ポケモンWikiでは記事の投稿、加筆、検証、修正等参加、協力してくださる方を必要としています。方法や詳細はポケモンWikiに投稿するにはをご覧ください。

サメハダー/対戦

提供:ポケモンWiki
ナビゲーションに移動検索に移動
ポケモンWikiは対戦情報サイトではありませんサメハダーの詳しい対戦考察や育成論は、以下のようなサイトでも取り扱っています。
ポケモン徹底攻略
ポケモン育成考察Wiki
外部サイトの安全性・正確性・合法性等あらゆる点については、何ら保証しません。

このページは、サメハダーの対戦での扱い、および育成論を記述するところである。メガサメハダーについても記述する。

サメハダーの歴史

第三世代

当時はみずタイプあくタイプの攻撃技が特殊技扱いであったので、高い攻撃は完全に宝の持ち腐れであった(特攻もずば抜けてはいないものの、高めではあるのだが)。

第四世代

技の分類の仕様変更で、ようやくタイプ一致の物理技を獲得。しかし、この世代で獲得したみずタイプの物理技は最高威力がたきのぼりの80止まりであり、サブウエポンとなる物理技もこおりのキバがあるとは言え威力不安が目立っていた。 そのため、物理型にするよりも ハイドロポンプれいとうビームを採用して特殊型にした方が強いという状況であった。一応きあいのタスキというアイテムにより出落ちを防げるだけの強化はされた。

第五世代

隠れ特性としてかそくを獲得。ようやく実戦でもそれなりに使えるようになった。かそくはたきのぼりとの相性が良いため、物理型としての道が開けた。といっても、この世代ではむしタイプやくさタイプがこれまでにない大幅強化を受けたため、立場は第四世代よりも悪くなった。

第六世代

みちづれをタマゴ技として獲得。しかしこの世代のトップメタであったファイアローにはたとえファイアロー側が無補正であってもブレイブバードで確定1発であっため、環境的には向かい風であった。しかしORASメガシンカを獲得するとメガシンカ後は最低限の耐久性能を発揮することができ、ようやく活躍のチャンスを掴んだ。特にORAS発売以前はサメハダーに苦杯をなめさせていた相手であったファイアローには一矢報いることができるようになった。それでも最速メガバシャーモと準速メガサメハダーが共に先発でかちあうと、共に1ターン目をまもるで凌いでメガシンカ後の素早さが参照されるようにするという前提においてはどうやっても抜くことができない。PGL統計データを見ると、技構成はたきのぼり、れいとうビーム、まもる、かみくだくorあくのはどうがテンプレであると推測でき、技スペースを1つ削ってみちづれを入れるケースもそれなりにあった。性格は火力を出すためのいじっぱりorひかえめが主流であったことがうかがえる。メガシンカしても耐久面では油断がならないので、メガシンカ獲得後もORASリーグの統計データを総合的に見て、きあいのタスキの採用率がサメハダナイトを明確に下回る事態になったとは言えない。

第七世代

タマゴ技としてサイコファングを獲得。ファイアローの弱体化でかそくが通用しない天敵は実質1つ減ったが、カプの登場などフェアリータイプの普及によって第六世代より弱体化。さらにミミッキュを対面次第で倒せるメガギャラドスと異なりサメハダーはミミッキュに有効な技や特性をこれと云って持たないため、サメハダーはギャラドスに見劣りする面が目立つようになった。

ウルトラサン・ウルトラムーンに入ると、おしえわざでアクアブレイクを獲得。たきのぼりより微妙に威力が高いのでこちらを採用する人も出てきた。USUMリーグシングルバトルでは、ORASリーグでの使用率1位常連であったガブリアスがベスト30ギリギリまで使用率が落ち込んだこと、同リーグで使用率2位、3位が定位置であったゲンガーが10位台半ばまで落ち着いたこと、物理偏重の環境ではなくなったことから、れいとうビームあくのはどうを採用した特殊型は廃れた。かわりにHP特防に厚く努力値を振ったメガボーマンダ対策のこおりのキバメガメタグロス対策のかみくだくを採用した物理型が主流化。いじっぱりメガサメハダーの素早さ程度では1段階素早さのランク補正が上がった程度では安心し切れないため、まもるとみがわりの同時採用で2段階以上上げることを目指す構成すら珍しくない。

第八世代

鎧の孤島』の配信に伴い解禁。

メガシンカを削除されて大幅弱体化。めざめるパワーもデータから消えており、単純な没収としてはいかりのまえばも含まれる。一方、クイックターンを獲得したため、殴ってすぐ引くことで低耐久を晒さずに立ち回ることもできるようになった。新規技としては他にダイビングインファイトを獲得している。特にインファイトはそれ以上下がっても影響がないほど耐久が低いサメハダーと好相性。

環境はダイマックスわざによるスリップダメージ発生とまもる貫通が蔓延するものであり、きあいのタスキとまもるに依存した型も大幅弱体化。元々極度の低耐久という事も相俟って、2連続まもるを成功させてもHP4振りのようき型に火力アイテムなしのようきミミッキュダイフェアリーを当てて確定2発と聞けば、その脆さが分かるだろう。極端な低耐久なので耐久が底上げされるダイマックスとの相性も悪い。先述の条件のミミッキュがいのちのたまを持てばやはり先程と同じ型のサメハダーがダイマックスによる耐久底上げ込みで確定1発。

如何にメガシンカZワザが無くなって最大火力が前世代よりデフレしたとはいえ、持ち物が事実上きあいのタスキ固定(有効に働く場面が少なくなったといってもこの耐久では持たざるを得ない)であり一致火力が控え目であるみず/あくの物理型で火力増強特性無しの攻撃の種族値120というのは寧ろ低い部類である。

一般的な育成論

攻撃が高い反面、耐久は著しく低く、弱点を突かれなくとも一撃で倒されることも多い。よってきあいのタスキはほぼ必須であると考えられる。特性さめはだは相手のきあいのタスキや特性がんじょうを潰せるのに適しており非常に便利。物理アタッカーとしての育成がメジャー。

攻撃技として先制技アクアジェットはほぼ必須。たきのぼりかみくだくじしんこおりのキバしねんのずつきなどが候補。

特攻もそれほど低くはないため、物理技のアクアジェットとは相性が悪いが、特殊アタッカーも奇襲性がある。特にハイドロポンプのほうがたきのぼりより威力は上である。あとはあくのはどうれいとうビームなどが候補に上がる。

隠れ特性かそくメガヤンマバシャーモなどと同じく1ターンだけまもるか何かで凌げば、微妙な素早さを補えるどころか大半のポケモンを抜くことができる。どの道攻撃を受けたら一撃で倒されてしまうことが多いので、先制攻撃で相手を倒し続けられるこの特性はサメハダーには利用価値が高い。

第六世代では遺伝技でみちづれを取得できるようになる。持ち物のきあいのタスキや隠れ特性かそくとの相性がよく、採用率はかなり高い。先制技に注意して扱うといいだろう。

メガサメハダー

メガシンカすることにより特性ががんじょうあごとなり、上昇した攻撃と相まってかみくだくやこおりのキバなどの火力が上昇する。メガシンカ前の特性はかそくにし、1回以上かそくを発動させてからメガシンカをするのが基本的な戦い方。防御や特防も上がり、上がる数値で言えば防御が1番高い。ただしそれでも耐久は高くないため、こだわりスカーフ持ちのアタッカーには特に気を付けたい。また、読まれて積み技の起点にされると危険であるほか、第七世代ではまもるでも防げないZワザに注意。耐久が低いので喰らうと倒されてしまう危険も十分にある。1:1交換に持ち込む場合は敢えてメガシンカさせず耐久の低い通常のサメハダーのままみちづれを打つというプレイングも取られる。

メイン技はたきのぼりかみくだく。 サブは、こおりのキバじしんしねんのずつき/サイコファングどくづきから選択となる。特に、こおりのキバサイコファングは、特性がんじょうあごの対象となるだけでなく、弱点対策としても使えるので、採用価値は高いだろう。