ポケモンWikiでは記事の投稿、加筆、検証、修正等参加、協力してくださる方を必要としています。方法や詳細はポケモンWikiに投稿するにはをご覧ください。

レパルダス/対戦

提供:ポケモンWiki
ナビゲーションに移動検索に移動
ポケモンWikiは対戦情報サイトではありませんレパルダスの詳しい対戦考察や育成論は、以下のようなサイトでも取り扱っています。
ポケモン徹底攻略
ポケモン対戦考察まとめWiki
外部サイトの安全性・正確性・合法性等あらゆる点については、何ら保証しません。

このページは、レパルダスの対戦での扱い、および育成論を記述するところである。

レパルダスの歴史

第五世代

BW2隠れ特性いたずらごころが解禁されるまではマイナーな存在であった。いたずらごころが使えるようになると、「いたずらごころ+ねこのて」で様々なコンボが考案され、中には通信対戦の時間切れを狙う「いたずらごころ+ふきとばし」といったものや、相手のわざを避け続ける「いたずらごころ+そらをとぶこうこうのしっぽ」といったハメを狙うコンボが登場した。対策が存在しないわけではなくハマらなかった場合は脆かったが、凶悪な型として認識されていた。ハメ技ではないが「いたずらごころ+キノコのほうし」もこれらに並ぶ性能を誇った。

ダブルバトル、トリプルバトルではサポートも然ることながら単純にそれらのバトルでよく使われていたエスパーゴーストのサポーターの一致メインウエポンに耐性のあるポケモンという面も発揮した。といっても、一致メインウエポンがイカサマ一択であったため、特殊型が大半であったそれらサポーターにはそれほど削りを入れることができたわけではなかった。BW2期のダブルバトルではレパルダスのいたずらごころ+にほんばれを書き換え、ウルガモスちょうのまいでさらに火力と特殊みず火力に対する受けを強化する「レパルウルガ」が雨パに対する露骨なメタとして一定数使われた。

WCS2013マスターカテゴリでパク・セジュンが使用したポケモンとして韓国で人気になり、世代末期にはレパルダス (박세준)がソウル市内で配布された。

第六世代

ねこのての仕様変更により、ふきとばし型、後攻そらをとぶ型は構築不可能となった。しかし、キノコのほうし型は存続。相性の仕様変更によりはがねタイプにあくやゴーストタイプの技が等倍で通るようになった。

上述の理由から韓国のダブルバトル環境では人気になり、実際のところWCS2014大韓民国代表選抜戦インターネット予選(カロス図鑑限定ダブルバトル)ジュニアカテゴリ25位の使用率を記録していた。

GSダブルでは素早さの種族値が100を超えるサポーターとしての個性が活きるようになり、ねこだましやイカサマなどいたずらごころが適用されない技を使う際にその点が活用された。JCS2016(GSダブル)オンライン予選ではシニアカテゴリ22位、マスターカテゴリ21位の使用率を記録。

第七世代

あくタイプの仕様変更により、いたずらごころによる変化技を受けなくなったが、いたずらごころを採用する際のデメリットのほうが大きくレートでの採用率は低い。

一方、USUMリーグシーズン9のスペシャルバトルはメガシンカZワザきあいのタスキしんかのきせきなしで、6匹エントリーの2匹選出のダブルバトルというレギュレーションで行われたが、そこでは24位の使用率を記録。

シングルバトルでは立場が無くなったがダブルバトルではエレキシードカプ・コケコエレキメイカー発動によって消費して優先度に頼らずかるわざサポーターとして変化技を振る「レパルコケコ」の片割れとしてそこそこ使われるようになり、レパルダス=いたずらごころという図式からの脱却が図られつつある。といっても、ダブルバトルのレパルダスの場合はねこだましアンコールの採用が確定レベルであり、後はうそなきイカサマを入れるのがざらなので、やることが決まっているという意味で対策は容易。

第八世代

あくのいたずらごころサポーターとしてはより変化技に優れており耐久も高いオーロンゲが登場。こちらはあくびトリックちょうはつイカサマという技構成ができる唯一のいたずらごころ持ちとして差別化しよう。まねっこも差別化点である。

Pokémon HOME配信開始によりいたずらごころ型が解禁される。トリックルームをベースにしたダイウォールいたずらごころ+のまねっこでコピーする戦術をブリムオンとで行う「ブリレパル」が成立し、ダブルバトル環境に進出。この構築のレパルダスを処理するために露骨にねこだましを放って特攻特化エルフーンで倒しにかかるプレイヤーも大勢現れた。

シングルバトルでもこうこうのしっぽ+トリック型がそこそこ活躍。とはいえ、同じ戦術が使えるオーロンゲエルフーンと比べると耐久で劣る上にフェアリーを苦手とするため、控えの2体にかかる負担が大きい点は無視できない欠点であり、両者に採用枠を奪われがちである。

一般的な育成論

高い素早さを始めとして、攻撃・特攻には長けているものの、耐久性は低い。

特性かるわざノーマルジュエル+ねこだましのコンボにより、さらに素早さを上げることが可能である。

物理型であれば、ふいうちつじぎりおいうちとバラエティに富んでいる。弱点対策に、つばめがえしを入れるのが一般的である。積み技につめとぎなどを入れるとさらに使いやすくなる。B2W2で追加されたとんぼがえりを採用してもいい。

ただわるだくみを覚えるため、特殊型にすることも可能ではあるが、あく特殊技で唯一覚えるバークアウトはむしろサポート用なので、メインウエポンがめざめるパワーしかない。そのため、相手依存になるがイカサマを覚えさせ、サブウエポンにはくさむすびなどを入れるとよい。B2W2では教え技により、あくのはどうを覚えられるようになった。

補助であれば、高い素早さをどのように生かすかがポイントとなり、ちょうはついちゃもんいばるなどの状態異常にするわざで、相手のペースを崩したりすることもできる。どくどくでんじはで攻めるのも面白い。

そのときは、みがわりまもるかげぶんしんを入れることでさらに嫌らしさが増す。

いたずらごころ

隠れ特性のいたずらごころを利用すると様々な戦法が実現できる。そのまま使ってもでんじはなどの技を先に出せるほか、専用にパーティを組めば、ほとんど全ての技をねこのて経由で優先度+1で出せる。なかには、他のどのポケモンでも不可能であった画期的な戦法もある。第六世代の仕様変更によりいくつかの型は使えなくなったが、なお有用な型が残る。

キノコの胞子型
キノコのほうしを使う型。こちらは特にコンボでハメを狙うわけではなく、単純にキノコのほうしを有効活用してレパルダスが自分で戦う型。
キノガッサは自分より遅い相手には滅法強く、一度眠らせてみがわりを置けばそのまま3タテさえも狙えるほどの強力なポケモンだが、レパルダスはこれと同じ戦法をいたずらごころによって素早さに関係なく実行できる。レパルダス自身の種族値はキノガッサほど尖ってはいないものの、他のコンボの型と違って控えに置くキノガッサメタモンは自身でも戦える力を持つポケモンということもあり、弱点が少ない。
あくび脱出型
ねこのては使わず、単純に自身が覚える変化技を使う型で、あくびだっしゅつボタンのコンボにより後続に無償で積み技を使わせる事を目的とした型。
サンダースエーフィなどでも同様の型があり、そちらと比べて耐久も低ければ特攻無振りでもそれなりの威力が出るほどの特攻種族値もないが、いたずらごころにより相手がこだわりスカーフ持ちであるかどうかを警戒しなくてもよいのが強み。ほかにもちょうはつアンコールを使えるなどほかにはない利点もある。