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ホエルオー/対戦

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このページは、ホエルオーの対戦での扱い、および育成論を記述するところである。

ホエルオーの歴史

第三世代

ねむるねごとのコンボ、いわゆる「ねむねご」を活かした耐久型は仕様が変更され、弱体化した戦法ではあるが、ルビー・サファイア期ではそれでも貴重だった。同じく教え技としてXDじばくを修得。

第四世代

こだわりスカーフが登場したことでしおふきの運用性が格段と向上。耐久型構成を強化する技としてはマシン技ゆきなだれを獲得。環境で活躍していたくさポケモンがこの世代ではユキノオー程度しかおらず、この点では恵まれていた。ただ、この頃から然して高くない耐久性能が足を引っ張ってゴウカザルインファイトガブリアスげきりんなど一致ならこちらの耐久や相手の火力次第では等倍でも安心できなくなった。例としていのちのたまを持たせたようきゴウカザルインファイトHP努力値を4振ったおくびょうホエルオーに当てると、ステルスロックダメージ込みで瀕死率88.28%。同条件のホエルオーがこだわりハチマキを持たせたガブリアスのげきりんを受ければ、最低乱数で115%のダメージ。

第五世代

ハイパーボイスしねんのずつきヘビーボンバーを習得。一応攻撃範囲拡張の足しにはなっているが、当時はとつげきチョッキが登場しておらずフルアタック構成にできるようなポケモンではないので強化とは言い切れない。 くさポケモンの大幅強化、新規ポケモンの種族値インフレなどからさらに安心できる場面が少なくなった。隠れ特性プレッシャー。耐久型としては大きな進歩であるが、みず単タイプのプレッシャー持ちは他にスイクンがおり、比較対象として大きい壁であると言える。

第六世代

どんかんちょうはつを無効化できるように強化された。もしのろい耐久型を使うならこの点が役立つだろう。

クリアスモッグをタマゴ技で覚えるようになり、耐久型として磨きがかかった。PGL統計データを見ても攻撃面での芸達者さからテンプレ技構成をうかがうことは却って難しくなっているが、主にじわれれいとうビームが採用率を伸ばしており、とつげきチョッキを持たせたフルアタック構成やこだわりスカーフでしおふきを放つ奇襲型が主流であったことが分かる。

第七世代

こだわりスカーフを持たせても最速だと抜けない上にエレキメイカーで一致でんきタイプ威力を増強するカプ・コケコの登場によって立場が危うくなった。また、ミストメイカーねむるを封じるカプ・レヒレも厄介。しかしメガシンカなしのアローラ図鑑限定戦であるレーティングバトルWCSでは、ピカチュウとあめふらしペリッパーを並べてペリッパーがおいかぜを打って、ピカチュウがねこだましを打った後で、後続のホエルオーがしおふきで一気に場を制圧するという「ピカホエッパー」構築がシーズン1に確立され、話題になった。この構築は構想段階では最初ピカチュウではなくライチュウを使用していたが、SM期にはひらいしんを持つカントーライチュウはアローラ産のものが入手不可能であり、ひらいしんを持っていてでんきだまとの相性が良い上にでんきだまを警戒した相手のプレイングによって倒されて退場するのに都合が良いことからピカチュウが採用されるに至った。この構築はトリプルバトルの廃止決定後も尚もトリプルバトルの研究を続けていた好事家がダブルバトルであるSMリーグレーティングバトルWCSに転用したと言われている。さすがにピカチュウもホエルオーも使用率ベスト30には入っていないが、登場から14年の時を経て両者は一応の環境入りを果たした。

第八世代

どんかんいかくを無効にできるようになったが、しおふき特殊型が専らなのでこれは強化とは言い難い。

対戦面ではダイマックスわざとしてダイフェアリーが環境に進出したため、ねむるが使いづらい状況は第七世代と変わらない。

前世代で注目を集めた「ピカホエッパー」はダイマックスわざによる天候奪取の横行、ダイマックスによる耐久底上げからなるしおふきの遂行能力の相対的低下、ダイマックスとこだわり系アイテムのアンチシナジーなどから大幅弱体化。一方で、ペリッパーにダイマックスを切ればペリッパーのダイジェット(ぼうふう)でホエルオーの素早さにバフを掛けることができる。

一般的な育成論

HPが非常に高いが、防御特防は低い。全体的な耐久は中の上と言ったところか。耐久型がメジャー。その際はHPではなく、防御と特防を鍛えた方が性能は上がる。また数少ないしおふきを習得できるポケモンでもありアタッカーとしての育成も見られる。

耐久型の場合、のろいドわすれで耐久性能を上げることができる。物理攻撃技としてはたきのぼりじしんゆきなだれじわれじばく(XDのおしえわざでのみ習得可能)などが候補。特殊技は下記参照のこと。

こだわりスカーフで先制して強力なタイプ一致技しおふきを放つ戦術も見られる。しかしHPが減ると途端に威力が下がってしまうため、他にもう1つみずタイプの技を習得しても損は無い。他の特殊技候補はハイドロポンプれいとうビームなど。耐久型ならば、ねっとうも候補に挙がる。

特性はみずのベールとどんかんと隠れ特性のプレッシャーの3つ。通常の特性がいずれも発動させにくいため対戦で使うならプレッシャーを選ぶといい。ただ、プレッシャーのように場に出た時点でアナウンスが入る特性は素早さ順に発動順が決まるので、相手もまた場に出た時点でアナウンスが入る特性を持っている場合は、発動順からホエルオーがこだわりスカーフを持たせているかどうかが相手に見抜かれてしまうため、上級者の戦いではこの点がネックになる場合もある。

第六世代以降の場合、耐久型の積み技や高いHPを管理できるねむるなどの変化技を妨害するちょうはつ対策に、どんかんの採用も考えられる。