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ジュカイン/対戦

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このページは、ジュカインの対戦での扱い、および育成論を記述するところである。メガジュカインについても記述する。

ジュカインの歴史

第三世代

高い素早さと特攻から速攻型として人気が高く、当時はくさタイプ御三家の中で最強と言われていた。当時はリーフブレードが威力70だったが特殊わざであったので高い特攻を活かすことができた。

サブウエポンでかみくだくドラゴンクローに加え、エメラルドでは教えわざはがねタイプにこうかいまひとつでないかみなりパンチを覚えられるため、くさタイプでは珍しく幅広いタイプに対応できた。

さらにタマゴわざがむしゃらを覚えるので、いざとなれば同じくエメラルドで習得できるこらえるでがむしゃらを放ってアドバンテージを稼ぐことも可能であった。

当時は先制技が貧弱であり環境全体の火力や速度もそれほど高くなかったため、こらえるの利便性は十分に高かった。ヤタピのみみがわりを利用してしんりょくによる高火力を確実に発揮する構成もあった。

ポケモンリーグ2005東京大会小学生の部優勝メンバーの1体であり、その優勝パーティはスターミープテラなどを他に採用しており速攻に寄せた構築となっていた。

この世代ではがむしゃらが必須に近かったため、タマゴわざとして両立できないかみくだくやどりぎのタネは相対的に候補外となってしまった。

第四世代

リーフブレードの威力が90に上がったものの、わざの分類がタイプごとだったのが各わざごとに変わったことで、リーフブレードだけでなくかみくだくドラゴンクローかみなりパンチがことごとく物理わざとなる。

一方で、リーフストームエナジーボールという高火力のメインウエポンを獲得するなど、瞬間火力で言えば間違いなく強化。サブウエポンとしてはきあいだまりゅうのはどうを習得し、これらわざを活かすのが以降のジュカインの基本となる。

物理わざの方がレパートリーが多く、他に良さそうな物理わざとしては、この世代から前世代の教えわざで覚えられなかったポケモンが続々覚えられるようになったいわなだれがあった。

つるぎのまいは前世代での教えわざに加えてわざマシンでも覚えられる。また、この世代ではねむりの仕様がわざを仕掛ける側に非常に有利であったため、新たにタマゴわざで覚えられるくさぶえが十分に実用範囲内であった。

一方、先制技が台頭し、がむしゃらとこらえるのコンボは決まりにくくなった。特にこおりのつぶてはドラゴンタイプに弱点をつけることもあり採用率が高く、物理わざに弱くて弱点をつかれてしまうジュカインにとっては脅威であった。

がむしゃらがプラチナの教えわざと化したことで、やどりぎのタネ/なやみのタネ/くさぶえ/こうごうせいと両立可能になった。

バンギラスへのメタとして有効なけたぐりHGSSで獲得したが、元々くさわざときあいだまでバンギラスの弱点を突けられるため、そこまで大きい恩恵はない。

第五世代

この世代では、「公式完全ぼうけんクリアガイド」のシリアルナンバーを用いて隠れ特性であるかるわざのキモリを入手することが可能であった。

また、新たに習得したアクロバットひこうのジュエルやかるわざとのコンボが強力であり、物理型にとっての新たな選択肢となった。

一方、この世代ではほのおタイプむしタイプが大幅な強化を受けていたこともあって、これまでよりも相手を選ぶポケモンになった。

ひでりキュウコンとのシナジーがソーラービームをタイムラグなしに打てる程度しかなく、晴パとの噛み合わせが悪いことも相対的な弱体化。

第六世代

リーフストームりゅうのはどうの威力が減少。またひこうのジュエルが入手不可になり、アクロバットかるわざを活かすことが難しくなった。

さらに、メガシンカの登場とこだわりスカーフの所持率上昇による素早さインフレの発生、環境で猛威を振るっていたファイアローの存在などからジュカインはこれまでにない逆境に立たされた。

一方、ORAS以降はジュカイン自身もメガシンカを獲得。とくせいひらいしんは活かしにくいものの、特攻や素早さが上昇する点は嬉しく、メガシンカの獲得が大きな強化点であったことに疑う余地はない。

しかし、他のメガシンカポケモンは当時全盛期であったメガガルーラをはじめ、パーティの主軸を担えたり、一匹で相手パーティを崩壊に至らしめたりできるほど強力なものが多く存在した。

そのためとくせいにインパクトがないメガジュカインの採用率は伸び悩み、結果として通常のレーティングバトルではいずれのリーグ、シーズンでも使用率ベスト30入りを逃している。

PGLレーティングバトル統計データによると、メガシンカなしのジュカインはリーフストームを主流としながらも決まったテンプレわざ構築の無い状況にあり、性格はいじっぱり、むじゃき、おくびょうの3つがメインであったことがうかがえる。

一方でメガシンカする場合はりゅうのはどう・きあいだま・リーフストーム・まもるがテンプレとなり、性格はおくびょうが主流であることが明確であった。

第七世代

カプやミミッキュなどの強力なフェアリータイプの登場や、それらのメタのためどくタイプの攻撃わざが蔓延したため、警戒すべき相手は第六世代よりもずっと増えた。

また、同様にフェアリーメタによりはがねタイプのポケモンの採用率が上昇し、フェアリーポケモンの台頭も相まってメガシンカによって一致になるドラゴンタイプの技はさらに通りにくくなった。

一方で、はやてのつばさの弱体化を受けファイアローが環境から姿を消したことと、メガシンカの仕様変更により1ターン目からメガシンカ後の素早さで行動できるようになったことは強化点。

特に後者の仕様変更により、メガジュカインはゲッコウガカプ・コケコなど採用率の高い高速アタッカーに対し有利に立ち回りやすくなった。

それに加えて、サイコフィールドや先制わざを封じるとくせいが登場したことにより先制わざが採用しにくくなったことは、ジュカインにとっては相対的に嬉しいことであると言える。

第八世代

冠の雪原で登場。メガシンカは無くなるが、クロスポイズンワイドブレイカー・条件はあるが強力な先制わざとなるグラススライダー・強力な能力変化として名高いりゅうのまいを獲得する等、物理わざでの強化が目立った。

解禁前はフェアリーが比較的少なかったことから第七世代ほどどくはがねが暴れていなかったが、解禁後にフェアリーが再び増えたこともあってそれらの勢いが再び増した。

じしんきあいだまを覚えられるので完全に対抗できないわけでは無いが目立った活躍はない。

一般的な育成論

ワタッコを凌ぐ素早さと高い特攻を有する。他のくさタイプに比べてドラゴンはがねタイプで止まりにくいのも特徴。基本は特殊アタッカー型が良い。

非常にきあいのタスキの相性が良いポケモンといえる。低い耐久を補える、特性しんりょくの発動、カウンターを安心して決められる、がむしゃらで相手のHPをむしり取ることが期待できる。

攻撃わざとしてはリーフストームエナジーボールりゅうのはどうきあいだまでんこうせっかなどが挙げられる。


とくせいしんりょくを活かすならみがわりも面白く、素早さが高いため決まりやすい。その際ヤタピのみなどをもたせるとかなりの威力が期待できる。クサZで強化されたソーラービームを放つのも手。

ただ攻撃もそこまで低くはなく、つるぎのまいを習得できるうえに、優秀な物理わざも数多く習得できるので物理アタッカーにもなれる。その際はリーフブレードじしんいわなだれシザークロスけたぐりなどを覚えさせるとよい。

また、第五世代限定だがひこうのジュエル+アクロバットのコンボはなかなかの威力を誇る。

隠れ特性はかるわざである。きあいのタスキやくさのジュエルなどを持たせるといい。一度発動すると一部を除くほとんどのポケモンに先手を取れるようになる。

ただ元々素早いため、素早さに努力値が多いと素早さが過剰になり、かと言ってかるわざ発動を前提にして素早さ努力値を抑えると、かるわざ発動までの間と一度発動させて効果が消えてしまった後の行動に支障をきたすため、細かい調整が不可欠。

じゃくてんほけんを持たせるとハマった時に十分な火力と速度が出てわざ範囲も確保できるが、ジュカイン程度の耐久性能できあいのタスキによらず安定して耐えられるかどうかは相手次第というところなので仮想敵の見極めは重要。

メガジュカイン

ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイアで新たなメガシンカポケモンとして登場。タイプにドラゴンが追加され、こうげき、とくこう、すばやさが飛躍的に上昇する。

新たに加わっているドラゴンタイプでは最速となりマルマインなどを上回る素早さを持つため先制しやすい。1/4で受けられるタイプも存在するようになるが、弱点がさらに増えてこおりタイプが4倍弱点となってしまうなどデメリットも大きい。

特性ひらいしんでんきタイプのわざを無効化し特攻を上げられる。ただしメガシンカしなくてもでんきわざは半減で、メガシンカすることが相手に警戒されるとわざわざ相手が繰り出す可能性は低いため、シングルバトルではあまり向かない。

ただしでんじはを無効にできるのは大きい。ダブルバトルトリプルバトルでなら味方がでんきわざでダメージを受けないためギャラドス等と戦わせると重宝するだろう。

くさタイプに加え、一致になったドラゴンタイプのわざも採用したほうがよい。特殊わざならりゅうのはどうは必須級。物理技の場合はドラゴンクローダブルチョップげきりんを推奨。

元々ドラゴンタイプではないため、りゅうせいぐんは残念ながら覚えられない。

サブウエポンはなるべくこちらの苦手なタイプに迎え撃てるわざを習得したい。特にこおりタイプを中心とし、特殊技ならきあいだま、物理技ならいわなだれじしんけたぐりあたりを考慮。