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ジャラランガ/対戦

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このページは、ジャラランガの対戦での扱い、および育成論を記述するところである。

ジャラランガの歴史

第七世代

この世代で登場した唯一の非伝説系600族であり、ドラゴンかくとうを組み合わせた初のポケモン。

SM期は物理かくとうウエポンの最高威力がスカイアッパー止まりであった上にフェアリー4倍弱点が重かったため、かくとうが付いていることが邪魔そのものであった。一致メインウエポン両方を無効化するミミッキュが重かった。だいもんじストーンエッジを覚えないなど、役割破壊も不自由な方であった。器用貧乏な種族値配分である上、技のバリエーションにもあまり恵まれておらず、攻撃型・耐久型のどちらに育成しても扱いづらさが目立つなど、歴代の600族において最も冷遇された印象が強かった。

USUMで専用Zワザブレイジングソウルビートが登場し、一躍使用率が上昇。シングルバトルではペンドラーかそく+バトンタッチと自身のブレイジングソウルビートを活かして全抜きを狙う構築がジャラランガの構築として主流化。

USUMリーグシーズン10シングルバトル最終1位(レート2171)パーティに投入された実績もある。

USUMリーグダブルバトルでは使用率10位台前半から半ばが定位置に。ガオガエンで起点を作り、メガゲンガーかげふみによって有利体面を固定し、こだわりスカーフカプ・ブルルで上からカプなどの不利なポケモンを処理し、ジャラランガで全抜きを狙う構築が環境の主流パーティの1つとなった。世代末期には露骨にムーンフォースで狙われるようになったため、特殊耐久に特化したピッピこのゆびとまれで防護するケースが増えた。

PGLレーティングバトル統計データによると、USUMリーグダブルバトルではスケイルノイズまもるかえんほうしゃきあいだまという技構成が主流であることが分かる。性格はひかえめが、特性ハイパーボイスほろびのうたに耐性を持てるぼうおんが主体である。

ただ、いかくガオガエン解禁後のWCS2018環境はいかくサイクル全盛となったため、いかくを持つドラゴン枠であるボーマンダに需要を奪われた感がある。実際、WCS2018世界大会ではジュニアカテゴリ優勝者が使用した以外は各カテゴリベスト8進出者が使用した実績はなし。

2018年9月にはバルドルの寄稿記事でメガバクーダ軸のダブルバトル仕様のトリパが紹介され、メガバクーダに有利なカプ・コケコを呼ぶためのポケモンとして投入されていた[1]

第八世代

ジャラランガZを没収されてブレイジングソウルビートを使えなくなったが、代わりにソウルビートを獲得。さらに、はどうだんを覚えたことによって特殊型として見直しを受けた。

しかし、バンギラスガオガエンゴリランダーなどこの世代のトップメタはことごとく物理型であり、スケイルノイズを使えば使うほどそれらに弱くなるという欠点が重い。一応これらのポケモンのタイプ一致技は全て半減することは可能だが。

ランクバトルシーズン21シングル最終2位の構築に受けループ対策として採用されていた。スケイルノイズ/ドレインパンチ/ソウルビート/ちょうはつという技構成で、のどスプレーを持ったとくこう特化うっかりや型だった。ほえる無効のために特性はぼうおんであった。すばやさに努力値を236振ることでソウルビート使用後に最速130族抜き+1となる[2]

一般的な育成論

ドラゴンかくとうという珍しいタイプの組み合わせを持つポケモン。HPがやや低い以外、軒並み高水準で特に防御に秀でている。攻撃面では攻撃特攻双方の値が100を超えており、物理型や特殊型、両刀型としても育成しやすい。

互いのタイプが相性補完をせず、弱点の数は5つとやや多い。中でも4倍弱点フェアリーには、何かしらの対策を講じる必要がある。一方、耐性の数も7つと豊富でその大半がメジャーなタイプという、得手不得手が極端に分かれたポケモンといえる。

特性はいずれも優秀なものばかり。ぼうだんは採用率の高い砲弾系の技を無効化し、ぼうおんは実戦向きの音技を防げ、ぼうじんは天候ダメージや粉技による状態異常の対策となる。

物理技はタイプ一致にドレインパンチ/インファイト/ボディプレス/かわらわり/きしかいせいスケイルショット/げきりん/ワイドブレイカー/ドラゴンクローなどがある。特にドレインパンチは後述のソウルビートと相性が良い。ボディプレスは高い防御と相性が良く、第八世代時点で使用者の中で最高威力を出せる。その他のタイプの技にアイアンヘッドかみなりパンチれいとうパンチじしんいわなだれがんせきふうじなどがある。

特殊技はタイプ一致にスケイルノイズ/りゅうせいぐんはどうだん/きあいだまがある。専用技のスケイルノイズは音の技であるため、みがわりを貫通できるが、防御低下が痛い。その他のタイプの技にかえんほうしゃラスターカノンがある。

上述の通り、物理型でも特殊型でもはがね技があるので、こおり、フェアリー対策のサブウェポンにはぜひ欲しいところだが、威力はあまり高くないので過信は禁物。

変化技は専用技のソウルビートを始め、りゅうのまいはらだいこつるぎのまいてっぺきと豊富。他の技との組み合わせや運用を考慮して選びたい。その他、ステルスロックちょうはつコーチングこらえるなどを覚える。

脚注