ポケモンWikiでは記事の投稿、加筆、検証、修正等に参加、協力してくださる方を必要としています。方法や詳細はポケモンWikiに投稿するにはをご覧ください。
こだわり系アイテム
提供:ポケモンWiki
(こだわりアイテムから転送)
ナビゲーションに移動検索に移動
こだわり系アイテムは、アイテムの総称。
概要
いずれもポケモンのステータスを上昇させるが、最初に使った技以外を選べなくなるデメリットを持つ。交代するとまた別の技を選べるようになる。
このアイテムの効果で1つの技しか出せない状態のことを「こだわる」と呼ぶことが多い。本記事でもその意味として用いる。
一覧
道具 | 効果 | 初出世代 |
---|---|---|
こだわりハチマキ | こうげきが1.5倍になる。 | 第三世代 |
こだわりメガネ | とくこうが1.5倍になる。 | 第四世代 |
こだわりスカーフ | すばやさが1.5倍になる。 |
こんなときに使おう
個々の道具に関する詳細な戦術は当該記事を参照とする。
相手へトリックなどでこの道具を渡し、デメリットの効果で相手の戦術を破綻させるために使用されることもあり、これは「こだわりトリック」と呼称される。
仕様
- 状態異常・状態変化・なまけなどにより技を使用するより前に失敗した場合、選択していた技でこだわったことにはならない。次のターンは技を選び直すことができる。基本的にPPを消費し「<ポケモン>の <技名>!」のメッセージが現れることが、ポケモンがその技でこだわった合図になる。
- 特性おどりこで出した技はPPを消費しないが、条件次第ではその技でこだわる (#第七世代以降参照)。
- こだわっている途中で技のPPが無くなったときや、こだわった技を封じる状態変化にされたときは、次のターン「たたかう」を押すことでわるあがきを使用することになる。
- 最初に使う技がわるあがきであったときも、わるあがきでこだわったことにはならない。
- こだわっているときでも技の選択画面に進むことはできるが、こだわった技以外を選択しようとすると「<ポケモン>は <アイテム名>の 効果で <こだわった技>しか だせない!」というメッセージが出て選ぶことができない。
- へんしん/ものまね/スケッチ・レベルアップで新しい技を覚えたことにより、使用した技が他の技に上書きされた場合、こだわりが解除されて技を選び直せるようになる。ただし、以下の場合はこだわりは解除されない。
- へんしんしたときの対象もへんしんを覚えていた場合、こだわりは継続して直後のターンからへんしんしか出せなくなる。
- こだわった技をレベルアップで他の技に上書きしたが、次の行動選択までの間にさらにレベルアップしたことでこだわった技を再び覚え直した場合、こだわりは継続する。
- こだわり系アイテムを持たずに技を選択したが、行動する前にこだわり系アイテムを渡された場合、技を使用した時点でこだわったことになり、次のターンからはその技しか選べなくなる。
- 溜め技や数ターン行動する技は各ターンごとにこだわりの判定が行われる。技の途中でこだわり系アイテムを入手した場合もその技でこだわる。
- 他の技が出る技が成功した場合、出た技ではなく他の技が出る技でこだわる。
- ねこのてで出せる技が無いときや、味方がいないときに使い失敗したときもねこのてでこだわる。
- マジックコート状態で跳ね返す技ではこだわったことにならない。跳ね返す技が自分も覚えている技であっても同様となる。
第四世代まで
- オウムがえし/さきどり/まねっこ/ねごとが失敗したときもその技でこだわる。
- ねごとでこだわったとき、ねごとの成功条件を満たせているなら最初の行動だけは成功する。次のターン以降に使われるねごとは必ず失敗する。
- 使おうとした技が、他のポケモンのマジックコートで跳ね返された場合、第三世代ではこだわったことにならない。第四世代では跳ね返された技でこだわる。
- よこどりを使用し、他のポケモンの技を奪う場合、第三世代ではこだわったことにならない。第四世代では奪った技を自分が覚えているときは奪った技でこだわり、覚えていないときはこだわったことにならず、技を奪えなかったときはよこどりでこだわる。
- 使おうとした技が、他のポケモンのよこどりで奪われた場合、こだわったことにならない。
- 以下のように、使用した技の効果でこだわり系アイテムを手に入れた場合や、自身の持っていたこだわり系アイテムが有効になった場合、そのとき使用した技でこだわる。
- すでに技をこだわっているポケモンも、特性ぶきようやさしおさえ状態になった瞬間、こだわりが解除されて自由に技を選べるようになる。その後持ち物が有効に戻った場合も、先ほどこだわっていた技以外を選べる。
- ダイヤモンド・パールまで、おいうちで交代前のポケモンへ攻撃した場合、次のターンは自由に技を選ぶことができる。プラチナ以降はおいうちでこだわる。
- ダイヤモンド・パールのみ、とんぼがえりで「とんぼがえりを覚えており、かつこだわり系アイテムを持つポケモン」に交代すると、出てきたポケモンはとんぼがえりしか出せなくなる。プラチナ以降は他の技も出せる。
- 第四世代のみ、いやしのねがいで「いやしのねがいを覚えており、かつこだわり系アイテムを持つポケモン」に交代すると、出てきたポケモンはいやしのねがいしか出せなくなる。
第五世代以降
- オウムがえし/さきどり/まねっこがコピーできない技を指定したことにより失敗したときは、こだわったことにならない。
- 出せない技しか覚えていないときにねごとを使い失敗したときは、こだわったことにならない。
- ねむり状態でないときにねごとを使用したときはこだわる。
- ねごとでこだわったとき、2回目以降のねごとでも技を繰り出すことができる。
- よこどりを使用したときはよこどりでこだわる。
- 使おうとした技が他のポケモンのよこどりで奪われたときや、マジックコート状態で跳ね返されたときも、使おうとした技でこだわる。
- トリック/すりかえ/ほしがる/どろぼうを使いこだわり系アイテムを手に入れた場合、こだわったことにならない。
- トリック/すりかえを使用してこだわり系アイテム同士を交換した場合、すでにその技でこだわっていたポケモンでもこだわりが解除されて新たに技を選び直せるようになる。
- 特性マジシャンの効果でこだわり系アイテムを奪った場合も、その際の攻撃でこだわったことにはならない。
- まだ技をこだわっていないポケモンが使用した技の効果で、自身の持っていたこだわり系アイテムが有効になった場合、こだわったことにならない。
- 特性ぶきようのポケモンが、特性を変える技を使用して自分の特性を変えた場合、こだわったことにならない。相手の特性を変える技がマジックコート状態で跳ね返されて自分の特性が変わった場合も同様に、こだわったことにならない。
- マジックルームを使用してマジックルーム状態を解除した場合、こだわったことにならない。
- 特性ぶきようのポケモンが使用した技/だっしゅつボタン/だっしゅつパックの効果で相手が交代し、代わりにかがくへんかガスのポケモンが出てきた場合、こだわったことにはならない。
- すでに技をこだわったポケモンがぶきよう/マジックルームになっていた場合は、これらの条件を満たしてもこだわりが解除されることはない。
- まだ技をこだわっていないポケモンが使用した技で、持っているこだわり系アイテムの効果を無効にした場合、その技でこだわってから持ち物が無効になる。
- 特性を変える技を使用して自分の特性をぶきように変えた場合、その技でこだわったことになる。ぶきようの効果が消えるとそれらの技しか選べなくなる。
- 使用したさしおさえが相手のマジックコート状態で跳ね返された場合、こだわった後にさしおさえ状態になる。さしおさえが解除されると選べる技はさしおさえのみになる。
- こだわっていないポケモンが場をマジックルーム状態にした場合、こだわった後にマジックルーム状態になる。マジックルームが解除されると選べる技はマジックルームのみになる。
- 特性ぶきようのポケモンが特性かがくへんかガスのポケモンを倒したときや、特性を消したとき、相手を交代させる技/だっしゅつボタン/だっしゅつパックの効果で交代させたときは、その際使用した技でこだわったことになる。
- 技をこだわっているポケモンの持ち物がぶきよう/さしおさえ/マジックルームにより無効になると、一時的に技を自由に選べるようになる(ただし、第七世代以降は後述の仕様により選べても失敗する場合がある)。その後持ち物が有効に戻ると、先ほどこだわっていた技しか出せなくなる。
- 技をこだわる前に持ち物が無効になった場合、無効である間に使った技ではこだわらず、持ち物が有効に戻ってから初めて使用した技でこだわることになる。
- 技をこだわった後に持ち物が無効になった場合、こだわり系アイテムを失ってから持ち物が有効に戻ったときも、技をこだわったままとなる。
- こだわり系アイテムの代わりに他のアイテムを持っていた場合、第七世代までは「<持っているアイテム>の 効果で <こだわった技>しか 出せない!」と表示されてこだわった技以外を選べない。第八世代ではこだわった技以外を選択することはできるが、使うと必ず失敗する。
- 道具を持っていない場合、第五世代では「なしの 効果で <こだわった技>しか 出せない!」と表示されてこだわった技以外を選べない。第六世代ではこの現象は起きない。第七世代以降ではこだわった技以外を選択することはできるが、使うと必ず失敗する。
- ぶきよう/さしおさえ/マジックルームの効果を受けていない状態で、単にこだわり系アイテムを失っただけのときは、こだわりは完全に解除される。
- トリック/すりかえ/ほしがる/どろぼうでこだわっていたポケモンが、こだわり系アイテムを持っていない状態でこれらの技を使ってこだわり系アイテムを入手した場合、その技のこだわりは継続する。
第五世代・第六世代のみ
- 技をこだわっているポケモンがこだわった技以外を選択することができた場合は、その技がこだわり系アイテムの効果で失敗することはない。
- 技をこだわった後、ぶきよう/さしおさえ/マジックルームの効果でこだわった技以外を選択したが、行動する前に持ち物が有効に戻った場合、技が成功して新たにその技でこだわり直したことになる。
第七世代以降
- 特性おどりこで出した技を自分も覚えていた場合は、おどりこで出た技でこだわったことになる。出した技を覚えていない場合、条件次第でこだわったことになるかが変わる。
- そのターン行動選択をしていなければこだわらない。
- 行動選択をしたターン、自分が行動する前におどりこで技を出した場合、出た技で技でこだわったことになる。自分が選んでいた技は失敗する。
- 行動選択をしたターン、自分の行動が失敗したためこだわらなかった後でおどりこが発動した場合、こだわったことにはならない。
- ダイマックスしている間はこだわる効果とステータスが上がる効果がどちらも無くなる。こだわる前にダイマックスした場合、ダイマックスが解除された後最初に使った技でこだわる。こだわった後にダイマックスした場合、ダイマックスが解除された後はこだわっていた技しか選択できなくなる。
- 技をこだわっているポケモンが、以下の方法でこだわった技以外を使おうとすると失敗する。このとき、出そうとした技はメッセージで表示される。ただし、わるあがきを出すときは成功する。
- 技をこだわった後、特性ぶきようの効果を得てこだわった技以外を出そうとすると失敗する。
- さしおさえ/マジックルームによりこだわった技以外を選べたときは失敗しない。ぶきようとさしおさえ/マジックルームが両立している場合も失敗しない。
- 技をこだわった後、さしおさえ/マジックルームの効果でこだわった技以外を選択したが、行動する前に持ち物が有効に戻った場合、出そうとする技は失敗する。
- 溜め技や数ターン行動する技は、持ち物が有効に戻った直後の行動が失敗する。これによりあばれる状態が終了したポケモンはこんらんすることがある。
- 技をこだわった後、さしおさえ/マジックルームの効果でこだわった技以外を使ったポケモンが、持ち物が有効になった後にアンコール/さいはいでこだわった技以外を出そうとすると失敗する。
- アンコールに関しては、ダイマックスが解除された後に受けたときも同様となる。アンコールを受けた次のターンから解除されるまではわるあがきを使用することになる。
- オウムがえし/さきどり/ねこのて/まねっこ/ゆびをふるでこだわっているときに溜め技や数ターン行動する技が出た場合、2ターン目以降の行動は、攻撃前に必ず失敗する。
- 技をこだわっているときは、特性おどりこで出される技もこだわった技しか成功せず、それ以外の技は失敗する。
- 技をこだわった後、特性ぶきようの効果を得てこだわった技以外を出そうとすると失敗する。
- こだわり系アイテムの効果で失敗した技のPPは消費しない。
- こだわった技以外を選べるが失敗するポケモンの場合、ちょうはつ/いちゃもんなどの状態変化でこだわった技を選べなくなっても、それ以外の技が選べるならわるあがきは出せない。