ボタン
ボタンとは、スカーレット・バイオレットの登場人物。
ゲームにおけるボタン
髪色は水色で前髪が赤、髪型はショート。ラウンド型の大きな眼鏡をかけている。前面にモンスターボールの模様が入った灰色のパーカー、スケルトンのミニスカート、黒のホットパンツ、灰色地に赤と水色の模様が入ったタイツ、灰色のブーツを着ている。イーブイの形のもふもふとしたリュックを気に入っており、いつも背負っている。設定資料によれば、イーブイのリュックはゲームセンターの景品であり、収納力も低くチープなものとなっている。中には父親に持たされた非常食が入っている[1]。
主人公と同じオレンジアカデミーS/グレープアカデミーVに通う同級生。所属は理科系コースの1-Dで、機械に強い。少し人見知りな性格をしており、学校にはあまり来ていない。
主人公とはアカデミー前の階段でスター団のしたっぱに絡まれているときに出会い、主人公がしたっぱたちを倒して追い払っている。
注意:以降の記述には、作品の内容やあらすじ、登場人物などのネタバレが含まれます。ご理解の上ご利用ください。
スターダスト★ストリート
1から4番目までのアジトを攻略したときにカシオペアの補給班として登場、主人公にポケモンのおとしものを渡す。2から4番目のときは毎回コライドンS/ミライドンVに舐められている。また、スター団について、元はいじめられていたり人付き合いが得意ではない生徒の集まりであるなどの情報を語る。
その正体は、主人公にスター団のアジトの攻略を依頼したカシオペアにして、スター団のマジボスである。
かつて学校で孤立したことが原因で引きこもりになり、いじめられっ子たちの居場所となるスター団を結成した。1年半前、いじめをやめさせるためにいじめっ子たちに宣戦布告をしたことで恐れをなした彼らが続々と自主退学していき、事が大きくなりすぎたと考え、当時の校長だったイヌガヤに自分が全ての責任を負うと申し出た。その結果、留学という名目で実家のあるガラル地方に帰省(実質休学)することになった。
復学後、いじめっ子がいなくなった代わりに今度はスター団が他の生徒から恐れられる存在と化してしまった現状を打開するべく、スター団を解散させて皆をいじめのない今の平和なアカデミーに帰そうとして「スターダスト大作戦」を考案。したっぱに絡まれているところを主人公に助けられたことでその実力に目をつけ、協力を要請した。スター団の5つのチームのボスが全員倒された後に正体を明かし、マジボスとして主人公と勝負をし、敗北する。しかし、一連の出来事を通じてスター団の事情を知ったクラベルによってスター団への解散要望が取り下げられ、長期間の無断欠席をはじめとした違反行為への処分としてスター団によるSTCの運営を要請され、他のボスたちと共に承諾した。
連絡はずっとスマホで行っていたため、スター団のボスたちとも面と向かって顔を合わせたことはなく、終盤でやっと対面した。また、ネルケの正体がクラベルであることも、本人から明かされて初めて気付いた。
主人公に支払っていた報酬のLPは実はポケモンリーグのシステムへのハッキングで不正発行していたものだが、オモダカからはむしろ腕を買われ、脆弱性を修正するなどエンジニアとして奉仕活動をすることを条件に許された。
ザ・ホームウェイ
主人公がチャンピオンロード、レジェンドルート、スターダスト★ストリートをすべて攻略した後、ボタンは主人公、ペパー、ネモとともにゼロゲートに向かい、そこからエリアゼロを経由してゼロラボに向かっている。途中でパラドックスポケモンに遭遇したときはマルチバトルで主人公と2度共闘している。ゼロラボのゲートが開いた後、中にいたパラドックスポケモンが逃げ出すと、ボタンはネモとともに逃げ出したポケモンを追いかけている。その後はゼロラボに入り、最下層で主人公とオーリムAIS/フトゥーAIVのバトルを目の当たりにした。
クリア後
第1回学校最強大会では主人公とバトルしないが、2回目以降はランダムで登場し、肩書きもポケモントレーナーに変更されている。
ゼロの秘宝
「後編・藍の円盤」におけるスター団のイベントに登場する。なお、この時スター団のボスは皆ニューせいふくを着ているが、ボタンの服装は私服のままである。
番外編「キビキビパニック」に登場。
主人公・ネモ・ペパーと共にキタカミの里を訪れる。その夜に現れたモモワロウによってペパーとともに操られ、主人公&スグリにマルチバトルを挑んでくる。操られた際には、他の人に比べて動きや口調が激しくなっていた。主人公がモモワロウを捕獲したことで正気に戻る。
所持ポケモン
アカデミー、学校最強大会、リーグ部ではニンフィアをフェアリータイプにテラスタルする。
スイリョクタウンではテラスタルを使わず、手持ちを繰り出す順番も決められていない。
対策
全員つぶらなひとみを覚えているため、物理攻撃では無く特殊攻撃で攻めたい。一貫して戦えるタイプが無いため、タイプバランスを考えて戦いたい。
ただし、最初はどの対戦もブラッキーで、共通して火力が高くなく、つぶらなひとみを除いて補助技を覚えていない。ブラッキーをあえて倒さずにめいそうで火力と耐久を高め続けて、1匹だけで全滅を狙うことが可能。
アニメにおけるボタン
ボタン | |
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英語名 | Penny |
出身地等 | ガラル地方 |
年齢 | 不明 |
性別 | 女性 |
職業 | 学生 |
声優 | 広橋涼 |
2023年版第46話で初登場。
ポケモンカードゲームにおけるボタン
トレーナーのカードとして「ボタン」「カシオペア」が登場している。
ポケモンマスターズにおけるボタン
トレーナーとして登場する。ニンフィアを使用するほかブラッキーを連れた対戦相手として戦える。福圓美里がキャラクターボイスを担当した。
専用のアレンジBGM「戦闘! ボタン (ポケマスアレンジ)」が公開された。
詳細はボタン (ポケモンマスターズ)を参照。
グッズ
シリーズ名ほか | 発売日 | 概要 |
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缶バッジコレクション~パルデア編 B~ | 2023年4月13日[2] | 公式イラストを用いた缶バッジ。ブラッキーと共に描かれている。 |
POKÉMON TRAINERS メモリーズ of パルデア | 2023年9月16日[3] | 「スカーレット・バイオレット」に登場するトレーナーたちが描かれたグッズ。ブラッキーと共に描かれている。 |
ラバープレイマット カシオペア | 2024年6月7日 | ポケモンカードゲーム用ラバープレイマット。カシオペアと手持ちポケモンが描かれている。 |
「ポケモンスケールワールド パルデア地方 ボタン&ニンフィア」 | 2024年10月[4] | ポケモンスケールワールドシリーズ。ボタンとニンフィアのセット。 |
備考
- 父親について以下の言及をしており、その特徴はピオニーと共通する事柄が多い。ただし、名前などは明言されていない。
各言語版での名称と由来
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脚注
- ↑ 「設定資料 登場人物編 -完全版-」『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット 公式ガイドブック パルデア図鑑完成ガイド』、元宮秀介&ワンナップ、2023年2月、710頁
- ↑ 缶バッジコレクション~パルデア編 B~ : ポケモンセンターオンライン
- ↑ 「POKÉMON TRAINERS メモリーズ of パルデア」キャンペーン
- ↑ ポケモンスケールワールド パルデア地方 ボタン&ニンフィア~|バンダイ キャンディ公式サイト
- ↑ 「番外編:キビキビパニック」においてテーブルシティ南門の前で父親と通話するボタンの台詞「いや ダッハッハじゃ なくって! ……過保護 ウザい!」は、英語版ではUghhh, no, it's not gonna be an "Adven-tour"—no one says that! Honestly. I'm hanging up now!である。続くペパーとの会話の「でも オヤジ成分 とりすぎたん」もBut I had to put up with his ultra-mega-annoying dad talk to do it.と、「ド・○○」に相当する"ultra-mega-"が現れる。