ケケンカニ/対戦
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このページは、ケケンカニの対戦での扱い、および育成論を記述するところである。
ケケンカニの歴史
第七世代
不遇な複合タイプであるタイプから使用率が伸び悩み、この世代で積極導入が為されたひこう、はがね、フェアリーに悉く弱いのが痛い。鈍足低耐久というのも使いづらさに拍車をかけている。それでも、アイスハンマーによって自ら素早さを下げられることからトリパに適性がある。また、一致抜群9は全ポケモン中最高の一致抜群範囲。相手の攻撃を耐え続けられるかどうかは別の話だが、ランドロス]とナットレイの両方に一致で抜群を取れる数少ないポケモンでもあった(通常レギュレーションでは他にニョロボンのみ)。
ダブルバトルではワイドガードサポーターを兼ねるいかりのツボエースとして一部で使用された。GSダブルでレックウザ、イベルタルに抜群を取れるトリパ要員として考察程度はされた。
PGLレーティングバトル統計データからは、SMリーグシングルバトルではアイスハンマー、インファイト、じしんが確定で、残りをクラブハンマー、いわなだれ、ストーンエッジ、がんせきふうじから選択、という状況であったとうかがえる。性格はいじっぱり、ゆうかんがメインで、特にゆうかんは4割から5割程度の割合と、トリパでの使用が目立ったと言える。特性はかいりきバサミ、てつのこぶしが半々程度。持ち物はきあいのタスキ、いのちのたま、ジメンZの搭載が目立った。
USUMの教え技としてかみなりパンチ、アイアンヘッド、ドレインパンチ、きあいパンチを獲得。このうちかみなりパンチは選択枠に入るようになった。
ダブルバトルでは味方のこのゆびとまれ持ちでレベル1ハギギシリのトリックルームをサポートし、その後くろいてっきゅうケケンカニに対してハギギシリがこおりのいぶきを当てていかりのつぼを発動する「ハギギシリケケンカニ」が一定数使われた。くろいてっきゅうケケンカニは最遅だと同じく最遅のコータスをトリックルーム状態下で抜くことができる。
一般的な育成論
唯一のかくとう・こおりタイプの組み合わせを持つが、相性の補完はいわタイプを等倍にできるだけでそこまで良いとは言えず、実質弱点タイプが六つもあるのが難点。種族値に関しても攻撃、HPは高いがその他が軒並み低く、足も遅く、上記の弱点タイプの多さも踏まえると使い道がかなり難しい。
特性はどれも有効で、てつのこぶしの恩恵を受けるわざは主力技でもばくれつパンチ、グロウパンチ、アイスハンマー、れいとうパンチといった強力なものが揃っている。いかくに対応するためにかいりきバサミを選ぶのもあり。いかりのつぼの場合、ダブルバトルでは特に有用で、こおりタイプの半減を活かせるため味方からこおりのいぶきを受けて発動というコンボが成立しやすいのがメリット。
メインはかくとう技の場合、てつのこぶしを活かすなら前述のようにばくれつパンチでもいいが、命中率がかなり不安である上にこんらんの自傷ダメージの確率も下がったため、実質的に威力が同じであるインファイトやばかぢからを覚えさせるのも手(アームハンマーは覚えないことに注意)。グロウパンチで攻撃をさらに強化するのも良い。こおり技はアイスハンマーまたはれいとうパンチ、サブウエポンとして進化前のマケンカニの時に覚えられるクラブハンマー(てつのこぶしの影響は受けない)や、技マシンでじしん、ストーンエッジ、がんせきふうじも候補。補助技はビルドアップやてっぺき程度。