ポケモンWikiでは記事の投稿、加筆、検証、修正等参加、協力してくださる方を必要としています。方法や詳細はポケモンWikiに投稿するにはをご覧ください。

ニドクイン/対戦

提供:ポケモンWiki
ナビゲーションに移動検索に移動
ポケモンWikiは対戦情報サイトではありませんニドクインの詳しい対戦考察や育成論は、以下のようなサイトでも取り扱っています。
ポケモン徹底攻略
ポケモン対戦考察まとめWiki
外部サイトの安全性・正確性・合法性等あらゆる点については、何ら保証しません。

このページは、ニドクインの対戦での扱い、及び育成論を記述するところである。

ニドクインの歴史

第一世代

ニドキングより耐久寄りとはいえ肝心の特殊(特防)の種族値がニドキングと同値の75であったため、エスパータイプが跋扈する第一世代環境では差別化が困難であった。ニンテンドウカップ99でも出番をニドキングに取られてしまった。

第二世代

特防の数値が10上昇したが、今度はふといホネを獲得したガラガラがトップメタとなったため、ニドキング共々カモにされる事態となった。

第三世代

わざマシンの種類が変更されたが、従来どおり豊富な技を覚えるに至り、柔軟性は失われていなかった。技面ではほぼニドキングと同じ傾向であったが、ニドクインはばかぢからで差別化が可能であった。

第二世代までとの互換切りにより、つのドリルを没収されている。

第四世代

DPステルスロックどくびしを、HGSSいかりのまえばを獲得し、起点型としての道が開けた。

第五世代

PDW技としてふいうちを獲得し、隠れ特性としてちからずくを習得。

第六世代

攻撃の種族値が82から92へ上方修正された。だが第五世代と変わらずニドキングと同じような特殊型ちからずくアタッカーが主流であった。

第七世代

この世代のレーティングバトルはサイクル戦全盛となっているため、ニドクイン自体には大きな変化はなかったがこうした環境の変遷によって耐久アタッカーベースとして努力値を調整する形でニドキングとこれまでになく明確に差別化可能になった。環境的にはメガバシャーモメガボーマンダメガメタグロスなどに後手で動いて対面勝ちできるのが強い。これらのポケモンに対してニドキングなら乱数1発となる場面を確定2発で抑えることができ、HP振り程度のようき/いじっぱり個体であれば、こちらがひかえめ個体の場合ニドキングではなくニドクインであっても返しの攻撃でどれも確定1発にできる。

この世代ではJCS2018(ダブルバトル)優勝者の手持ちに入る活躍を果たしている。そのニドクインは先手を取ることを意識したおくびょう型で、特性はちからずく、技はまもるヘドロばくだんれいとうビームだいちのちから、持ち物はいのちのたまであった。決勝戦でも1本目、2本目ともに味方のクレセリアてだすけにより大活躍であった。優勝者はニドクインを採用した理由として「バンギラスれいじゅうランドロスサンダーガオガエンメガメタグロスカプ・レヒレに対して弱点が突ける」とファミ通のインタビューに答えていた[1]。以降のダブルバトルでは中堅クラスの使用率にはなった。

WCS2018(全国ダブル)世界大会マスターカテゴリベスト16に残ったアメリカ人選手の構築にニドクインが投入されていたが、ニドクインの活躍を示したJCS2018優勝者はDay2スイスドロー負け越しでの予選落ちに終わっている。

道具、特性無しの仕様である上に事実上「6650シングル」で行われるピカブイのノーマルルール環境では、単に複合タイプとニドキングより優秀な耐久を買われてステルスロック起点型やどくどく+まもるによる耐久型として、主に海外プレイヤーの間で使用されている。

第八世代

冠の雪原で追加。

新たに獲得したねっさのだいちは、ちからずくで追加効果が無効化されるニドクインにとっては無用の長物。

ダイマックス中はちからずくが無効であり、いのちのたまの反動も無効化されない仕様なので、基本は非ダイマックスでの運用がメインとなるだろう。それでも、ダイマックスすれば低くない耐久を底上げできるので、一概にダイマックスとの相性が悪いとは言えない。

実際の登場後の環境ではどく枠としてアーゴヨンウツロイドが鉄板となり、単純にこのポケモンのための枠を取りづらくなった。これまでこちらへの打点に乏しかったサンダーカプ・コケコボルトロスがダイジェットを獲得しており、ライコウねっとうを取得したため後出しが安定しない。相手のでんきタイプを受けつつ、後続に負担をかける第七世代の戦術は通用しなくなってしまった。

この世代のパーティ編成においてはいのちのたまの競合率が非常に高く、持ち物コストが高いという難点が目立つ。

一般的な育成論

ニドキングと共に唯一となるどくじめん複合タイプ。ニドキングに比べHPぼうぎょとくぼうが高くこうげきとくこうすばやさが低い、耐久寄りのステータスになっている。わざ範囲が豊富でそれをちからずくで強化できるが、単純なアタッカーであればニドキングに軍配が上がるため、耐久を生かした構築をしたい。あくまでニドキングより優れているというだけで全体的にはステータスが高くない点も注意が必要。

特性は隠れ特性のちからずくが優先される。追加効果を狙う必要がある場合は通常特性のどくのトゲとうそうしんから選択になるがいずれも扱いづらさがある。

ステータス的にはこうげきがとくこうより高いものの、ちからずくの対象となる特殊技のほうが火力が高くなる。攻撃技はタイプ一致技にだいちのちからヘドロばくだん/ヘドロウェーブなどがある。その他のタイプのわざにれいとうビーム/ふぶきかえんほうしゃ/だいもんじ10まんボルト/かみなりきあいだまいわなだれなどがある。ちからずくを採用しないのであれば、じしんなどの物理技、じならし/がんせきふうじ/こごえるかぜといった追加効果の優秀なわざも選択肢となる。

補助技はステルスロックどくびしこらえるあまえるちょうはつなどが選択肢となる。

脚注