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ゲームフリーク

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この項目「ゲームフリーク」はウィキペディアにも存在しています。
このページではゲームメーカーのゲームフリークについて解説しています。第五世代第七世代に登場するトレーナーについてはゲームフリーク (トレーナー)を参照してください。

株式会社ゲームフリーク(かぶしきがいしゃ - )とは、主にポケットモンスターシリーズの製作を手掛けている、ゲームメーカー。代表取締役は田尻智

概要

主にポケットモンスターシリーズの開発を行う。特にそのポケットモンスターシリーズの中でもRPGシリーズを多く手掛けている。任天堂などからゲーム開発に関わる資料を貰い、ポケモン以外のゲームを製作することもある。まれにポケモンカードゲームのイラストも手がける。

沿革

会社設立まで

1983年、田尻智がミニコミ誌『ゲームフリーク』を創刊、下北沢のマンションの一室で制作を行っていた[1]

田尻は高専卒業後、ゲームライターとして活動し、それで得た資金を元に1987年に、杉森建らとゲーム『クインティ』の開発を始める。1989年6月27日に発売された同作は開発機材から自作された世界初のインディーズファミコンソフトであり、ヒットを収めた[2]

『ポケットモンスター 赤・緑』

『クインティ』の発売と前後する1989年4月26日、株式会社ゲームフリークが設立された。これまで田尻らと親交を深めていた増田順一が6月に入社[2]

『クインティ』に次ぐ2作目『ジェリーボーイ』の発売は1991年9月13日であったが、それ以前の1990年、現在のポケットモンスターの原形となる企画『CAPSULE MONSTERS』が始動する[2]。この企画が『ポケットモンスター 赤・緑』として結実する1996年までの6年間、横井軍平からの依頼で作られた『ヨッシーのたまご』や『パルスマン』など様々なジャンルのゲームを制作し、収益を得て会社を存続させるとともに、ゲーム制作のノウハウを積み重ねていった。

『ポケットモンスター 赤・緑』は通信交換通信対戦という新たなゲームデザインと大規模なメディアミックス戦略によって爆発的ヒットを収めた[3]。その後もマイナーチェンジ作品の『ポケットモンスター 青』や『ポケットモンスター ピカチュウ』を制作。1998年9月28日には『赤・緑』がアメリカで発売され、海外展開の第一歩となった。

ポケットモンスターシリーズへの注力

1999年11月21日に発売された『ポケットモンスター 金・銀』の発売以降、海外での人気の高まりを受け、任天堂から次の作品を作って欲しいと依頼されていた[4]。このときの社内規模では他の作品の開発が不可能であり、しばらくはポケットモンスターシリーズの開発が続くこととなる。「金銀以降はダウントレンド」という世間の反応にも負けることなく、2000年マイナーチェンジ作品『ポケットモンスター クリスタルバージョン』の後、2002年、第三世代にあたる『ポケットモンスター ルビー・サファイア』、2004年『ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン』『ポケットモンスター エメラルド』を制作。

2005年には、1999年1月の『クリックメディック』より6年ぶりとなるポケットモンスターシリーズ以外の作品であり、原点であるアクションゲームとして『スクリューブレイカー 轟振どりるれろ』を制作した[5]

2007年、下北沢から三軒茶屋にある現在のオフィスに移転[5]。2006〜2009年にかけて第四世代にあたる『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』『ポケットモンスター プラチナ』『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』を制作。

ギアプロジェクト

2010年、「ギアプロジェクト」と呼ばれるプロジェクトが始動。これは、社員が企画の提案を行い、最大6ヶ月のテスト期間で試験的に制作し、この期間中に認められると開発一部の正式プロジェクトに格上げされて開発が行われる、というものである[6]。これにより、ポケットモンスターシリーズ以外の作品の制作が復活した。2012年9月5日にはこの第1段作品となる『リズムハンター ハーモナイト』が配信開始され、その後も初のセルフパブリッシングタイトル『ソリティ馬』、『TEMBO THE BADASS ELEPHANT』などが開発されている。新規IPの創設だけでなく、少人数のプロジェクトでの体験によって社員のステップアップも期待されている[6]

このプロジェクトの始動に伴い、開発部が開発一部(新規IP創設)と開発二部(ポケットモンスターシリーズ)、開発本部に分かれている。

第五世代以降のポケットモンスターシリーズ

2010年以降、ポケットモンスターシリーズでは、2010〜2012年に第五世代ポケットモンスター ブラック・ホワイト』『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2』が制作された。『ブラック2・ホワイト2』と同時に配信された『ポケモンARサーチャー』は初のゲームフリークが開発した、「ポケットモンスターシリーズ」以外のポケモン関連作品である。

2013〜2014年、第六世代の『ポケットモンスター X・Y』『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』が発売される。関連ソフト『ポケモンバンク』『ポケムーバー』の開発も手がけている。

2016〜2017年、第七世代の『ポケットモンスター サン・ムーン』およびそのマイナーチェンジ作品『ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン』が発売される。2018年には『ポケモンクエスト』がNintendo Switchおよびスマートフォン向けアプリとして配信開始。

2018年11月9日、公式TwitterとYoutubeチャンネルを開設。ポケモン以外の開発タイトルのプロモーション・情報発信にも力を入れる[4]。11月16日には据置機としての機能を持つゲーム機に対する初のポケットモンスターシリーズとなる『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』を発売。

2019年冬には第八世代となる『ポケットモンスター ソード・シールド』を発売予定である。また、ギアプロジェクトの作品『GIGA WRECKER ALT.』『TOWN(仮称)』の開発も進んでいる[7]

著名な社員

インタビューに応じるなど、社員として公式に露出している人物を挙げる。

田尻智
創業者。代表取締役社長。
杉森建
創業時メンバー。常務取締役。イラストレーター、デザイナー。
増田順一
1987年入社。取締役開発部長を経て常務取締役(2019年5月時点)[1]。サウンドクリエイターだが、プログラム、シナリオ、デザインにも参加。
斉藤優史(さいとう まさふみ)
2006年入社、開発一部長(2019年5月時点)[8]。ポケットモンスターシリーズには『ハートゴールド・ソウルシルバー』からプランナーとして参加、『Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』ではプランニングセクションディレクターとして活躍[8]
大森滋
2001年入社、開発二部長(2019年5月時点)[8]。『オメガルビー・アルファサファイア』『ソード・シールド』ディレクター。
岩尾和昌
2008年入社、開発本部[8]。『ウルトラサン・ウルトラムーン』ディレクター。
海野隆雄
グラフィックデザイナー。『ブラック2・ホワイト2』ディレクター。
尾上将之(おのうえ まさゆき)
2010年入社、開発本部[8]。『ブラック2・ホワイト2』プログラマー。『GIGA WRECKER』ディレクター。
井部真那
グラフィックデザイナー。
一之瀬剛
1992年入社。作曲家。
小幡俊博(おばた としひろ)
1985年生まれ、栃木県出身。プログラマー[9]
佐藤仁美
ゲームデザイナー、作曲家。シナリオも手がける。
ジェイムス・ターナー
アートデザイナー。初のイギリス人社員。
谷博行
ゲームデザイナー。『サン・ムーン』からポケモンの開発に関わる[10]
田谷正夫(たや まさお)
プログラマー。Youtubeチャンネルの司会を務める。
西野弘二
ゲームデザイナー。『赤・緑』から参加。
松宮稔展
シナリオライター。
森本茂樹
創設期メンバー。プログラマー。『ブラック・ホワイト』以降ゲーム中に「ゲームフリークのモリモト」として登場。
吉田宏信
グラフィックデザイナー。カード「おしえテレビのおにいさん」のイラストに実写として登場。
李ヒョンジョン
デザイナー。初の韓国人社員。
渡辺哲也
プログラマー。『赤・緑』から参加。

過去の社員

大村祐介
グラフィックデザイナー。『ブラック・ホワイト』の人物デザインを手がけた。現在フリーランス。
景山将太
作曲家。2013年12月退社、独立。
北風友裕
グラフィックデザイナー。
とみさわ昭仁
シナリオライター。
西田敦子(にしだあつこ)
グラフィックデザイナー。ピカチュウのデザインを手がけた。
藤原基史
創設期メンバー。グラフィックデザイナー。現在フリーランス[11]

所属不明

太田健程
プログラマー。『エメラルド』以降参加作品なし。
江尾可奈子
キャラクターデザイナー。『ハートゴールド・ソウルシルバー』以降参加作品なし。
河内丸武史
ゲームデザイナー。『プラチナ』ディレクター。『サン・ムーン』以降参加作品なし。
野原悟史
プログラマー、作曲家。『ハートゴールド・ソウルシルバー』以降参加作品なし。

作品

ポケットモンスター関連のみ挙げる。発売・配信年月日は日本でのもの。その他の作品については、ウィキペディアの記事ゲームフリークを参照。

年月日 タイトル
1996.02.27 ポケットモンスター 赤・緑
1996.10.15 ポケットモンスター 青(限定)
1998.09.12 ポケットモンスター ピカチュウ
1999.10.10 ポケットモンスター 青(一般)
1999.11.21 ポケットモンスター 金・銀
2000.12.14 ポケットモンスター クリスタルバージョン
2002.11.21 ポケットモンスター ルビー・サファイア
2004.01.29 ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン
2004.09.16 ポケットモンスター エメラルド
2006.09.28 ポケットモンスター ダイヤモンド・パール
2008.09.13 ポケットモンスター プラチナ
2009.09.12 ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー
2010.09.18 ポケットモンスター ブラック・ホワイト
2012.06.23 ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2
2012.06.23 ポケモンARサーチャー
2013.10.12 ポケットモンスター X・Y
2012.12.25 ポケモンバンクポケムーバー
2014.11.21 ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア
2016.11.18 ポケットモンスター サン・ムーン
2017.11.17 ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン
2018.05.30 ポケモンクエスト (Switch)
2018.06.27 ポケモンクエスト (iOS・Android)
2018.11.16 ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ
2019冬予定 ポケットモンスター ソード・シールド

ゲーム中におけるゲームフリーク

タマムシシティタマムシマンションに本社らしき物がある。ハートゴールド・ソウルシルバーではバッジを全て集めた後GBプレイヤーがもらえる。

ルビー・サファイアエメラルドでは、ミナモシティみんしゅくモナミに旅行に来ている。

ダイヤモンド・パールプラチナでは、リッシこのほとりにある家にゲームディレクターがおり、図鑑を完成させると表彰してくれる。

第五世代ではヒウンシティのヒウンストリートに支社らしき物があり、ゾロアのずかんを見せてもらえる。また、モリモトと1日1回バトルができる。ブラック2・ホワイト2ではニシノとも対戦できる。ちなみにこの支社は、実際のゲームフリーク(世田谷区太子堂のキャロットタワー)と同じく、ビルの22階にある。

サン・ムーンでは、カンタイシティの黒いビルの2階に支社らしき物があり、メレメレ図鑑アーカラ図鑑ウラウラ図鑑ポニ図鑑の完成度に応じてディレクターがトレーナーパスにスタンプを押してくれるほか、アローラ図鑑を全て完成させるとひかるおまもりが貰える。また、殿堂入り後はモリモトと1日1回バトルができる。

ウルトラサン・ウルトラムーンでは上記サン・ムーンでのイベントは共通しているが、モリモトの近くにいる半そで短パンの人に第二世代バーチャルコンソールから連れてきたポケモンを見せると、ぼんぐりで作ったボールが1セットもらえる。その他モリモトから主に第一世代・第二世代のポケモンを連れていると、そのポケモンの説明を聞ける。殿堂入り後はモリモトとイワオと1日1回タッグバトルができる。

YouTube公式チャンネル

2018年11月8日に開設。「ゲームフリーク ひみつきち」という名称も使用されている。社外のお笑い芸人と社員の田谷正夫が進行を務め、社内ゲストを呼んで様々な企画に挑戦する形式の動画が多い。イラストメイキング動画では海野隆雄が聞き手を務める。

番号 タイトル 芸人 ゲスト 内容
1 ポケモン 開発者と企画会議! なおよし 増田順一 動画の企画会議
2 発売記念『ポケモン ピカ・ブイ』を増田 順一とプレイ!:前編 『Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』のプレイ
3 発売記念『ポケモン ピカ・ブイ』を増田 順一とプレイ!:後編
4 チャンネルアートを賭けてスマブラ対決 初代スマブラでの対戦
5 『ポケモン 赤・緑』発売前の年賀状デザイン公開!オリジナル年賀状大公開スペシャル マイペース 海野隆雄 年賀状紹介
6 番組オリジナルキャラ公開 番組オリジナルキャラクター「ひみつちゃん」紹介
7 打倒森本!『ポケモン ピカ・ブイ』バトル 森本茂樹 『Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』での対戦
8 ボードゲーム『キャプテン・リノ』で森本さんと対決! ボードゲーム『キャプテン・リノ』での対戦
9 イラストメイキング第一弾 杉森建 × パルスマン なし 杉森建 イラストメイキング(パルスマン)
10 世間を騒がせた幻のポケモン「ミュウ」の誕生秘話! マイペース 森本茂樹 ミュウ誕生秘話
11 イラストメイキング第二弾 ジェイムス・ターナー × ハーモナイト なし ジェイムス・ターナー イラストメイキング(テンポくん)
12 『クラッシュアイスゲーム』で森本さんと対決! マイペース 森本茂樹 ボードゲーム『クラッシュアイスゲーム』での対戦
13 イラストメイキング 第三弾 吉田宏信 × スクリューブレイカー 轟振どりるれろ なし 吉田宏信 イラストメイキング(くるり)
14 『ポケモン』新バトルルールを考えてみた マイペース 森本茂樹 ポケモンバトルの新ルール考案
15 イラストメイキング第四弾 杉森建 × クインティ なし 杉森建 イラストメイキング(クインティ)
16 『私の世界の見方』で森本さんと対決! マイペース 森本茂樹 ボードゲーム『私の世界の見方』での対決
17 イラストメイキング第五弾 ジェイムス・ターナー × TEMBO THE BADASS ELEPHANT なし ジェイムス・ターナー イラストメイキング(テンボ)
18 杉森建 × パルスマン イラストメイキング フォーカスver 杉森建 #9の作成画面にフォーカスした版
19 『ソリティ馬』開発者とプレイ! なおよし 小幡俊博・一之瀬剛 『ソリティ馬』のプレイ
20 『ソリティ馬』で「GⅠ」に挑む!
21 ゲームクリエイター座談会①『ソリティ馬』 座談会
22 ゲームクリエイター座談会②『ソリティ馬』
23 ゲームクリエイター座談会③『ソリティ馬』
24 ゲームフリーク30周年企画「マスダの部屋」 第一回 なし 増田順一・海野隆雄・谷博行 『クインティ』のプレイ
25 『ポケモン』愛あふれる女流棋士のお二人が遊びに来てくれました 香川愛生山口恵梨子・森本茂樹 ポケモンと将棋についてのトーク
26 ゲームフリーク30周年企画「マスダの部屋」 第二回 増田順一・海野隆雄・谷博行 『ヨッシーのたまご』のプレイ
27 女流棋士がバトルマスターの師匠に挑む!下剋上『ポケモン』バトル 香川愛生・山口恵梨子・森本茂樹 『ウルトラサン・ウルトラムーン』での対戦

脚注

  1. 1.0 1.1 「特集 ゲームフリーク 30年の歴史」『週刊ファミ通』2019年5月23日号、Gzブレイン、2019年、82頁。
  2. 2.0 2.1 2.2 「特集 ゲームフリーク 30年の歴史」『週刊ファミ通』2019年5月23日号、Gzブレイン、2019年、83頁。
  3. 「特集 ゲームフリーク 30年の歴史」『週刊ファミ通』2019年5月23日号、Gzブレイン、2019年、73頁。
  4. 4.0 4.1 「特集 ゲームフリーク 30年の歴史」『週刊ファミ通』2019年5月23日号、Gzブレイン、2019年、85頁。
  5. 5.0 5.1 「特集 ゲームフリーク 30年の歴史」『週刊ファミ通』2019年5月23日号、Gzブレイン、2019年、75頁。
  6. 6.0 6.1 「特集 ゲームフリーク 30年の歴史」『週刊ファミ通』2019年5月23日号、Gzブレイン、2019年、79頁。
  7. 「特集 ゲームフリーク 30年の歴史」『週刊ファミ通』2019年5月23日号、Gzブレイン、2019年、87頁。
  8. 8.0 8.1 8.2 8.3 8.4 「特集 ゲームフリーク 30年の歴史」『週刊ファミ通』2019年5月23日号、Gzブレイン、2019年、78頁。
  9. ゲームフリーク公式さんのツイート
  10. 【公式】ゲームフリーク30周年企画「マスダの部屋」 第一回【#ゲームフリーク ひみつきち#24】 - YouTube
  11. My151キャンペーン イラストレーター紹介

外部リンク