チャンピオン
チャンピオンは、ポケモンリーグ、またはブルベリーグの頂点に立つポケモントレーナー。
ポケモンリーグチャンピオン
ポケモンリーグで全ての四天王に勝利したトレーナーが挑戦できる。例外として、ガラル地方では四天王が存在せず、チャンピオンカップで優勝したトレーナーが挑戦できる。チャンピオンに勝利したトレーナーは新たなチャンピオンとなり、殿堂入りとして記録される[1]。
『オメガルビー・アルファサファイア』以前の作品では、主人公が殿堂入りしてもチャンピオンは交代せず、何度でもポケモンリーグでチャンピオンに挑戦できる。殿堂入り後のイベントで主人公がチャンピオンとして扱われることはある。
『サン・ムーン・ウルトラサン・ウルトラムーン』『Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』では、殿堂入りすると主人公がチャンピオンとなる。殿堂入り後にポケモンリーグに挑戦した場合、四天王に勝利した後、チャンピオンとして挑戦者と勝負する。『ソード・シールド』では、チャンピオンマッチでダンデに勝利すると主人公が新たなチャンピオンとなり、街のNPCなどからもチャンピオンとして扱われる。
チャンピオンランク
パルデア地方では、8つのポケモンジムを制覇した上でチャンピオンテストに合格した者がポケモンリーグから「チャンピオンランク」に認められる。年齢制限や人数制限は存在せず、複数のチャンピオンが存在する。チャンピオンランクはポケモン勝負のプロ級であり、ポケモントレーナーたちの憧れとなっている。
『スカーレット・バイオレット』の作中においては、チャンピオンランクとしてネモとオモダカが認められている。このうち、オモダカはチャンピオンランクの中で最も実力ある「トップチャンピオン」として君臨し、ポケモンリーグの運営やアカデミーの理事長、チャンピオンテストの審査など多岐にわたり活動している。
ブルベリーグチャンピオン
イッシュ地方のブルーベリー学園では、学園独自のポケモン勝負のランク制度である「ブルベリーグ」のランク1位が「ブルベリーグチャンピオン」となる。リーグ部の部長は原則チャンピオンが務める。
カキツバタはランク1位だったとき、部長に就任したくなかったためチャンピオンを名乗らなかったが、スグリや主人公はランク1位になると同時にチャンピオンとなった。
チャンピオン一覧
リーグ | チャンピオン | 複数使用するタイプ | |
---|---|---|---|
ポケモンリーグ | カントー地方[2] | ライバル赤緑青ピFRLG | - |
ワタル金銀クHGSS | ドラゴン(3〜4匹) | ||
ライバルLPLE | - | ||
ホウエン地方 | ダイゴRSORAS | はがね(3匹)・いわ(3匹) | |
ミクリE | みず(6匹) | ||
シンオウ地方 | シロナ | - | |
イッシュ地方 | アデクBW | むし(3匹) | |
アイリスB2W2 | ドラゴン(3匹) | ||
カロス地方 | カルネ | - | |
アローラ地方 | 不在→主人公 | - | |
ガラル地方 | ダンデ | - | |
パルデア地方 | オモダカ(トップ) | - | |
ネモ | - | ||
ブルベリーグ | スグリ | - |
賞金の倍率
- 赤・緑・青・ピカチュウ : 99
- 金・銀・クリスタルバージョン : 100
- ルビー・サファイア・エメラルド : 200
- ファイアレッド・リーフグリーン : 100
- ダイヤモンド・パール・プラチナ・ハートゴールド・ソウルシルバー : 200
- ブラック・ホワイト・ブラック2・ホワイト2 : 200
- X・Y : 240
- オメガルビー・アルファサファイア : 200
- Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ : 240
- ソード・シールド : 240
備考
- 初戦時のポケモンの平均レベルはソフトによってまちまちである。最も高い平均レベルはカルネで65.5、最も低い平均レベルは金・銀・クリスタルのワタルで46.7。
- 『赤・緑・青・ピカチュウ』では「ライバルが主人公よりも先に四天王を倒しチャンピオンになったため、チャンピオンになるには現チャンピオンのライバルに勝利しなければならない」という理由により、ワタルを倒した後にライバルとの勝負になる。
- 四天王の間の入り口横に立っているNPCは「四天王4人に続けて挑むルール」と説明しており、ライバルの存在はいわば隠しボスのような存在にとなっている。
- 『Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』では、それまで全ての四天王に勝利したトレーナーをチャンピオンとして記録していただけであったが、四天王に勝利したトレーナーを待ち構えるチャンピオンを正式に置くことになったという設定が加えられた。主人公よりも先にライバルがチャンピオンとなったため、四天王の次に戦うことになると説明される。
- 世界観設定として、本来なら常任のチャンピオンがいると取れる要素はない。ポケットモンスター THE ORIGINではワタルに勝利したレッドがそのままチャンピオンになれると思っていたという描写がある。ポケモンジェネレーションズでもライバルが四天王全員に勝ってそのままチャンピオンの座についている。
- 『赤・緑・青・ピカチュウ』のチャンピオン戦では設定に関係なく「せんとうアニメ」が強制的に「じっくり みる」状態になる。
- 『X・Y』『オメガルビー・アルファサファイア』のチャンピオン戦ではメガシンカを使用すると必ず主人公のカットインが入る。
- 『サン・ムーン・ウルトラサン・ウルトラムーン』では、ストーリー中でポケモンリーグが設立されるため、初めはチャンピオンがいない。そのため、1回目はククイ博士SM / ハウUSUMと戦い、勝利して主人公がチャンピオンに就任する事になる。
各言語版での名称
|
|
脚注
- ↑ 『ソード・シールド』ではガラル チャンプリボン、『スカーレット・バイオレット』ではパルデア チャンプリボンの説明文でのみ「殿堂入り」という言葉が登場する。
- ↑ ワタルがジョウト地方のチャンピオンとして扱われる場合もある。例:『ポケットモンスターブラック2・ホワイト2』に、2つの特別なトーナメントを配信!!(2012年7月14日) - ポケットモンスターオフィシャルサイト、2013年6月23日時点のアーカイブ