バトルサブウェイ
バトルサブウェイとは、ブラック・ホワイト、ブラック2・ホワイト2のライモンシティにある施設から乗り込める地下鉄。
概要
列車(地下鉄)に乗りつつポケモン勝負ができる施設。第四世代までのバトルタワーやバトルフロンティアに相当する。
バトルの形式によってシングルトレイン・ダブルトレインなどの列車があり、それぞれがノーマルとスーパーの2つのランクに分かれている。ここで獲得したバトルポイントと景品を交換することができる。
また、ポケモン勝負を行う列車とは別に、カナワタウン行きの列車も出ている。カナワタウンへはこの列車でないと行くことができない。この列車のみ、ただの移動手段の列車である。
ブラック2・ホワイト2では、入口前でノボリ・クダリとのタッグバトルに勝利し、メイ(主人公が男性の場合)またはキョウヘイ(主人公が女性の場合)からバトルレコーダーをもらうイベントを経た後で利用可能になる。
特に、地下鉄網の中心であるライモンシティの列車発着所をギアステーションと言う。
カナワタウン行きを含め、8種類の路線がある。
- 路線一覧 (入り口から左[西]へ時計回り)
- Wi-Fi、マルチ、スーパーマルチ、カナワタウン、スーパーダブル、ダブル、スーパーシングル、シングル
また、エンディング後にはジャッジが現れ、話しかけると手持ちのポケモンの個体値について教えてもらえる。
トレイン
- 共通ルール
No.150 ミュウツー | No.151 ミュウ | No.249 ルギア | No.250 ホウオウ | No.251 セレビィ |
No.382 グラードン | No.383 カイオーガ | No.384 レックウザ | No.385 ジラーチ | No.386 デオキシス |
No.483 ディアルガ | No.484 パルキア | No.487 ギラティナ | No.489 フィオネ | No.490 マナフィ |
No.491 ダークライ | No.492 シェイミ | No.493 アルセウス | ||
No.494 ビクティニ | No.643 ゼクロム | No.644 レシラム | No.646 キュレム | |
No.647 ケルディオ | No.648 メロエッタ | No.649 ゲノセクト |
ノーマルトレイン
初期状態で挑戦できるトレイン。名前はただの「○○トレイン」であるが、後述の「スーパー」と区別するために、特に「ノーマルトレイン」と呼ばれることがある。ルールごとに「シングルトレイン」「ダブルトレイン」「マルチトレイン」の3つがある。
シングルトレインは3対3のシングルバトルを、ダブルトレインは4体4のダブルバトルを、マルチトレインは2匹ずつ出しての4対4のタッグバトルを行う。タッグバトルは赤外線通信で他のプレイヤーと組むことになるが、いなければNPCと組む。パートナーのNPCはプレイヤーが選ばなかった性別の主人公で、名前はそれぞれ、ブラック・ホワイトでは男の子が「トウヤ」、女の子が「トウコ」、ブラック2・ホワイト2では男の子が「キョウヘイ」、女の子が「メイ」である。
7勝するごとに途中の駅に寄って下車し、BPを貰う。このとき続けて列車に乗っても良いし、一旦ライモンシティに戻っても良い。ライモンシティに戻った場合は、挑戦中だったトレインの乗り場にまた来れば続きができる。21勝した際も同様に下車してBPを貰うが、これ以上の続きは無いのでライモンシティに戻るのみ。
後の方に登場するトレーナーほどポケモンが強化されていくが、難易度はスーパートレインより低い。21戦目は必ずサブウェイマスター(シングルトレインではノボリ、ダブルトレインではクダリ、マルチトレインでは両方)が現れる。
なおいずれのトレインも、21勝した時の終点ホームにポイントアップを1個くれる人がいる。21連勝してここに来るたびに何度でもくれる。
スーパートレイン
対応するノーマルトレインで21連勝する(21戦目に現れるサブウェイマスターに勝利する)と挑戦できるようになる。ノーマルトレイン同様ルールにより「スーパーシングルトレイン」「スーパーダブルトレイン」「スーパーマルチトレイン」の3路線に分かれている。
バトル形式はノーマルトレインと同様だが、以下のような点が異なる。
- 連勝数の上限が無い。7連勝1セットなのは変わらないが、49戦目にサブウェイマスター(シングルトレインではノボリ、ダブルトレインではクダリ、マルチトレインでは両方)が登場し、それ以降はエンドレス。
- 相手トレーナーの手持ちポケモンがノーマルトレインより強力。最終進化系のほか、29戦目からはサンダーやラティオスなどの、いわゆる「準伝説級」ポケモンも手持ちに入るようになる。
- 21勝目のホームにポイントアップを、28勝目のホームにふしぎなアメを、105勝目のホームにサンのみを、203勝目のホームにスターのみをくれる人がいる。
BP
周回 | BP | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
シングル | スーパーシングル | ダブル | スーパーダブル | マルチ | スーパーマルチ | |
1 | 3 | 5 | 3 | 5 | 3 | 5 |
2 | 3 | 6 | 3 | 6 | 3 | 6 |
3 | 10 | 7 | 10 | 7 | 10 | 7 |
4 | - | 8 | - | 8 | - | 8 |
5 | - | 9 | - | 9 | - | 9 |
6 | - | 10 | - | 10 | - | 10 |
7 | - | 30 | - | 30 | - | 30 |
8- | - | 10 | - | 10 | - | 10 |
商品一覧
バトルポイントを参照。
出現トレーナー・ポケモン
一般トレーナーについてはバトルサブウェイのトレーナー一覧、バトルサブウェイのポケモン一覧を参照。
マルチトレインのNPCパートナーについてはトウヤBW、トウコBW、キョウヘイB2W2、メイB2W2を参照。所持ポケモンは4人ともに同じリストから抽選される。
路線図
サブウェイ内の各所でイッシュ地方の各地に張り巡らされた、地下鉄の路線図が見られる。各電車乗り場に看板が立っている。
路線の色は各トレインの看板の色に対応していると見られ、各トレインの行き先は以下のようになっていると思われる。
- シングルトレイン(緑): ハイリンク周辺を回る周回路線
- スーパーシングルトレイン(黄緑): サザナミタウン方面を経由してポケモンリーグ行き
- ダブルトレイン(赤): ホドモエシティ方面を経由して南西の方角行き
- スーパーダブルトレイン(ピンク): ヒウンシティ方面を経由してユナイテッドタワー行き
- マルチトレイン(橙): スカイアローブリッジの下を通りカノコタウン方面に回り道をした後サンヨウシティ行き
- スーパーマルチトレイン(黄): サザナミタウン方面を経由して北東の方角行き
- Wi-Fiトレイン(水色): ホドモエシティ方面を経由してまっすぐ西の方角行き
- カナワタウン行き(茶): ホドモエシティ方面を経由してカナワタウン行き
カナワタウン行き電車を除いて地上に出てくることはないため、実際に行き先の場所に移動できるわけではない。あくまで路線図の設定があるのみ。
マンガにおけるバトルサブウェイ
第10章における第46巻の486話に初登場した。チャンピオンのアデクと四天王のレンブがバトルし、その後ホワイトが修行のため地下鉄に乗り込んだ。その際ブラックのウォーが同行した。
備考
- サブウェイマスターの2人は他の一般NPCトレーナーと違って手持ちポケモンは能力値から技構成に至るまで完全に固定だが、特性だけは戦うたびにランダムで決定し直される(前回戦ったときのイワパレスはがんじょうだったのに、次に戦うとシェルアーマーだった、など)。
- 通信対戦におけるフラットルールと違い、レベルが低いポケモンもレベル50に統一される仕様を利用し、タマゴから生まれたばかりのポケモンを(努力値ゼロのまま)一時的にレベル50にしてステータスを見て、個体値を割り出すという利用もされている。
- カナワタウン駅で架線が無いこと、また線路も2本で中央に鉄板(磁石との対になっている)も無い(リニア式推進方式ではない)ことから第三軌条方式の電車であると推定される。これは全ての駅で進行方向の右側乗車(カナワ駅到着時は左)であることからホームの下に第三軌条があるとすると説明がつく。
各言語版での名称
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