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殿堂入り

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殿堂入り(でんどういり)とは、ポケモンリーグにおいて四天王チャンピオンに勝ち、その記録を残すこと。主人公の目的の一つであり、様々なイベントのフラグとなっている。

概要

一般的なRPGでいう所のゲームクリアに相当するが、殿堂入り後にのみ解放される要素も多い。また、殿堂入りした時点のチーム、主人公が記録され、その記録をパソコンで確認することができるソフトが多い。

殿堂入りによって変わること

第一世代

第二世代

第三世代

ルビー・サファイア

エメラルド

ファイアレッド・リーフグリーン

ただ殿堂入りするだけでは解放されない要素が多いのが特徴。

解放にはオーキド博士ポケモン図鑑全国図鑑にしてもらう、ネットワークマシンを完成させるといった条件も含まれる。

第四世代

ダイヤモンド・パール・プラチナ

殿堂入りで解放される要素もあるが、それ以上に全国図鑑入手によって解放される要素が多い。全国図鑑入手にはシンオウ図鑑のポケモンをすべて見る必要がある。

全国図鑑入手後に解放される要素

ハートゴールド・ソウルシルバー

第五世代

ブラック・ホワイト

ストーリーの都合上、最初にポケモンリーグに挑んだ際は四天王とは戦うものの、チャンピオンとのバトルおよびその後の殿堂入りが無い。2回目以降に挑んだ時に初めて、強化版四天王の後にチャンピオンとのバトルと殿堂入りが行われる。

従来の作品で言う所の殿堂入り後に解放される要素は、四天王戦後のNのしろイベント(チャンピオンとのバトルが無く殿堂入り無しでエンディングが始まる時)をもって開放されるため、ここではこれについて記述する。

  • 11ばんどうろワンダーブリッジより東に行けるようになる。
  • ゲーチスを除いた七賢人が各地に現れるようになり、これまでより行動範囲が拡大される。
  • 他の地方のポケモンが野生で出てくるようになる(エンディング以前は、他の地方のポケモンが出ない)。
  • ポケモンの大量発生が起こるようになる。
  • 5ばんどうろにチェレンが現れるようになり、ここで会って話しかけていればチャンピオンロードで1日1回再戦ができる。
  • ポケモン預かりシステムで使用できる壁紙が増える。強化版四天王に勝利した後の殿堂入りでさらに増える。

ブラック2・ホワイト2

第六世代

X・Y

オメガルビー・アルファサファイア

この作品では、あまり殿堂入りによって解放される要素がない。ほとんどの要素は、殿堂入り前グラードンカイオーガイベントをクリアした時点と、エピソードデルタをクリアした時点で解放される。

グラードン・カイオーガイベントクリアによって解放される要素
  • むげんのふえが手に入り、マボロシのばしょへ行けるようになり、歴代の準伝説・伝説のポケモンが捕まえられるようになる。
  • 他の地方のポケモンが野生で出てくるようになる(マボロシのばしょおよび揺れる草むらの中のみ)。それに伴い、ポケモン図鑑も全国版にしてくれる。
  • ほとんどのメガストーンが入手可能になる。
エピソードデルタ終了後に解放される要素

第七世代

サン・ムーン・ウルトラサン・ウルトラムーン

今作では一度チャンピオンになるとストーリー上でもチャンピオン扱いが継続され、2回目以降のリーグは全て「防衛戦」となるため、「殿堂入り」として扱われるのは最初の1回のみ。

倒してしまった固定シンボルポケモンの復活などに関しては変わらないので気にする必要は無いが、「殿堂入りオヤジ」が記録してくれるリーグ制覇時のポケモンにおいては、「殿堂入りした時」と「最後の防衛戦の時」として区別して扱われ、殿堂入りメンバーは初回のリーグ制覇時のメンバーが記録されたままになる。

ウルトラサン・ウルトラムーンでは殿堂入りではなくエピソードRRクリアが解放条件になっているイベントも多い。

Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ

第八世代

ソード・シールド

ガラル地方では四天王の概念はなく、ストーリー終盤で行われるトーナメントで優勝することでチャンピオンと戦えるようになる。また、第七世代と同様、一度チャンピオンになるとストーリー上でもチャンピオン扱いが継続される。2回目以降、新たな形式で行うトーナメント大会(エキシビジョンマッチ)が開催される。

エンディングを迎えてもパソコンに殿堂入りが記録されることはないが、タイトル画面にチャンピオンになった時の手持ちのメンバーが表示される。このメンバーは2回目以降のトーナメント大会で優勝する度に更新される。

なお、本作では作中で「殿堂入り」という語句が使われることはない。例外としてガラル チャンプリボンの説明文に限り、過去からの慣例に倣って「殿堂入りした 記念リボン」となっている。

ワイルドエリア鎧の孤島の野生ポケモンのレベルが60以上に上がるタイミングは殿堂入りではなく、ムゲンダイナ捕獲イベントを終えたときになる。

ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール

殿堂入りで解放される要素もあるが、それ以上に全国図鑑入手によって解放される要素が多い。全国図鑑入手にはシンオウ図鑑のポケモンをすべて見る必要がある。

全国図鑑入手後に解放される要素

第九世代

スカーレット・バイオレット

ソード・シールドと同じく、一度チャンピオンになるとストーリー上でもチャンピオン扱いが継続され、パルデア チャンプリボンの説明文に「殿堂入りした 記念リボン」とある。一方で殿堂入り時の手持ちポケモンが記録されなくなる。

オレンジアカデミー・グレープアカデミーの図書館には『殿堂バッジ記録』と題する冊子があり、殿堂バッジ獲得者としてオーリム博士S/フトゥー博士Vの名前が記載されている。エンディング後にネモペパーボタン、主人公の名前が追加される。

1回目の殿堂入り(オモダカに勝利)時点ではストーリーの途中であり、解放される要素はほとんどないが、エンディング後に解放される要素が多い。

記録閲覧の制限

一部の世代では、殿堂入りが一定回数以上に及ぶと記録の閲覧に制限が加わる。

第二世代
201回目以降の記録はパソコンで数字がカウントされなくなる。事実上200回でカンスト。
第三世代
1000回目以降、記録が古いものから上書きされる。事実上999回でカンスト。
第五世代
100回目以降の記録は「第?n回」と表示される(例: 114回目で「第?4回」)。事実上99回でカンスト。

ポケモンマスターズにおける殿堂入り

チャンピオンバトルでHARD Lv.1のチャンピオンに勝利するとパシオ殿堂入りとなる。地方別のチャンピオンバトルで18タイプのバディーズをパシオ殿堂入りさせると、その地方の殿堂の証を入手するとともにエリートモードが解放される。

ポケモンカードゲームにおける殿堂入り

公式大会のレギュレーションの1つ。「殿堂入りカード」に指定されたカードは使用が制限される。詳しくは殿堂入り (カードゲーム)を参照。

ポケットモンスター THE ORIGINにおける殿堂入り

レポート4『リザードン』で登場。レッドグリーンに勝利して、オーキド博士とともに殿堂入りの部屋に入り、手持ちポケモンを登録した。

備考

  • 初回に限らず、2回目以降のポケモンリーグ制覇でも殿堂入りする度にエンディングムービーに移行するのが通例であったが、第五世代X・Yでは2回目以降は簡略化された演出となり、第七世代ピカブイ含む)では二度とエンディングを観ることはできない(ただし、周回プレイをしやすくするための措置でもある)。ソード・シールドでは上記の通り、再度トーナメントをクリアしなくてもスタッフロールを観ることができる。

各言語版の名称

言語 名前
日本語 殿堂入り
ドイツ語 Ruhmeshalle
英語 Hall of fame
スペイン語 スペイン Hall de la Fama
ラテンアメリカ Salón de la Fama (アニメ)
Hall de la Fama (ゲーム)
フランス語 Panthéon
イタリア語 Sala d'Onore
韓国語 전당등록 (Jeondang Deungnok)
中国語
(第七世代以降の標準表記)
簡体字 登入名人堂 (Dēngrù Míngréntáng)
繁体字 登入名人堂 (Dēngrù Míngréntáng)
中国語
(主に第六世代以前の表記)
大陸 登入名人堂 (Dēngrù Míngréntáng)
登上冠军殿堂
进入神殿 (Jìnrù Shéndiàn)
香港 進入殿堂 (Jeunyahp Dihntòhng)
進入名人堂 (Jeunyahp Mìhngyàhntòhng)
台湾 進入殿堂 (Jìnrù Diàntáng)
登堂入室
フィンランド語 Kunnialista
オランダ語 Erehal (プラチナ説明書)
Eregalerij (エメラルド説明書)
ポーランド語 Pałac Sławy
ブラジルポルトガル語 Hall da Fama
Galeria da Fama
スウェーデン語 Kändismuseum (アニメ)
Mästarmuseet (ファイアレッド・リーフグリーン説明書)
ベトナム語 Hội trường Danh vọng

関連項目