ラランテス/対戦
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ラランテスの歴史
第七世代
SM期はソーラーブレードの火力ではカプ・ブルルのグラスメイカー発動無しの状況におけるウッドハンマーに及ばず、リーフストームの火力ではおなじくさ単タイプのジャローダの汎用性の高さに対抗できるだけの優位もあると言い難く、扱いに困るポケモンであった。素早さの種族値45は上からこだわりスカーフなどで動くにも下からトリックルームで動くにも向いていない中途半端な数値であった。
ところがUSUMの教え技としてばかぢから、はたきおとすを獲得すると、リーフストームとばかぢからで殴りながら、物理、特殊両方の火力を挙げることができるという唯一無二の個性の持ち主となった。ただ、実際のダブルバトル環境では流石に両刀型として成立するほどあまのじゃくの発動回数を稼ぐことは現実的でない。よって、攻撃と防御のランク補正を同時に上げることができるばかぢからを軸とした物理型がメイン。USUM期のダブルバトルでは味方のトリックルームによって下から動ける状況で火力を活かしてよし、倒し切れないと見たらはたきおとすで起点を作ってよし、あまのじゃくで積んでからきゅうけつで回復して居座ってよしというポケモンに生まれ変わった。
PGLレーティングバトル統計データからは、USUMリーグダブルバトルではばかぢから、リーフブレード、はたきおとす、まもるorきゅうけつが主流技構成であることが分かり、性格はゆうかんがメイン。持ち物はきゅうけつ軸のフルアタック耐久型として居座るための能力を高めるとつげきチョッキ、耐久に特化しつつ決め手を作るためのクサZ、あまのじゃくを積んで耐久が上がれば発動圏内で耐えることが容易である自身とシナジーを発揮するフィラのみが好まれた。いかくガオガエンの解禁後はラランテスが倒したポケモンランキング1位にガオガエンが各シーズンに挙がるようになったため、ガオガエンを仮想敵としていると言える。
WCS2018(全国ダブル)世界大会ではマスターカテゴリではベスト16に残らなかったが海外選手がラランテスを使用していたことが報告されている。
USUMリーグWCSルールGSダブルでは、いかく対策にもなりドーブルに上からキノコのほうしを浴びせられずに済むくさのトリパ向きあまのじゃくアタッカーということで、度々使用率30位以内に入るようになった。
第八世代
『鎧の孤島』の配信に伴い解禁。
はたきおとすを没収された。ばかぢからはダイマックス前に使わないとあまのじゃくで積めないがラランテス自体耐久性能に恵まれないためばかぢからを使うタイミングはシビア。
一般的な育成論
くさ単一タイプのポケモン。種族値は攻撃が比較的高く、防御と特防、次いで特攻も高めであるが、HPと素早さは低い。弱点がほのお、こおり、どく、ひこう、むしタイプとメジャーなものが多く、また鈍足なこともあり先手を取りやすいトリックルーム内での運用が好ましいだろう。
特性によって運用は異なる。リーフガードならリーフブレードや専用技ソーラーブレード、積み技つるぎのまいを中心に物理寄りの構成を、隠れ特性あまのじゃくならリーフストームやめざめるパワーを中心とした特殊寄りの構成にするとよい。相手の特性いかくを意識したい場合は、物理寄りの構成でもあまのじゃくの採用はありだが、つるぎのまいが使えないことは十分意識すること。
同じあまのじゃく+リーフストームのコンボを使えるジャローダには素早さで大きく負ける上、技範囲もより狭い。ただ特攻は勝っているので、トリックルーム内なら素でもジャローダに先制しなおかつ高い火力を叩き出すことが可能。トリックルームのサポート役が控えにいれば優位に立てる。
技はその他にもきゅうけつ、どくづき、かわらわりといった物理系を中心に覚え、補助ににほんばれなどがあげられる。
持ち物は特性リーフガード、ソーラーブレードを確実に採用するならパワフルハーブやクサZ、それ以外ならばオボンのみやいのちのたまなど。