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ポケモンコロシアム

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このページではゲームのポケモンコロシアムについて解説しています。ポケモンカードGBでの拡張パックについてはポケモンコロシアム (ポケモンカードGB)を参照してください。
ポケモンコロシアム
ジャンル 対戦/RPG
プレイ可能人数 1-2、4人
開発元 ジニアス・ソノリティ
発売元 株式会社ポケモン
販売元 任天堂
発売/配信日
日本 2003年11月21日
アメリカ 2004年3月22日
オーストラリア 2004年6月24日
ヨーロッパ 2004年5月14日
公式サイト

pokemon.co.jp (日本語)
nintendo.co.jp (日本語)

pokemon.com (英語)

ポケモンコロシアム(Pokémon Colosseum)は、2003年11月21日に発売されたニンテンドーゲームキューブ用RPGゲーム。

概要

オーレ地方を舞台に冒険が繰り広げられる。心を閉ざされ、戦闘マシンと化したダークポケモンスナッチし、リライブするのが目的。

世界累計出荷本数は2022年12月時点で241万本[1]

特徴

本編作品と相互交換のできる第三世代のソフトとしては、通常プレイで「ホウオウ」が登場する唯一の作品。また、マグマラシアリゲイツベイリーフなどの初心者用ポケモンをはじめ、ライコウスイクンエンテイなどのジョウト地方のポケモンが多く登場する。

ルビー・サファイアなどの本編作品に比べてストーリーの難度が高く、バトルは全てダブルバトルのため、ある程度の知識が必要で初心者には難しい。相手が最初に繰り出すポケモンがランダムで選ばれるのも特徴。

ポケモンセンター内などにあるパソコンでしかレポートする事ができない。

ほとんどの本編作品ではダブルバトルにおけるポケモンゲットの際、捕まえたいポケモン1匹だけを残さなければボールを投げられないが、本作では相手サイドに2匹ポケモンがいてもスナッチが可能(主人公は優秀なスナッチャーであるとゲーム内でスナッチ団員が発言している)。また、ポケモントレーナーが所有するポケモンを捕まえることはゲーム内の世界観上では犯罪行為に当たるが、主人公のスナッチはポケモンの救出という大義名分のために許容されている。ただし、救出対象のポケモン以外には当然モンスターボールは投げられない。

ゲームシステムと関係はないが、ポケモン系のゲームにおいて主人公が青年である数少ない作品でもある。

拡張ディスク

このゲームでは予約特典として拡張ディスクという特典を入手するためのディスクが付属していた。コロシアムのクリアデータがある場合は日本語版ではセレビィ (アゲト)、米国版ではジラーチ (WISHMKR)が入手可能である。

また、プレイデータごとに獲得したポケクーポンの累計に応じて景品を受け取ることができる。

2500pt:ポイントマックス
5000pt:ピカチュウ (コロシアム)
30000pt:マスターボール

備考

  • 最初から持っているブラッキーエーフィ性別がオスで固定、色違いは出ないようになっている。
  • メタモンが未解禁であった頃は、本作が第三世代初登場だったポケモンのタマゴを作る場合、メスを狙ってスナッチする必要があった。
  • 第二世代までに登場したポケモンのモーション等はポケモンスタジアムシリーズの流用がほとんどである。
    • ただし例外もあり、アリゲイツ、デンリュウ、ネイティ、ネイティオ等。ナゾノクサ、コイル、レアコイルのひんしモーションでは体がバラバラにならない等の変更もされている。
  • 第三世代本編のライコウ、エンテイ、スイクンは個体値関係にバグがあり、低い個体値のものしか入手できないが、本作ではバグが存在せず、高い個体値のものを入手できる唯一のチャンスとなる。また、ファイアレッド・リーフグリーンでは三者択一[2]だが、本作では一度のプレイで全て手に入る。
  • HPが満タンの時にキズぐすりを使用するケースなどで出てくる警告文が本編では「つかっても こうかがないよ」であるのに対し、このゲームでは「それを使っても 意味がないよ」である。
  • 低年齢層向けのゲームであるため、漢字の多くには振り仮名が振ってある。
  • 本編作品と異なり技のアニメーションはカットできない。
  • ダークポケモンとして登場するポケモンは色違いも存在する。
    • ダークポケモン以外で色違いの可能性があるのは、北米版の拡張ディスクで手に入るジラーチのみ。
  • 1匹目でボールを投げ、2匹目の行動を選ぶ前にボールの並び替えを行うと、使ったボールが減らないというバグがある。
    • マスターボールを使い続けることも可能であり、タイムアタックでは全てのダークポケモンをスナッチするレギュレーションで活用される。
  • スペシャルアップ等の戦闘用アイテムは通常、そのポケモンにしか使えないが、使いたいポケモンに無意味なアイテム(状態異常でないポケモンに対するなんでもなおし等)を使って「それを使っても 意味がないよ」の警告文を出してから、使いたい戦闘用アイテムを使うことで味方のポケモンの能力ランクを上げられるバグがある。
    • タイムアタックでは「バグスペア」と呼ばれる。

脚注

  1. 一般財団法人コンピュータエンターテインメント協会『2023 CESAゲーム白書』、199頁。
  2. フシギダネを選んだ場合はエンテイ、ヒトカゲを選んだ場合はスイクン、ゼニガメを選んだ場合はライコウが出現する形になる。

関連項目

ポケットモンスターシリーズのゲーム一覧
本編 第一世代 赤・緑ピカチュウ
第二世代 金・銀クリスタル
第三世代 ルビー・サファイアエメラルド - ファイアレッド・リーフグリーン
第四世代 ダイヤモンド・パール (体験版)プラチナ - ハートゴールド・ソウルシルバー
第五世代 ブラック・ホワイト - ブラック2・ホワイト2
第六世代 X・Y - オメガルビー・アルファサファイア (体験版)
第七世代 サン・ムーン (体験版) - ウルトラサン・ウルトラムーン - Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ (体験版)
第八世代 ソード・シールド (鎧の孤島 - 冠の雪原) - ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール - LEGENDS アルセウス
第九世代 スカーレット・バイオレット (碧の仮面 - 藍の円盤) - LEGENDS Z-A
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