セレビィ/対戦
ポケモンWikiは対戦情報サイトではありません。セレビィの詳しい対戦考察や育成論は、以下のようなサイトでも取り扱っています。 | |
ポケモン徹底攻略 | |
---|---|
ポケモン育成考察Wiki | |
外部サイトの安全性・正確性・合法性等あらゆる点については、何ら保証しません。 |
このページは、セレビィの対戦での扱い、および育成論を記述するところである。
セレビィの歴史
第二世代
第二世代の2代目幻のポケモンとして登場したが、お世辞にも強いとは言いがたかった。種族値は全て100、総合で600とミュウと全く同じでトップクラスの水準だったが、単一エスパーのミュウに対しこちらはナッシーと同じくさ・エスパーの複合タイプ。この複合タイプは合計で7つも弱点を抱え、環境ではほのおタイプが大幅強化、あくタイプが登場しむしとゴーストタイプの技も改善されており、特にむしタイプは4倍弱点とヘラクロスには極めて弱い(タイプ一致で弱点を突けるとは言えど、倒し損ねて返り討ちに遭う可能性も高い)。万能なミュウと違い技マシンを全ては覚えないどころか、技マシンの習得率も不遇。
セレビィの覚える技は耐久型向けになりそうだったが、7つも弱点があるので微妙、バトンタッチ要員にしてもかげぶんしんやのろいぐらいしか無い。ほろびのうたやしんぴのまもり、いやしのすず、やどりぎのタネ、どくどくでサポートに回るのが無難だったと言える。ポケモンスタジアム金銀でも裏ウルトラカップの決勝でセレビィが登場するが、やはりポケモンスタジアム2のミュウには及ばなかった。
なおモバイルシステムGBで配布されたこともあり、同じく通信を使用するバトルタワーにおいて使用するプレイヤーも少なくなかった。いわゆる禁止伝説だが、Lv70以上では解禁されたのである。弱点は多いもののギガドレインやげんしのちからによってバンギラスやホウオウとも互角に渡り合える上に、やどりぎのタネやほろびのうたで長期戦にも備えられる。この世代での努力値の仕様も手伝い攻守と素早さのバランスの良さと技の多彩さが環境に噛み合っていたケースである。
第三世代
努力値の仕様変更によって火力、耐久、速度を両立できなくなった。耐久型向けの耐性ではないため、この世代からは特攻と素早さに各252振りする型が一般的となった。
つるぎのまいをFRLG、エメラルドの教え技として獲得。ただ、この世代では技の物理・特殊が分離する前であり、一致技は全て特殊技のため、物理型はセレビィとアンチシナジー。
第四世代
わるだくみを覚えているセレビィ (えいがかん)限定ではあるが、特殊の積み技を使えるようになった。
技によって物理特殊が分けられるようになったため、ようやく物理型の芽が出てくるようになった。
第五世代
ギガドレインの威力が上方修正された。くさの一致火力をミュウとの差別化点とするセレビィにとってこれは救済の1つであろう。
第六世代
リーフストームの威力が下方修正された。くさの一致火力の違いでミュウと差別化を図る必要があるセレビィにとってこれは弱体化であった。
2014年7月に開催された、伝説のポケモン、幻のポケモンが出場できるダブルバトルのインターネット大会『ポケモンバトルレジェンド』では各カテゴリ使用率30位選外。
第七世代
2017年8月に開催された、幻のポケモンではない禁止級伝説は出場できないが幻のポケモンは出場できるシングルバトルのインターネット大会『シャドースチール』では各カテゴリ使用率30位選外。
2018年5月に行われた、幻のポケモンではない禁止級伝説は出場できないが幻のポケモンは出場できる、持ち物、種族の重複あり、出場禁止ポケモン無しのシングルバトルで行われた『ウルトラスーパーハイパーチャレンジ』では各カテゴリ使用率30位選外。
USUMリーグシーズン15のスペシャルレートはメガシンカなしで技がゆびをふる限定の1匹選出シングルバトルとして行われたが、このスペシャルレートでは幻のポケモンが使用可能であった。そんな中、両刀可能な種族値でありゆびをふるで物理技と特殊技のどちらが出てもそれなりの火力が出るうえに、ゆびをふるで出た低威力の弱点技を受けてじゃくてんほけんを安全に発動できることから、10位の使用率を記録。
第八世代
Pokémon HOMEのサービス開始と同時に解禁された。
配布技のわるだくみがレコードわざ化し、全ての個体がわるだくみを使用できるようになった。この他ソーラーブレード、グラスフィールドなどを獲得。
2021年9月に行われた幻のポケモンも出場できるインターネット大会『レジェンド オブ ラウンド』の使用率は61位と振るわなかった。
一般的な育成論
種族値自体は全て100と高いが、くさとエスパーの複合タイプゆえに弱点が7つもあるので、他の幻のポケモンに比べ耐久に優れているとは言いがたい。なるべく先手を取りたいので、性格をおくびょうにして素早さに努力値を振り高速アタッカーに育成するか、豊富に覚える変化技を駆使したサポーターに育成するとよい。
特性のしぜんかいふくにより、状態異常にされても交換することで治癒できる。ただし、弱点の多さから変化技より弱点を攻撃されることが多く、活用しにくい。
攻撃技の候補としては、リーフストーム・エナジーボール・ギガドレイン・サイコキネシス・みらいよち・シャドーボール・マジカルシャイン・だいちのちから・とんぼがえりなどが挙げられる。変化技の候補としては、でんじは・めいそう・わるだくみ・つるぎのまい・ステルスロック・トリック・ほろびのうた・いやしのねがい・やどりぎのタネなどが挙げられる。
持ち物は耐久力を補うきあいのタスキ、素早さを補うこだわりスカーフなどが候補。
同じエスパータイプで全く同じ種族値であるミュウと差別化する場合、ミュウの覚えないやどりぎのタネかほろびのうたを覚えさせることが必須。ミュウと異なりタイプ一致ボーナスが乗るリーフストームやギガドレインなどのくさのウエポンも必要。同複合タイプのカントーナッシーとの差別化点は主にいやしのねがいとステルスロック。いやしのねがいはミュウも覚えないので、これを覚えておいて損はないだろう。