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トリパ
提供:ポケモンWiki
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トリパとは、トリックルームの影響下で戦う事を主眼においたパーティ。
概要
トリックルームの影響下では基本的にすばやさが低い方から先に行動できる。「すばやさの代わりに攻撃力や耐久力は高いポケモン」などは低いすばやさを逆手に取れるため相性が良い。
発動したターンを差し引くと、トリックルームは4ターン効果が続く。シングルバトルにおいては、発動役が退場するターンも考慮するとアタッカーが行動できるのは3ターンしかない。発動中に動かせるポケモンが多い分、基本的にシングルバトルよりもダブルバトル・トリプルバトルの方がトリパの使用率が高い。
主な構成
トリル下で戦うことを前提としたポケモンは、すばやさの個体値を0にした上で性格でも下降補正をかける、いわゆる最遅調整をされることが多い。
- 発動役
- トリックルームという技を使う以外に発動させる手段は無い。トリックルームの優先度は全技の中でも最低で、ほぼ確実に後攻になるため相手から技を受ける前に使用することは難しい。トリックルームを使えて、かつ一撃で倒される心配の少ないポケモンであることが望ましい。ちょうはつで阻止されないためにメンタルハーブを持たせる事もある。
- だいばくはつやおきみやげなど自主退場できる技を使えるなら速やかにアタッカーに交代できる。発動役がアタッカーとしての適性もある場合は、そのまま攻撃に転じれる。
- ダブル・トリプルバトルで発動した後はてだすけなどでアタッカーの補助にも回れる。
- アタッカー
- トリックルームの効果を利用し相手ポケモンを倒す役目を持つ。
- ダブル・トリプルバトルでは全体攻撃を使えることが望ましい。
- 補完枠
- トリックルームが使用できなかったときや、トリックルームが切れたとき用として、すばやさが高いポケモンがトリパに入れられるのも珍しくない。
- ダブルバトルでは、発動役が集中攻撃で倒されないようにこのゆびとまれ・いかりのこなで攻撃を引き付ける役目を持ったポケモンもいる。
備考
- 手持ちのほぼ全てを発動役やすばやさが低いポケモンで揃えて、トリル下で戦うことに重点を置いたパーティを「純正トリパ」と呼ぶことがある。
- 相手次第でトリックルームを張るかどうかを使い分けるパーティのことを「スイッチトリパ」と呼ぶことがある。例えばおいかぜで上から動くことも、トリックルームで下から動くことも狙えるパーティは「おいかぜトリルスイッチ」などと呼ばれる。
- トリックルーム発動中にトリックルームを使用して効果を打ち消すことは「トリル返し」と呼ばれる。トリックルームを覚えたポケモンがいるパーティでも、それがトリル返し用であるならばトリパと呼ぶことはまずない。
- ストーリーではHGSSのグリーンや、BDSPのゴヨウ(強化前)などがトリパを使用する。