アクロマ
アクロマは、ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2の登場人物。
ゲームにおけるアクロマ
「ポケモンの強さは何によって引き出されるか」を日夜追求している科学者。ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2では、目的のためならば機械の力で、ポケモンをむりやり増強したりすることもする。主人公の行く先々でバトルを挑んでくる。主にはがねタイプやエスパータイプなどの無生物系(リグレーなど)のもの・性別不明のポケモンを使用する。
注意:以降の記述には、作品の内容やあらすじ、登場人物などのネタバレが含まれます。ご理解の上ご利用ください。
その正体は、ゲーチスの旧知の仲であり、彼によって祭り上げられたプラズマ団の新たなリーダーである。自らの研究ためにトップに就任しているが、主人公との戦いに敗れると、「絆の力」でポケモンの力を発揮させることを認める。その後、プラズマ団自体も、また解散することになる。なお、ゲーチスには利害の一致から協力しており、彼自身はゲーチスのことを嫌っている。
アクロマ自身は、好奇心のみで行動をし、それを満たすためならば、正義も悪も関係ないという姿勢の持ち主である。
ポケットモンスター X・Yでは10ばんどうろの列石を調べた科学者として名前が登場する。
ポケットモンスター サン・ムーンにも登場。8ばんどうろで主人公に殿堂入り前はわざマシン43(ニトロチャージ)を、殿堂入り後はゲノセクトのカセット4種を渡してくれる。バトルツリーで対戦することもある。
ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーンではサン・ムーンでの活躍の他にもラナキラマウンテンで主人公にネクロプラスソル・ネクロプラスルナを渡したり、エピソードRRでゲーチスからリーリエを救出する場面で登場する。普段はカンタイシティのホテルにいる。
所持ポケモン
ポケモンの前の「W」はウォッシュロトム、「A」はアローラのすがたを意味する。
ブラック2・ホワイト2
※()内のレベルはチャレンジモードでのレベル。手持ちや技構成の変更はなし。
ポケモントレーナー | アクロマ | 2300円 | 1回目/4ばんどうろ | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
コイル | がんじょう | Lv.21(23) | 不 | マグネットボム | スパーク | でんじは | ソニックブーム |
ギアル | プラス | Lv.23(25) | 不 | じゅうでん | でんきショック | ギアソーサー | しめつける |
ポケモントレーナー | アクロマ | 0円 | 2回目/PWT | ||||
レアコイル | Lv.25 | 不 | でんきショック | ちょうおんぱ | ミラーショット | でんじは | |
リグレー | Lv.25 | ? | サイケこうせん | ずつき | なきごえ | かいふくふうじ | |
ギアル | Lv.25 | 不 | ギアソーサー | じゅうでん | しめつける | でんきショック | |
プラズマだん | アクロマ |
10400円 | 3回目/プラズマフリゲート | ||||
レアコイル(しんかのきせき) | がんじょう | Lv.50(54) | 不 | ボルトチェンジ | ラスターカノン | トライアタック | でんじは |
ジバコイル | がんじょう | Lv.50(54) | 不 | ほうでん | ラスターカノン | だいばくはつ | でんじは |
オーベム | シンクロ | Lv.50(54) | ♂ | サイコキネシス | エナジーボール | めいそう | じこさいせい |
メタング | クリアボディ | Lv.50(54) | 不 | コメットパンチ | しねんのずつき | いわなだれ | こうそくいどう |
ギギギアル(ふうせん) | プラス | Lv.52(56) | 不 | ギアチェンジ | ギガインパクト | 10まんボルト | ギアソーサー |
ポケモントレーナー | アクロマ | 14800円 | 4回目以降/プラズマフリゲート(殿堂入り後) | ||||
レアコイル(しんかのきせき) | がんじょう | Lv.72(75) | 不 | ボルトチェンジ | ラスターカノン | トライアタック | でんじは |
ジバコイル(ものしりメガネ) | がんじょう | Lv.72(75) | 不 | 10まんボルト | ラスターカノン | はかいこうせん | でんじは |
オーベム(たべのこし) | シンクロ | Lv.72(75) | ♂ | サイコキネシス | エナジーボール | めいそう | じこさいせい |
メタグロス(ちからのハチマキ) | クリアボディ | Lv.72(75) | 不 | コメットパンチ | しねんのずつき | いわなだれ | こうそくいどう |
Wロトム(いのちのたま) | ふゆう | Lv.72(75) | 不 | ほうでん | ハイドロポンプ | おにび | みがわり |
ギギギアル(ふうせん) | プラス | Lv.74(77) | 不 | ギアソーサー | ワイルドボルト | ギガインパクト | ギアチェンジ |
サン・ムーン・ウルトラサン・ウルトラムーン
バトルツリーにおいては、以下のポケモンからルールに応じて3~4匹を使用する。同じポケモンは使用しない。ジバコイルのみ構成がサン・ムーンとウルトラサン・ウルトラムーンの間で異なる。
対策
手持ちポケモンはどの対戦でもはがねタイプが多いので、弱点であるほのおやじめんタイプを入れておこう。コイル系はこちらをまひ状態にすることがよくあるので、回復アイテムを忘れずに入れておくとよい。クラボのみを持たせるのも有効。またオーベムはあく・むしタイプ、ウォッシュロトムはくさタイプをぶつけるとよい。
レアコイルとジバコイルは特性ががんじょうのため、耐えられた後のでんじはに注意。じめんタイプか、特性がかたやぶりのポケモンで挑むといい。もちろん、連続攻撃技で突破してもよい。
アニメにおけるアクロマ
本編
アクロマ | |
---|---|
英語名 | Colress |
出身地等 | ? |
年齢 | ? |
性別 | 男性 |
職業 | プラズマ団 |
声優 | 東地宏樹 |
BW編第112話で初登場。ポケモンの潜在能力を強引に引き出す機械「ポケモンコントロールマシン」の完成を目指して日夜研究に励んでいる。実験体のポケモンのことを「有機素体」、実験に合わないポケモンを「不適合な連中」と呼ぶなど、ポケモンのことは自らの実験の道具としか見ていない。ゲーチスやプラズマ団の団員からは「ドクター・アクロマ」と呼ばれている。
初登場時は、サンギタウンの周辺にある山の天文台でポケモンコントロールマシンの実験を行っていた。サトシ達に計画を阻止された後は、十分なデータが取れたと言って天文台を爆破し、撤退した。
BW編第117話で登場した時はとある街でポケモンコントロールマシンを使ってオノノクスを暴走させていた。サトシ達やロケット団と戦った影響で機械が壊れたことを知ると、Nを探すために撤退した。
BW編第120話では白の遺跡に現れ、ドッコラー・ローブシン・ゴルーグなどアララギパパの研究チームのポケモンをポケモンコントロールマシンで暴走させ、ライトストーンから復活したレシラムもポケモンコントロールマシーンで操った(その際に、一度だけレシラムにクロスフレイムを命令している)。
最後は国際警察に逮捕され、一度は実験の失敗に落ち込むが、次はポケモンと会話できるマシンを開発しようとすぐに立ち直っており、全く懲りていない様子。
ポケモンジェネレーションズ
アクロマ | |
---|---|
英語名 | Colress |
出身地等 | ? |
年齢 | ? |
性別 | 男性 |
職業 | プラズマ団 |
声優 | 川島得愛 |
PG第14話に登場。
マンガにおけるアクロマ
ポケットモンスターSPECIALにおけるアクロマ
第10章ではフードマンと名乗り、ポケモンリーグに潜入した。準決勝でチェレンに敗退。オーベムを利用してブラックをライトストーンに封印したり、ゴーラのストーンエッジで捕らえられていたゲーチスを救出した。
第11章ではゲノセクト(手持ちでない個体)、さらにボルトロスやランドロスを操り、ラクツと戦う。Nに代わりプラズマ団の王になったことを宣言した。また、キュレムを巡ってヴィオと対立した。
自分の作った機械を馬鹿にされると、敵味方関係無く激高する。また、王となった後の態度は非常に悪く、特にヴィオをこき使った。
アクロママシーンを使いヴィオからキュレムを強奪した後は、ヒウンシティを凍らせて市民に被害を与えた。しかし、ジャイアントホールにて裏切ったロットらによりアクロママシーンが無効化されていることに気付くと、マシーンを放棄しプラズマ団を自ら辞め、ラクツに挑んだ。その勝負で敗れ、キュレムに冷凍された。身柄は国際警察に移送された。
第55巻の裏表紙に描かれた。51巻の巻末のトビラ絵コレクションにはフードマンを、52巻の巻末のトビラ絵コレクションにはアクロマを描いたものが収録されている。
手持ちポケモン
ポケモンカードゲームにおけるアクロマ
トレーナーのカード「アクロマ」「アクロマの実験」「アクロマの執念」として登場している。
ポケモンマスターズにおけるアクロマ
メインストーリーの悪の組織編のひとつ「キリヤ編」に初登場した。
2022年11月17日からはプレイヤーが使用可能なバディーズとして登場。ギギギアルを使用する。
専用のアレンジBGM「戦闘!アクロマ(ポケマスアレンジ)」が公開された。
詳細はアクロマ (ポケモンマスターズ)を参照。
備考
- 『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2』のPVでは諏訪部順一が声を当てている。
各言語版での名称と由来
|
|