劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ
劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ(げきじょうばん - )は、第10周年でありDP編第一作目のポケモン映画。
概要
2007年7月14日全国東宝系でロードショーされた。地上波初放送は2008年7月17日。他に三部作最終章として2009年7月16日にも放送されていた。
注意:以降の記述には、作品の内容やあらすじ、登場人物などのネタバレが含まれます。ご理解の上ご利用ください。
あらすじ
時空の狭間でディアルガとパルキアが激しい戦いを繰り広げていた。ディアルガの、ときのほうこうでダメージを追ったパルキアは、アラモスタウンに逃げ込んだ。
その頃、次のポケモンコンテストに参加するため、アラモスタウンへやってきたサトシたちは、アラモスタウンへ向かう途中に出会ったアリスという女性に、町のランドマークである時空の塔へ案内される。しかし、何者かによって庭園が荒らされているのを発見する。
この町の有力者アルベルト男爵は、庭園を荒らしたのは、幻のポケモンダークライだと言う。やがて、ダークライが不気味な影の中から、サトシたちの前に忽然とその姿を現す。アルベルト男爵はベロベルトでダークライを攻撃し、バトルが始まった。サトシは、ダークライの放った技、ダークホールの流れ弾を受け、眠ってしまう。そして、ナイトメアで、パルキアが襲ってくる夢を見ることになる。
悪夢から目覚めたサトシとその一行は、時空の塔を見学し、音盤で塔を鳴らす。
地上に降りたサトシたちは、マキ、ダイ、カツミとバトルすることになるが、その途中、空が光ったとともに、ダークライが再び出現し、悪夢が実体化するようになる。さらに、街の周りをきりばらいでも突破できない霧が囲み、街から出られないという現象がおこる。
トニオは、空が光った瞬間、パルキアが街に入ったことを突き止める。 パルキアに攻撃を仕掛けるダークライ。その時、天空からディアルガが飛来。2匹に猛攻をかける。こうして、神と呼ばれしポケモン達とダークライの壮絶なバトルが始まった。
ディアルガとパルキアの攻撃のぶつかり合いで、異次元へと消滅していくアラモスタウン。
トニオは、ゴーディの日記に記された、「私は未来のためにオラシオンを残さなければならない」という言葉を思い出す。
ダークライは敵なのか、味方なのか? そして、争いを止める「オラシオン」とは何か?
サトシとヒカリはアラモスタウンを崩壊の危機から救うことが出来るのだろうか?
主題歌
「ビー・ウィズ・ユー 〜いつもそばに〜」 (サラ・ブライトマン)
主な登場キャラクター
レギュラーキャラ
ゲストキャラ
- トニオ
- アリス
- アルベルト男爵
- マキ
- ダイ
- カツミ
- ゴーディ
- アリシア
- アラモスタウンの売店のおじさん
- 余談だが、アラモスタウンの売店のおじさんは、劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチに登場するボギーに似ている。
その他
ポケモン
- ピカチュウ (トレーナー: サトシ)
- ナエトル (トレーナー: サトシ)
- エイパム (トレーナー: サトシ)
- ムクバード (トレーナー: サトシ)
- ポッチャマ (トレーナー: ヒカリ)
- ミミロル (トレーナー: ヒカリ)
- パチリス (トレーナー: ヒカリ)
- ブイゼル (トレーナー: ヒカリ)
- グレッグル (トレーナー: タケシ)
- ウソッキー (トレーナー: タケシ)
- ピンプク (トレーナー: タケシ)
- ニャース (ロケット団)
- ヒコザル (トレーナー: アリス)
- ベロベルト (トレーナー: アルベルト男爵)
- ゴウカザル (トレーナー: マキ)
- ドンカラス (トレーナー: マキ)
- エンペルト (トレーナー: ダイ)
- ドダイトス (トレーナー: カツミ)
- フワライド (トレーナー: トニオ)
- フワンテ (トレーナー: トニオ)
- コリンク
- ルクシオ
- ルリリ
- マリル
- マリルリ
- チェリム
- エルレイド
- ビーダル
- トロピウス
- モジャンボ
- サイドン
- スカンプー
- ドーミラー
- ペリッパー
- ポッポ
- ピジョン
- ウパー
- キマワリ
- ミツハニー
- パルキア
- ディアルガ
- ダークライ
- アンノーン
オープニングに登場するポケモン
- ミュウ
- ミュウツー
- ルギア
- ファイヤー
- サンダー
- フリーザー
- アンノーン
- エンテイ
- スイクン
- セレビィ
- ラティオス
- ラティアス
- グラードン
- ジラーチ
- デオキシス
- レックウザ
- ルカリオ
- レジロック
- レジアイス
- レジスチル
- カイオーガ
- マナフィ
- ホウオウ
配布について
前売り券は200万枚を売上げ、公開前だけで興行収入20億円を記録。
当時、前売り券の売上げは本作がポケモン映画史上最高だった。翌年に『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ギラティナと氷空の花束 シェイミ』が記録を更新している。
劇中配布
映画の上映前か上映後の間に、スクリーンからダークライを受信することができた。ダークライ (えいがかん)を参照。スクリーンからポケモンを受信できるのは、これ以後の映画では恒例となった。
劇場入場者プレゼントカードとして、プロモーションカードのダークライ (DP-P)が配布された。
前売り券配布
「ポケモンだいすきクラブ」や公式サイト、およびコロコロコミックのファン投票によって、歴代主役ポケモンの中から決まった。対象ポケモンは、以下の9セットだった。結果、配布ポケモンはデオキシスに決定された。
スタッフ
小ネタ
- 『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール』の「第36話 シンオウ時空伝説!」において、美術館の展示品として時空の塔のミニチュア模型が登場している。
- 映画が公開された2007年7月14日は新月であった。このことは、ダークライの図鑑説明文やしんげつじまと関連づけられる。