル地方のポケモンリーグを世界的に有名にした。ダンデをジムチャレンジに推薦した人物であり、才能を見出す目を持つ。巨大企業マクロコスモスの社長でもあるが、現在は秘書で副社長のオリーヴに経営を任せている。「ガラル地方の企業はほとんどローズのもの」と言われるほどの多業種に渡るコングロマリットを形成している。トレーナーとしての腕も確かで、過去にチャンピオンカップで準優勝している。
思考が速いのか、考えていることと会話が異なり、ときどき話が噛み合わなくなることがある。オリーヴはその意図を理解できるのは自分だけと自負している。
ビートによるとチャンピオンのダンデよりも偉いという。有名人であるため、お忍びで外出する際は普段のスーツ姿とは異なるジョギングスタイルでサングラスを付けているが、作中ではその格好であっても町の人々にバレていた。
注意:以降の記述には、作品の内容やあらすじ、登場人物などのネタバレが含まれます。ご理解の上ご利用ください。
トーナメントの裏で、伝説として残る天変地異ブラックナイトを引き起こしたポケモンムゲンダイナを目覚めさせようとしていた。
マクロコスモス社長として、1000年先に待ち受けるエネルギー枯渇問題の解決のため、ガラル地方のエネルギーを吸収して活動することができるムゲンダイナを目覚めさせ、制御しようとしていた。復活のためのエネルギー源として利用するため、ビートに各地のねがいぼしを集めさせていたが、そのためにビートがラテラルタウンの遺跡を破壊する暴挙に出たため、ビートのチャレンジャーとしての資格を剥奪した。その後も別の手段でねがいぼしを集めたのか、その時点で十分なねがいぼしが集まっていたかは不明だが、チャンピオンカップ決勝前日には復活に必要なエネルギーが集まったため、ダンデに協力とチャンピオンカップの中止を要請したものの、チャンピオンとしてトーナメント中止はできないと固辞され、主人公とホップが駆けつけたのもあって物別れに終わった。
チャンピオンカップ決勝当日、ナックルスタジアム地下のエネルギープラントでムゲンダイナの覚醒を強行し、シュートスタジアムなど各地にエネルギーが溢れる事態を発生させた。結局ローズ個人ではムゲンダイナの制御はできず、駆けつけたダンデに事をあたらせ、主人公を妨害するため勝負を仕掛けた。ダンデはムゲンダイナをある程度追い詰めはしたものの力及ばず、ムゲンダイナはムゲンダイマックスしてしまう。主人公・ホップと伝説のポケモンザシアン・ザマゼンタによってムゲンダイナは倒され、主人公が捕獲に成功したことで騒動は収束した。ローズは騒動の責任を取って警察に自首し、表舞台から姿を消した。
その後、ポケモンリーグ委員長はダンデが後を継ぎ、マクロコスモスの本社と思われるローズタワービルはバトルタワーとなった。マクロコスモスを継いだのが誰かは明らかになっていない(副社長であったオリーヴの可能性はあるが、彼女は殿堂入り後ガラルこうざんで「ローズの代わりに社会奉仕を行っている」と語るため彼女もともに失脚していると思われる)。
殿堂入り後のオリーヴの話やレアリーグカードによれば、鉱夫から身を起こし、卓越したワンマン経営でマクロコスモス・グループを発展させたことがわかる。行動こそが正義というポリシーを持ち、説明少なく決定を行うことも多く、企業の発展においてはそれが十分に活かされたようだが、ムゲンダイナの一件においては悪い方向に作用してしまったことが窺える。
冠の雪原に登場するピオニーは弟であり、シャクヤは姪にあたる。
手持ちポケモン
個体値はすべて20となっている。
マクロコスモス | ローズ | 11400円 | ||||||
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シュバルゴ | シェルアーマー | Lv.55 | ♂ | ゆうかん | ドリルライナー | アイアンヘッド | メガホーン | つるぎのまい |
ナットレイ | てつのトゲ | Lv.55 | ♂ | ゆうかん | ジャイロボール | パワーウィップ | ボディプレス | のろい |
ニャイキング | かたいツメ | Lv.55 | ♀ | ゆうかん | アイアンヘッド | いやなおと | シャドークロー | じごくづき |
ギギギアル | マイナス | Lv.56 | 不 | ようき | ギアソーサー | ギアチェンジ | ワイルドボルト | ダメおし |
ダイオウドウ (キョダイマックス) |
ちからずく | Lv.57 | ♀ | いじっぱり | ヘビーボンバー →キョダイコウジン |
アイアンヘッド →キョダイコウジン |
10まんばりき →ダイアース |
しねんのずつき →ダイサイコ |
対策
手持ちははがねタイプで統一されているため、基本に忠実にじめん・かくとう・ほのおタイプで攻めていけば問題は無い。厄介な積み技を覚えているポケモンが多く、速攻で倒しきれない技構成のポケモンだと辛い。
アニメにおけるローズ
本編
ローズ | |
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英語名 | Rose |
出身地等 | 不明 |
年齢 | 不明 |
職業 | 社長 |
声優 | 松田健一郎 |
新無印編第27話で初登場。後にゲーム本編同様ムゲンダイナを復活させてガラル全土に被害をもたらすこととなるが、本編とは違い自首はせず、新無印編第45話終盤にて逃亡したことが明らかとなった。
所持ポケモン
薄明の翼
ローズ | |
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英語名 | Rose |
出身地等 | 不明 |
年齢 | 不明 |
職業 | 社長 ポケモンリーグ委員長 |
声優 | 山路和弘 |
第1話で初登場。
マンガにおけるローズ
ポケットモンスターSPECIALにおけるローズ
第15章で登場。
ビートにねがいぼしを集めさせているが、ビートの名前すら憶えていない。一方、剣創人には注目しておりバウタウンにてジム戦後に会食に誘う。だが創人はビートの行動と宝物庫で得た情報から、ブラックナイト計画について早々と疑っていた。
ポケモンカードゲームにおけるローズ
トレーナーのカード「ローズ」として登場。また、ムゲンダイナV (S3)・ムゲンダイナVMAX (S3)(いずれもVMAXクライマックスのキャラクタースーパーレア)にも描かれている。
ポケモンマスターズにおけるローズ
トレーナーとして登場する。キョダイマックス可能なダイオウドウを使用する。専用のアレンジBGM「戦闘!ローズ(ポケマスアレンジ)」が公開された。山路和弘がキャラクターボイスを担当した。
詳細はローズ (ポケモンマスターズ)を参照。
引用
ローズ/引用を参照。
備考
- ゲームスタート時には、スタジアムで観客に話をするという形式でポケットモンスターの世界の紹介を行う。
- 本編シリーズにおいて敵対組織のボスが公的な制裁を受けたのはローズが初である[1][2]。
- 「タニタ歩数計 ポケモントレーナー ローズの柄」や「缶バッジコレクション ~ガラル編~」に含まれた。缶バッジにはダイオウドウと共に描かれた。
各言語版での名称と由来
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