カスミ (アニメ)
カスミ | |
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英語名 | Misty |
出身地等 | ハナダシティ |
年齢 | 10歳 |
性別 | 女性 |
職業 | ジムリーダー |
声優 | 飯塚雅弓 |
カスミは、アニメポケットモンスターの登場人物。
特徴
無印編第1話で初登場。サトシのピカチュウに自転車を壊されたのをきっかけに、サトシと旅をすることになった、ハナダシティジムリーダー。サトシと共に、カントー地方、オレンジ諸島、ジョウト地方を冒険し、現在はハナダシティのジムリーダー。
無印編のヒロインで、ヒロインの中ではサトシと旅をした期間が5年半と長い。明るく快活で男勝りな性格だが、正義感からか厳しいことをよく言う。(一部の虫ポケモンを除く)ポケモンが大好きで、傷ついたピカチュウを抱えているサトシを見ていきなりビンタをしたり、(ポケモンの怪我はトレーナーの責任と強く考えている為)バトルに勝利した時「サトシではなくポケモンが頑張ったから」と言ったりする。虫ポケモンは大の苦手であり、無印編でキャタピーが朝起きた時に隣で寝ていた時は「今日まで十年間生きてきて最低最悪の朝だわ!」と怒り、さらに「ポケモンならポケモンらしくモンスターボールに入ってなさいよ!」とまで言い放っている。初心者のサトシに対し説教をする事があるが、カスミ自身がそれに反した行動を取ったり、好き嫌いからキャタピーを罵倒して泣かせ、サトシに責められるなど、先輩としての態度と一致しない言動も多い。また、ボールから出て何をすればいいか分からず足に擦り寄るコダックに対し「さっさと行きなさい!」と怒鳴り追いやったり(無印32話)、ボールから出てきたコダックを問答無用で鞄で殴り伏せたり(無印49話)、呆れたのを理由にタケシやツバキにコダックとの交換を迫ったり(32話・92話)、ワニノコの争奪戦ではサトシのピカチュウに対し真っ向勝負では勝ち目がないと思われるトゲピーを繰り出す(無印151話)など、トレーナーとして未熟な点が見受けられた。
水ポケモンに関してはマニアックなほど大好きらしく、メノクラゲやドククラゲを「可愛い」と言ったり、メノクラゲの額についている赤い物体を勝手に「海のルビー」と呼んだりしている。
基本的には10歳という年齢よりやや大人びて見えるが、たまにサトシ並に子供っぽい言動や行動をしていた(自分は虫ポケモンが苦手なのに、水ポケモン嫌いのジョーイに対し怒りを見せ、泣きそうになる等)。 また短気な傾向があり、悪口を言われた(実際はロケット団が成り済ましていた)という理由から状況を確認せず問答無用でヒロシの足を踏みつけたり、側にいた無害なツクシのキャタピーを殴り飛ばし「嫌いなものは嫌いなの」と開き直るなど、サトシやタケシ以外にも手を出すことはあった。また、それらの行動についても基本的に自分から謝ることはしなかった。その反面優しいところもあり、無印9話ではポケモンゼミの生徒に虐められているジュンに対し、「世界の美少女カスミは、弱いもの虐めを許さない」と正義感を出していた。だが、同時に「女の子は暴力が嫌い」といった理由から、虐めを止めようとしていたサトシを助けないなど、言動が一致しない事も多かった。
なお、AG編でレギュラー降板した後は、(虫ポケモンが苦手な点や気が強めな点は変わらないものの)姉達に放置されたハナダジムのジムリーダーに就任し、苦手だったギャラドスを克服して使いこなすなどの成長を見せた(サイドストーリー2話)。また、AGバトルフロンティア編で再登場した際は、姉のハルカのことを相談するマサトに親身になってアドバイスしたりするなど、お姉さんらしい一面を見せていた(AG編第133話)。
無印編では女性にナンパをしようとしたタケシの耳を引っ張って止めていた。カスミ降板後のAG編ではマサト、DP編ではグレッグルがタケシのナンパを止める後継者となった。
姉達に「美人三姉妹とそのでがらし」と言われ続けていた為自分にコンプレックスがあるらしいが、外見を褒められたり、サトシがカスミの浴衣姿に見惚れたり、他の男性に結婚を前提とした告白をされたり、デートを申し込まれたりしているので実際は男性側からの評価はかなり高いと思われる。
もともと色白だったのだが、作画がセル画からデジタル画になった都合上、金銀編の途中から肌の色が少し濃い目に変更された。
ポケットモンスターアンコールではエンディング後のミニコーナー「Pokemon de English!」の進行役も担当していた。週刊ポケモン放送局ではタケシとともに司会を務めていた。このときはチャイナドレスを着ていた。
無印編では10歳とは思えないほど露出度の高い服装をしていたが、後にトゲピー(AG編以降ではルリリ)を抱かせて胸周りを隠す描写に変えられており、AG編では露出を抑えた服装に変えられている。短い髪を左上で縛る彼女のヘアスタイルはアニメでは現在まで変わっていない。めざポケ編のデザインはサトシやタケシとは異なり、無印編よりSM編に近いデザインとなっている。
カントー四天王のカンナに憧れているが、これはアニメからゲームに逆輸入された特徴である。
ポケモンをモンスターボールから出すときは、「行け、My Steady!」などと言う。
ホウエンリーグをテレビで観戦した後、オーキド博士からサトシがホウエン地方から帰ってくることを聞きマサラタウンを訪れAG編第132話のラストで登場。AG編第133話でハナダジムに帰るためにサトシ、ハルカ、マサト、タケシと共に出発し、AG編第134話で4人と別れた。その後、サトシが自分のバトルスタイルの確立に悩んでいた時に陣中見舞いとして手製のルアーを送った(AG編第187話)。
DP編の本編に直接登場したことはなく、第2期のオープニングやスペシャルでのナレーションでのみ登場。サトシとタケシがカスミの話題を出した場面は1回だけあった。(DP編第34話)。
BW編第116話ではサトシの回想の中、BW編第142話ではイメージシーンで登場した他、オーキド博士によりケンジがカスミに会いに行ったことが語られている。BW2デコロラアドベンチャー編のエンディングにもワンシーンのみ登場した。
SM編第42話ではカントー地方で行われたポケモンスクールの課外授業の特別講師としてタケシと共に登場した。衣装は無印編当時と同じ衣装であり、マノンと合わせて4年連続で新旧のサスペンダーのヒロインが4年連続登場した事になる。サトシとのバトルでは髪留めにキーストーンを付けていた。
ポケモンスクールの授業がきっかけでスイレンとは文通相手になっており、SM編第102話ではサトシたちの休みに合わせてタケシとともにアローラ地方を訪れた。
基本的には、時間の経過と共に本人の成長が見受けられるシーンが多いが、虫ポケモンへの苦手意識は悪化していると見られる。例として、初期の頃は虫ポケモンでも、バタフリーやヘラクロスなど、可愛らしかったり、グロテスクな要素が薄いポケモンであれば平気で接していられたのだが、先述の一件でアローラ地方に訪れた際は、アブリーに対しても相当怯えていた事などから、それが窺える。
脚本家の首藤剛志はカスミがサトシに恋愛感情を持っているということは否定していた[1]。
劇場版ポケットモンスター キミにきめた!では無印編第1話とは異なり、サトシに自転車を貸すシーンがないため登場しない。但しエンディングにはタケシやXY編までのキャラクターとともに登場した。
新無印編第18話ではタケシや他のジムリーダーとともにシルエットでのみ登場。
新無印編第132話ではマスターズトーナメント決勝戦のサトシとダンデの試合をテレビで観戦していた。新無印編第136話のエンディングではゴウと会っているシーンが描かれた。
めざせポケモンマスター第2話にも登場。ウデッポウを賭けてサトシと勝負をして勝ち、ウデッポウをゲットした。その後はサトシの旅に同行し、めざせポケモンマスター第11話で別れた。
略歴
ナツメの超能力で、人形(ぬいぐるみ)に変えられた経験を持つ。
所持ポケモン
手持ち
ハナダジム
逃がした
脚注
- ↑ 第201回 ごめんなさい。忘れてた。カスミのこと WEBアニメスタイル 2009.11.11 (2020年5月31日閲覧)