トゲデマル/対戦
ポケモンWikiは対戦情報サイトではありません。トゲデマルの詳しい対戦考察や育成論は、以下のようなサイトでも取り扱っています。 | |
ポケモン徹底攻略 | |
---|---|
ポケモン対戦考察まとめWiki | |
外部サイトの安全性・正確性・合法性等あらゆる点については、何ら保証しません。 |
このページは、トゲデマルの対戦での扱い、および育成論を記述するところである。
トゲデマルの歴史
第七世代
同時期に登場したヤレユータンと同じく、生まれながらにして技や特性がダブルバトルのサポート向けなポケモンであった。技はほっぺすりすり、ねこだまし、アンコール、そして特性はひらいしんとあらゆる手段を使って味方のサポートを行うことができた。WCS2017(アローラダブル)ではJCS2017オンライン予選ジュニアカテゴリ使用率27位、シニアカテゴリ27位、マスターカテゴリA日程25位、マスターカテゴリB日程16位、マスターカテゴリC日程16位、マスターカテゴリD日程14位、マスターカテゴリE日程18位を記録。
SM期の通常レギュレーションではそれほど目立たない存在であったが、砂ダメージ無効のがんじょう持ちということからUSUMでがむしゃらを獲得すればレベル1がんじょうループ要員やダブルバトルのサポーターとして開花するだろうと期待された。その期待通りUSUMの教え技としてがむしゃらを獲得。おまけにてだすけまで追加された。これにより、ツンデツンデとレベル1サポータートゲデマルのトリパコンビ「ツンデマル」が成立。USUMリーグシーズン7ダブルバトルでは使用率29位を記録。
WCS2019(GSダブル)ではひらいしん、ねこだまし、とんぼがえりを全て備えた起点作り役として活躍。主にひらいしんを活かしてカプ・コケコやゲンシカイオーガのかみなりに睨みを効かせることが仕事であり、先発でねこだましを放ってよし、後出しででんきを流してよしと、臨機応変であった。主流技はねこだまし、ほっぺすりすり、びりびりちくちく、とんぼがえりで、性格はようきが、持ち物はとつげきチョッキがメイン。JCS2019予選では使用率23位を記録、ライブ大会マスターカテゴリではベスト8進出者中2人が使用。ただ、WCS2019世界大会マスターカテゴリでは要警戒ポケモンのツンデツンデと四倍弱点が被りだいちのちからやめざめるパワー(じめん)などで包囲された結果、ベスト8に1体も残らなかった。ジュニアカテゴリベスト8にも残らなかった。一方、シニアカテゴリでは優勝者が使っており、決勝戦では2014年のパチリスを彷彿とさせるサポートに徹した活躍で話題になった。
第八世代
相方のツンデツンデがソード・シールド発売時点では不在(後に冠の雪原で復活)。しかもレベル1戦術はこの世代のランクバトルでは仕様上不可能である。そのため、特にダブルバトルでは大幅弱体化。
シーズン4にキョダイラプラスが解禁されると、ダブルバトルにおいてラプラスをひらいしんで守れるポケモンして需要を得た。
シングルバトルではチイラのみきしかいせい型が開発された。HPが最大値の4分の1以下になると発動するチイラのみはがんじょうと好相性である。なぜじゃくてんほけんではないかというと、等倍の攻撃で確定1発になることが多い耐久であり、じゃくてんほけんの発動機会がないまま倒れることも目立つためである。この場合、耐久の個体値はアーマーガア、パルシェンなどの有利に強く出られるようにすべての箇所を31にしておくのが吉。
一般的な育成論
高めのこうげきとすばやさを持つが、その他のステータスは低い。低耐久であることから、はがねとしての守備は期待できない。性格をようきやいじっぱりにして、物理アタッカーに育成すると良いだろう。努力値は、攻撃・素早さ・HPなどに振ると良い。
通常特性はてつのトゲとひらいしんであり、てつのトゲはきあいのタスキやマルチスケイルを潰すのに有効であり、ひらいしんはでんき技を無効にできるため、どちらも優秀な特性と言える。一方でいずれにも安定性には不安があり、特にひらいしんは自身のとくこうの低さから単にでんき技を吸収するためのものとされ、どちらかと言えばダブルバトル向き。隠れ特性はがんじょうであり、低耐久な自身との相性は良く、シングルバトルで採用するならこの特性がオススメ。
攻撃技の候補としては、びりびりちくちく、ほっぺすりすり、アイアンヘッド、しっぺがえし、どくづき、とんぼがえり、ねこだまし等が挙げられる。変化技の候補としては、でんじは、ニードルガード、アンコール等が挙げられる。
特にほっぺすりすりとびりびりちくちくで、いわゆるまひるみコンボが狙える。しかしいずれもでんき技であるためどうしてもじめんタイプを呼びやすい。前述のとんぼがえりやレッドカードなどで逃げたり退場させたりといった対策を取りたい(ふうせんはその場凌ぎでありじめんタイプそのものの対策をしている訳では無い)。また、がんじょうとドクZ、どくづきを持つ個体であれば、フェアリータイプを中心に、特に高い確率で出てくるカプ・コケコ、カプ・テテフ、カプ・ブルル、カプ・レヒレなどに攻守共に対抗しやすくなる。
サン・ムーンでは覚えるはがねタイプの技がジャイロボールのみで使いづらく、主力技はでんきタイプ頼みになることが多かったが、ウルトラサン・ウルトラムーンでは教え技としてアイアンヘッドやアイアンテールを取得できるようになった。そのほか、いかりのまえばも覚えるため突破用のサポート役にもなり、がんじょう+レッドカードのコンボとの相性も良い。
レベル1がんじょうループ型を育てるならココドラが覚えないねこだまし、ニードルガードは必須である。ねこだましはダブルバトルでトリパの始動役のサポートに有用であり、ニードルガードは相手のねこだまし対策に使える。最遅ツンデツンデを抜けるようにレベル4最速にした個体もあるが、ツンデツンデが素早さ妥協個体であることを考慮して、レベル5のHP個体値9以下で素早さ実数値20の最速個体を使うことも考えられる。HPの個体値を削るのはきのみジュース1回で回復できる最大値を勘案してのことである。