ルガルガン/対戦
ポケモンWikiは対戦情報サイトではありません。ルガルガンの詳しい対戦考察や育成論は、以下のようなサイトでも取り扱っています。 | |
ポケモン徹底攻略 | |
---|---|
ポケモン育成考察Wiki | |
外部サイトの安全性・正確性・合法性等あらゆる点については、何ら保証しません。 |
このページは、ルガルガンの対戦での扱い、および育成論を記述するところである。
ルガルガンの歴史
第七世代
- 共通
- とにかく単タイプで低耐久であることから、単純なアタッカーにするとテラキオンに火力、範囲、総合力で劣りがち。プテラの方がじしんに対して無償降臨を狙える上にこおりのキバでの役割破壊ができるため、れいじゅうランドロスとかち合わせるならプテラに対して勝ち目はない。
- まひるのすがた
- 初のいわの先制攻撃技であるアクセルロックを覚えるため、生まれながらにしてこだわりスカーフウルガモスには滅法強いポケモンとしての立場を築き上げた。例として、ようきまひるルガルガンのアクセルロックは、HPに努力値を4振りしたおくびょうウルガモスに最低乱数で111.8%のダメージ。
- これだけ聞けば強力なポケモンに見えるが、実際はカプ・テテフのサイコメイカーによって先制攻撃技を無効化される上に、HPに4振り程度ならこだわりハチマキを持たせたゆうかんナットレイのタネマシンガン2回ヒットで落ちるほど耐久が薄く、活躍の見込みはなかった。
- PGLレーティングバトル統計データからは、SMリーグシングルバトルではステルスロック、アクセルロック、がんせきふうじ、ちょうはつという起点型として使われていたことがうかがえる。性格は最速を意識したようきが、持ち物は低耐久を補うきあいのタスキが、特性は相手のカバルドンのすなおこしにただ乗りできるすなかきが好まれた。
- JCS2017ライブ大会3位のパーティには、いわなだれ、ほのおのキバ、ストーンエッジ、アクセルロックを覚えており、こだわりハチマキを持っていたいじっぱりすなかき型が入っていた。
- USUMの教え技として、がむしゃら、ドリルライナー、アイアンヘッドを獲得。USUMリーグではアクセルロックはがむしゃらと入れ替えられ、アクセルロック型は廃れた。
- JCS2018(全国ダブル)ライブ大会にはすなかき型のまひるのすがたを投入したパーティが確認されており、スイスドロー4勝3敗勝ち越しによってそのプレイヤーは世界大会に出場した。そのルガルガンは、いわなだれ、アクセルロック、がむしゃら、ファストガード型であり、持ち物はきあいのタスキ。使用者曰く、持ち物やがむしゃらは読まれないように選択したという。ちなみにルガルガンは2018年5月に行われたJCSオンライン予選においても、使用者がその世界大会出場にまで至ったプレイヤー1人のみと推測されている。
- まよなかのすがた
- まひるのすがたよりはマシな耐久性能だが、HPに努力値を全振りで防御に4振りでもこだわりハチマキを持たせたゆうかんナットレイのタネマシンガン3回ヒットで落ちる。さらに、素早さの種族値は82と天敵であるカプ・レヒレの85を絶妙に下回る歯痒い数値である。
- PGLレーティングバトル統計データからは、SMリーグシングルバトルではカウンター、ステルスロック、ふいうちが確定で、ストーンエッジ、がんせきふうじ、ちょうはつが選択の枠であったとうかがえる。性格はいじっぱりやようきがメインであったが、まれにカウンターのダメージを底上げするためのさみしがりも使われた。特性はノーガードがメインで、持ち物はやはりまひるのすがたと同じく低耐久を補うきあいのタスキが中心。
- USUMの教え技として、がむしゃら、ほのおのパンチ、かみなりパンチを獲得。だが、単タイプである上に元の火力も耐久も微妙なので、それらの技はそれほど浸透していない。
- たそがれのすがた
- PGLレーティングバトル統計データからは、USUMリーグシングルバトルではアクセルロック、ステルスロック、がむしゃら、ドリルライナーが主流技構成であるとうかがえる。性格はようきが、持ち物はきあいのタスキがメイン。
第八世代
『鎧の孤島』配信に伴い解禁。
- リベロエースバーンの対策としてこだわりハチマキを持たせたアクセルロック型が注目された。こだわりハチマキを持たせたいじっぱりたそがれルガルガンのかたいツメ込みのアクセルロックは防御に4振りのエースバーンに最低乱数で109.6%のダメージ。
一般的な育成論
3つの姿それぞれで種族値が異なるが、どの姿も物理アタッカーとしての種族値を持つ。しかし、サブウェポンは多いというわけでなく、またいわタイプ単体のため弱点が多い。基本は主力技と専用技を活かして戦うのが無難。
ルガルガンZを持たせれば、ストーンエッジをZワザラジアルエッジストームに変化させられる。変化しているフィールドの効果を消すことができる。
まひるのすがた
種族値は攻撃と素早さが高く、基本は高速物理アタッカー。まひるのすがたでのみ覚えられる技はでんこうせっか、ファストガード。
攻撃技はストーンエッジを軸に、アクセルロック、かわらわり、かみくだく、ふいうちなど。ほのおのキバとかみなりのキバも覚えられるが、どちらも4倍弱点や岩半減の弱点狙いというピンポイントになる。
変化技はステルスロック、つるぎのまいなど。耐久が低く、サポートなしではあまり積むことができない。ダブルバトルなら先制技を読んでファストガードも積極的に使っていきたい。
特性は目的に合わせて選択するとよい。相手の回避率に関係なく、特にちいさくなるを使ってくる相手に攻撃を当てたいのであればするどいめ、すなあらし下で素早さと特殊耐久を上げたいのであればすなかき、こだわりスカーフ持ちやマニューラらにひるみにされ何も行動できなくなるのを防ぎたいのであればふくつのこころを選択する。
持ち物は安全行動をとるためのきあいのタスキや、主力技の威力を高めるイワZなど。耐久を捨てるならいのちのたまでもよい。
まよなかのすがた
まひるのすがたに比べ素早さは大きく落ちるが、その分耐久が上がっている。しかしお世辞に耐久が高いとは言えないので、こちらもアタッカーとしての育成が望ましい。
まよなかのすがたでのみ覚えられる技はきしかいせい。
強力な特性のノーガードを持つ。こちら側としてはストーンエッジが必中になるぐらいしか目立った恩恵はないが、強力な技なので命中不安が消えるのはありがたい。ただし相手の技も必中になるため状態異常や一撃必殺技には注意すること。ノーガードは隠れ特性なので、持っていないなら一定ターン行動できなくなるねむり状態を防ぐやるきもあり。
ノーガードを活かすなら、いわタイプミラーになった時のアイアンテールや、かくとうタイプ対策のしねんのずつき、多くの敵に対応しやすいメガトンキックなど、命中は低いが威力の高いわざを覚えさせたい。
攻撃技はまひるのすがたとあまり変わらない。強いて言えばきあいのタスキを持たせてカウンター、その後のきしかいせいを狙えるぐらい。アクセルロックとでんこうせっかを覚えないため、先制技はふいうち一本になる。HPに努力値を振っておけばきあいのタスキ+カウンターのダメージが大きくなるため体力の高い相手に有効。
変化技は低くなったすばやさを補いたければロックカット。その他にはつるぎのまい、耐久を活かすならビルドアップか。
二本足で立つことができる性質上、覚えられる教え技はまひるのすがた、たそがれのすがたと比べかなり多い。ただし、ドリルライナーを取得できない点には注意すること(同じじめんタイプのじだんだは取得可能)。
たそがれのすがた
ウルトラサン・ウルトラムーン以降で見られる姿。まひるのすがたに比べると素早さが少し低めだが、攻撃はこの姿が一番高い(実際にはまひるのすがたの素早さ種族値から引かれた2が攻撃種族値に加えられている)。
たそがれのすがたでのみ覚えられる技はあばれる。
接触技の威力が上がるかたいツメを専用特性として持っており、教え技によっては火力や範囲が増強される。ドリルライナーやアイアンヘッド、遺伝技としてほのおのキバを覚えさせておくとベストだろう。また、アクセルロックとカウンターを両方覚える上、特性によってアクセルロックの威力も向上するため、覚えさせておいて損はない。ただし、枠が埋まり切らないため、どういうコンセプトで行くか考えて技を選択しよう。