ディアルガ/対戦
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ディアルガの歴史
第四世代
高い特攻を持つが技としてのはがねが弱いため突破性能はあまり高くなかった。さらに、特防はそれほど高くなく、弱点もメジャーどころばかりであるため、耐久や耐性を活かした戦い方はしづらかった。実際グラードンのじしんや一致りゅうせいぐんには脆かった。パルキアと異なりカイオーガのみずウエポンが半減どまりと、このようなことからもトップメタだけを見れば耐性が優秀とは言い難かった。
それでも、耐性を活かせば十分優秀なので、ダブルバトルでの需要は禁止級伝説の名に恥じないものがあった。単純なアタッカーもいたが、主にトリックルーム要員としての採用が目立った。
WCS2010(GSダブル)カテゴリーB(中学生以上の部)優勝の実績を残した。
GSダブルのトリパでは最遅100族抜かれが1つの指標となり、抜かれ調整をする場合は素早さに下降補正を掛けた素早さ個体値18か19の個体が利用された。
第五世代
BW2でホワイトキュレムが登場。そちらの台頭で以前程の安定感は無くなった。
2012年末に開催されたインターネット大会『クリスマスカップ』では使用率4位を記録。
第六世代
フェアリーの登場によってドラゴンが締め付けを受け、ドラゴンに強いという禁止級伝説ドラゴンという個性が弱くなった。また、はがねの相性仕様変更により全体的な耐性が弱体化。反面、フェアリーに強く出られるはがねを持っているという新たな強みが生まれた。 この時、禁止伝説ポケモンのライバルにゼルネアスが追加された。一見相性で見れば、ディアルガが有利ではあるが、ゼルネアスの専用技ジオコントロールを使われてしまうと、ディアルガのいのちのたま込みのラスターカノンでさえ、確定2発になってしまう上、逆にゼルネアスの特攻がジオコントロールによって2段階上昇したムーンフォースを食らうと、ディアルガは確定1発で落とされるという事態が起こってしまった。
GSダブルで行われたJCS2016オンライン予選ではジュニアカテゴリ使用率26位、シニアカテゴリ21位、マスターカテゴリ22位と低迷。ゲンシカイキ勢、メガレックウザ、ゼルネアス、イベルタルを押しのけて2枠ある禁止級伝説の枠を使うほどのメリットがなかったことが要因と言える。敢えて採用するとすればやはりトリックルーム始動役であり、PGLインターネット大会統計データからは、りゅうのはどう、ラスターカノン、トリックルーム、かみなりという技構成が一般的であるとうかがえ、性格はひかえめ、れいせいがメイン。特性はプレッシャー、テレパシーが半々程度。持ち物はオボンのみ、ラムのみが主流。ラムのみに関しては主にドーブルのダークホールなどの状態異常技でトリックルームを阻止されないために搭載されたと見られる。
第七世代
USUMリーグWCSルールサンシリーズ(Zワザ、メガシンカ、ゲンシカイキなしのGSダブル)、ムーンシリーズ(サンルールにウルトラネクロZ以外のZワザが解禁されて加わったルール)の主力級ポケモンの1体であるカプ・テテフのエスパー技を半減で受けられる禁止級伝説としての立場が生まれた。といっても新規追加のソルガレオ・ルナアーラ・ネクロズマの3体にも共通しているため、ディアルガだけの強みとは言い切れない。
ライバルのうちソルガレオ・黄昏ネクロズマはディアルガと同じくはがねタイプを持ち、かつトリックルームも可能。ディアルガはこの2匹に比べて弱点が少ないことが差別化ポイントとなる。
第八世代
元々特攻の数値に恵まれている上に、ときのほうこう、てっていこうせんなどのダイマックスわざのベースとして適した高威力技を持っているため、ダイマックスエースとしては上々。サンダーの一致両方を半減できるというメリットもある。ただし、ザシアンのインファイト、ランドロスのじしんなどが抜群であり環境的にそれほど恵まれないため、シリーズ8の竜王戦ルールでは良いポケモン止まりである。
竜王戦ルール環境ではひかえめとつげきチョッキ型が主流で、技構成はラスターカノンorてっていこうせん、ときのほうこうorりゅうせいぐん、だいちのちから、だいもんじorかみなりorれいとうビームが主流。性格をずぶといにしてとつげきチョッキと合わせて両受けできるようにした型も一定数存在する。
一般的な育成論
非常に高い特攻を持つ。パルキアに比べると防御と特防、HPと素早さの種族をそれぞれ入れ替えた形となり、HPと防御が高い。はがね、ドラゴンという珍しいタイプを持ち、ドラゴン、こおり、フェアリータイプが弱点でなく、はがねタイプの苦手なほのおタイプもドラゴンタイプで相殺しているため、弱点はじめん、かくとうタイプのみ。第五世代までのパルキアに比べると多いが、それでも2つしかない優秀な組み合わせとなっている。
主な技はりゅうのはどう、りゅうせいぐん、ラスターカノン、だいちのちから、はどうだん、かえんほうしゃ、10まんボルト、れいとうビームがいいだろう。ときのほうこうは使いづらいが、特攻特化でなおかつこだわりメガネで補強すればこころのしずく持ちHPと特防特化ラティアスを確定1発で落とせるという凄まじい威力になる。そのため、ダブルバトルでは、りゅうせいぐんと打ち分ける型が存在する。また、耐久力が高い上に弱点タイプが少ないので一撃で倒されにくく、トリックルームの発動委員としても役立つ。
ポケモンARサーチャーでテレパシーの個体が解禁。ダブルバトル、トリプルバトルでは、味方のじしんで倒されることがなくなることから、他のテレパシー持ちよりも恩恵を受けられる(ディアルガは地面抜群)。
性格は基本ひかえめかおくびょう、トリックルーム要員として活躍させる場合は、れいせいが候補に挙がる。ひかえめかおくびょうにする場合は特攻と素早さに努力値を252振り、れいせいの場合はHPと特攻に252振るのが基本。