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デンチュラ/対戦

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このページは、デンチュラの対戦での扱い、および育成論を記述するところである。

デンチュラの歴史

第五世代

広い技範囲、高い素早さを持つ反面、サブウエポンの火力はふいうちによる追加ダメージ必須レベルの水準であったため相手を選ぶ面はあった。

第六世代

ねばねばネットを獲得し、ほとんど攻撃一辺倒だった第五世代とは異なり起点型としての道が開けた一方、特殊技の多くやめざめるパワーの威力が減少した。それでも、エナジーボールの威力上方修正、むしのさざめき威力据え置きの上みがわり貫通効果追加など、トータルで言えば火力面では弱体化したとも言い切れない。ファイアローが登場したが、デンチュラ自体元々きあいのタスキが必須レベルであり、ファイアローがこだわりハチマキ型を主流としている都合上きあいのタスキで耐えた返しのかみなりで攻めれば勝機があるため、構成次第で何とかなるレベルではある。

PGLレーティングバトル統計データからは、ORASリーグシングルバトルではかみなりねばねばネットでんじはむしのさざめきという技構成が主流であったとうかがえ、性格は最速を意識したおくびょうが大半であった。持ち物は低耐久を補うきあいのタスキが、特性はふくがんがメインであった。

第七世代

同複合タイプをもつクワガノンが登場。特攻がデンチュラより圧倒的に高くエナジーボールまで覚えるが、あちらは鈍足である上にふゆう持ちであるためフィールドの恩恵にはあずかれず、こちらにはねばねばネットがあるため差別化は十分可能。

こだわりスカーフを持つポケモンが増えたため思わぬ相手に抜かれることがある。

USUMでタマゴわざとびかかるが追加された。

第八世代

依然としてバンギラスが環境に蔓延しており、さらに環境上位における不利としてドサイドンが追加された。また、素早さの種族値142を誇るドラパルトが環境を支配したため依然としてこだわりスカーフ型に不意を取られがちな状況となっている。むしウエポンが通りやすいサザンドラという有利が環境に追加されただけ救いはある。

この世代でもやはり確定ヒットのでんじはに加えてねばねばネットいとをはくで起点を作り、むしのさざめきでサザンドラを削る型が無難か。

一般的な育成論

貴重なむしでんきタイプのポケモン。でんきタイプの苦手なじめんタイプの技をむしタイプで、むしタイプが苦手なひこうタイプの技をでんきタイプでそれぞれ半減し等倍まで減らせる点は大きな長所。代わりにほのおタイプが弱点となる。

種族値は素早さが高く、その素早さはゴウカザルコバルオンテラキオンビリジオンケルディオと同じ。ついで特攻が高く他は並程度。特殊アタッカーとして育成することが基本になる。

メインウェポンはむしタイプではむしのさざめき一択。でんきタイプは特性がふくがんなら命中率が91%まで上がるかみなりきんちょうかんなら10まんボルトほうでんを採用したい。もちろん特性がきんちょうかんでも火力を求めたい場合はかみなりにしてもよい。この場合は雨パがおすすめ。あとは相手の素早さを確実に下げるエレキネットや、ダメージを与えた後で味方と交代できるボルトチェンジも候補。

サブウェポンは主にみずじめん複合タイプに有利なエナジーボールギガドレインや、ドラゴン対策のめざめるパワーこおり)、先制技のふいうちが主となる。

補助技は素早さを上げるこうそくいどう、相手の特性を消すいえき、相手が直前に使ってきた技を使えなくするかなしばり、相手をまひ状態にさせるでんじはなど。特にでんじはなど状態異常を誘う技の場合は特性がきんちょうかんならラムのみを封じて相手を状態異常にしたまま戦うことが可能となる。XY以降ならばねばねばネットも良い。

物理型は火力不足な上、特殊で負担を掛けるポケモンなので採用されない。