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一撃必殺技
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一撃必殺技(いちげきひっさつわざ、英:One-hit knockout move,OHKO)とは、当たると双方の能力に依らずひんしにさせるわざの総称。
概要
命中率は低いが、当たればどれほどステータスに差がある相手もひんしにできるわざが該当する。単に威力の高いわざで相手を一撃で倒したとしても、そのわざは一撃必殺技とはよばれない。命中すると「いちげき ひっさつ!」(漢字:一撃必殺!)という特殊なメッセージが表示される。
一覧
PPはいずれも5。
わざ名 | タイプ | 分類 | 直接 | 世代 |
---|---|---|---|---|
ハサミギロチン | ノーマル | 物理 | ○ | 1- |
つのドリル | ノーマル | 物理 | ○ | 1- |
じわれ | じめん | 物理 | × | 1- |
ぜったいれいど | こおり | 特殊 | × | 3- |
命中率
第一世代
- 相手側が攻撃側よりすばやさが高い場合は無効化される。
- 命中率は76/256(約30%)。
第二世代
命中率 = 76/256 + (攻撃側のレベル - 相手側のレベル)/128 |
- 相手側が攻撃側よりレベルが高い場合は無効化される。
第三世代以降
命中率 = 30 + (攻撃側のレベル - 相手側のレベル) |
- 相手側が攻撃側よりレベルが高い場合は無効化される。
- 相手の特性ががんじょうである場合は無効化される。
- 第七世代以降は、こおりタイプ以外が使うぜったいれいどの命中率は下がる。
- 具体的な式は、命中率 = 20 + (攻撃側のレベル - 相手側のレベル)となる。
- 命中判定において、ランク補正や命中率を上下させる効果(ふくがんなどの特性、こうかくレンズ/ひかりのこななどのもちもの、じゅうりょく状態、ミクルのみ、なかよし度など)の影響を受けない。
仕様
他のダメージ固定技とは以下の点は共通している。
- 当たってもこらえる/きあいのハチマキ/きあいのタスキ/なかよし度の効果で耐えることができる。みがわり状態、特性ばけのかわ/アイスフェイスでダメージを肩代わりすることができる。
- 一撃必殺技を耐えたときも「いちげき ひっさつ!」のメッセージは出る。
- 耐えた場合、そのダメージを元にしてカウンター/ミラーコート/メタルバースト/ほうふく/がまんで返すことができる。
- タイプ相性によるメッセージは表示されないが、命中したときの効果音は普通の技と同じように相性が反映される。相性上で無効となるタイプの一撃必殺技は無効化することができ、「こうかが ないようだ」と表示される。基本的に半減や1/4となるタイプでもダメージは変わらず、一撃で倒される。
- 半減系きのみによりダメージを半減することはできず、消費もされない。
- ふしぎなまもりの特性を持つポケモンに対しても、技のタイプが効果抜群になるものであればダメージを与えられる。
- 対応するタイプの一撃必殺技を耐えた場合、じゅうでんち/ゆきだまの効果が発動する。
- 急所に当たらない。
- 相手の特性ががんじょうである場合や、特性ふしぎなまもりに対して抜群でないタイプの技を使う場合でも、特性かたやぶりのポケモンが使う一撃必殺技は特性の効果で防ぐことができない。
- マルチスケイル/フレンドガード/テラスシェルなどの特性でダメージが減ることはない。
他のダメージ固定技とは以下の点が異なる。
- 第一世代では使用者より対象のほうがすばやさが高い場合は効果がない[2]。
- 第二世代以降では使用者より対象のほうがレベルが高い場合は効果がない。このような場合、第四世代まで「<相手ポケモン名>には ぜんぜんきいてない!」、第五世代以降では「<相手ポケモン名>には ぜんぜん きいてない!/全然 効いてない!」と表示される。
- 第三世代以降では命中判定のとき、ランク補正や命中率を上下させる効果の影響を受けない (#命中率も参照)。
- 第二世代以前ではランク補正や持ち物の影響で命中率が変わる。
- 相手が姿を隠しているときは当たらない。
- 相手の特性ががんじょうである場合は効果が無い。
- 一撃必殺技のダメージを受けたが、こらえる/きあいのハチマキ/きあいのタスキ/なかよし度のいずれかの手段で耐えることができた場合には、以下のような特徴がある。
- 効果抜群になるタイプでなくても特性きけんよちの効果対象となる。
- 特性よちむでは一撃必殺技を威力150の技とみなす。
- 使用者の特性おやこあいが発動しない。
- 使用者の持ち物ジュエル/からぶりほけんが発動しない。
- 使用者の持ち物かいがらのすず/いのちのたまの効果、および攻撃を耐えた対象の特性へんしょくの効果は、第四世代以前では発動する。第五世代・第六世代では発動しない。第七世代以降では発動する。
- 使用者の特性じしんかじょう/マジシャンの効果、および攻撃を耐えた対象の特性わるいてぐせ、持ち物アッキのみ/タラプのみ/だっしゅつボタン/レッドカードの効果は、第五世代・第六世代では発動しない。第七世代以降では発動する。
- 対象がダイマックスしているときは失敗する。
- マックスレイドバトルでは、ふしぎなバリアがある相手に命中すればふしぎなバリアを2枚破壊できる。ふしぎなバリアがないときは効かない。無視できるのはダイマックスによる耐性のみで、レベル差やがんじょうで無効化されるときはふしぎなバリアを破壊できない。
- ダイマックスにより無効化されるときに表示されるメッセージは、レベル差で無効化されるときと同じく「<相手ポケモン名>には ぜんぜん きいてない!/全然 効いてない!」となる。
- 野生のテラスタルポケモンには「全然 効いてない!」のメッセージが出て効果が無い。テラレイドバトルで出現するテラスタルポケモンも同様。
- トレーナーが使用するテラスタルポケモンに対しては一撃必殺技も効果がある。
- テラレイドバトルで味方側に使われたときは通常どおりに成功する。
対戦
脚注
- ↑ Guillotine|the ultimate POKéMON CENTER
- ↑ 「ポケモンスタジアム必勝攻略法」(双葉社、1998年)のように第一世代の一撃必殺技と素早さの関係に触れない攻略本もあった。