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テラスタル

提供:ポケモンWiki
テラスタイプから転送)
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テラスタルは、ポケモンが結晶化するパルデア地方特有の現象。

概要

ポケモンが全身を結晶化させて、タイプを「テラスタイプ」に変化させる現象。テラスタルしたポケモンのことを「テラスタルポケモン」と呼ぶ。

オーリム博士S/フトゥー博士Vが研究しており、発見・命名を行っている。パルデア地方の地中から出てくる「テラスタルエネルギー」による現象ではないかとされている。テラスタルエネルギーには、生物の能力を変化させたり、機械の性能を向上させる効果を持つ。エリアゼロ内部に生える虹色の結晶体はこのテラスタルエネルギーを持つ。博士の研究記録によれば、テラスタルの発生要因についても研究が行われており、発生要因と考えられる特定の何かに対し仮称を与えているが、ゲーム中のテキストでは黒塗り(■■■)で表されており、実際に研究記録でも黒塗りになっているか解読不能であるかと思われる。そのものは「六角形が多層的に組み込まれている構造の殻」を持っており、これによってエネルギーが結晶化されている、と推察している。この正体については明かされていないが、スカーレットブックS/バイオレットブックVには同じく「六角形の殻を持つ」物体に関する記述がある。オーリム博士/フトゥー博士は、テラスタルの機械の性能を上げる性質を利用して、エリアゼロの結晶体でゼロラボの表面を覆わせ、さらにラボ内部に搭載することで、現代の科学力では不可能な、自身の記憶や知識をもとに演算して動く人工知能を搭載したロボット「オーリムAI/フトゥーAI」、古代・未来にマスターボールを転送し、違う時代のポケモン「パラドックスポケモン」を捕獲し、現代にボールごと呼び出す「タイムマシン」などを作成している。

テラスタルには「テラスタルオーブ」が必要で、パルデア地方において一部の認められたトレーナーのみ所有することができる。ネモのセリフ等から、普通は学校の授業などでその資格を得るのが一般的であると思われるが、主人公は初めから実力が非常に優れていたためにそのようなプロセスを飛ばし特例で認められた。一度テラスタルを行うと内部のテラスタルエネルギーが空になるが、フィールド上にあるテラスタルエネルギーの結晶に触れることや、ポケモンセンターに行くことでチャージすることができる(#チャージも参照)。

テラスタルしたポケモンには「テラスタルジュエル」と呼ばれる王冠のような宝石が頭部に発生し、体がカットした宝石のように輝く。テラスタルジュエルの形状と体表の輝きの色はテラスタイプによって変化する。テラスタルを行う際は、まずポケモンの頭上に長い六角形の角にトゲが付いた内側が空洞のクリスタル型のマークが現れる。その後、ポケモンが無数の虹色の結晶体の柱に飲み込まれ、柱が砕け散ってテラスタルしたポケモンが現れる。砕け散る際、破片はテラスタイプの色に輝いている。テラスタル後、鳴き声を上げてテラスタイプの色の光を放ち、光の線と粒を放出する。元の姿に戻る際は、白い光の粒が周囲に放出され、5つの虹色の光がポケモンの周りを回りながら上へと飛んでいく。

テラスタルしたポケモンが倒されると白く輝いた後、結晶の破片を周囲に撒き散らして元の姿へと戻る。この時、まれに砕けたテラスタルジュエルか結晶化して「テラピース」となることがある。チャンプルタウンジムリーダーアオキに勝利した後なら、宝食堂の店主にテラピース50個を渡すことでポケモンのテラスタイプを変更できる。

テラスタルしたポケモンがテラスタイプと一致するタイプの技を使用する際、技を使う前にテラスタルジュエルからテラスタイプに合わせたエフェクトが発生する。ほのおテラスタルの場合は炎が吹き出し、いわテラスタルの場合は岩が飛び散る。相手に技が当たるとテラスタイプ色の光の粒が撒き散らされる。

テラスタイプは1匹1匹のポケモンそれぞれに設定され、同じ種族のポケモンであっても異なるテラスタイプを持つものがいる。野生ポケモンの多くや、タマゴから産まれたポケモンは自身と同じタイプのテラスタイプを持つ。タイプが2つある場合どちらかランダムになる。進化してタイプが変わったり追加されたりしてもテラスタイプは変化しない。テラスタイプは遺伝しない。テラレイドバトルで出現するポケモンや、テラスタルする野生ポケモンは、ポケモンのタイプと異なるテラスタイプを持っていることが多いが、同じであることもある。

チャージ

ポケモンセンターや、結晶以外でもテラスタルオーブがチャージされるタイミングがいくつかある。コサジタウンの自宅、アカデミーの自室、エリアゼロのベッドで休んだときや、NPCから回復を受けたとき、ジムリーダー戦の開始時など、ポケモンの体力が回復するイベントでならエネルギーもチャージされる。四天王との連戦ではポケモンの体力は回復しないが、1戦ごとにテラスタルを使用できる。

1度触れてLPを得た結晶に再度触れてもエネルギーはチャージされない。

テラレイドバトルではチャージの有無に関係なく、自分のポケモンを最初からテラスタルさせることができない。攻撃技を3回成功させることでチャージが溜まり、テラスタルが使用可能になる。

バトルにおける仕様

  • 1回のバトルで1度だけ使用できる。
  • ターン経過や交代では解除されない。
  • ひんしになるとテラスタルは解除される。その戦闘中に復活したとしてもテラスタルは解除されたままとなる。
  • ひんしにさえならなければ、テラスタルはバトル終了するまで持続する。トレーナーの任意で解除することもできない。
  • 技の入力画面がパスされるターンではテラスタルを発動できない。以下の状況などが当てはまる。
  • テラスタルしたポケモンはテラスタルにより失ったタイプ (以下、元のタイプと呼ぶ) の技を使用したときもタイプ一致ボーナスが発動する。
    • 元のタイプかテラスタイプのどちらか片方と一致している技の場合、タイプ一致ボーナスは1.5になる。
    • 元のタイプとテラスタイプの両方と一致している技の場合、タイプ一致ボーナスは2.0になる。
    • 特性てきおうりょくのポケモンが元のタイプとテラスタイプの両方と一致している技を使用すると、タイプ一致ボーナスは2.25になる。てきおうりょくの効果はテラスタイプと一致した技を使用したときのみ発動し、元のタイプの技を使用しても発動しなくなる。
    • 合体技は、アタッカーの元のタイプ・テラスタイプ・合体技のタイプが全て一致していればタイプ一致ボーナスが2.0になる。選んだ誓い技のタイプではなく、合体技のタイプが一致している必要がある。いずれか1つでも一致していなければタイプ一致ボーナスは1.5になる。
  • 攻撃技を使用したときを除けば、テラスタルしたポケモンはテラスタイプ単タイプのポケモンとして扱われる。これにより4倍弱点を消すことが可能になる。
    • どくどくの必中効果は、テラスタイプがどくタイプのときのみ発動する。テラスタルによってどくタイプを失った場合は発動しなくなる。
    • 使用するぜったいれいどの命中率は、テラスタイプがこおりのポケモンのみ基本命中率が30になる。テラスタルによりこおりタイプを失った場合は基本命中率は20になる。
      • ぜったいれいどを受けるときは、テラスタイプがこおりであれば無効化する。テラスタルでこおりを失えば無効化できない。
    • 天気による補正やダメージはテラスタイプによって変化する。例えば、テラスタイプがいわタイプであればすなあらし状態によるとくぼう補正が得られ、いわ・じめんはがねタイプであればすなあらしによるダメージも受けない。また、テラスタイプがこおりタイプであればゆき状態によるぼうぎょ補正が得られる。逆にテラスタルでこれらのタイプを失った場合は補正を得られなくなるし、すなあらしのダメージも発生する。
    • のろいの効果はテラスタイプがゴーストタイプであれば「呪い」に、ゴーストタイプでなければ「鈍い」になる。
    • めざめるダンスのタイプはテラスタイプになる。
    • 特定の状態異常状態変化になるかどうかや、くろいヘドロの回復効果などはテラスタイプによって判定される。例えば、元々どくタイプを持たないポケモンがどくタイプにテラスタルした場合はどく状態にならず、くろいヘドロの回復効果も得られる。逆にテラスタルでどくタイプを失えばどく状態になるし、くろいヘドロでダメージも受ける。ただし、状態異常・状態変化になった後にその状態異常を予防するタイプにテラスタルしても、その状態異常・状態変化は治らない。
      • にげられない状態になった後にゴーストタイプにテラスタルした場合、にげられない状態は治らないが交代することはできるようになる。
  • テラスタルポケモンのタイプは、タイプを変える技タイプを変える特性などで変えることができない。
    • テラスタルポケモンがでんこうそうげきはねやすめを使用しても自分のタイプが消える効果は無い。
    • テラスタルポケモンがミラータイプを使用しても失敗する。
    • テラスタルする前にタイプが変更されていた場合、タイプ一致ボーナスを受けるのはテラスタル直前に持っていたタイプになる。
      • タイプ変更は交代すると消えるため、それ以降は元々持っていたタイプでタイプ一致ボーナスが得られる。
    • へんしんフォルムチェンジでは元のタイプが変化する。
      • テラスタルポケモンが変身した場合、元のタイプが対象と同じになるが、現在のタイプは自身のテラスタイプのまま変わらない。
      • テラスタルをしていないポケモンがテラスタルポケモンに変身した場合、テラスタル状態はコピーされず、対象の元のタイプをそのままコピーする。変身後にテラスタルしても対象のテラスタイプはコピーできず、変身したポケモン自身のテラスタイプになる。
      • みずびたしなどによってタイプ変更されたミミッキュがテラスタルし、ばけのかわでフォルムチェンジした場合、ゴースト/フェアリーのタイプ一致ボーナスが得られる。
    • テラスタルしたポケモンがタールショットを受けた場合、素早さは下がるがタールショット状態にならない。
      • すでにタールショット状態のポケモンがテラスタルしても、タールショット状態が治ることはない。
  • テラスタルポケモンがテラバーストを使用すると、技のタイプがテラスタイプに変わり、技の分類が攻撃と特攻のステータスが大きい方に対応したものになる。
  • テラスタルポケモンがテラスタイプと一致した技を使用し、その技の最終的な威力が60未満だった場合、威力60に底上げされる。ただし、一部の技にはこの補正が乗らない。
    • タイプ一致ボーナス、天気ダブルバトル範囲補正など、威力ではなくダメージにかかる効果や、ステータスにかかる効果はこの補正に影響しない。
威力が上がらない技
威力60に上がる技
  • わるあがきはノーマルタイプにテラスタルしたポケモンが使用してもテラスタイプ一致と見なされず、威力も50のまま上昇しない。
  • みちづれ状態のときにテラスタルした場合、みちづれ状態が解除される。
    • テラスタルを挟んだとしてもみちづれを連続で使ったときは失敗する。
  • テラスタルを発動した直後、行動する前に特性がなまけに書き変えられた場合、そのターンはなまけの効果で行動できない。

野生のテラスタルポケモン

テラレイドバトルでは、テラスタルした野生ポケモンとレイドバトルを行い、勝利するとそのポケモンを捕まえるチャンスが得られる。

テラレイドバトル以外でも、マップ上で光っている野生ポケモンが出現することがあり、このポケモンはバトルが始まるとテラスタルする。この野生ポケモンはテラスタル中に捕まえることはできない。攻撃技でHPを最大HPの1/5まで減らすとテラスタルが解除され、捕獲できるようになる。テラスタルしている間は残りHP1/5で攻撃を食いしばるので、一撃で倒してしまうことはない。連続攻撃技は全ての攻撃を耐えてからテラスタルが解除される。この野生ポケモンに対する一撃必殺技は「全然 効いてない!」というメッセージが出てダメージを与えられない。ただし、状態異常状態変化のダメージでHPが1/5以下になってもテラスタルは解除されず、解除されないままひんしになることもある。状態異常や状態変化でHPが1/5未満になったポケモンは、攻撃を受けたときに食いしばるHPがそのバトルで一番減らされたときのHPになる (途中で回復を挟んでも同様)。テラスタルが解除されるとタイプも本来のものに戻る。そのターン行動する前にテラスタルを解除した場合、行動しないままターンが終わる。このポケモンは固定シンボルであり、捕まえたときや倒したとき、相手に逃げられたときでもしばらく経つと復活する。

テラレイドバトルで出現するポケモンやテラスタルする野生ポケモンの中には、タマゴわざわざマシンでしか覚えられない技、進化前でしか覚えられない技を覚えたポケモンもいるが、これらは一度忘れると思い出すことができなくなる。

ポケモンカードゲームにおけるテラスタル

ポケモンカードゲーム スカーレット&バイオレットにおいて、ポケモンのカードの持つ効果として登場。「テラスタル」のポケモンは、ベンチにいるかぎりダメージを受けない。イラストはポケモンにテラスタルジュエルが乗り、体表が光り輝くテラスタルをイメージしたものとなっている。

各言語版での名前と由来

言語 名前
日本語 テラスタル
ドイツ語 Phänomen der Terakristallisierung
英語 Terastal phenomenon
スペイン語 Fenómeno de la teracristalización
フランス語 Téracristallisation
イタリア語 Fenomeno Teracristal
韓国語 테라스탈 (Terastal)
中国語 簡体字 太晶化 (Tàijīnghuà)
繁体字 太晶化 (Tàijīnghuà)
言語 名前
日本語 テラスタイプ
ドイツ語 Tera-Typ
英語 Tera Type
スペイン語 Teratipo
フランス語 Type Téracristal
イタリア語 Teratipo
韓国語 테라스탈타입 (Terastal Type)
中国語 簡体字 太晶属性 (Tàijīng Shǔxìng)
繁体字 太晶屬性 (Tàijīng Shǔxìng)

脚注


外部リンク

関連項目