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ニンテンドーゲームキューブ
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ウィキペディアにも「ニンテンドーゲームキューブ」の項目があります。 |
ニンテンドーゲームキューブは、2001年9月14日に発売した任天堂の家庭用ゲーム機。ゲームキューブやGCと略されることが多い。次世代機はWii。
概要
任天堂としてはソフトウェアメディアに初めて光ディスクを採用した機体。
特徴
- DVDをカスタマイズした特殊ディスクを採用。容量1.35GB。
- ディスクにスクランブルがかかっており、容易に複製できないようになっている。(暗号化とは少し違う)
- 容量が1.35GBに満たないゲームでもディスクには1.35GB分のデータが書かれており、ゲームのデータ以外は乱数のダミーデータである。
- PARなどのデイテル製ディスクには読み込めない部分が存在する。(オフセット0x01EF8000~0x4FFFFFFF)
- メモリーカードは64ブロック(512KB)、256ブロック(2MB)、1024ブロック(8MB)、2048ブロック(16MB、非公認)の4種類がある。1ブロックは8KB。これはアンフォーマット時の容量のため、フォーマットすると全容量のうち5ブロック分はファイルシステムに充てられる。そのため、それぞれの保存可能領域は59ブロック、251ブロック、1019ブロック、2043ブロックとなる。
- 日本と海外ではメモリーカードのファイルシステム(フォーマット形式)が異なるため、1つのカードを日本と海外で共用させることは不可能である。
- メモリーカードはFlashメモリチップ(および少々の受動部品)が端子に直結されている。コマンド体系は一般的なSPI接続のFlashのものでありSDカード(のSPIモード)とは全く異なる。
- メモリーカードスロットに挿せるSDカードアダプタが存在し、ポケモンチャンネルなど限られたソフトでのみ対応している。中身は電気的に接続しているのみであり、簡単に自作できる。
- NGCのディスクは暗号化されておらず(正確に言うと、スクランブルを解除した状態で非暗号化の生データがむき出しになる。)、吸いだされると中のデータが丸見えである。
- いまのところNGCのディスクを読めるドライブはWii、NGC、DVD/Game Player "Q"と一部のドライブである。
- Wiiより脆弱性が多く、自作ソフト実行術がたくさんある。
- ゲームボーイプレイヤーはエミュレータではなく、れっきとしたGBAである。
- 本体起動時または動作中のコントローラー再挿入時にニュートラルポジションの位置の設定が行われる。
- 敢えてニュートラルポジションをずらすことによって放置で特定の作業を進める裏技を行うことができる。
- 売り上げとしては不振であった。ただしGCのソフトは後継のWiiでも実行できるため、GCのゲームを動作させることができるハードウエアの数としては多くなる。
スペック
- CPU:IBM Power PC “Gekko”(G3カスタム) 180nm Cu配線 周波数:485MHz L1:命令32KB+データ32KB(8way) L2:256KB(2way)
- システムLSI “Flipper” NEC DRAM搭載 180nm
- 混載フレームバッファ:約2MB(1T-SRAM)
- 混載テクスチャキャッシュ:約1MB(1T-SRAM)
- 浮動小数点演算システム性能:10.5GFLOPS
- システムメモリ:24MB
- 任天堂公式ページより引用
対応ソフト
ニンテンドーゲームキューブに対応したポケモンのソフトウェアを発売順に挙げる。
ゲスト出演
- 大乱闘スマッシュブラザーズDX
- ドンキーコンガ
- ドンキーコンガ2 ヒットソングパレード
- ドンキーコンガ3 食べ放題! 春もぎたて50曲♪
ゲームにおけるニンテンドーゲームキューブ
ルビー・サファイア・エメラルドの主人公の家にはゲームキューブがあり、調べることで説明を受けることができる。ファイアレッド・リーフグリーンではリメイク元と同じくファミコンになっており、第四世代以降はWiiに置きかわっている。またリメイクのオメガルビー・アルファサファイアではWii Uに置きかわっている。