ひるみ

ひるみとは、ポケモンの状態変化の一つ。

ひるみの効果

そのターンの間、行動できなくなる。

ひるみの発生

全て追加効果として発生。

相手に発生

わざ

• 追加効果があるわざ
  • かみなりのキバ:10%
  • こおりのキバ:10%
  • じんつうりき：10%
  • ひっさつまえば：10%
  • ホネこんぼう：10%
  • ほのおのキバ:10%
  • あくのはどう：20%
  • しねんのずつき：20%
  • たきのぼり：20%(第四世代以降)
  • たつまき：20%
  • ドラゴンダイブ：20%
  • もえあがるいかり：20%
  • 3ぼんのや：30%
  • アイアンヘッド：30%
  • いびき：30%(ねむり時のみ)
  • いわなだれ：30%(第二世代以降)
  • エアスラッシュ：30%
  • おどろかす：30%
  • かみつく：30%
  • ゴッドバード：30%(第三世代以降)
  • ずつき：30%
  • ダブルパンツァー：30%(連続攻撃技)
  • つららおとし：30%
  • ニードルアーム：30%
  • ハートスタンプ：30%
  • ハードローラー：30%
  • ひょうざんおろし：30%
  • びりびりちくちく：30%
  • ふみつけ：30%
  • ふわふわフォール：30%
  • まわしげり：30%
  • ねこだまし：100%(必ず先制、最初のターンのみ)
  • はやてがえし：100%(必ず先制、相手が先制攻撃技を選んだ場合のみ)
  • ひみつのちから：30%(地形による)
    • 洞窟(全世代共通)、岩場(第四世代・第五世代のみ)、墓地(第六世代のみ)、宇宙(第六世代のみ)では追加効果がひるみになる。
  • なげつける：100%(おうじゃのしるし・するどいキバ)

とくせい

• あくしゅう：第五世代以降、相手を攻撃すると10%の確率でひるむことがある。

どうぐ

• するどいキバ、おうじゃのしるしを持たせて攻撃すると、相手が10%の確率でひるむことがある。

ひるみの回復

次のターンには治る。

ひるみの予防

とくせい

• せいしんりょく
• りんぷん (追加効果を防ぐので、追加効果によってのみ発生するひるみを事実上無効化する)

どうぐ

• おんみつマント (追加効果を防ぐので、追加効果によってのみ発生するひるみを事実上無効化する)

その他

• ダイマックス
• テラレイドバトルのレイドボス
• スターモービル

詳細な仕様

• ひるみで技が不発したとき、第四世代までは「<ひるみ状態のポケモン>は ひるんで うごけなかった!」、第五世代以降では「<ひるみ状態のポケモン>は ひるんで わざが だせない!/<ひるみ状態のポケモン>は ひるんで 技が出せない!⁵/<ひるみ状態のポケモン>は ひるんで 技が だせない!^6-」とメッセージが流れる。このとき選んでいた技のPPは消費されず、技名が表示されることもない。
  • ねむり/こおり/なまけの後、こんらん/まひ/かなしばりなどの状態変化の前に処理される。
    • ひるんで動けないターンでもねむり/こおりの回復判定やなまけのターン消費は発動する。こんらんによる自傷は起きず、こんらんのターンは消費されない。
    • かなしばりなどで出せない技を出そうとしたときにひるんだときは、「ひるんで 技が だせない！」の表示が優先されるため、出そうとした技名は表示されない。
  • 特性ふくつのこころのポケモンがひるみ状態により行動できなかったとき、すばやさが1段階上がる。
• ひるみ状態は技の追加効果によってしか発生しない。
  • 相性/特性/まもるなどで技が無効化されたときは発生しない。
  • みがわり状態で技を防いだときは発生しない。第六世代以降は、すりぬけや音の技によってみがわりを無視してダメージを与えたときは発生し得る。
  • 特性りんぷん、持ち物おんみつマントによってひるみ状態は無効化できる。
• ひるみ状態が発生するかは、ダメージを与えたときに決定する。技を受けたポケモンが行動するときではない。
  • 特性せいしんりょく/りんぷん、持ち物おんみつマントを持ちひるみを無効化できるポケモンがひるみ効果のある攻撃を受けたとき、行動する前にひるみの耐性を失わされた場合でも、その攻撃によるひるみは防止できる。
  • ひるみの耐性が無いポケモンがひるみ効果がある攻撃を受けた後、行動する前にひるみの耐性を得た場合、ひるみを防止することはできない。
  • ふくつのこころの発動判定は異なり、ひるみ状態が発生したかではなく、行動時にひるみ状態のメッセージが表示されたかどうかが影響する。
  • せいしんりょくでひるみを防いだとき、第四世代まではメッセージが表示されたが、第五世代以降は特にメッセージは流れない。りんぷん/おんみつマントでひるみを防いだときは、世代問わずメッセージは流れない。
• 基本的に、攻撃側のポケモンが先制しなければひるまない。
  • そのターンすでに行動したポケモンがひるみ状態になる技を受けたときでも、そのターン中にさいはい/おどりこの効果により複数回の行動機会を得た場合は、ひるみ状態の効果が発動して追加行動ができなくなる可能性はある。
  • 相手が行動済みのためひるみ状態が発生しないときや、せいしんりょく/りんぷん/おんみつマントによりひるみ状態を防がれるときでも、ちからずくの効果によりひるませる攻撃技の威力は上がる。
• ひるみの効果はターン終了まで継続する。そのためひるんで行動できなかったときは、ターン中にさいはい/おどりこの効果により複数回の行動機会を得た場合でも、全てひるんで行動できない。
• 特性あくしゅうと道具おうじゃのしるし/するどいキバの効果は累積しない。
• 第五世代以降では、元々ひるみの追加効果がある技にあくしゅう/おうじゃのしるし/するどいキバの影響は無い。
  • 第四世代以前では技ごとにおうじゃのしるし/するどいキバの効果が発動するか決められている。おうじゃのしるし#詳細な仕様を参照とする。

• ひるんだターンでZワザは使用できない。

第一世代のみ

• はかいこうせんの反動を上書きする。先制ではかいこうせんを使ったターンに相手ポケモンの技でひるみを受けた場合(画面には表示されない)、反動がひるみで上書きされた上でターン終了時に解除されるので、次のターンは通常通り行動できる。

備考

• きあいパンチの準備中に攻撃を受けて不発になる効果はひるみ状態ではない。
• 第九世代で、背後から不意をつかれた野生ポケモンが1ターン動けなくなる効果はひるみ状態ではない。

各言語版での名称と由来

言語 名前 日本語 ひるみ ドイツ語 Zurückschrecken 英語 Flinch スペイン語 Amedrentado 8- Retroceder 1-7 フランス語 Peur イタリア語 Tentennamento 韓国語 풀죽음 (Puljugeum) 中国語 (第七世代以降の標準表記) 簡体字 畏缩 (Wèisuō) 繁体字 畏縮 (Wèisuō) 中国語 (主に第六世代以前の表記) 大陸 香港 台湾 畏懼 (Wèijù) フィンランド語 Pelko ブラジルポルトガル語 Recuar

言語 名前 日本語 ○○は ひるんで うごけなかった! -4 ○○は ひるんで 技が 出せない! 英語 ○○ flinched and couldn't move!

関連項目

• 状態変化