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トレース
提供:ポケモンWiki
ナビゲーションに移動検索に移動トレースは、ポケモンのとくせいの一種。
効果
戦闘に出たとき、隣り合う相手のいずれかのポケモンと同じとくせいになる。
戦闘を離れると特性は元に戻る。
説明文
- 第四世代・第五世代・第六世代
- あいてと おなじ とくせいに なる。
- 相手と 同じ 特性に なる。
- 第七世代・第八世代
- とうじょうしたとき あいての とくせいを トレースして おなじ とくせいに なる。
- 登場 したとき 相手の 特性を トレースして 同じ 特性に なる。
所有ポケモン:そのポケモンの別のとくせい
特性1 | 特性2 | 隠れ特性 | |
---|---|---|---|
メガフーディン | トレース | - | - |
ポリゴン | トレース | ダウンロード | アナライズ |
ポリゴン2 | トレース | ダウンロード | アナライズ |
ラルトス | シンクロ | トレース | テレパシー |
キルリア | シンクロ | トレース | テレパシー |
サーナイト | シンクロ | トレース | テレパシー |
こんなときに使おう
いかくを持った物理アタッカーと対したときや、ちょすいやもらいびなどで相手のタイプ一致技を無効化できるときなどがトレースの狙い目となる。自分にとって役に立たない特性をトレースしても情報アドバンテージは得れるが、デメリットがある特性であるときは注意が必要になる。
相手が場に出たときに発動する特性を持っている場合、第五世代以降なら発動した順で素早さ判定できることがある。
場に出るだけで相手が持つ特性を判別できるので、好みの特性を持った野生ポケモンを捕まえやすくなる。ただし相手が複数いるとき誰の特性をコピーするかはランダムなので、群れバトルでの隠れ特性判定には向かない。
マンガにおけるトレース
ポケットモンスターSPECIAL
ポケモン | エフェクト | |
---|---|---|
使用者 | 初出話 | 備考 |
サーナイト | 尻尾を高く上げることで、その方向にでんきわざが引き寄せられる。 | |
カルネ | X・Y編 | とくせいの初出 |
他に、ポケットモンスターSPECIAL 第23巻でグリーンのポリゴン2がトレースを持っていることが明かされている。
特性の仕様
- 以下の特性に対してトレースは発動しない。
特性 世代 3 4 5 6 7 8 てんきや ○ × × × × - トレース ○ × × × × × フラワーギフト - ○ × × × × マルチタイプ - × × × × - イリュージョン - - × × × × かわりもの - - × × × × ダルマモード - - × × × × バトルスイッチ - - - × × × ARシステム - - - - × × かがくのちから - - - - × - きずなへんげ - - - - × - ぎょぐん - - - - × × スワームチェンジ - - - - × × ぜったいねむり - - - - × - ばけのかわ - - - - × × リミットシールド - - - - × - レシーバー - - - - × × アイスフェイス - - - - - × うのミサイル - - - - - × かがくへんかガス - - - - - × じんばいったい - - - - - × はらぺこスイッチ - - - - - ×
- 凡例
- ○ : トレースでコピーできる。
- × : トレースでコピーできない。
- - : その世代では特性が存在しない。
- 上記のコピーできない特性を持つポケモンが戦闘を離れて、後出しされてきたポケモンがトレースできる特性である場合、第五世代ではトレースは発動しない。第四世代と第六世代以降ではそのタイミングでトレースが発動する。
- 相手の場に複数のポケモンがいる場合、どの特性をコピーするかはランダムで決まる。
- 相手がみがわり状態でも発動する。
- 相手がとくせいなし状態でも発動する。
- 自分がとくせいなし状態の場合はトレースは発動しない。
- 第三世代ではトレースした場に出たときに発動する特性は発動しない。
- トレースでトレースをコピーした際にも再びトレースが発動することはない
- 第四世代までは場に出たときに発動する特性の中では発動の優先順位が最も高く、すばやさに依らず先に発動する。
- 第五世代以降では他の多くの場に出たとき発動する特性とは優先順位は同じで、それらとはすばやさ順に発動順が決まる。詳細はターン#1.ポケモンを繰り出すを参照とする。
- 設置技の効果はトレースの前に発動する。
- 第四世代までこの特性に対するなりきりは成功する。第五世代以降ではこの特性に対しなりきりを使うと失敗する。
- この特性を持ちなかまづくりを使うと失敗する。
- 第四世代以降は、この特性に対してトレース・かがくのちから・レシーバーは発動しない。
- トレースに対するスキルスワップや、トレースのポケモンが使用するスキルスワップは成功する。第五世代のみスキルスワップで特性トレースを手にしても、その際トレースは発動しない。第四世代と第六世代以降ではスキルスワップでトレースを手にした瞬間にトレースが発動可能となる。
- 基本的にトレースは場に出ると同時に他の特性に変わってしまうため、トレースが不発した特殊な状況でなければスキルスワップでトレースを移し替えることはできない。
備考
- 似た効果を持つ技としてなりきりがある。
- ふしぎなまもりに対してなりきりは効かないが、トレースすることはできる。
- イリュージョンはトレースできないので、場に出しただけで相手がイリュージョンで化けたポケモンだと判別できることがある。コピーできない特性を持つ可能性があるポケモンに化けられている場合は、これだけでは判別できない。
- ポケモン不思議のダンジョンでは戦闘に出るという概念がないため、別のポケモンから技を受けて倒れなかった場合に発動してそのポケモンと同じ特性に変わる。特性を複数併せ持つポケモンに対しては両方ともコピーする。
各言語版での名称
言語 | 名前 |
---|---|
日本語 | トレース |
英語 | Trace |
ドイツ語 | Erfassen (第八世代以降) Fährte (第七世代以前) [1] |
フランス語 | Calque |
イタリア語 | Traccia |
スペイン語 | Rastro |
韓国語 | 트레이스 (Trace) |
中国語(普通話・台湾国語) | 追踪 (Zhuīzōng, マンガ) 複製/复制 (Fùzhì, ゲーム) |
ポルトガル語 | Traçar |
トルコ語 | Kopyalama |
ベトナム語 | Theo dấu |
脚注
- ↑ 第七世代以前の Fährte は「足跡」という意味であるが、これは「跡をなぞって複製する」と「足跡」の両方の意味を持つ英語 trace を誤訳して生まれたものと推測される。第八世代以降の Erfassen は「(データの)キャプチャ」を意味しており、正しく翻訳されている。
関連項目